「60歳からの新・幸福論」(曽野綾子+田原総一朗+弘兼憲史ほか)に共感したこと【読書感想】
『60歳からの新・幸福論』(曽野綾子+田原総一朗+弘兼憲史+菊池和子ほか、宝島社)は、現在、高齢期の人生を生きる文化人・知識人13人に老後の生き方などの想いを聞いたインタビュー集でした。 皆さんの共通点として、60歳を大きく超えても現役として誇りをもって仕事を続けていること。60歳で定年退職した私とは状況が大きく異なるが、その中で、印象に残った言葉を以下にいくつか。 (曽野綾子)作家として書く仕事は(プロの)道楽。どれだけその仕事に時間をかけようとも、かけた時間の長さに比例してお金をもらうわけではない。家事でも、家の前の道を掃くことでも、その時その時に、精一杯のことをする。どんな仕事でもプロフ…
2022/02/28 08:17