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2022/02/17

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  • 初めてのメダカ飼育(その3):成魚も稚魚も元気に成長! 新たな気付きも!

    河原の草むらで捕まえたメダカ7匹の飼育を始めて2か月が経過(前回までのブログ:その1、その2)。 みんな元気に育っているのを毎日楽しく観賞しています・・・と言いたいところですが、、、 プラスチック製の水槽を日当たりの良いベランダに置いているためか、定期的に水の半分程度を入れ替えても直ぐに水が濃い緑色(グリーンウォーター)になってしまい、水槽の壁面にも緑色の付着物が広がり、数日で水槽内の視界が悪くなります。 今日は、水槽をしっかり洗って水もすべて入れ替えたことで、メダカの見栄えが良くなったので、記念に写真を撮りました。 グリーンウォーターも自然を感じることができて必ずしも悪くはない(メダカにとっ…

  • ナチスから逃れて屋根裏部屋で幼少期を過ごしたノーベル化学賞受賞者の話【読書感想】

    先週、図書館で借りた『これはあなたのもの 1943-ウクライナ』(ロアルド・ホフマン[著]、川島 慶子[訳])は、福井謙一氏と共に1981年にノーベル化学賞を受賞したユダヤ人である著者が、第二次世界大戦中の酷い経験や、当時のヨーロッパ各国の情勢の解説に続き、戦時中の自伝的要素を基に書いた戯曲を記した書籍であった。 著者は化学者であると同時に、詩人・劇作家。本書の内容は、化学に関する記述はなく、ユダヤ人としてナチスから逃れて屋根裏部屋で過ごした幼少期(1943-44年)の体験が主である。 著者の父親、祖父母4名のうち3名、叔母1名、叔父3名はナチスに殺されたが、著者と著者の母親は、良心のあるウク…

  • 定年退職後の家庭菜園(ベランダ栽培)初心者(その6):ミニトマト、ナス、リーフレタスはいずれも善戦!

    定年退職して初めて挑戦した「ミニトマト」、「ナス」、「リーフレタス」の家庭菜園(ベランダ栽培)。 ミニトマトとナスは4月27日に苗を植え、リーフレタス(レタスサラダミックスとサニーレタス)は5月12日に種を蒔いてベランダ栽培をしています。 今回は前回の報告(ミニトマトはこちら、ナスとリーフレタスはこちら)からの進捗を。 まずはミニトマト。 主枝は第七花房の花芽が出てきました。第一花房:7つの実が付き、4つ着色(前回報告までに3つの花は実を付けず)。真っ赤になった2つを摘み取り、おいしく頂きました。初めて育てたトマトの味に感激!!第二花房:7つの実が付き、1つ着色。第三花房:9つの実が成長中。第…

  • 定年退職後の家庭菜園(ベランダ栽培)初心者(その5):ナスはミニトマトより難しいかも?

    定年退職して初めて挑戦した「ミニトマト」、「ナス」、「リーフレタス」の家庭菜園(ベランダ栽培)。 今日は「ナス」と「リーフレタス」の進捗報告です。 ナスは、4月27日に9号サイズの鉢に苗を植え、支柱3本を使用して脇芽2つを伸ばす「3本仕立て」で育てています。 前回(5/28)のナスのブログ(こちら)では、一番最初の花が咲いてワクワクしていましたが、残念ながら5月31日にその花は落下し、実を付けることはありませんでした。さらに、その花の上部に付いていた2つ目の花芽の下の部分で主枝が折れてしまい、2つ目の花もダメになってしまいました。 主枝が伸びても適切に支柱に結ばなかったことや、ベランダの日当た…

  • 定年後の家庭菜園(ベランダ栽培)初心者(その4):ミニトマトの「2本仕立て」を「3本仕立て」に変更!

    定年退職して初めて挑戦を始めた「ミニトマト」、「ナス」、「リーフレタス」の家庭菜園(ベランダ栽培)。 今日は「ミニトマト」の進捗報告です。 ミニトマトは、4月27日に9号サイズの鉢に苗を植え、「2本仕立て」で育てています。 6月13日時点で、主枝の第一花房と第二花房に計10個以上もの実が付き、日に日に実が大きくなってきました。第一花房では、残念ながら3つの花に実が付きませんでしたが、その他の実は順調に育っています。そろそろ赤く色付いてくるのかと思うとワクワクしますね。 第一花房 第二花房 主枝では、第三花房と第四花房の花が咲きだし、第五花房の花芽も育っています。側枝では、第一花房に実が一つ、第…

  • 「ミニトマト」と「ナス」のベランダ栽培に初挑戦(その3):苗植え付けから1か月!「リーフレタス」も仲間入り!

    4月27日から始めた「ミニトマト」と「ナス」のベランダ栽培(過去のブログ:その1、その2)。 苗を植え付けてから1か月たち、どちらも元気に育っています。 ミニトマトは、できるだけ多くの実が得られるよう1番花のすぐ下のわき芽(側枝)を伸ばして「2本仕立て」で育てることとし、5月18日に2本目の支柱を立てました。 5月26日時点で、花房(花芽含む)が主枝に3つ、側枝に1つ。 主枝の第1花房では、6つの花が落ちて萼(がく)の中から小さな青い実が見えてきました。第2花房もいくつかかわいらしい花を咲かせています。 ナスは紫色の大きな花が咲きました。その上に花芽が1つ。10日ほど前に追肥をしたこともあって…

  • 初めてのメダカ飼育(その2):グリーンウォーターで水槽の視界は悪いが、繁殖に成功!

    河原の草むらで見つけたメダカの飼育を始めてはや2週間(前回のブログ: メダカ飼育を始めたら楽しくてやめられない! - 徒然ならざる定年後散策 )7匹とも元気に過ごしています。前回のブログからの飼育環境の変化は、河原から拾ってきた流木を加えて水槽の中が賑やかになったこと。石と流木のコンビネーションで作ったトンネルの中をメダカたちは楽しそうに泳いでいます。 ベランダの水槽を部屋から眺めることができるように、水槽を置く台として、コメリでフラワースタンド(幅45㎝:698円)を購入。それをレンガの上に置いて水槽を見やすい高さに調整して、リビングから窓越しにメダカの観賞を楽しんでいます。 ちょっと気にな…

  • 「ミニトマト」と「ナス」のベランダ栽培(その2):順調に育ってます!

    4月27日から始めた「ミニトマト」と「ナス」のベランダ栽培(過去のブログ:「ミニトマト」と「ナス」のベランダ栽培に初挑戦(その1))。 これまでやってることは、 土の表面が乾いたら、たっぷり水をやる(ミニトマト、ナス共通)。 支柱を立てて、茎を保定する(ミニトマト2か所、ナス1か所)。 葉の付け根から出る脇芽を摘む(ミニトマト)。 ミニトマトは主枝(茎)が日に日に伸びて、5月7日には花が3つ、5月16日には花が5つ咲きました。第二花房にも小さなつぼみがいくつか付き始め、立派に成長しています。 ナスはあまり成長が感じられませんが、購入時の写真を比較すると葉の数が増えてますね。 順調に育てば、どち…

  • メダカ飼育を始めたら楽しくてやめられない!

    先週からメダカの飼育を始めました。眺めているだけでとても楽しいし、癒しにもなります。 メダカ飼育のきっかけは、近所の河原を散歩していたときに、草むらの中に多くの小さなおたまじゃくしや、メダカが数匹泳いでいるのを見かけたこと。生き物が活発に動き出す季節になったんですね。 子供のころ、池や小川でフナやザリガニを捕まえて遊んでいたのを懐かしく思い出し、童心に帰ってメダカを捕まえて飼育してみようと、メダカの捕まえ方、飼育法、繁殖法を図書館の本とインターネットで調べてみました。 捕獲方法は2つ。たも網で捕まえる方法と、ペットボトル(2つに切断して上部を反対向きに差し込む)にパンくずを入れて仕掛けを作る方…

  • 「ミニトマト」と「ナス」のベランダ栽培に初挑戦(その1)

    先日、ホームセンターをぶらぶら眺めていたら、多種多様のかわいらしい花が並んだ棚の隣に、「トマトの苗」など野菜の苗がいくつも目に留まりました。 これまで家庭菜園には興味を持っていなかったのですが、定年退職し、コロナ禍で長期旅行も難しい状況の中、自宅で過ごす時間が増えたので、マンションでミニトマトを育てられないかという気持ちがふつふつと湧いてきました。 ネットや図書館の本で調べたら、初心者でも簡単にベランダで栽培できそうです。 そこで早速、ホームセンターで野菜栽培の話を聞いてみました。 要約すると、 ベランダ栽培の初心者には、「トマト」、「ピーマン」、「ナス」がお勧め。これらは簡単に育ち、多くの収…

  • 春は桜も良いが、野草の花々も愛らしい!

    先週は天気が良い日が多く、ほぼ毎日散歩して桜の花見を楽しんだ。 金沢城、兼六園、犀川河畔、浅ノ川河畔、奥卯辰山、樹木公園(石川県農林総合研究センター)の桜はどこも満開で見ごたえたっぷり。 金沢城 兼六園 犀川河畔 浅ノ川河畔 奥卯辰山 樹木公園 毎日昼間に散歩できるのは、定年退職者の特権。 もちろん花見の主役は桜。でも、脇役の野草の花々もあちこちに美しく、愛らしく咲き乱れ、特に犀川河川敷では大いに目を楽しませてくれた。 これまでは、春の野草と言えばタンポポ、つくし、クローバー(シロツメクサ)、菜の花、水仙くらい。すみれとレンゲソウの違いすら??。 それ以外の野草にはあまり興味はなかったが、今年…

  • 金沢で加賀の伝統芸能(加賀万歳と山中温泉芸妓)を堪能!

    4月2日(土)、3日(日)に金沢市で開催されたイベント「百万石まちなかめぐり さくら2022」に訪れ、加賀の伝統芸能(加賀万歳と山中温泉芸妓)を堪能した。 金沢は歴史のある、文化・芸術の街。石川県在住者として、このようなイベントを通して古くから伝わる伝統芸能に触れ、親しんでいくことを「定年退職後のセカンドライフ」の楽しみの一つに加えようと思っている。 「加賀万歳」 「加賀万歳」は金沢市の指定無形民族文化財。 前田利家が越中の府中(現在の越前市)を治めていたころ、領民が年頭祝賀に舞った「越前万歳」が、利家の金沢入城後に金沢城下で舞われたのがルーツとのこと。 ツッコミ役の武士「太夫(たゆう)」とボ…

  • 【証券投資関連】外貨建てMMF/外債の売買で気付いた節税対策(特定口座[源泉徴収あり]の落とし穴)!

    米国の利上げ政策や、ロシアのウクライナ侵攻などの影響のためか、このところ、円安が進んでますね。 そこで、妻が、証券会社で購入していた「外貨建てMMF」の一部を売却しました。その取引情報を確認すると、なぜか予想以上に課税(源泉徴収)されていました。ちょっと疑問を感じたので、過去の「取引履歴」や「特定口座年間取引報告書」を見直したところ、今回の課税が多かった原因とその対応策に気付きました。 節税に役立つ情報と思い、以下にまとめてみました。 今回売却した米ドルMMFは、購入時と売却時の為替はほとんど差がなかったのに、売却金額の20%程度が譲渡益(為替利益)とされていて、その譲渡益の20%が税金として…

  • セカンドライフで始めたピアノ【第5報】:「童謡で基本練習」に方針転換!

    定年退職後、セカンドライフとして始めた電子ピアノ。電子キーボードを購入して約1か月で童謡2曲(「故郷(ふるさと)」と「大きな古時計」)を両手で弾けるようになったのですが、その後3曲目「赤いスイトピー」(作曲:呉田軽穂(松任谷由実))で大苦戦です。 左手パートが2分音符メインの童謡では対応できたのですが、左手が4分音符になったとたん、何度やっても両手が思うように動きません。左手が和音の場合もなおさらです。ちょっと気分が落ち込んできて、モチベーションが急降下。 そこで、一旦「赤いスイトピー」の練習は中止し、基本に立ち帰って、左手のレベルアップを目的に、再び童謡を練習することにしました。 具体的には…

  • 「逆境を生きる」(城山三郎)で城山氏に興味深々!【読書感想】

    先週、図書館で借りてきた『逆境を生きる』(城山三郎、新潮社)は、福岡県立修猷館高校での著者の講演などをもとに構成された書籍であった。 城山氏は、「逆境に逆らうようにして生きた人たちが、周りの人たちを動かし、時代を切り開いていくふるまいに、人間の魅力の本質を感じる。」とのことで、その<人間の魅力>について語るのがこの本の主題であった。 本書では、多くの偉人や著名人が登場する。その中で、印象に残った方々を以下に抜粋した。 渋沢栄一: 日本最大の経済人で、近代日本の指導者の一人。『雄気堂々』という小説に書いた。 彼は、目の前にいる人に心のすべてを傾けて応対する。あらゆる機会を捉えて、受信し、吸収し、…

  • 40年ぶりに訪れたスキー場で良くも悪くも変わってたこと!今後も楽しむぞ!

    3月4日(金)、石川県のセイモアスキー場に行って2年ぶりのスキーを楽しんできました(昨年は新型コロナで自粛)。 この日は一日中快晴。絶好のスキー日和でゲレンデから眺める景色は最高でした。 スキー場に着くまでの道のりは、駐車場も含めてすべて除雪されていて、雪上を運転する必要がなく、快適にスキー場にたどり着くことができました。もちろんゲレンデの雪質は1~2月に比べれば良くないですが、春スキーは厳しい寒さや雪による不便を避けて、気軽に楽しむことができるのが特典。 今年は例年に比べて降雪が多かったため、ゲレンデに雪が多く残っていたのも良かったです。 セイモアスキー場はおよそ40年前、私が学生の頃に三浦…

  • 電気圧力鍋で料理に挑戦(第五弾):「ポトフ」は我が家のレパートリーの仲間入り!

    定年退職をきっかけに、電気圧力鍋を利用した料理を楽しんでいる(過去の圧力鍋ブログ:第一弾、第二弾、第三弾、第四弾)。 今回は新たに「ポトフ」に挑戦しました。 ポトフはフランスの家庭料理の一つ。我が家では初めての取り組みでした。そもそもレシピ(圧力鍋に同梱)に記載の「コンソメ顆粒」や「オリーブオイル」は、これまで我が家で使用したことがない調味料。新たに購入したので、調味料の棚が少々にぎやかになりました。 今までは、コンソメと聞けば「ポテトチップのコンソメ味」。確かにコンソメ顆粒の香りは、コンソメ味のお菓子の香りそのもので、とても食欲をそそります。そういえば、洋食レストランで提供されるコンソメスー…

  • 「60歳からの新・幸福論」(曽野綾子+田原総一朗+弘兼憲史ほか)に共感したこと【読書感想】

    『60歳からの新・幸福論』(曽野綾子+田原総一朗+弘兼憲史+菊池和子ほか、宝島社)は、現在、高齢期の人生を生きる文化人・知識人13人に老後の生き方などの想いを聞いたインタビュー集でした。 皆さんの共通点として、60歳を大きく超えても現役として誇りをもって仕事を続けていること。60歳で定年退職した私とは状況が大きく異なるが、その中で、印象に残った言葉を以下にいくつか。 (曽野綾子)作家として書く仕事は(プロの)道楽。どれだけその仕事に時間をかけようとも、かけた時間の長さに比例してお金をもらうわけではない。家事でも、家の前の道を掃くことでも、その時その時に、精一杯のことをする。どんな仕事でもプロフ…

  • 「ふるさと納税」の確定申告をやってみたら意外に楽だった!

    毎年「ふるさと納税」を行っているが、これまでは「ワンストップ特例制度」を利用していて、寄付金控除の確定申告をしたことはなかった。ところが昨年、誤って6つの自治体に寄付をしてしまい、「ワンストップ特例制度」が使用できなくなった。今年からは定年退職して無収入なので、人生最後の「ふるさと納税」と思い、色々な自治体に(返礼品を期待して)手を伸ばしすぎたことが失敗のもと。ということで、今回初めて「ふるさと納税」の確定申告をするために税務署に出向いた。自宅でもスマホやパソコンから「e-TAX」というシステムで確定申告できるらしいが、将来の年金生活で税務署にお世話になることも想定し、一度税務署の雰囲気を味わ…

  • 「読書をプロデュース」(角田陽一郎)を読んで参考になったこと、疑問・不思議!【読書感想】

    先週、『読書をプロデュース』(角田陽一郎、秀和システム)を読んだ。著者は東大を卒業後、TBSテレビに入社し、数多くの有名なバラエティー番組を担当。入社後22年で退社し、「いろいろやる」という意味で「バラエティープロデューサー」と名乗って、出版や講演などさまざまな活動をしているとのこと。 まず、この本を読んで参考になった言葉。 想像力は、人生に必要な「思いやり」をつくる。(補足:読書は時空を超えた仮想体験。想像力を養うことができる。) ムダや遠回りや失敗や、時にはイヤなことを含めて経験・体験・後悔することが、その人の人生の幅と深さをつくる。(補足:好き嫌いを判断する前に、まずは知ってみる。「高尚…

  • ブログポータルサイト「にほんブログ村」に参加登録して感じたこと(モチベーション・ランキング化)!

    先週、登録者数約100万人のブログポータルサイト「にほんブログ村」に参加登録しました。 本サイトは、「すぐにアクセスが増える」や「ブログ運営のモチベーションアップに」などの特徴を謳っていて、私自身、参加登録後数日でこの特徴を体感できました。 ブログを開始したのが昨年の12月下旬で、当初しばらくアクセス数はほぼゼロ。今年になっていくらかアクセスされ始めましたが、本サイトに登録前1週間のアクセス数はわずか7件(平均1件/日)でした。ところが、本サイトに登録後5日でアクセス数は50件(平均10件/日)を超え、それでもまだまだ少ないですが、アクセスが急に増えたのはとても嬉しかったです。投稿したブログが…

  • セカンドライフで始めたピアノ【第4報】:三歩進んで二歩さがった?

    定年退職後、セカンドライフとして始めた電子ピアノ。電子キーボードを購入して約1か月で童謡2曲(「故郷(ふるさと)」と「大きな古時計」)を弾けるようになったので、3曲目「赤いスイトピー」(作曲:呉田軽穂(松任谷由実))に挑戦したら・・・ 練習1週間で、片手ずつであれば楽譜を見ながら鍵盤を弾くことができるようになったんですが(楽譜は過去のピアノブログに記載した初心者用テキスト)、左右の手を同時に動かして演奏するのはまだまだです。 なかなか上達しないので、気分転換するために習得済みと思っていた「故郷(ふるさと)」や「大きな古時計」を弾いてみたところ、なんと2曲とも左手の演奏をすっかり忘れていました。…

  • 【読書感想】「国家と教養」(藤原正彦):教養の4本柱が大切!

    「国家と教養」(藤原正彦、新潮新書)は、紀元前に繫栄したギリシャ、エジプトや、世界大戦を戦った欧米諸国、日本の文明や文化に対して、各国、各時代の学者、知識人、教養人が国の繁栄にどのように関わったり、良い影響や悪い影響を与えてきたのかを考察し、教養の多様性やそれらの必要性を説いた本でした。 教養には①「人文教養」(文学や哲学)、②「社会教養」(政治、経済、歴史、地政学)、③「科学教養」(自然科学や統計を含む)に加えて、④日本が誇る「大衆文化教養」(大衆文芸、芸術、古典芸能、芸道、映画、マンガ、アニメなど情緒を養うもの)の4本柱がある。 国民が教養を失い、成熟した判断力を持たない場合、民主主義ほど…

  • 幸せになるためのコツとは?【読書感想】

    先週、図書館で借りてきた『退職して幸せになるためのコツ』(アーニー・J・ゼリンスキー[著]、小川彩子[訳]、オープンナレッジ社)は、スローライフの提唱者である著者が、先人の体験や名言を交えながら退職後の生活を幸せに感じるためのコツをまとめた書籍であった。 お金、仕事、健康、学習、友人、旅行、引越しなど、著者が推奨する考え方が網羅的に述べられていた。それほど特筆すべき点はなかったが、記憶に残しておきたい引用句や言葉がいくつかあった。 「自由時間とは、人が道徳的、知的、精神的に成長するための活動の時間。自由時間こそが、人生を生きるに値するものにする」(ローマの政治家、哲学者、キケロ) 「すべての子…

  • 北京五輪フィギュアスケート4位の羽生選手のインタビューを報じるTV番組を見て学んだこと!

    北京五輪のフィギュアスケートで羽生結弦選手がまさかの4位。同じ日本人として金メダルの期待が大きかったが、クワッドアクセル(4回転半ジャンプ)の失敗をテレビで見たときにはとてもやりきれない気持ちになった。 羽生選手がインタビューで「努力は報われないなって思いました」と語った。世界で誰も成し遂げたことのない技を習得するために限りない努力をしてきたことや、にもかかわらず失敗してしまった(アクシデントに遭遇した?)くやしさは誰にでも容易に想像できる。 テレビ朝日系の「羽鳥慎一のモーニングショー」にコメンテーターとして出演している玉川徹さんが、このインタビューを聞いて学生時代の恩師の言葉を思い出したとい…

  • セカンドライフで始めた電子ピアノ:練習開始1か月で童謡からニューミュージックへ!

    定年退職後、セカンドライフとして始めた電子ピアノ。電子キーボードを購入して約1か月で何とか童謡を2曲弾けるようになりました(前回までのピアノのブログ:初回、2回目)。 1曲目は「故郷(ふるさと)」、2曲目は「大きな古時計」です。どちらの曲も両手で弾くとリズム感を保てずたどたどしくなってしまいますが、楽譜と指番号を覚えてノーミスで最後まで演奏できるようになりました(成功確率はまだ低いですが)。そこで先週からは、モチベーションをさらに高めるために、童謡以外の曲に挑戦することにしました。 購入したテキストの中から、学生時代によく聞いていた「赤いスイトピー」(作曲:呉田軽穂(松任谷由実))を選択し、練…

  • 電気圧力鍋で料理に挑戦(第四弾):電気圧力鍋は蒸し調理や低温調理にも重宝!

    1か月前の定年退職をきっかけに、電気圧力鍋を利用した料理を楽しんでいる(過去の圧力鍋ブログ:第一弾、第二弾、第三弾)。 これまでは豚肉や牛肉を使った圧力調理のレシピを選んでいたが、先週はベーコンと各種野菜に塩をひとつまみ加えるだけの「蒸し料理」ホットサラダと、鶏むね肉に砂糖、塩、黒こしょうを擦りこむだけの「低温・発酵調理」とりハムを作ってみた。 これらの料理は、もちろん圧力鍋を使う必要はないが、「調理スタートボタン」を押すだけで完成するという手軽さが、「電気圧力鍋」のメリットである。ホットサラダ、とりハムのいずれも冷蔵保存して数日3回ほどに分けて、からしマヨネーズをつけて食べたが、とても美味し…

  • 定年退職は毎日が「日曜日」ではなく「夏休み」だった!

    定年退職して1か月が経過した。 定年退職したら「毎日が日曜日」という話を聞いたことがあるが、実際に体験してみると「日曜日」というよりも「夏休み」に近かった。夏休みにはラジオ体操があり、宿題がある。 早朝のラジオ体操は、毎日のルーチンであり、毎朝同じ時間に起床せざるを得なかった。宿題は、(本来は)毎日実施すべきタスクである。もちろん、定年したらラジオ体操も宿題もないのだが、毎日のルーチン(生活習慣)やタスク(役割)は、夫婦がお互いに機嫌よく生活していく上では、必要不可欠と感じている。 具体的には、料理、洗濯、掃除など家事一般について、夫婦で手分けし、役割分担する必要があるということ。定年退職する…

  • 読書感想:「活きる力」(稲盛和夫)を読んでセカンドライフを考えた!

    先週、図書館で借りてきた「活きる力」(稲盛和夫、プレジデント社)は、稲盛さんが母校の鹿児島大学で講演した内容を中心に構成されていて、若者向けの書籍ではあったが、還暦を迎えたシニアにとっても有益で刺激を受ける内容であった。 稲盛さんといえば、京セラ、第二電電(現KDDI)の事業立ち上げや日本航空(JAL)の再建を成功させた、日本では誰もが知っている日本有数の名経営者である。稲盛さんが最も大事にしているものは「フィロソフィー(哲学)」で、稲盛さんのフィロソフィーを従業員が共有、共感することでいずれの事業も成功したとのこと。 稲盛さんのフィロソフィーの基本は、「世のため人のために尽くす」という利他の…

  • 読書感想:「絵巻で見る・読む徒然草」(島内裕子監修)を読んで

    先週、図書館で借りてきた『絵巻で見る・読む徒然草』(島内裕子監修、朝日新聞出版)は、鎌倉時代末期の古典文学「徒然草」と江戸時代初期の絵画が同時に楽しめる大人の絵本のような魅力的な書籍であった。 この本では、「徒然草」の原文とその超訳(上野友愛、サントリー美術館学芸員)に加え、絵師の海北友雪が書いた「徒然草絵巻」(サントリー美術館蔵)とその解説が同じページに掲載され、また、徒然草の内容を、「対人関係の在り方」、「教養と振る舞い」、「理想のライフスタイル」、「心の在り方」、「人生の生き方」の5種にカテゴライズしていて、とても読みやすく工夫されていた。兼好の原文からは鎌倉時代、友雪の絵巻からは江戸時…

  • セカンドライフで始めた電子ピアノ:練習開始2週間で喜びの成長!

    定年退職後、セカンドライフとして始めた電子ピアノ。電子キーボードを購入して約2週間で何とか1曲弾けるようになりました(前回のピアノのブログ:定年退職後の趣味としてピアノを始めました! - 徒然ならざる定年散策)。 最初に挑戦した曲は、テキスト「これなら弾ける 超・簡単ピアノ初心者シリーズの61鍵で弾けるピアノ名曲」に最初に記載されている名曲、ゆずの「栄光の架橋」です。この曲は自分のお気に入りなのですが、残念ながら初心者の私には難しすぎでした。この曲ではすぐに挫折しそうだったので、テキストの中からより簡単な曲を探すことにしました。簡単であっても、簡単すぎずに魅力的な曲ということで、まずは「故郷(…

  • 電気圧力鍋で料理に挑戦(第三弾):添付のレシピは万能ではない?

    定年退職を機会に、電気圧力鍋を利用した料理に挑戦し、前回の報告(過去の圧力鍋ブログ:第一弾、第二弾)以降、約2週間でサバの味噌煮、カレイの煮付け、牛筋の煮込み、イワシの生姜煮を作ってみた。ほとんどの料理は期待通りの出来栄えで美味しく頂くことができたが、イワシの生姜煮だけは魚の臭みが残っていて、とても美味しいとは言えなかった。圧力鍋に同封されていたレシピ通りに作ったのだが、どこに問題があったのかよくわからない。イワシの大きさに対して生姜の量が不足していたのかもしれない。今回は、添付のレシピが万能ではない(レシピ通り作っても美味しいとは限らない)ことを教訓として学ぶことができたと前向きに考えたい(…

  • 定年退職後の趣味としてピアノを始めました!

    定年退職したら何らかの楽器を始めようと思っていて、いろいろ考えた結果、電子ピアノ(電子キーボード)を購入することにしました。楽器を始める理由はいくつかあります。 第一に、高齢者になっても自身の成長のため、2年に一つは新しいことに挑戦しようと思っている。第二に、高校生時代に親にギターを買ってもらって始めたが、数か月で挫折してしまったので、そのリベンジのため。第三に、英語学習の一つの方法として洋楽を聞いたり歌ったりすることが良いと英会話の先生から推奨され、同時に楽器が演奏できれば素晴らしいと考えたため。第四に、脳の老化予防を期待(参考情報はこちら) 楽器の種類としては、嵩張らなくて手軽に演奏できそ…

  • 定年退職したら英会話のスキルアップがより必要?

    定年退職して自由に時間を使えるようになったので、新型コロナのパンデミックが収束したら海外旅行先で外国人と大いにコミュニケーションしたいと思っています。 大型客船のクルーズ旅が好きなのですが、一昨年2月のダイヤモンドプリンセスの惨事を思い出すと、今の状況ではまだちょっと船に乗るには恐怖心があります。外国籍の船では公用語は英語なので、英語のコミュニケーション力は自身の命にも関わる可能性があると考えています。もちろん日本発着の船には日本人スタッフがいくらか乗船していますが、未経験の海外発着の船では不安はぬぐえません。セカンドライフで海外旅行を楽しむには英会話のスキルアップはとても大切と感じています。…

  • 電気圧力鍋で料理に挑戦(第二弾):チャーシューを作ってみました!

    定年退職を目前に控えた昨年末に購入した電気圧力鍋で、料理初心者として、豚バラ肉(ブロック)を用いた豚の角煮に挑戦し、みごと成功を収めたことを先日ブログで紹介しました(ブログはこちら)。昨日は電気圧力鍋料理の第二弾として、豚肩ロース(ブロック)を使ったチャーシューに挑戦しました。 調理法は圧力鍋に同封されていたレシピブックを参考にしましたが、「タコ糸で豚肩ロースを縛る」の手順は面倒なので端折りました。食材は肉以外は長ネギ(青い部分)、しょうが、調味料は醤油、酒、砂糖と、とてもシンプルなレシピです。豚の角煮のレシピとの大きな違いは、圧力調理前に肉の表面に焼目を入れる点です。お肉は300gのブロック…

  • 「定年退職」は幸か不幸か?

    先週、図書館で借りてきた『定年のライフスタイル』(浜口晴彦、嵯峨座晴夫 編著、コロナ社)という本に、現在の定年退職制度に至るまでの老人の境遇に関する変遷が書かれていました。定年退職した身として、将来訪れる「老人」の境遇の歴史を知ることはとても興味深く、印象に残る内容でした。 この本では、約100年前に書かれた法学者穂積陳重(のぶしげ)の『隠居論』が多く引用されていました。穂積陳重は渋沢栄一の長女の結婚相手です。昨年のNHK大河ドラマ「晴天を衝け」でも登場してましたね。穂積によれば、「原始生存競争」の社会である「原人社会」では、「食料の欠乏」という状況において、必要に駆られて老人を食すなどの食人…

  • 「絵を描く」ことは人生を豊かにする?

    先週、図書館で借りてきた養老孟司さんと南伸坊さんの『老人の壁』(毎日新聞出版)という本の中で、定年後の趣味を考えるうえで参考にしたい話が載っていた。それは、「老人は絵を描こう」という内容であった。 養老さんの趣味が昆虫採集であることは知っていたが、毎日、虫の絵を描いているとの話が興味深かった。養老さんのいう「絵を描く楽しさ」を簡潔に抜粋すると、「絵を描こうとすると丁寧に見るから色々なことがわかる。虫をやっていて一番面白いのは発見。発見って自分が変わること。見つける前の自分と、見つけた後の自分は別の人になる。」ということだった。 具体的には、虫の写真を撮ってそれを絵に描くという。「普通の人は写真…

  • 定年退職後に始めた最初の料理!

    定年退職したら始めようと思っていたことがいくつかあり、その一つが料理です。会社に勤めている間は、妻に料理を任せっきりでしたが、定年後は時間がたっぷりあるので、そんなわけにはいきません。これまでは料理を避けていましたが、どうせやるなら楽しんでやりたいと思い、料理に関する本やネット情報にいくつか目を通し、電気圧力鍋を購入することにしました。 電気圧力鍋の長所は、通常の鍋に比べて煮込み料理の調理時間が短い、ガス用圧力鍋に比べて静かで安全などと紹介されてますが、私の考える一番の長所は、鍋の中に食材と調味料を入れてボタンを操作するだけで、あとは放置しておけばキッチンの前に立っていなくても料理が完成すると…

  • 定年退職に向けた引っ越しを終えて、はや1週間のできごと

    定年退職を今月末に控え、有給休暇を消化中に新居に引っ越して、はや1週間。市役所での転入届、印鑑登録、警察署での免許証の住所変更の手続きを無事完了。住所変更(裏面に新住所が押印される)を終えた免許証は、Webでの銀行や証券会社の住所変更手続きに利用できます。とても簡単に住所変更手続きができました。 日常生活は、リビング、ダイニング、キッチンの荷物がほぼ片付き、スーパーで食料品の買い物をする時間の余裕もでき、ようやく通常(自炊中心)の食生活を開始できる状況になりました。先日は、妻の洋服類の片付け作業を横目に、マンションから徒歩10分の図書館にでかけ、貸し出しカードを発行してもらい、図書を6冊借りて…

  • 定年退職前に考えたこと、やったこと(退職金/企業年金と健康保険)!

    【はじめに】 今年末に定年退職するにあたり、考えなければならないことが色々とありました。前回は、セカンドライフを始める上で基本となる、退職後の生活費と住居についての考えをまとめました。今回は会社から説明を受けた、退職金/企業年金と健康保険に関する情報をまとめます。 【退職金/企業年金】 退職金は一時金ですべて受け取るか、その一部を年金で受け取るかを判断する必要があります。一般論として、年金で受け取ると運用利回りが得られるためにトータルの支払額は多くなるものの雑所得として納税する必要があるため、結果として、一時金で受け取った方が、手取り額は多くなるようです。 ただし、各論でややこしいのは、企業年…

  • 定年退職前に考え準備したこと(定年後の資金計画と住居について)ーブログを始めました

    【初めに】 今年いっぱいでいよいよ定年退職します。 初めて経験する(当たり前ですが)定年後の生活をブログに記録して、将来、自身で懐かしく振り返ったり、定年に向けて私と同様に期待や不安を抱えている、または将来の定年生活を妄想している方々に読んでいただくことを想像しながら、ブログを始めることとしました。 話のネタとしては、趣味である旅行が主となる予定ですが、新型コロナウィルスパンデミックが世界的に落ち着くまでは、なかなか旅行を楽しむことは難しいので、日々の生活を中心に書き綴っていきたいと思います。 【定年前に考え、準備したこと】 私は約35年間、国内の製薬会社に勤務していました。60歳の定年前に最…

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