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2022/02/16

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  • タイの一人暮らし85歳 日本製のコラーゲン大量購入の心配

    高齢者介護隊員として、これまで120件の在宅訪問に同行してきた。 タイの認知症高齢者介護問題 驚きの田舎の実情!? タイオシ (overseas-sw.com) その中で高齢で独居という、日本でも良く見る光景に出会うことがある。 タイでの高齢者の独居生活はどのような感じなのか、お伝えする。 一人暮らし 85歳 大きな家に一人暮らし。 家に入ると、便臭のようなにおいがした。 まぁ、築50年は経っているであろう田舎の家では、さして不思議ではなく思うほどちょっとした臭いには慣れた。 辺りを見渡すと掃除をしていないであろうホコリの溜まっている光景が目に飛び込む。 開かずの扉がある。 2階には、ベッ…

  • 考えるより動け!海外生活で必要な考え方

    一生のうちで一度は海外で生活してみたいな・・・なんて言う考えを持つ人は結構いると思うが、どれだけの人が実際に動き出すのだろう。 仕事は辞められないし、家族を置いていけないし、外国語は得意ではないし、危険が多いだろうし・・・色々と考えることはある。 しかし、動き出したからこそ見える景色を伝えたいと思う。 傍観者は居ないと同じ 日本に居れば、集団の中で輪を見ださないように目立たないように、職場のイベントには積極的でも消極的でもない姿勢をとる当たり障りのない存在である。 そんな存在の日本人が海外の集団の中に入ると、存在しないのと同じになる。 自己主張をし、自分がここに居ることを示さなければ、誰も気が…

  • 海外生活で性格が変わった!?

    幼いころから拗ねていた。 ちょっと嫌なことがあったら、もういいやと人への期待を諦め、その場でやるべきことも諦めた。 そうやって生きてきた。 拗ねていたら、誰かが手を差し伸べてくれると思っていた。 しかし、現実はそんなに優しくない。 小学生の頃からわかってはいたが、たぶん自分が可愛かったのだろう。 少し傷ついた心を癒すには、拗ねる事だった。 そうして自分の心を落ち着けていたのだ。 同僚に忘れられて置いて行かれた日 前日に隣町で会議があると同僚に聞いた。 その会議で同僚が発表するのだそう。 私は「行きたい」と言った。 ただ、どのように隣町まで行けばいいのかがわからなかった。 同僚に問うと、「明日行…

  • タイの幼稚園で日本文化の授業してきた件

    私は、高齢者介護という職種でタイに派遣されているのだが、最近では、幼稚園児に日本の文化を伝えながら、一緒に遊んでいる。 「職種」ってなんなんだっていうくらい、私の活動は対象者の幅が広いものなのだ。 幼稚園児のできること、できないこと 4歳~6歳の時期、何が出来て何が出来ないのだろう・・・ 急に始まった幼稚園の活動では、幼稚園の先生と事前の打ち合わせもなく、ぶっつけ本番で挑んだため自分の用意した活動が子ども達に「ハマる」のか不安で仕方なかった。 これまで幼稚園や保育園で勤めた経験はなく、幼稚園で実際どんなことやっているのかは自分の幼稚園時代の記憶をたどるしかなかった。 そして、最初に訪れた4歳児…

  • 過去の日記から~現地に住むと語学は成長するのか!?~

    タイに住んで1年半、過去の日記を読み返すことで、今の心情と照らし合わせてみる。 1年半後のタイ語力 2022年5月19日 朝9時半。いきなり、副院長が 「パイティーアオマイ?」(旅行に行く?)と言ってきた。なんのこっちゃ・・・土日どこか行った?っていう事かと思ったら、「これから行くよ!」とのこと。 どこに行くのかわからないまま、1時間近くカウンターパートの車に乗ってたどり着いたのは、病院だった。車中で本当に、カウンターパートと副院長と旅行に行くのかと思ってしまったが、病院で行われている講演の参加だった。 きれいな病院でいいなぁ・・。ぐらいの感想では活動していると言えないので、ちゃんと講演内容を…

  • 市で初めてのデイケア開所式でタイ高齢者介護の地域格差を知る

    私が住む隣の市で初めてとなる高齢者デイケアセンターが開設したので、開所式に参加した。 日本では、高齢者のデイサービス(高齢者たちが日中に通う場で、アクティビティや運動、入浴、食事などができる場所)は、日本全国どこにでもあるが、タイではまだ無い市町村の方が大半だ。 高齢者デイケアセンターが開設されるだけで画期的な出来事なのだ。 タイの高齢者事情 タイは日本以上に急速に高齢化率が上がっている。その中で、高齢者に対する支援体制はまだまだ不十分な点が多い。 日本とタイの高齢化率の推移比較。(数字は高齢化率) 国/年度 2010 2015 2020 2025 2030 日本 23.0 26.6 28.9…

  • タイの幼児教育はどんな感じ?

    最近、タイの幼稚園に訪問することがある。 その中で公立の幼稚園と私立の幼稚園、両方とも訪問する機会があり、双方を比べてみるといろいろ気が付くことがあったので考察する。 整列に見るタイの公立幼稚園と私立幼稚園の違い 日本では公立の幼稚園であれば「自由でのびのび」、私立の幼稚園であれば「独自の幼児教育」といったイメージであるが、簡単に言うとタイでも同じことが言える。 公立の幼稚園では、自由に走り回り遊んでいる子どもたちが目に付く。 私立の幼稚園では、例えばボールとカラーコーンを使って目的に沿った運動を行っているのを見た。 私が、幼稚園に訪問しているのは衛生教育のためで、一人一人に体を清潔に保ててい…

  • タイに住む首長族に会ってみた!

    首長族は決して見世物だとは思わない! 首長族の村に行き、村で生活状況を見て、彼らと話した結果、私はそう思った。 チェンマイの奥地で暮らす首長族の実態 先日、タイのチェンマイに行った。 目的はボランティア隊員がチェンマイに住んでいるため、そのボランティアの活動先を訪問することである。 チェンマイで行きたかった先の一つが首長族の村である。 幼少期(30年以上前)にテレビで見た、「首に輪っかを着けた遠い国の人達」の光景は今も忘れることがない。 そんな初めて感じた海外の、その人たちに会える機会があるならと、首長族が暮らす村にへ行くことにした。 事前に調べた口コミでは、評価が低い。 ・入場料500バーツ…

  • タイの認知症高齢者介護問題 驚きの田舎事情!?

    現在、私は公立病院のボランティアとして活動しているわけだが、週2回は地域に住む高齢者の家に訪問する機会がある。 去年から始めて延べ80件以上訪れている。 その中で、日本とは違うタイの高齢者介護の実情に直面することが度々あったので伝えたい。 寝床は店の中にある 家に訪問すると、そこは板金業を営む家だった。 その店を通り抜けた家の中に、寝たきりの高齢者が居るのかなぁと思っていたら、ふと、その奥でむくっと起き上がる高齢者が見えた。 店の中にベッドが置いてあってそこで生活していたのである。 最初は、この環境は高齢者の体にとって果たして良いものなのだろうか?と不思議に思った。 扉の無い外が丸見えの部屋は…

  • タイの市立小学校でウクレレ弾き語りをしたらめっちゃ盛り上がった件

    先日、久しぶりにウクレレの弾き語りを行った。 場所は、私立の小学校。 病院の職員が小学校に行く目的は、ワクチン接種を行うためである。 その付き添いで行った私は、もちろん医療行為をすることはできないので、子ども達に向けて弾き語りをするという提案を受けた。 以前は、いろんなところで弾き語りをしていたのだが、その需要も徐々に薄れ、タイ人の前でウクレレを弾き語ることもなくなり早半年。 久しぶりかつ急な提案にも、自分の活動が捗るためならと承諾。 慌ててウクレレを家に取りに帰り、再び学校へ。 学校ではすでに6年生が座って待っていた。 こんなに用意周到にされるとちょっと緊張した。 先生の号令で生徒たちは、「…

  • 海外でコロナ(COVID19)に罹った日

    ↑タイの私立病院が豪華すぎる タイに住んで1年3か月余り。 これまで頑張ってきたが、ついにコロナウイルスに罹った。 病院で活動している割に、初めてのコロナ罹患とはこれまで耐えたのではないかと自分を少したたえておこう。 でも、この時期に来るか・・という感じで少し油断していた。 体調不良の予兆 発症の1~2日前にかかっている可能性が高いと言うが、その辺で心当たりがないのが、このコロナウイルスの怖いところ。 もう、どこに至って罹るし、もう、何%の人が罹ったのだろう? 症状がないまま経過している人もいるだろうからもうわからない。 タイが特別流行っているとかそういう事ではないと思うが、病院にいると毎日何…

  • タイの病院で驚愕の避難訓練

    先日、所属先の病院で避難訓練が実施された。 避難訓練といえば、みなさん学校や職場で経験したことがあるだろうが、タイのそれは訳が違う。 まず、丸2日間に渡る避難訓練は、座学と実践が合わさった一大イベントなのだ。 そしてそれは、一つのエンターテイメントだった。 病院が火の海!? 1日目は、午前中に消防隊員からの座学が行われた。 火の回り方が・・酸素量が・・・、意外と専門的な化学知識が必要な講義で、タイ語だと尚更その内容を理解することが困難だった。 あと、どうやら消化器には3種類あって色が違うらしい。 日本に緑の消化器なんてありましたっけ!? 午後からは、消火訓練。 実際に、病院の駐車場にて炎を作り…

  • 海外協力隊の成功体験 一人でできないことも二人ならできる

    先日、タイに派遣されている隊員と共に、小学校で日本の文化を伝えるイベントを行った。 これまで、自ら所属先に提案してイベントを行ったことが無かったので、今回初めてイベントを主催するという経験ができた。 といっても、その他の隊員が企画したものを、自分の任地で行うために場所を調整しただけなのだが。 タイの小学校をけん玉で盛り上げる その隊員と、けん玉を子どもたちに体験し楽しんでもらうイベントを企画した。 小学校総勢53名。けん玉13個。 その隊員は「子どもは他の人がやっているのを待てなくてすぐに飽きるから」と言っていた。 けん玉の数が足りないのは明白だったので、子どもたちがあきないようにと事前に紙コ…

  • タイに住んで1年の報告とタイ最大級スラムに行って感じた貧困

    海外ボランティアとしてタイに来てから1年が経つ。 1年前と言えば、タイでもコロナの影響がまだ色濃く残っていて、観光客はほとんどおらず、人気の観光地も閑散としていたものだ。 今回、1年経過したということで、中間の報告をするためにバンコクへ上京した。 ↑バンコクの観光地 ジムトンプソンの家の現在 久しぶりにバンコクへ行くと、1年前とは比べ物にならないほど、人(観光客)が多くてコロナ前の賑わいに戻っているように感じる。 1年というのは、それだけ時代の変化を感じられる期間なのだ。 隊員達の前で中間報告 現在タイに派遣されている隊員は23名。 隊員その他、JICAタイ事務所や他機関の方も出席の中、この1…

  • タイ料理に飽きた!タイの田舎でも意外と多国籍料理が食べられる件

    タイ料理に飽き始めた移住10か月 タイの地方に住んで10か月余り、最初からこの田舎に来たらほぼ毎日タイ料理ばかりになるんだろうと思っていた。 はじめは、毎日出現する目新しい道端の屋台に心を踊らされたが、長く住むと少々飽きだしている。 タイ料理は世界的にもおいしいことで知られていて、自分もこれだけおいしい物を食べられているのだから幸せだと思う。 それでも飽きる時が来るのは、やはり日本人だからなのだろう。 他の国に派遣されている隊員のほとんどは自炊生活なようで、インスタグラムを見るとよく日本食を作っている様を見る。 自炊は大変かなぁと思う反面、好きな時に食べられる日本食はうらやましくもあった。 見…

  • タイの正月って!?一年タイ生活をしてみて・・・

    海外で迎える初の正月 これまで毎年、正月と言えば実家でおせち料理、お雑煮、手巻き寿司・・・と、実に日本らしい正月を過ごしてきた。 今年は海外で迎える初めての正月だった。 タイの正月はどんなものかというと、日本のように盛大なお正月モードではなかった。 タイには3回の正月がある。 中国の旧正月を祝う文化もあり、ソンクラーンというタイ最大の正月もある。 なので、日本で言う正月のような、新年を迎えましたよー!レベルで特に盛り上がりもなかったように感じる。 一応、元旦は休みだが2日からは通常出勤みたいだし(今年に限っては1日が日曜日であったために、2日も振替休日となったが)。 そんな正月だが、自分は居住…

  • タイの寝たきり高齢者宅を訪問して思う事

    高齢者宅を訪問することで見えるもの 気が付けばタイに来てから200日が経過していた。 もう半年以上も海外生活を送っているんだと改めて物思いにふける今日この頃である。 現在、私はタイのコミュニティ病院で、地域の健康や衛生に関することを対応する部署に所属している。 南部の地方にある割と田舎なこの地域には、看護や介護が必要な寝たきりの高齢者もたくさんおり、定期的に看護師等が家を訪問している。 その訪問看護の現場に同行することで、タイの高齢者介護事情についていろいろと感じることがあったので伝える。 身体拘束 まず、身体拘束について。 身体拘束とは、身体を拘束し行動を制限することで、簡単に言うと、体を縛…

  • タイの幼稚園 効率と私立で違うのは!?

    最近、タイの幼稚園に訪問することがある。 その中で公立の幼稚園と私立の幼稚園、両方とも訪問する機会があり、双方を比べてみるといろいろ気が付くことがあったので考察する。 整列に見るタイの公立幼稚園と私立幼稚園の違い 日本では公立の幼稚園であれば「自由でのびのび」、私立の幼稚園であれば「独自の幼児教育」といったイメージであるが、簡単に言うとタイでも同じことが言える。 公立の幼稚園では、自由に走り回り遊んでいる子どもたちが目に付く。 私立の幼稚園では、例えばボールとカラーコーンを使って目的に沿った運動を行っているのを見た。 私が、幼稚園に訪問しているのは衛生教育のためで、一人一人に体を清潔に保ててい…

  • 床から覗く川 危険すぎる家に訪問した日

    川沿いの生活に危険を感じるのは自分だけ? 最近、リハビリスタッフの家庭訪問に同行している。 病院まで通えない人にのため家の中でリハビリを行ったり、患者本人や家族が家でできる運動を伝えたり、日常生活の動作を確認したりするためだ。 何件も訪問する中で、実際のタイ人の生活に触れることができ、同時に今まで見えなかったタイの貧富の差を感じる。 先日行った家は、床から川が見える家だった。 というのは、板張りの床には所々隙間が空いていて、中には穴になっている箇所があるため、床下に流れている川が透けて見えるのだ。 その家に入る時には、床が抜けて川に落ちないかと足の踏み場を思わず考えてしまうほどちょっと怖いくら…

  • バイク事故15歳で下半身不随の少年に出会った日

    家庭訪問でわかるタイの問題 所属している病院では、寝たきりの方のために家を訪問してリハビリを行うこともしている。 訪問するのは高齢者に限ったことではない。 時には若くして障害を持った方に出会うこともある。 基本的に私は、理学療法士というリハビリスタッフについて行き、家に行って初めてどんな方にリハビリを行うのか知る形なのだが、さすがに15歳の少年がベッドに横になっていた時には驚いた。 少年は、バイクによる事故で下半身不随となっていた状態。 事故後4か月経過しているとのこと。 彼は一見、特に今の状態に悲観しているようには見えないが、しかし、一目会っただけで彼の感情のすべてを思い図ることなどできない…

  • 結局語学の向上は聞き手次第!?通じるタイ語と通じないタイ語

    タイ人と1日ずーっと過ごした日 タイを知る旅にタイ人の友人が連れて行ってくれた。 車で片道3時間の道のり、当たり前だがずーっとタイ語での会話である。 タイに来て半年、普段食事や買い物をする分にはタイ語が伝わらなくて困ることはほとんどなくなってきた。 しかし、仕事の詳細な話の確認や会議の内容、何の脈絡もないところから話されるタイ人同士の雑談にはまだ入っていけるほどの理解ではない。 そんなレベルのタイ語で、タイ人と一日ドライブしてやっていけるのだろうか? 自分自身に半信半疑であり、また、なんとかなるさという気持ちも半分ありながらの旅だった。 結果から言うと、途切れずに話がまぁこんなに続くものかとい…

  • タイの貧困格差

    タイのドラマとCMでタイの印象がまったく違う ふと、派遣前訓練時代のタイ語の先生の言葉を思い出した。 「タイのドラマはお金持ちしか出てこないからつまらない」 先生に言われてみてふと考えると「確かに!」と思った。 訓練所に行くまでは、独学でタイドラマを観ながらタイ語勉強していた私にとって、タイのイメージはドラマの中がほとんどになっていた。 学生物のドラマはみんな大学へ進学しているし、高級車で送り迎えされていたり、実家に帰れば豪邸で自分の部屋も絶対にある。 それ以外の大人が出てくるドラマでも大体の設定は一流企業、一流レストラン、メディア関係・・・。 と、どれもお金持ちしか出てこないのだ。 ドラマで…

  • アジアと欧米のコロナ意識の差を考えるサムイ島旅行

    コロナウイルスに関わるマスクの意識[2022年8月時点] 欧米・・・必要なし 日本・・・強制的ではないがみんなマスクしている タイ・・・マスク着用義務ないがほとんどマスクしている タイ南部のリゾート島サムイ島 現在、私が住んでいる県には、海外観光客も多く来るサムイ島と言う島がある。 海がきれいで有名だ。 日本にいた頃からせっかくサムイ島がある県に住むのだから、一度は行ってみたいと思っていた。 そしてタイに住んで半年、サムイ島に行ってきた。 リゾート感覚に思えるかもしれないが、あくまでタイの地方の県在住者が任地紹介の一つで日本へ現地から魅力を伝えると言うことで。 自宅からは、車と船を乗り継いで約…

  • バスや電車は定時に来ないのが普通な件

    公共交通機関の時間は人の言う事を信じてはいけない 先日、他県に旅行した時の事。 事前にネットで調べて、30分おきに空港から街に向けたバスが出ていることを知り、宿泊先近くのホテルから空港へ向かった。 時間も、00分と30分に出ているとネット情報にあったので20分ごろについて待っていた。 しかし30分になっても、40分になってもバスは来ない。 タイに約半年住んでみて、日本と違ってそんなことはよくあると解っていたのだが、午後には飛行機でこの地を旅立つため時間に余裕がなく、1分たりとも無駄にはできないと少々あせっていた。 この場をどうしようかと考え、空港の案内所の人にタイ語で「バスが来ないんですけど・…

  • 日本のお金が世界を笑顔にする ODAの形

    ODA(政府開発援助)の形を見た日 先日、ODAによる草の根・人間の安全保障無償協力によって作られた水害避難センター建設事業に対する引き渡し式典に出席した。 草の根・人間の安全保障無償協力とは?詳しくはこちら↓ (ODA) 草の根・人間の安全保障無償資金協力 | 外務省 (mofa.go.jp) 簡単に言うと、開発途上国の安全に関する開発に対して日本から資金を援助するというもの。 今回私が出席した事業は、洪水による浸水が顕著な地域に避難センターを作るというもので、毎年のように洪水の被害があることから高床式の避難所を必要としていたこの地域に対して、資金援助を行ったものだ。 2011年の洪水時の写…

  • 初めての国内旅行

    ウボンラチャタニ県のろうそく祭り 派遣後初めての国内旅行 7月13日~17日まで、タイは5連休だった。 この連休でタイの3大祭りの一つともいわれるろうそく祭りがウボンラチャタニ県で行われた。 自分の住んでいる県からは、バンコクを経由して飛行機を乗り継いでというなかなか遠い道のり。 しかし、すごく充実した旅行になった。 ウボンラチャタニ県 ウボンラチャタニ県はタイの東北部に位置し、ラオスやカンボジアとの国境に接している。 現在、同じくタイ隊員の一人が派遣されていることもあり、今回その県にお邪魔した。 空港に降り立って、さっそくホテルにチェックイン。 その後、祭り会場のある中心部へ移動すると、予想…

  • タイと日本の子どもの違いについて

    Shyで大人しくて タイはShy(シャイ)な子どもが多いと3か月暮らして思った。 先日、子どもの衛生状態を確かめる検診に同行したのだが、一人一人子供を観察していると、なんとまぁ控え目な子が多い。 緊張なのかはわからないが、自分の名前を言う声も控え目、自分の番だからと前に進む歩き方も控え目、歯を見せるためのマスクの取り方も控え目。 もちろんすべての子がそうではないと思うが、Shyな子が多いように映った。 これは、日本人に近いと思う。 日本でも、いきなり来た病院の人が何かを言えば、静かに控え目に言われた通りにするだろう。 親近感を覚えた私は、検診の間終始タイの子どもたちのその控えめさを見て癒されて…

  • 一歩一歩前進する時期 タイの協力隊活動

    バンコクに再集合したタイ派遣隊員達 任地に赴任して3か月経過し、久しぶりに首都バンコクへ向かった。 この3か月間は県外から出ることなく任地の県にずっといたので、ようやく県外の景色を見れるという浮足立った気持ちだった。 今回は、先輩隊員の中間報告会。 中間報告会とはつまり、活動任期の半分に差し掛かったところで、これまでどんなことをしてきたか、これからどんなことをしていくかの報告会だ。 少々複雑なのだが、先輩隊員と言っても自分にとっては半分同期隊員。 日本での派遣前訓練を怪我で途中離脱したために、後れを取りその時の同期は先輩隊員となった。 けがで途中離脱した訓練所以来1年ぶりの再会となる隊員もいた…

  • タイの医療現場 慢性疾患講座に参加

    勉強熱心なタイ人 病院の会議や研修に出席する機会が度々出てきたが、先日は所属先からかなり遠くにある病院まで行った。 当日の朝、いきなり「これから旅行に行くよ!」 とカウンターパート(所属先の上司となる者)に言われて、どこに何しに行くのかわからないまま車に乗せられた。 ミステリーツアーと言えば聞こえがいいが、車の中では不安な時間を過ごしていた。 一応説明はしてくれるのだが、まだ100%理解するだけのタイ語力ではない。 加えて、その日は朝から腹痛だったので、とにかく早くトイレのある所に着いてほしいとそれだけを願っていた。 1時間ほど車に乗って、「着いたよ!」と言われて辺りを見渡すと、そこは病院だっ…

  • タイ生活から学ぶ転職初期をストレスに感じない方法

    新しい環境で認められるための「努力」と「信頼」 にほんブログ村 誰もが完全アウェーの空気の中、新しい環境に入り込んでいくことは大変だと知っていることだと思う。 学校でも職場でも、そのアウェーな感じにどう馴染むかはによって様々だが、自分はこれまでの人生で自分を出せずにアウェーな時間が長い方だった。 実際に転職に関するアンケート調査でも、転職1か月~3か月の間にストレスを感じた人は80%以上いるという結果が出ている。 引用元:転職に関するアンケート(パーソル株式会社) 海外で生活することは言語も文化も違う完全アウェーなのだが、それを乗り越える方法がこれかもしれないと言うことに気が付いた。 それは、…

  • タイのショッピングモールは日本以上!?

    タイ人も休日はショッピングモールへ 日本で地方都市の休日の過ごし方と言えば、ショッピングモールへ行くと言う人も多いのではないだろうか。 買い物や映画、ただブラブラと歩くだけでも時間を過ごせるショッピングモール。 タイの地方にもショッピングモールが存在する。 日本と同じように、休日には家族や友達、カップルでにぎわっている。 私の場合、現在住んでいる家からショッピングモールまで行くにはバスで30分かかるが、休日の憩いとして重宝する存在であり、何度も足を運んでいる。 イベント盛りだくさんなショッピングモール 足を運ぶ度に期間限定でいろんなイベントをやっていて、その規模の大きさは日本以上ではないか!?…

  • 海外生活の自己分析

    タイでの生活100日経過 思えば早かった。 2019年秋に海外協力隊に応募し、それからコロナの影響で待ちに待った2年超の月日。 憧れ続けた海外での生活だったが、実際に来てみると早いものでもう100日経過した。 実際の海外生活はどんな感じなのか?と言うと、思い描いた刺激的な非日常が毎日がずーっと続くなんてことはなく、任地に来て2か月くらいを過ぎると大体それはもう日常である。 蒸し暑い朝、タイ語が行き交う職場、救急車の音、屋台で買う夕ご飯、ヤモリの鳴き声などなど。 「日常」と言うと、これから海外生活を希望する人に夢がないつまらないもののように思えるかもしれないが、逆に言うと「馴染んだ」と言う事。 …

  • 海外協力隊 2か月経過

    フラットな心 海外協力隊派遣前の訓練所では、「赴任後3か月から半年したら、必ず気持ちが落ちる時期が来ます」と言われる。 環境に慣れ始めてから、自分の思うような活動がしたいときに思うようにいかない事も出てくるのだろうとは思うのだが、タイに来てから約3か月、任地に来て2か月が経過。 私はいまだ、気持ちが落ちることはない。 日本にいた時は仕事はストレスのかたまりだった。 職場に行けばめまいや吐き気、耳鳴りがし、一歩職場を離れれば通常に戻るという生活を送っていた。 しかし、この地に来てフラットな心を保てているのは、変に自分に期待していないからだと思っている。 海外協力隊員として「気持ちが落ちる」のは、…

  • 海外協力隊 1か月半経過

    不透明な活動 タイは4月現在、コロナの状況は落ち着いていない。 なので、私の所属先の病院もコロナ対応に終始しており、元来の要請内容にあった活動は全くできていない状況だ。 この現状で一体今何ができるのか。 職員は忙しく、私にかまっている余裕はない。 こんな中でボランティアの私にできる事なんてないのだろうなどと考えながら、自分のデスクでじっと今後に向けて何ができるか考える時間も多い。 いまやっていることの80%は、ウクレレの弾き語りである。 ちなみに、私の職種は「高齢者介護」であるので、全く関係のない事をやっていると言われても仕方がない。 趣味として履歴書に書いた(と思われる)、ウクレレ弾き語りが…

  • タイの正月は4月⁉ソンクラーンを体感

    ソンクラーン(タイ旧正月) タイは4月13日~15日まではソンクラーンと言って、旧正月の連休だった。 住んでみなければ知ることのできない文化や、しきたりもたくさんある。 このソンクラーンの期間は「水かけ祭り」といって、外で会う人々に対して水鉄砲などで水をかけあうというお祭りが各所で開催されている。 しかし、コロナ過のこの状況ではその水かけ祭りは3年連続で中止。 タイに来る前からちょっと期待していたお祭りだったので寂しい気もするが、仕方がない。 それでも、仏様や年長者に対し水を掛けお清めする行為は行っても良いとのこと。 私の任地でも、公園に盛大に作られた飾りの中で、人々がお清めをしに並んでいた。…

  • 協力隊生活1か月 休みの過ごし方

    休日はバスで隣り街へ 任地に来てから1か月が経った。 海外協力隊としての2年間生活で、活動を充実したものにするのはもちろんだが、休日の過ごし方も重要となってくる。 いかにストレスを溜めずに生活を続けていくのかを早めに見つけたいということを、訓練所にいたころから考えていた。 日本にいた時は、基本的には家の中に一日中いるのも苦ではないし、ドライブや買い物など人の多い街で過ごす時間も苦ではなかった。 インドアでもありアウトドアでもある、よく言えばバランス型なのか。 現在の休日の過ごし方をインドアで考えると、ワンルーム6畳ほどの部屋で、YoutubeやNetflixを観ることがほとんどであるが、アウト…

  • タイ生活3週間経過

    人は環境に慣れるもの あまり得意ではない虫 私はあまり虫や爬虫類があまり得意ではない。 そんな私は、この地に住んでからはヤモリと毎日同居している。 数日に一回は、蟻の大群と格闘している。 まぁ、日本でも虫や爬虫類はいるのだから仕方がないのだが。 なるべく遭遇したくないと思っていたが、でも、毎日いるものは仕方がない。 ちなみに、派遣前に行った訓練では、蚊の怖さについてみっちりと学んできたが、いまのところあまり蚊に遭遇していない気がする。 ヤモリも蟻も、他の名の知らない虫も、見かけたら対処、見かけたら対処を繰り返していくと、見慣れてくるもの。 人は環境に慣れるものと再認識、そして、もっと異国の地方…

  • タイ人と日本人の英語力

    タイ人の英語力は日本人以上か 任地に来て最初に思ったのは、タイ語が思ったより聞き取れないという事。 何かを質問されて、私が「ん?」と聞き取れない素振りをすると、半数近くの同僚は英語でなんとか訳しようとしてくれる。 それだけ学生期から英語を学んでいる人が多いということだろう。 聞けば、「この病院のほとんどはタイ語しか話せない」と言うが、いやいや結構皆さん英語話してくれますよねぇと感じる。 実際、医師や看護師などの職種はほぼ100%英語を苦手としないで話す。 果たして、日本の地方にある病院で、英語を駆使してなんとか伝えようとしてくれる病院職員はどれだけいるだろうか? 少なくとも、私の勤務していた日…

  • 伝えるより学ぶ!? 海外協力隊の役割とは?

    任地派遣から1週間 早いもので、任地に赴いてから1週間が経つ。 ただでさえ新天地で居住を安定させる事は難しいだろうが、ここは異国。 さらに慣れ親しんだ日本語も通じない。 まぁ知っていたことだが、それでも結構事前に勉強してきたと思ったはずなのに、任地に来て初日で語学勉強が足りなかったと痛感した。 3割ぐらいしか聞き取れない。 あとは、話せる人は英語に置き換えて話してくれるのだが。 今一番、落ち着かないのは、いまだに定住できていないこと。 つまり定住先がまだないのだ。 ホテル暮らしが今月中は続く。 空くか空かないかわからない家を待っていたが、埒が明かないので新しく家を探してもらってようやく決まった…

  • 伝わらないタイ語 言葉の壁を痛感の初日

    勉強したのに伝わらないタイ語 私が配属されているのはタイの病院。 病院で高齢者介護予防及び地域の健康増進、子供たちへの衛生活動を目的として活動していく予定である。 ハラハラドキドキの勤務初日。 朝から30度オーバーの中を約20分歩き、汗だくで通勤。 ようやく病院へ着いたらまずは職員への挨拶ラッシュ。 物珍しい日本人に対して聞かれるのは、 職員:「タイ語話せるの?」 私:「少しです」 職員:「じゃあ、英語は?」 私:「少しです」 職員:「じゃあ、日本語は?笑」 私:「できます」 これの繰り返しだ。 まぁ、冗談が好きと言うタイ人とのコミュニケーションの取り方はもっと勉強していかなくてはならない。 …

  • 海外協力隊員として いよいよ任地へ向う

    1か月の研修期間を終えて 首都バンコクでの研修期間を終えていよいよ任地へ。 正直、約1か月過ごしたバンコクの居心地はすごく心地よくて、もう離れたくない気持ちになった。 派遣先はバンコクから飛行機で1時間強のスラートターニ―県というところ、タイの南部位置するこの地域はバンコクとはまた一味違う雰囲気である。 バンコクとは違うホントの「途上国」に触れられる環境に思える。 ここで2年間お世話になる。 まずは、居住地を確保することが必要だが、実はまだ住居が定まっていない。 配属先が用意するのだが、めぼしい家が空かないので、ホテル待機を余儀なくされている。 これは、タイの「マイペンライ」何とかなるさ精神か…

  • タイ生活17日目。伝わっている?

    伝えたい気持ち、自信を持って話すタイ語 日本人は英語を話せない人が多いと良く聞きます。 しかし、義務教育及び高校の授業の中でしっかりと英語に触れているはず。 なぜ話せないか? その理由の一つは、完璧な文章を頭の中で形成してから話さないといけないと思っているからだと思います。 「間違っていたらどうしよう」 「変な文法だったら恥ずかしい」 これだと、いつまでたっても話せません。 私はタイに来てから、なるべくタイ語で話すようにしています。 例え英語で話しかけられてもタイ語で返すようにしています。 正直、現在のバンコク生活は英語が話せれば何不自由なく生活できます。 しかし、これから任地のある地方に行け…

  • タイ生活11日目。休日の学び。

    タイの観光地を観て国を知る タイのコロナ禍の状況(観光) タイ生活11日目、休日にこの生活で初めて少し遠くまで。 コロナの現況はタイも油断できない感染者数なので、もちろんいろいろな人との接触、密、マスクなど気を付けることは日本と一緒。 むしろ、日本よりもタイの方が感染に対するいい意味での恐れからか、対策をきっちりしている印象。 いつもは観光客で行列をなす世界遺産の観光地も、今は閑散としている。 こちら側としては、ゆっくり静かに観れていいのだが、コロナによる観光客の減少をまざまざと見せつけられると、タイの重要な産業である観光が回復していないことで、国の状況も大変だろうと感じた。 バンコクの有名な…

  • タイ生活5日目、解放。

    JICAタイ事務所を訪れた日。 タイ生活初めての日曜日。 ホテルでの自主隔離期間を終えて、ようやくタイのJICA事務所および3週間生活する滞在先へ移動。 と言っても、またホテルだが。 でも、自由に外(バンコク都内)を歩けるだけで大分違う。 何もかもを見てウキウキしちゃう田舎もん。 上京したての大学生かのような。 今日はターミナル21というデパートで、海外SIM購入と買い物。 今日は、ふんだんにタイ語を話した日。 同じ日に入国した方たちと一緒に、聞き取れない店員さんの言葉やわからないものをお互いに確かめ合う。 これが心強い! これまで海外一人旅をしていた時とは断然違う。 その中の一人が携帯を購入…

  • 海外協力隊記 タイでの挑戦

    海外協力隊としての活動がスタート! 待った、待った、待った 2022年2月15日 海外協力隊としての2年間が始まった。 コロナの影響によりJICA海外協力隊に合格してから、2年以上も待った。 振り返れば長いものだったが、それでもようやくスタートできたのだから今は前を向いている。 タイで生活する2年間、正直明るい未来への希望しかない。 楽しみでしょうがない。 しかし、あまり浮かれすぎるとえらい目に遭うことは、心に留めている。 ここは開発途上国、日本とは違うのだから。 2月15日 タイ入国 コロナ過の入国は客がいないのでスムーズだった。 通常と違うのは、現在タイではPASS&GOと言う制度により、…

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