2024.1.13 春の蕾2024.1.14 秘密 2024.2.6 ホットチョコレート ユノさんハピバ2024.2.18 ホットコーヒー チャンミンさんハ…
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ユンホに引っ張られるまま、部屋の前についていた。ガチャン、と少し乱暴にドアが開閉されて、ドアが閉まるのと同時にユンホの腕がチャンミンの身体を抱きしめた。「ユノ…
公園からの道のりを並んで歩く。この辺りはこの時間になると、人通りが少ないからこっそり手を繋いだ。それだけで特別な気分になって、チャンミンはそっと笑った。僅かに…
ユンホの言葉はチャンミンの中にストンと収まった。あれからハルは姿を見せないまま2週間になる。ハルとのことは何も解決していないけれど、それで悩むことはやめて、ユ…
「……すみません、こんな話。面白くないですよね」「………うん、でも」「…?」「この部屋に入ったのが、チャンミン以外は俺が初めてなのが分かって良かった!ホッとし…
チャンミンが、自分が周りと違うことに気がついたのは中学生の時だった。周りの友達が女の子の話をして盛り上がるあいだ、密かに目で追っていたのはクラスメイトの男子生…
『ハル、って人、知ってる?』ユンホの言葉に、チャンミンは金縛りにあったみたいに身体が緊張するのを感じた。「知ってる、んだよね?」チャンミンの様子に確信を得たら…
昼休み、プライベート用のスマホが震えて着信を告げて、チャンミンはつと目を遣る。相手はユンホからで、仕事中に電話してくるなんて珍しくて、何かあったのかと少し焦る…
思ってた以上に間が空いてしまいましたが、再開です。時間が経ってしまったので、前回のお話貼っておきます。『キラキラ -18』ユンホのオーディションは、とりあえず…
AM7:00。連載中の月刊誌の原稿を締切ギリギリ超過で入稿したユノは、そのまま仕事部屋で力尽きた。寝室まで行くのすら面倒くさい。このままここで寝てしまおうと仕…
お付き合いいただき、ありがとうございました。新年突発中編、完結です。何か新年らしい話、と考えていて、今年は卯年だな〜と思ったところから、ウサギといえばユノさん…
「……うるっさい!!」久しぶりに腹の底から出したチャンミンの声に、大きな音の波はピタリと止んだ。「どいつもこいつもうるっせえんですよ!アンタ達に関係ないでしょ…
目の前にどこかで見たことがあるような宮殿が聳え立っている。「ここ、どこ?」「パレス」ユノぴょんが答えたところでファンファーレが鳴り響き、パレスの扉が開き、バル…
森の中を走っていたはずのチャンミンは、いつのまにか、どこか、大きな広間のような場所に立っていた。前にシウォンに写真を見せてもらったことがある、社交界の紳士淑女…
どのくらい進んだのか、また視界が拓けてチャンミンは立ち止まった。ステージみたいな場所に、卵が乗っている。いや、卵じゃない。卵にしては大きすぎる。あ、こんなくだ…
控室を出ると、景色はすっかり変わって、オレンジとグリーンのやや毒々しい森が広がっていた。チャンミンのセンスにはない色使いにやや気圧されながら歩き始めると、木々…
例え、童話もどきの世界にいるのだとしても、童話の主人公のように物語に巻き込まれるつもりはない。ということで、チャンミンは元いた控室に戻ってソファに腰掛けた。こ…
目が覚めて、あぁこれは夢だなとチャンミンは思った。だって先程までチャンミンは事務所で、仕事をしていた。トラブルだかで誰かの到着が遅れていてミーティングが始まら…
とうとうシリーズ出ししてしまいました…人気のない研究棟の廊下に、チャンミンの草臥れたスニーカーの音が響く。ほんの数時間前に年が明けたばかりの構内にはほとんど人…
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パスワードは①ユノさんIGアカウントに入っている数字②チャンミンさんIGアカウントに入っている数字③この世界の英字3字(小文字)を続けて入力です。012345…
明けましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。今年もどうぞよろしくお願いします。2023→2024皆様いかがお過ごしでしょうか。私は家族がゲリ…
『妖怪たちのいるところ』の続編です。以前のシリーズは下からどうぞ。『妖怪たちのいるところ』パスワードは①ユノさんIGアカウントに入っている数字②チャンミンさん…
当たり前じゃない日常前編 後編Blue Sunshine123452023クリスマス&20周年記念星ひそか前編後編 12/26 New!20周年おめで…
こっそり生還しました…笑なんか、ご心配のコメントもいただいて…すみませんでした(土下座)。8月の終わりにインフルに感染したことを書いてますが、その後出張→帰国…
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予定より1日遅れてしまいましたが、少しずつ更新を再開します。お待ちいただいていた皆様、ありがとうございました。とりあえず、再掲載できたものは『引力』と『月の裏…
アメンバー記事は、主に自分の感想や独り言を備忘録的に書いています。タイトルでわかると思いますが、お話ではありません。ご覧いただかなくて全く問題ないものです。自…
パスワードは①ユノさんIGアカウントに入っている数字②チャンミンさんIGアカウントに入っている数字③この世界の英字3字(小文字)を続けて入力です。月の裏側12…
パスワードは①ユノさんIGアカウントに入っている数字②チャンミンさんIGアカウントに入っている数字③この世界の英字3字(小文字)を続けて入力です。1 2…
電車の中でも、駅からユンホのマンションまでの道のりも、手を離さなかった。男同士で手を繋いでいるなんて、気がついた人はギョッとするだろうけれど、案外みんな自分の…
久しぶりの交流は盛り上がった。学生時代はそれなりに衝突したこともあったけれど、それぞれ社会人になると、それも良い思い出だし程よい距離感で盛り上がれる。相変わら…
『この間ウニョギヒョンと会って、今度、ウニョギヒョンの代の先輩達とみんなで飲もうって』キュヒョンから送られてきたグループメッセージを開いて、チャンミンはちょっ…
「ノンアルにします?目元が赤い」「……ん」曖昧なユンホの応えに頷いて、チャンミンはタッチパネルでソフトドリンクを頼んでくれた。相変わらず甲斐甲斐しい。ユンホの…
「そういえばこの間、キュヒョンに会ってさぁ」いつもの居酒屋、いつものメンバー。大学の同じサークルの同級生で、当時はべったり仲良しというわけではなかったのだけど…
待ち合わせに指定された時計台の前で、チャンミンはソワソワと周囲を見回した。ユンホがどう思っているかは未だに確信がないが、とにかく家族ではない誰かと仕事以外で出…
※いつものとおり、お話ではなく、ただの振り返りというか、言い訳というか、補足というか、です。4月もご訪問、読者登録、「いいね」、コメントをいただきありがとうご…
「戻りました。では、ベランダの清掃いたします」昼の休憩が終わって戻ってきたシム・チャンミンは、やっぱり笑みを浮かべたまま、テキパキと掃除に取り掛かった。その姿…
「俺と付き合ってくれませんか?」突拍子のないチャンミンの言葉に、ユンホは目を見開いて黙った。少しの間沈黙がその場を支配する。やってしまった。良いと思うと相手の…
アニバーサリー夜中にふと目が覚めてユンホは暗闇の中でシパシパと瞬きをした。もう見慣れた白っぽい天井が見える。ここに来て暫くの頃は、夜中に目が覚める頻度も多くて…
インターホンの音でユンホはハッとした。「SMハウスキーピングサービスのシムです!」相変わらず爽やかなような胡散臭いような笑顔を浮かべたシム・チャンミンが頭を下…
「…あの、キュヒョンさんと、シム・チャンミンさん、ですよね?」暫くキュヒョンと2人して彼に釘付けになっていたらしい。2人とも間抜けな顔をしてただ目の前のキラキ…
ノックの音で、ユンホはふと我に返った。いつの間にか随分集中していたらしい。気がつけばシム・チャンミンをキッチンに残して2時間ほど、経ってしまっていた。「チョン…
「チャンミナ!」待ち合わせた行きつけのカフェに現れたキュヒョンに、チャンミンは緊張気味に手を挙げて応えた。「天下のシム・チャンミンが何キンチョーしてんの?」「…
「……そのエプロン……」何となく押し切られたような形で、とりあえず今日は掃除だけ頼むことにした。自分で頼んだならともかく、誰が頼んだかも分からないまま、知らな…
「まったく。そんなんで、次の仕事、大丈夫なの?」「え、あー…キラキラアイドル、すか?」次の仕事は漫画原作の映画の内定したいる。「そうよ!貴方のキャラクターの引…
「改めましてSMハウスキーピングサービスのシム・チャンミンと申します」仕方なくリビングに通して対峙した男はニコニコと笑って挨拶した。「先月お申し込みいただきま…