勘辨(22)「祇聞空中鈴響、隱隱而去」(ただ空中に響く鈴の音が、ありありと耳の底に聞こえ、それが遠ざかって行くのみであった)「臨済録」より
陰々と鈴の音が聞こえ、それが遠ざかっていく。 そのようにこの「勘辨」編は終わります。 「勘辨」で語られたことから、私たちはどのようなものを感じとれたでしょうか。 それを振り返るとき、耳の奥で微かに響く音が聞こえているような気がします。 そして、それは次第に遠ざかっていきます。
2023/06/30 05:49
2023年6月 (1件〜100件)
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