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色あわせ、糸あそび。 https://tsukikana2.hatenablog.com/

刺し子の奥深さに魅了され、その記録として自分なりの記事を書き残してみたいと思いました。刺し子周辺のお話も書いていきたいと思います。 ご興味あれば、お付き合いくださいませ。

つきかなです。 綺麗なものが好きだなあと、つくづく思う今日この頃です。 目に映るものも、人の心も・・・ 人生の折返し地点は過ぎました。 残りの時間を、精いっぱい輝かせたいものです。 メインブログではフォトエッセイを書いています。 よろしければご覧ください。 https://tsukikana.hatenablog.com/

つきかな
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2021/11/19

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  • 十字花刺しアレンジ“ビスケット柄”の刺し子トルション

    今朝、目覚めたときに「ああこの感じなんだっけ」とつぶやきました。少し緊張するような不安になるような、お布団から出るのが怖いような・・・。でも嫌な感じではない。どこか夢の続きみたいな甘さもあるのです。 しばらく起き上がらずにその感覚を味わっていると、それが何なのか、だんだんわかってきました。新学期が始まってしばらくたった頃、寝起きのときに感じた気分。遠い遠い記憶のようです。春の朝の空気が、淡く感じるその匂いが、はるか昔の感覚を呼び覚ましたのでしょう。 無防備なときに意図せずよみがえる、そういう感覚に少し付き合ってみることが増えました。遠い日に刻まれた小さな反応のひとつひとつが、なんだか愛おしく感…

  • 花格子アレンジーリネンの丸巾着

    春の嵐が去って、今日はうららかな陽気です。桜の開花まではまだ少しありそうですが、三寒四温の今の季節ならではの趣きを楽しみたいものですね。 春を待つ気分だった1月の終わりに購入した、リネンとコットンの生地があります。優しい色合いがとても気に入って、これで何か作ろう!と思って買ったのです。 いろいろあって、なかなか手が付けられずにいた布たち。それでも頭の中では、こんな感じがいいかな、あんなものも作れたらいいな、と妄想が渦巻いていて・・・。 そしてようやく、その中のひとつを形にすることができました。とても小さな作品ですが、春を待つ気分が表現できたかな、と思えて嬉しいです。 今回の記録は、花格子アレン…

  • 月あかりのまちー刺し子で描く心象風景

    刺し子の世界を覗いてみて、その楽しさや奥深さにすっかり魅了された私ですが、その中でも面白いなあと、特に感じているのが、一目刺しです。 縦、横、斜め。決まった法則に沿って刺していくと、次々と表情が変わってくるのが本当に楽しく心躍ります。苦手な方眼線引きも、目的のためなら頑張れるようになりました。笑 さて。去年の夏の終わり頃、コースターを試作したときのことです。 六文銭刺し(銭形刺し)アレンジを刺していました。並べるように四角を刺してから、斜め線を足して六文銭の形にしていくのですが、途中、残った四角がビルの窓のように見えてきました。その印象から、ふと、ある景色が浮かんだのです。 その後ずっと心に残…

  • アーガイル柄のミニバッグ

    スミレ色の持ち手が可愛いな♡目に飛び込んできた写真は、「COSMO×AYUFISH int.刺し子キット ワンハンドルのミニバック -Argyle-」というお品物でした。 AYUFISH int.さんの提案する『刺し子によるテキスタイルデザイン』に興味があったので、何かひとつ作ってみたいと思い、探していて見つけたものです。 既に、アーガイル柄の図案がプリント済み!しかも、ミニバッグに仕立て済み!!刺し子糸も針もセットになっていて、作り方説明書を見ながらすぐに刺し子に取り掛かれるし、刺し子が終われば作品ができてしまうという、とても嬉しいお品物でございます。笑 実は、仕立て済みのバッグに刺し子をす…

  • 菱青海波の刺し子トルション

    今年初の投稿です。ああ、すっかり間が空いてしまいましたね。 いろいろと制作はしているのですが、刺し子作品としてここに載せるようなものがなくて、あれあれ?と思っているうちに年が明けてしまったのでした。 習作というか、試作というか、思い付いたことを試しにやってみる、という形では、刺し子はずっと続けています。今回はそんな中からひとつ、気に入ったものをご紹介したいと思います。 菱青海波(ひしせいかいは)文様を施した、刺し子のトルションです。 菱青海波 ■トルションって? お台所仕事では、よく手を洗いますよね。洗った手を拭くとき、タオルで拭くという方が多いことと思います。 私も長くフェイスタオルを使って…

  • 網代の花ふきん

    過ごしやすい季節になりましたね。秋晴れの日は、外歩きも楽しくて、ついつい歩きすぎてしまいます。秋の夜長は針仕事にもぴったりなのですが、眠くって・・・笑 針仕事。この夏から秋にかけて、私の針仕事は小物づくりが中心でした。それからフランス刺しゅうも。でも、刺せるばかりの状態にしておきながら、ずっと手つかずの花ふきんの存在があり、それがいつも気になっていました。 花ふきんを刺すのは大好きなので、早く手に取りたかったのですが、諸般の事情で2か月くらい放置してしまったのです。その子は袖机の上に置いてありました。そばを通るたびに「ねぇまだ?」と聞かれてる気がしていたんですよね。今、ちょっと安堵しています。…

  • 十字花刺しアレンジ―リネンのコースター

    刺し子ビギナーは小さなコースターから始めるのがお勧め。と、よく聞きます。私がそのことを知ったのは、すでに花ふきんを何枚か作ってからでした。始める前に知りたかったなあ・・・。 それで、そのままここまできてしまったのですが、実はずっと気になっていたのです、コースターのことが。だって、小さくて可愛いんですもの♡ でももちろん、遅いわけがありません。少し、秋めいてきたことだし、グレーのリネンにニュアンスカラーの刺し子糸を使って、シックな雰囲気のコースターを作ってみようかな。そんな風に思い立ちました。 十字花刺しをアレンジしたオリジナルデザイン、色違いの4枚のコースターです。 十字花刺しアレンジ ■まず…

  • リネンに刺し子で小物づくり

    ひと際暑かった今年の夏。まだ残暑は続きそうですが、8月ももう終わりかと思うと、朝晩に秋の気配が感じられます。 この夏、刺し子の小物をいろいろ作っていました。酷暑でおうち時間が長かったおかげ、かもしれません。 写真を撮っておいたものだけでも、ここに記録しておこうと思います(*^^*) 刺し子で小物づくり ■刺し子デコのバッグハンガー それは5月の旅行に間に合わせたかった時期だから、つまりまだ夏と言うには早い頃。私はダイソーさんで見つけた110円の白いバッグハンガーに、刺し子をしたくるみボタンをのっけてみよう!と思ったのでした。 去年、くるみボタンでニードルレストを作ったときから、なんだかこの直径…

  • 雫の花ふきん

    私が初めて刺し子に心惹かれたのは、Instagramで見た画像でした。それまで抱いていた刺し子のイメージががらりと変わり、こんなに可愛いものなのかと、軽く衝撃を受けたのを思い出します。 その後「ちょっとお試し」のつもりで始めた刺し子。ところが、「あの文様も刺してみたい」「この色の糸も使ってみたい」と際限がなくなり、今に至ります。笑 ただ、ずっと刺し子用の晒布は「白」でした。それは、刺し子のいかにも「和」なイメージを変えてくれた、あのインスタの作品が私の原点で、それは白い晒布だからこそ形にできるイメージだったからです。 でも、藍色の刺し子木綿を使った素敵な作品を、その後たくさん目にしてきて、少し…

  • 花籠目の花ふきん

    花ふきんを作るときは、私はこれまで、主にホビーラホビーレさんの図案入り晒布を使い(たくさん買ってしまったので・笑)、自分で「これ」と決めた“やり方”で仕立ててきました。 でもふと、違う“やり方”を経験してみても良いのでは?という気持ちになったのです。 美しい糸色に惹かれて購入した、ある「刺し子キット」。サイトで案内されていた刺し方動画を見てみると…。それは私にとって初めての方法で、ちょっと楽しそう。動画を参考に刺してみたくなりました。 今回の作品は、さしこのさなのんさんの「花籠目」です。 花籠目 ■初めての「刺し子キット」 刺し子に興味を持ってから、Instagramでいろいろな方の作品を拝見…

  • 一目麻の葉の小さなあしらい(マイバッグに外ポケット)

    手持ちの、布ものの既製品。無地でシンプルだったりすると、ちょっと何か手を加えたくなりませんか? 私は昔からそうなんです。例えば真っ白なスウェット。胸ポケットあたりにささやかな装飾がほしくて、ポケットを植木鉢に見立て、その上の方に小さく草花を刺しゅうしてみたり。シンプルなトートバッグに刺しゅうのブローチを付けてみたり、といった具合。 やめた方がいい?やらない方がお洒落?なんて心配しながらも、つい、なんかちっちゃくデコってしまう。笑 今回は、無印良品の綿のマイバッグに、一目麻の葉のポケットを付けてみました。 一目麻の葉 ■ポケット作ってくっつけちゃえ! 刺し子に目覚める前は、スケッチ画みたいな刺し…

  • 菖蒲の花ふきん

    風薫る5月。私の最も愛する季節がやってきました。草木が輝き、花々が咲き誇り、風に乗って本当に芳しい香りが漂ってきて、とても幸せな気分になります。 夏支度をする時期でもあり、梅雨入り前にやっておきたいこともたくさんあって気忙しさも感じるのですが、五月晴れの日などはどうしても外に飛び出したくなってしまう。素敵な季節を楽しまなくてはもったいないですからね♡ 今、ゴールデンウィークの真っ只中。もうすぐ端午のお節句です。 この5月5日までに仕上げられるかなあ、出来たらいいなあ、と、途切れ途切れながらも刺してきた花ふきんがありました。なんとか昨日、完成したのでここに記録しておきます。 今回の作品は、ホビー…

  • 初めてのこぎん刺しーキットで作るピンクッション

    どこか北欧っぽさを感じる・・・そんな表現でよく語られる「こぎん刺し」は、「菱刺し」や「庄内刺し子」と並ぶ日本3大刺し子の一つ。青森県の津軽地方に伝わる刺し子技法です。 粗い麻の布の縦糸を数えながら、織り糸の間を規則的に奇数の目で横に刺していくこぎん刺し。美しい幾何学模様が多くて、本当に素敵です。私もいつか経験してみたい、と思っていました。 そして、ついにトライすることができたのです。minneで可愛らしいピンクッションのキットを発見したときは、これだ!と思いました。キットなら、必要な材料が揃っていて、説明書も付いていますからね。 ビギナーにはピッタリのサイズ感ですし、柄も可愛く糸色も好み。今後…

  • 刺し子17作目は、ゆらつなぎの花ふきん

    三寒四温の日々。春を待つ気分は楽しいのですが、寒暖差はなかなか辛いものがありますね。体調を崩さないように気をつけましょう。 春というのは、丸みを帯びた柔らかいイメージがあります。直線というより曲線かな?刺し子でも、久し振りに曲線を刺してみたくなりました。もちろん、春らしい色味の糸を使って❀ 刺し子初心者。17作目は、ホビーラホビーレさんの「ゆらつなぎ」389です。 ゆらつなぎ ■明るく、優しく、淡いかげろうのように ホビーラホビーレさんのサイトを見ると、ゆらつなぎは、そよ風に吹かれてゆらゆらと揺れる植物をイメージしたオリジナル柄、と書いてありました。 そんな前知識なしで、店頭でこの図案付き刺し…

  • 刺し子16作目は、あじさい刺しの小さなあしらい (がま口ピンクッションケース)

    花ふきんづくりも楽しいのですが、刺し子をあしらった小物づくりも時々はしたいと考えている、つきかなです。 今回は、かねてから「あったらいいな」と思っていたものを、形にしてみました。それは、一緒に旅をしてくれる相棒です。 実家の片付けで帰省したときとか、旅先とか。なんなら新幹線の中でも、刺し子や刺しゅうができたら嬉しいな♬と思い、普段使っている最低限のお道具を、コンパクトに持ち歩けるようにしたかったのです。 刺し子初心者。16作目は、あじさい刺しをあしらった自作デザインの、がま口ピンクッションケースです。 あじさい刺し ■悩み抜いた形づくり がま口の口金を使って、昨年暮れにはモバイルバッテリーを入…

  • 刺し子15作目は、枡ざしの花ふきん

    刺し子をあしらった小物づくりをしてみたくて、昨年の秋ぐらいから妄想が膨らんでいた私です。まだ妄想のうちのひとつしか形にしていませんが、これからも折を見て作ってみたいと考えています。とっても楽しいので。(*^-^*) 形になったひとつというのは「一目干網のがま口ポーチ」。年末年始の外出に、モバイルバッテリーケースとして大活躍してくれましたよ♪ tsukikana2.hatenablog.com そんなわけで、しばらく花ふきんから離れていた私です。が、久々に広い面積を刺し子したいな、と思いまして、刺し子布のストックを引っ張り出しました。 今年初の花ふきん、どれにしようかな。嬉しく迷いました♡ 刺し…

  • 刺し子14作目は、一目干網の小さなあしらい(がま口ポーチ)

    麻布に刺し子をして、小物を作ってみたい。あんなものもこんなものもと、頭の中ではいろいろ妄想しつつも、これまでなかなか実行に移せずにきました。 でも、ようやくひとつ、完成させましたよ! 刺し子初心者。14作目は、一目干網(ひとめほしあみ)をあしらった自作デザインの、麻布がま口ポーチです。 一目干網 ■がま口の口金を使って 手元にある生成りの麻布の端切れで、何ができるか考えていた私。また、最近がま口の口金を使って何かを作る、ということに興味があり(昔からがま口好きです)、セリアさんやダイソーさんで見掛けると、つい口金を買ってしまう(なんで?)、ということが続きました。 これはもう、刺し子をした麻布…

  • くるみボタンで作る刺し子のニードルレスト

    モチーフの試し刺しについて、前回、書きました。小さなスペースならば、生地に直接方眼線を引くことも苦にならず、試してみたい文様をすぐに刺せるというのが、とても魅力的に感じた私です。 tsukikana2.hatenablog.com 刺し子をあしらった小物も、いろいろ作ってみたい。お裁縫は苦手なんですけど、ずっとそんな妄想もしています。試し刺しのサイズ感が、小物に仕上げた姿をイメージしやすくしてくれたようです。 いろいろ、作ってはみたいのですが・・・。まずは手始めということで、お裁縫が苦手でもすぐにできる小物からかな。 というわけで先日、針を一時置きするための「ニードルレスト」というものを作って…

  • 小さな布でモチーフを試し刺し

    刺し子に親しむようになり、隙間時間を利用して花ふきんを作っていく楽しさを知りました。印刷線に沿って糸を刺し、少しずつ文様が色づき浮かび上がってくるのを見るのは、本当に心弾むものです。 ただ、手が遅い私には仕上げるまでに時間がかかります。そして、まだまだ完成には遠いなあ、と思っている間にも、WebやInstagramで次々と素敵な作品を目にし、「私も今度はこの文様を刺してみたい」と何度も思ってしまうのでした。 そんな気持ちのあるうちに、ちょっとだけでも試せたら、モチーフだけでもどうなっているのか確認できたら・・・。 とりあえず、5ミリ方眼のノートに8センチ~10センチ四方くらい、モチーフを落とし…

  • 刺し子13作目は、花分銅の花ふきん

    絵画のような曲線の図案を、なみ縫いだけで描いていく。前回の「流水」ではそんな体験をしました。刺し子、とひとことで言っても、いろいろあるんだなあと実感した私です。 また、刺し子糸の魅力についても改めて感じるところがあり、新しい糸との出合いに対しても、積極的に考えるようになりました。世の中には素敵な刺し子糸がたくさんあるのですね。 さて、前回が割と渋めの(?)文様だったので、その反動かもしれませんが、今回はふわっと優しい、可愛らしい文様を選んでみました。 刺し子初心者。13作目は、ホビーラホビーレさんの「花分銅」387です。 花分銅 ■一目惚れした「まだら染め」 インスタで目にして、その可愛らしい…

  • 刺し子12作目は、流水の花ふきん

    8月も残り2日となりました。長かった夏も、そろそろ後ろ姿を見せています。 夏の間に、涼し気な文様を刺してみようかな、なんて思っていたのですが、ちょっとのんきにしてたらもう季節が変わろうとしていて、少し慌てました。お盆を過ぎると、秋の気配が漂い始めるんですね。 でも、なんとか8月中にひとつ、仕上げることができました。 刺し子初心者。12作目は、ホビーラホビーレさんの「流水」403です。 流水 ■祈りの込められた古典柄 この刺し子布は、ホビーラホビーレさんの店頭で見掛けて買い求めたものです。水の流れを曲線で絵画のように表現していて、粋で大人っぽいデザインだなあと気に入ったのです。 後でホビホビさん…

  • 刺し子11作目は、米刺しの花ふきん

    久し振りに刺し子をしようと思ったのは、6月に入る頃だったでしょうか。父の四十九日法要も済み、百花繚乱の5月に癒やされ、気持ちは少しずつ落ち着いてきたように感じていました。 それでもまだまだ苦しかったし、諸々の手続きのことや、両親の住んでいた家のことなど、不安や気忙しさもあり。それは今でも続いているのですが…。 そろそろまた刺し子がしたい。そう思えたのは、刺し子をしていると楽しい気持ちになってくる、ということを心がちゃんと覚えていて、楽しくなりたいという欲求も自分の中にあったからなのでしょうね。 さて。どの文様をどんな色で刺そうかな…。 迷いましたが、選んだのはとてもシンプルで愛らしい文様。糸色…

  • 刺し子10作目は、花あそびの花ふきん

    去年の12月に、麻布に花糸で刺し子をしてみたい、という思いをとりあえず果たせた私。次は、染色アトリエKazuさんの段染めの細糸を使って、また花ふきんを刺したくなっていました。 年末年始の慌ただしさ、遠方に住むひとり暮らしの父への対応と心配。そんな日々の中で、何度も刺し子を中断したこと、それでも隙間時間を見つけては刺し子布に向かっていたことを思い出します。 綺麗な色の糸に触れていると、心が落ち着いてくるのでした。刺し子タイムは、自分をニュートラルに戻す時間だったのかもしれません。 半年以上たちましたが、当時を振り返ってみると、これからどうなってしまうのだろうという悩みや心細さもよみがえってきます…

  • 刺し子9作目は、変わり花刺しの小さなあしらい(ミニ棚カバー)

    刺し子に興味を持ってから悩みつつ自分で刺すようになり、他の方の作品もよく見るようになった私は、昨年暮れあたり、花ふきんではないものもちょっと作ってみようかな、などと思い始めていました。 もう少し時はさかのぼって。私は、2018年にネットで見つけたシライカズミさんの刺しゅう作品にときめき、すぐに『刺繍で描く小さなモチーフ』という本も購入、シライさんの図案を用いてブローチなどを作っていました。 ✻その頃、メインブログで書いた記事がこちら↓ tsukikana.hatenablog.com 実は、そのときに買い求めたデンマーク製の「花糸」がまだたくさん手元にあり、この素敵な糸で刺し子してみたらどんな…

  • 刺し子8作目は、亀甲花刺しの花ふきん

    去年の夏から秋口にかけて、途切れ途切れではありますが、私はセリアさんのミニ花ふきんを3枚刺しました。 柿の花、花刺し、十字花刺し。どれも楽しくて、もっとミニ花ふきんの刺し子布を買い足そうかな、とも思っていました。が、デパートの催事で憧れの「染色アトリエKazu」さんの刺し子糸を入手すると、また大きな花ふきんを刺したい気持ちが膨らんで……。 そろそろ広々とした景色を眺めたいな。Kazuさんの糸をたっぷり使って、秋を描きたい。 10月の終わり頃。いくつか買ってあったホビーラホビーレさんの刺し子布を並べて、楽しく悩んだ私でした。 刺し子初心者。8作目は、ホビーラホビーレさんの「亀甲花刺し」339-2…

  • 刺し子7作目は、十字花刺しのミニ花ふきん

    しばらく刺し子をしていません。2月に恐ろしく辛いことが起こり、その後、何も手につかない日々が続き、また多忙でもあったためです。人生にはそういうことも、ままあるものですね。 大好きになった刺し子を、そろそろまた刺してみようかな。最近になってようやく、そんな気分になってきました。でもその前に、ずっとここの記事の更新をしていなかったことが気になって。 前回の記事では、花刺しのミニ花ふきんのことを書いていますね。その後、4つの刺し子作品を作っていたのです。 少し時間が経ち過ぎてしまったかもしれません。ちゃんと思い出せるかな? 不安はありますが、刺し子ノートと写真は手元にありますので、ブログにまとめて記…

  • 刺し子6作目は、花刺しのミニ花ふきん

    前回、ミニサイズの花ふきんで、そのスピーディーな進み具合に気を良くしていた私。あれは昨年の梅雨どきでした。 ✻前回の記事です↓ tsukikana2.hatenablog.com すぐに次に取り掛かりたかったのですが、遠方でひとり暮らしをしている父のこと(介護保険調査やスマホデビューなど)で、ちょっと立て込んでいたり、イラストを描きたい気持ちが高まったり、その他にもいろいろあって忙しくなってしまい、ようやく再びの刺し子タイムを楽しめたのは、7月の終わり頃でした。 さあ、今度はどれを刺そう。糸はどれを使おう。 この迷い、嬉しかったです。手元に、刺してみたい刺し子布が数枚ある、糸もいくつかある、と…

  • 刺し子5作目は、柿の花のミニ花ふきん

    刺し子には、いったいどれほどの柄があるのでしょう。 伝統文様だけでもかなりの数、ありそうですし、そこから派生したデザインもあるわけです。その上、前回の「あじさい刺し」のように、人気のある有名な文様だけど、作者が存在して著作権もあるという、そんな新しいデザインもどんどん増えているのですね。 まだ4つの花ふきんしか作っていない私は、Instagramなどを見て、刺してみたい文様が増える一方でした。でも、自分の刺すスピードの遅さ、刺し子のために確保できる時間の少なさを考えると、とても追い付かない気がして焦りました。 あれもこれも、刺してみたい文様がたくさんあるのに、時間が足りない……。 刺してみたい…

  • 刺し子4作目は、あじさい刺しの花ふきん

    これまで私が作ってきた3枚の花ふきんは「霰亀甲」「花亀甲」「麻の葉」。いずれも六角形を基本とした文様でした。 六角形は落ち着きます。雪の結晶やミツバチの巣など、自然界にも多い形だからでしょうか。秩序や調和、安定感のようなものを感じ、心地よいのです。 以前、よく描いていた点描曼荼羅も、8方向より6方向の広がりの方が、全体の形として素敵だと思ったものでした。 ✻点描曼荼羅。もうひとつのブログでずっと前に書いた記事です↓ tsukikana.hatenablog.com でも、ちょっと違う形も経験したくなりました。徐々に試してみたいと思う新しいこと。そのひとつが六角形モチーフでないもの、だったのです…

  • 刺し子3作目は、麻の葉の花ふきん

    刺し子する楽しさに目覚めてしまった私。お次は「麻の葉」です。 前回の「花亀甲」のとき一緒に布を仕立てておき、躾けまで済ませておいたので、今回はすぐに刺し子の作業に取り掛かることができました。 ああ、刺し子したいな。と思ったときに、布の仕立てから始めることを思うと、つい面倒になってしまう私。まだまだ、ですね……。 思えば、フランス刺しゅうをしているときも、同じです。素敵な図案を見つけて、次はこれを刺してみたい、と思うのに、何に刺すの?何を作るの?という問題を前にして、立ち止まってしまう。 いつか額装しようと思っている刺しゅう、いつかブローチになるかもしれない刺しゅう。そういうものが引き出しにたま…

  • 刺し子2作目は、花亀甲の花ふきん

    昨年の暮れに、ホビーラホビーレさんの実店舗に、閉店時間ぎりぎりに駆け込んで買った刺し子用の図案入り晒布、3枚。次はどれにしようか、楽しく悩みました♪ 花亀甲 ■お花畑のような花亀甲 最初に作った霰亀甲が、グリーン・ブルーのグラデーションだったので、今度は温かみのある色で刺してみたいと思い、それならばお花のイメージが良いかな、と。 選んだのは「花亀甲(はなきっこう)」315-2でした。前回と同じ、長寿吉兆を表す吉祥文様の「亀甲」をアレンジしていますね。おめでたい柄です。そして、六角形はやっぱり落ち着くと感じる私。笑 花亀甲も、憧れていた文様のひとつでした。お花畑のようなドリーミーな仕上がりになる…

  • 刺し子糸の玉巻き、私の場合

    昨年の秋、刺し子の魅力を知り、12月に初めて花ふきんを作った私。それは、霰亀甲(あられきっこう)という文様でした。 ✻前回(ブログの初記事)に書きました↓ tsukikana2.hatenablog.com この初作品を刺している間に、もう次を作りたくなっていて、Instagramでよく名前の挙がる「ホビーラホビーレ」さんのサイトを何度も覗いて、楽しく迷っておりました。 www.hobbyra-hobbyre.com ただ、なんといっても師走です。忙しいのです。そして、霰亀甲を仕上げた翌日から、私は遠距離でひとり暮らしをしている父のところへ、サポートに出掛けることになっていました。(実は昨年の…

  • 人生初の刺し子は、霰亀甲の花ふきん

    「刺し子って、こんなに可愛いものだったの?」と、思わず声が……。 1年前の秋のことです。Instagramで、ある方の刺し子作品をたまたま目にして、ちょっとした衝撃を受けました。 それまで私の中では、刺し子って「和」そのもので、真面目で質素で奥ゆかしい、昔ながらの日本女性、みたいなイメージがありました。ところが、その作品はまるでメルヘン。淡い色合いの明るさ、軽やかさ、自由で陽気な表情に、そう、ドキドキしてしまったのです。 それから程なくして、試してみようかな、という気持ちになりました。刺し子のこと、何も知らなかったのに……。 こんにちは。つきかなです。刺し子と出会って、そろそろ1年。ゆっくりペ…

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