中学受験業界では有名な森上教育研究所の森上展安さんの『10歳の選択──中学受験の教育論』(ダイヤモンド社)を読みました。その中に「正答率から見た成績向上法」という記事がありました。合不合などの模擬試験の結果がでるときには、各問題について何パーセントの人が正解しているかを示す正答率が示されます。この正答率と偏差値には相関関係があって、「正答率50%の問題が全部クリアできていれば偏差値50」、「正答率40%の問題が全部クリアできていれば偏差値60」になるということを導き
早稲アカにはNNクラス(何が何でもの略)という、6年生からスタートする完全志望校別の対策コースがあります。NNコースは御三家6校と早稲田、早大学院、早稲田実業、慶応普通部、駒場東邦、渋谷幕張の計12コースがあります。その中学校の専門の講師が
子どもの学校では、中学1年の夏休みはクラスごとに長野県の施設で3泊4日の合宿があります。湖で泳いだり、班ごとで演劇をしたりといろいろなイベントがあるそうです。先に行ってきたクラスの人の話によると、すごく楽しかったそうです。そして日焼けで大変
このところ今年中学受験するという方、何人かと話す機会がありました。みなさん、だんだんいろいろと焦ってきたり、困ってきたりしている様子。「そうそう、うちもそういうことあった」という話がいろいろでてきて、共感できるし、いろいろいってあげたくなり
東洋経済「中高一貫校 新序列」とダイヤモンド「中高一貫校・高校 大学合格力ランキング」の読み比べ
ちょうど同じタイミングで週刊東洋経済の中学受験特集号と、毎年でているダイヤモンドの「中高一貫校・高校 大学合格力ランキング」というムックが販売になりました。本当はもう中学受験は終わっているのに、いまだに情報を追いかけてしまいます。沼から抜け
子どもの学校でこの前やっていた期末試験の成績が戻されました。何人中何番と明確に数字がでるので、自分のポジションがはっきりとわかります。子どもは「中間の順位より下がったら、Youtubeを封印する」といっていたのですが、かろうじてクリアできた
中学受験はかなりの確率で親と子どもで対立します。親はどなり、子どもは泣きわめくみたいなことも少なからずあります。うちの場合はとくに5年の頃が厳しかったです。まず塾の勉強が、4年よりも大きく負荷が増え、かなり子どもは大変になります(6年はもっ
受験校を選択するときに、学費について調べたことがありました。「市進の学費一覧のサイト」によると、私立中学ではおおむね6年総額で400万円〜850万くらいかかる感じでした。学校によっても費用は異なるのですが、うちが受験した学校は、6年間で60
本日がちょうど合不合テストの第2回だったそうです。うちも去年受けたときの成績は、第1回:60.1第2回:54.9だったようです。第1回でまあまあだったと思っていたのが、第2回で下がってきました。そしてこのあと秋からどんどん下がっていきます(
今週は子どもの期末試験期間です。ふだん弁当を作っているのですが、今週はいらないだろうと思っていたのです。ところが、初日のテストを終えて帰ってきた子どものところに、クラスメイトからLINEがきて、けっこうな人数が学校で自習していることがわかり
しばらく記事の間隔があいてしまいましたが、子どもが学校で流行していたコロナに感染しました。その後、父親、母親と連続してかかって家庭内パンデミックになっていました。子どもも親もようやく復帰して、通常生活が戻ってきたので、またぼちぼち記事をあげ
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中学受験業界では有名な森上教育研究所の森上展安さんの『10歳の選択──中学受験の教育論』(ダイヤモンド社)を読みました。その中に「正答率から見た成績向上法」という記事がありました。合不合などの模擬試験の結果がでるときには、各問題について何パーセントの人が正解しているかを示す正答率が示されます。この正答率と偏差値には相関関係があって、「正答率50%の問題が全部クリアできていれば偏差値50」、「正答率40%の問題が全部クリアできていれば偏差値60」になるということを導き
横浜翠嵐高校の入学前説明会で配布されるプリントがすごいと評判です。配布された資料を見ると「横浜翠嵐に入学した生徒は覚悟を持って」と記載されていて、家庭での勉強時間の目安が書いてあります。 平日は「2+学年」、休日「4+学年」というこうとです
東京大学の合格者数がでていました(筑駒はまだですが)。 合格者数でいうと開成がトップになっていましたが、現役合格率で見るとちょっと変わってきます。聖光学院が229名中86名で、37,55%でトップだそうです。開成は402名中117名で29.
先日のSAPIXに引き続き、日能研の中学入試分析会「オン・ザ・ロード」に参加してきました。 場所が横浜の神奈川県民ホールの大ホールでちょっと驚きました。ここ2000人くらい入るんですよね。実際には2階席などは使っていなかったので、そんなには
各学年のおわりころに学校でZ会の模試が行われますが、その成績表が配布されてきました。 こういう成績表などが配布されたときに、学校から「配布しました」っていうメールが届くのがなにげに助かります。子どもが隠すとかではないのですが、ずぼらでプリン
子どもにマッチしそうな受験校を選択するための考察が書かれています。要するに偏差値だけで選ぶのではなく、「共学か別学」か、「進学校か付属校」か、「管理型か自由形」かを踏まえて学校選びをしようという本です。 それぞれのメリットとデメリットが記載
3/4日に行われたSAPIXの中学入試分析会に行ってきました。会場は渋谷のさくらホールというところで、満員でした。母が7割、父が3割くらいで(あるいは6:4)、「けっこうお父さん多いなあ」という印象を受けました。 全体の構成としては、202
中学受験業界での超有名人、スタジオキャンパスの矢野耕平さんによる『ぼくのかんがえた「さいきょう」の中学受験──最強と最凶の分かれ道』を読みました。 ちょっとタイトルにひかれなくて、買ったまま読まずにいたんですが、読んでみたら面白かった。たぶ
今、中学受験をするなら大半の人は塾に通うことになります。塾選びや通塾時期についてご紹介します。 中学受験は塾選びが決め手になる 塾に通わない中学受験をされている方もいなくはありませんが、親がしっかりと指導も含めた伴走する必要があり、親ががっ
中学受験が佳境になったタイミングで、東洋経済が2024/2/3特大号「中学受験狂騒曲」を販売しました。 この時期の販売なので、小学校6年生を対象にしたのではなく、それ以下の学年に向けたものじゃないかと思います。東洋経済なので、1冊まるごとと
東京・神奈川の中学受験はいよいよ明後日になりました。ちょっと去年の自分のブログなどを見返して、直前に行っていたことを思い返していました。 塾の入試激励会 うちは早稲田アカデミーだったので、入試直前には激励会がありました。塾でもらったハチマキ
昨日、子どもが帰って来るなり「もう最悪」とぶんむくれていました。話を聞いてみると、クラスの友達とやり合っているうちに、お互い手が出て、相手の子が泣いてしまったと。そこへ先生がきて、どうした? と聞かれて「自分が泣かせちゃいました」と申告した
東京・神奈川の受験までは、いよいよあと1週間となってきました。もうできることは限られているので、逆に親の方も腹が据わってくる感じじゃないでしょうか。 去年の今頃は何をしていたかとちょっと過去の記事をあさってみました。 NNのクラスで毎週やる
東京・神奈川の受験もいよいよ直前となって、XやLINEのオープンチャットでは、メンタルにダメージを受けている保護者の方を見かけます。 メディアや塾関連からも保護者や受験生に向けた動画が配信されています。1月9日にもAERA with Kid
関西の難関高や、埼玉受験などが終わりを見せ、つぎは千葉、そのあとはいよいよ東京・神奈川となります。 そんななか、Yahooに「サピックスの中央値はMARCHではない。優秀層じゃないとMARCHも無理」…都内有名塾経営者が語る「過去に最難関校
関東ではいよいよ埼玉や、地方中学校の東京受験が始まりますね。おつかれさまです。本番の人も前受けで受験する人もいると思いますが、とにかくリアルな中学受験がはじまります。 親の待機場所について 親は付き添いで一緒に会場に行くと思いますが、子ども
去年の今頃は、子どもは塾に行き、親もふつうに過ごしていて、正月もクリスマスもなく過ごしました。 元旦はちょうどNNの正月特訓でした。元旦から「そっくりテスト」という第1志望の模擬テストを行います。去年の状況としては模擬テストで届かず、本番で
サンデー毎日で「2024年中学入試:首都圏の受験率は過去最高を更新も 人気継続で高まる安全志向 エキスパート座談会」という記事が掲載されました。 安田教育研究所代表の安田理さん、サピックス教育情報センター本部長の広野雅明さん、▽市進学院学校
子どもの期末テストも終わって、2学期も終わりにかかってきています。 期末テストの結果 期末テストの結果がでてきました。今回の期末テストは直前にインフルエンザによる学校閉鎖があったりして、ちょっとイレギュラーな感じになっていました。 子どもも
2024年組の方から、「入試が直前に迫ってきたのに、相変わらず家で集中して勉強しない」「模試で偏差値が上がらない」「過去問で合格点がとれない」といった話を聞くことがあります。 本人はひょうひょうとしているけど、親のメンタルの方が持たないって
5月の下旬になると、早稲田アカデミーの「NNオープンテスト」の2回目が行われます。無料で受けられるので、NN開成やNN桜蔭など冠のついた学校を志望しているなら受けておきたいテストです。NNオープンテストはNNの講座の入会資格テストでもあるの
学校によりますが、たいていの学校では入試問題に時事問題がでます。各塾では、6年の11月くらいに時事問題をまとめたテキストが発行されます。まあ、それをきちんとおさえればいいのですが、6年はやることが多すぎて、なかなか手が回りません。そこでよく
受験期に必要なものをいろいろ買いましたが、あとになって「買っておいて本当に良かった」と思ったものなどをあげていきます。A3複合機は必要?A3複合機が必要な理由は、過去問のコピーがメインです。過去問を実施する際に、実際の試験サイズに拡大して使
週刊ダイヤモンドの2023・04/14・22合併号で中学(小学)受験特集が組まれていました。はじめは楽天マガジンに掲載されているということで、それで読んでみたんですが、内容がイマイチよくつながりません。よくよく見ると、掲載されているページが
今日は第1回の合不合のようですね。6年生になっての大きなテストですし、志望校の合格率判定もでるしで、成績は気になるところです。でも、これって「今のポジションの目安になる」くらいの印象で、一喜一憂しないほうがいいように思います。特に第1回は、
今日は中学の入学式でした。天気はイマイチでしたけど、なかなか良い入学式でした。特に校長先生の挨拶がなかなか印象的でした。「この学校は居心地のいい学校と言われていますが、勉強もしっかりやるから忙しいし、部活も忙しい。イベントも多くて、ともかく
以前、Y55〜Y60くらいの微妙な中間層だった子ども受験について、下記のような記事を書きました。2023年の受験結果が出そろってきたり、メディアでもいろいろ情報が流れてきたりしています。それらをみると、やっぱり中間層の中学受験が難しくなって
最近、立て続けに大手メディアで中学受験の情報が流れてきました。いろいろと事実関係がだいぶわかってきたという状況なのかもしれません。【中学受験】小6の親が明かす「成功と後悔」2023〈朝日新聞EduA相談室〉まずは朝日新聞系のEduAの座談会
先日、東大のランキングをもとに「東大などの学校別現役進学率を調べてみました」という記事を書きました。インターエディの資料では、私立大学のデータが一部しかなかったのですが、AERAdotに早慶の合格率のランキング記事がでていました。現役だけで
インターエデュで「2023年 東京大学 京都大学 難関大学合格者 高校別ランキング」がでていました。そのランキング表を元に、「東大・京大・一橋・東工大」の現役合格率を出してみました。「東大・京大・一橋・東工大」に絞ったのは、国立なので合格に
先週、中受業界では有名な矢野先生(スタジオキャンパス)と茂山先生(@kiryushigeyama)のスペースを聞きました。2023年の中学受験の総括みたいな内容でした。内容は多岐にわたりましたが、特に気になったポイントが「2023年の中学受
新6年生になるといきなり忙しくなります。新6年といっても塾の新学期は2月からなので、まだ5年生なんですが。まずクラス分けを決める「組み分けテスト」があり、定期的に「合不合テスト」(受験までに6回)があります。そのほか「YT週テスト」が毎週土
予約殺到の東大卒スーパー家庭教師として有名なジュクコ(長谷川智也)さんの新作です。前作の『中学受験 自走モードにするために親ができること』も読みました。とてもいいことが書いてあったし、そうできたらよかったんですけど、残念ながらうちでは自走モ
以前、Y55〜Y60くらいの微妙な中間層だった子ども受験について、下記のような記事を書きました。最上位層(Y65〜)には届かない、上位層(Y60〜Y65)との差は大きく、一瞬届いても安定しないという状況の厳しさについての記事です。今になって
子どもが通っていた塾の合格実績が配布されていました。うちが通っていたのは、今年の一学年が50人強の生徒なので、せいぜい中規模程度の校舎だと思います。大きい校舎なら100人超えでしょうし、サピックスの自由が丘校などは300人超だそうです。20
いきなりですが、前回の記事で入塾した時期に間違いがあったようです。新4年生になってから入塾したと思っていましたが、3年生の秋冬から通い始めたようでした。思いがけずにSクラスになったがすぐ落ちた4年入塾テストを受けて、無事に早稲田アカデミーに
ちょっと話題になっていた『すべてあなたのためだから』を読みました。今まで中学受験関連の小説などはいくつか読んでいます。『翼の翼』は中学受験をかなりリアルに描いた正統派の小説でした。主人公の男の子(翼)が思ったより成績がどんどんあがっていって
わが家の中学受験について振り返っておきたいと思います。前にも書きましたが、うちは塾でいえばギリギリ上から2番目のクラスに在籍していたゾーンです。最上位層ではなく、かといってボリュームゾーンからは「お前違うだろ」って言われる微妙な中間層です。
2023年の受験も落ち着いてきて、振り返ってみると、やっぱりいろいろ足りないことが多かったなあと思います。もしもう一度できるなら、違った戦い方ができたんじゃないかと思ったりします。そのへんをふまえて、中学受験のことを考えてみます。とくにうち
二月の勝者の17巻を読みました。いろいろ泣きどころが満載だったのですが、それはともかくとして、「30%しか第1志望に受からない」理由についてのシーンがありました。要するに「持ち偏差値の適正校ではなく、もっと上を目標にさせるから、第1志望に受