奇譚 路地裏の家
Sさんが片田舎の生意気な小学生だった頃。学校からの帰り道、何となく寄り道をしていると、ある細い路地の向こうに大きな一軒家があった。なんの変哲もない家だったのだが、Sさんは何故かその家がとても気になってしまった。細い路地へ入り、そろそろと奥まで進んでいき、家の前に辿り着く。家の周りは木の柵で囲まれており、周りも綺麗に手入れがされていた。Sさんは、ゆっくりと柵を乗り越えて、家の裏側に回った。
2023/04/30 09:10
2023年4月 (1件〜100件)
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