韓国が20年間、新しい成長を成し遂げられなかったのは、「起業家精神」が衰退したためであり、法案による規制がイノベーションの足を引っ張っている、との主張がありました。果たして、韓国の足踏みが「起業家精神」のせいだけなのか...この主張の妥当性はともかく、イ・ジェミョン政権は先日、国会で商法改正の法案を通過させました。この中には、俗に「3%ルール(監査委員選任制限)」と呼ばれるものが含まれており、取締役の訴訟リスクをアップさせると言われています。つまり「起業家精神」をますます委縮させる法案なわけです。