chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • 『落語家、はじめました。』やりきってあかんくても、落ち込むなや自分!

    吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。「笑って笑って♪」と言うてくれてるみたいです「大阪」「落語」が題材の小説とあらば、普段は読まないライトノベルだろうにも興味がわきました。『落語家、はじめました。(伽古屋圭市:著)』です。リンク苦手意識のあるライトノベルですが、読んでみてよかったです!高校の同級生とコンビを組んで漫才師になった香乃。しかし芽が出ないままコンビ解消。これからどうしようと悩...

  • 『キャクストン私設図書館』実在してほしい小説の登場人物

    吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。お世話になりすぎている図書館緑いっぱいの中にあります今回も本にまつわる小説を紹介します。『キャクストン私設図書館(ジョン・コナリー:著)』です。リンクその図書館はひっそりと存在しています。借りに来る利用者はいません。ではなぜ在るのか?キャクストン私設図書館は、小説の登場人物が「実在」しているのです。知名度が高まり、やがて登場人物が読書家の間ですっかり...

  • 『さいごの本やさん』読書週間です

    吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。近所の水族館。癒しの場所です。10月27日から11月9日は「読書週間」です。この週間には、本を読みたくなる本がぴったりかなと思ったので、今回はこちらを紹介します。『「さいごの本やさん」の長い長い終わり(野村美月:著)』です。リンク町に一軒だけある、書店の店主が亡くなるところから始まります。閉店しなくてはならないため、残ったアルバイトスタッフたちが、最後の一...

  • 『動物たちの内なる生活』動物に感情があるという当たり前の話

    吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。わかりづらいけど、リス〜動物にも感情がある。科学で証明されていないから、感情や感覚はない。どちらの意見もあります。本書を読んだら、動物に感情があるという確信が強くなりました。『動物たちの内なる生活(ペーター・ヴォールレーベン:著)』です。リンク以前紹介した『樹木たちの知られざる生活』の続編です。ドイツの森林管理官のエッセイです。森の動物や自分のペット...

  • 『あんなに あんなに』わたしは欲張りにできている

    吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。今回は期間限定動画になっている絵本を紹介します。『あんなに あんなに(ヨシタケシンスケ:作)』です。リンク子どもとの日常を描いています。あんなに○○だったのに もうこんな と、子どもあるあるで笑ったり、成長の早さを感じてホロリときたり。作家の志茂田景樹さんが、「なんだか罪な絵本だぞ」とツイートされてましたが、まさにその通りの絵本です。対象読者は、子育て...

  • 『大地の五億年』わたしたちは地球の出汁で生きています

    吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。牧草地。これから刈り取るというか、巻き取ります。地球に感謝したくなる本を読みました。『大地の五億年(藤井一至:著)』です。リンク地球に土壌が誕生してからこれまでの生物と農業の歴史、食への未来について書かれた本です。読む前は難しいお勉強本かと身構えていましたが、著者の文章力がすばらしくて、楽しい読書となりました。土の存在が月や火星と地球を分かち、植物、...

  • 雑誌でみつけた元気が出る言葉②

    吉報配達屋へようこそ。吉報を届けることができますように。もうじき夜明けです。「めんどくさい」がやってきたときにこの言葉を思い出したいです。面倒でもなんでも、おいしくなるならいいかな「面倒で手間のかかることを続ける。美味い豆腐作りはそれだけだよ」雑誌『クロワッサン 2021年9月10日号』で見つけた言葉です。小野田豆腐店の店主・小野田さんの仕事観は、「面倒でもなんでも、おいしくなるならいいかな」です。豆腐...

  • 『ヒトラーvsピカソ』誰も何も傷つけない武器が芸術なのだ

    吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。ピカソ展で実物を見た時の、大きさと圧の衝撃が忘れられません。画家つながりで映画を観たくなり、プライムビデオで探しました。今回は映画の感想というか、心に残った言葉を紹介しますね。『ヒトラーvsピカソ』です。リンクナチスの残酷な行為のひとつが、芸術品の略奪と破壊でした。本作は、ナチスがなぜ、どのように略奪・破壊していったのか。今でも行方不明の作品およそ10万...

  • 『ヨーロッパぶらりぶらり』芸術家の目

    吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。人魚姫の像。細かい描写!日本紀行に続いてヨーロッパ紀行の本を紹介します。『ヨーロッパぶらりぶらり(山下清:著)』です。リンク山下清さんの念願がかなった海外旅行。『日本ぶらりぶらり』の時よりも、コントのような会話が多いです。式場先生のあとがきには、「つらい旅行だった」という一文もあります。笑えます。「ああ言えばこう言う」の清さんに、式場先生うんざりして...

  • 『日本ぶらりぶらり』本質をみる目をもつ山下清

    吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。「裸の大将」という愛称で親しまれ、繊細な貼り絵の数々で今でも人気の山下清さん。今回紹介する本は、『日本ぶらりぶらり(山下清:著)』です。リンク雑誌文藝春秋に連載していたエッセイをまとめた本です。本来の清さんの文章は、「ので」「ので」と続き、句読点がほとんどないため、かなり読みづらいのです。しかしこのエッセイは、ずっと清さんを支えてきた式場先生による修...

  • 『俳句歳時記 秋冬新年』季語が重なってもステキだよ

    吉報配達屋へようこそ。吉報を届けることができますように。見えるかな?赤とんぼ、写ってるだけで6匹。もっともっとたくさん飛んでました。今の季節にピッタリ合う詩や短歌を見つけると、他のタイミングでよむとき以上に胸にしみこんできて「四季っていいなあ」と感じます。『吉野弘詩集(ハルキ文庫)』より、「秋景」を。リンク秋景赤いコスモスの花に蜻蛉がとまってるね絵になってるね俳句なら秋の季語が二つ重なっている構図...

  • 『ブラック・ジャック創作秘話』手塚先生、すばらしすぎます

    吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。今日はガンジーを尊敬する長男の誕生日、11歳になりました。長男の尊敬する人はもう一人いて、それは手塚治虫です。今年の誕生日プレゼントは、ブラック・ジャック全巻セット。ボックスに描かれるピノコがキュートです!ちゃっかり、わたし用にもマンガを購入しました。『ブラック・ジャック創作秘話①(吉本浩二:漫画)』です。リンク手塚治虫とともに現場にいた関係者たちの証...

  • 『これもすべて同じ一日』大切なのは足跡ではなく

    吉報配達屋へようこそ。吉報を届けることができますように。どこまで歩こうか。クマに会うかもよ。もっと詩を食べようと思い立ったので、若かりしころに読んだ詩集を引っ張り出してきて、読み返していました。『これもすべて同じ一日(銀色夏生:著)』です。リンク昭和63年発行の版なので、店主が15歳のときの本ですね。ふお~……生きてきたなあ。あらためて読み返してみると、15歳のときにグッときた詩が今はそうでもないと感じる...

  • どうしたら本が読めるか?わたしの読書法

    吉報配達屋へようこそ。今回は、雑談です。次に控えている本たち♡ブロ友さんから、「どうしたらたくさんの本を読めますか?速読の秘訣はありますか?」と質問を受けました。たまに訊かれます、この質問。なので、わたしなりの読書法、なんて大それたものではないんですけど、「こうやって毎日本を読んでますよ〜」をお伝えします。ポイントは2つです。・講演会に行ったつもりになる・毎日、15分だけ読むポイント1:講演会に行った...

  • 『神様の住所』やさしい心がほしい

    吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。ちんまり見守ってくださるおふたり今回は少し変わった短歌エッセイの本を紹介します。『神様の住所(九螺ささら:著)』です。リンクテーマに応じた短歌を冒頭にして、その短歌についての解説とも読めるような散文、そして最後にまた短歌、という構成になっています。たとえばこんな感じ。9 地図地図上の果樹園の記号その中に世界の電源ひとつ混じりぬ(前略)地図上の<果樹園...

  • 『ガンディー強く生きる言葉』子どもに教わったこと

    吉報配達屋へようこそ。吉報を届けられますように。10月2日は「国際非暴力デー」だと最近知りました。これはマハトマ・ガンディーの誕生日に由来して制定された日だそうです。名前は知ってる、何をしたのかもうっすら知ってる、でも深くは知らない。そんな偉人でした、私にとって。今回は、もう少し知りたいと思い、とっかかりとして読んだ本、『ガンディー強く生きる言葉(佐藤けんいち:編訳)』です。リンクガンディーに関する...

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、吉報屋店主さんをフォローしませんか?

ハンドル名
吉報屋店主さん
ブログタイトル
吉報配達屋
フォロー
吉報配達屋

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用