前回「出番待ち」と書いてから、バタバタして間が空いてしまいましたが、その間に工事の方はどんどん進み、プラスチックボードドレーンは約半分を打ち終わったところ。DCP PHOTO地表には、50㎝くらいしか出ていませんが、地下は20m以上埋め込ま
「あちこちにある」けど、中を覗き見る機会がない「土木の現場」。そんな土木の現場の「面白さ」を、現場監督目線で綴っていきます。土木の世界の面白さを知っていただき、興味をもってもらえれば幸いです。
ウクライナが大変なことになっていますが、このブログはあくまでリクルート向けの内容をメインなので、政治にかかわる発言はいたしません。ただ、つくづく感じるのは「何事もなく仕事ができる」ことの幸せ。ロシアと聞いて思い出すのは、最初の会社に勤めてい
「海ゴミドローン」というものを、今回初めて現場で使ってみることにした、と前に書きました。11月にレンタルを申し込んで「最速で2月末です~」といっていた機体がやっと届きました。その名も「JELLYFISHBOT」。フランス製。いやぁ、想像して
土木の現場監督をしていると、あまり「文章を苦しんで書く」、という仕事に直面する機会はないのですが、「受注前の技術提案」を書くときと、検査前に「創意工夫」について書く場合には、大いに苦しめられます。今、とある案件の技術提案を書くお手伝いをして
そういえば忘れていましたが、この2月で池間組に入って7年が経過し、8年目に突入しました。社内の方からすれば、「え、あいつ10年くらいいるような態度なのに、まだそんな?」かもしれませんが。。。で、何の直感か、というと。中途で会社を選択するとき
今日も、現場としては「機材の搬出」しかないので、リクルート的話題です。発注者の担当者の方と雑談になったときに、年度末ということで「異動」のことが話題になりました。現在施工中の工事は「国土交通省」の発注工事ですので、国家公務員の異動。ですので
今日は久しぶりにリクルート的な内容で。先日、現場に来たリース会社の営業さんと話をしていたら「僕は全然畑違いの業種から来たので、、、」と、異業種からの転職を「マイナス」に捉えている感じでした。確かに、異業種から異業種へ転職すると、「なんだ、こ
土木の現場監督という仕事は、やってみると意外に「人前で話すこと」が多い仕事です。こんな風に。私の場合、「設計」→「営業」と渡り歩いてきての「現場監督」ですが、この三つの職種の中でも、一番「複数人の人の前に立って話しをする」機会が多いように思
新型コロナウィルスの「第6波」が続いています。今日から、感染対策として食事の際に「個食」をすることにしました。というのも、我が家は学校に通っている子供がいるため、いつ新型コロナウィルスに「曝露」していてもおかしくなく。そして、同じ事務所内に
前にも少し触れたことがありますが、土木の現場監督の仕事は、他の仕事に比べて朝が早い傾向があります。現場作業自体が、8時からと一般的な会社の始業時間(9時とか10時)よりも早いですし、8時に作業開始ということは、それ以前に朝礼だったり、準備だ
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前回「出番待ち」と書いてから、バタバタして間が空いてしまいましたが、その間に工事の方はどんどん進み、プラスチックボードドレーンは約半分を打ち終わったところ。DCP PHOTO地表には、50㎝くらいしか出ていませんが、地下は20m以上埋め込ま
今回の現場は「地盤改良」と呼ばれる工事です。この「地盤改良」、基本的には軟弱土を固めて使える地盤にするのが目的ですが、その方法としては改良材といって固まる材料(セメントなど)を混ぜ込んで固める「固結工」や、良質土と入れ替える「置換法」と、今
3年ほど前に、今工事をしているのと隣の区画で、「載荷盛土」の工事をしたときにも使い、その時にも記事に書きましたが、、、。今回も、厚み50㎝の載荷盛土工を施工するため、目印の「旗」を準備します。作業服で入るにはかなり場違いな雰囲気の手芸店に行
現場からの排水が終わると、厚さ1mの砂が敷き詰められた現場内は、一見すると一面の「砂漠」のように見えます。風が強いと、表面の砂が流れて砂に風紋を刻み、その印象はさらに強まるのですが、、、。測量状況でも、地表面のすぐ下は、まだまだ海水で満たさ
久しぶりの投稿になりました。年末まで担当していた工事は無事竣工し、そのままその上の「地盤改良」工事の施工準備に追われておりました。昨年まで担当していた工事は「埋立地内に海水を溜めて台船を浮かべ、水の底に砂を敷き詰める」水搬式敷砂工という、こ
随分久しぶりの投稿になりました。敷砂の現場の方は、今回台風の影響を何度か受けつつ、無事に作業終了。これから、出来形(設計通りの寸法に仕上がっているか)の確認、発注者の確認を経て、竣工検査への準備に入っていきます。何度も書いていますが、この現
大変久しぶりの投稿になってしまいました💦早いリスタートを、、、と前回書いたのですが、なかなかそのようにはいかず、、、。ただ、6月から順調に施工の方は始まっていて、ブログを書くタイミングを逃してここまで来た、という状況です。+++++++++
昨年の7月から工事を続けてきた「苅田港新松山地区土地造成(敷砂)工事(R5-3工区)」については、先週の金曜に竣工検査を受けて、無事竣工しました。DCIM\100MEDIA\DJI_0295.JPG今回の敷砂工事は、今回と同様の工法を予定し
埋立地の造成工事の現場では、橋梁の現場やケーソン製作工事のような「高所に立つ機会」というのは非常に少ないです。が。今回の工事に入る前に、「あ~、今回は高いところの”恐怖心”と戦う場面があるなぁ、、、」と、その場面を想像したらちょっとブルーに
「砂」は資源として枯渇する方向にあるため、近年価格が高騰している、ということを先日の記事でご紹介しました。それを受けて、福岡県でも「海砂」に代わる材料の使用を模索していて、ここ苅田の「敷砂」工事においては、「クリンカアッシュ」と呼ばれる砂状
この工事においては、うちの工区だけで約20,000m3、6工区全体で言えば約120,000m3を超える量の砂を現場全体に敷き詰めます。わずか50㎝の厚み、と言えども、面積が広い分、膨大な量。土木特有の「m3=立法メートル(業界用語では「リュ
先日、この現場において「砂を敷く」理由について、「泥の上で作業するための足場として」「その後の地盤改良における水の通り道として」、という説明をしました。しかし、「砂を敷く」理由はそれだけではないなぁ、、、と前回の記事を書きながら思っていたの
昨年の7月から工事を続けてきた「苅田港新松山地区土地造成(敷砂)工事(R5-3工区)」については、先週の金曜に竣工検査を受けて、無事竣工しました。DCIM\100MEDIA\DJI_0295.JPG今回の敷砂工事は、今回と同様の工法を予定し
埋立地の造成工事の現場では、橋梁の現場やケーソン製作工事のような「高所に立つ機会」というのは非常に少ないです。が。今回の工事に入る前に、「あ~、今回は高いところの”恐怖心”と戦う場面があるなぁ、、、」と、その場面を想像したらちょっとブルーに
「砂」は資源として枯渇する方向にあるため、近年価格が高騰している、ということを先日の記事でご紹介しました。それを受けて、福岡県でも「海砂」に代わる材料の使用を模索していて、ここ苅田の「敷砂」工事においては、「クリンカアッシュ」と呼ばれる砂状
この工事においては、うちの工区だけで約20,000m3、6工区全体で言えば約120,000m3を超える量の砂を現場全体に敷き詰めます。わずか50㎝の厚み、と言えども、面積が広い分、膨大な量。土木特有の「m3=立法メートル(業界用語では「リュ
先日、この現場において「砂を敷く」理由について、「泥の上で作業するための足場として」「その後の地盤改良における水の通り道として」、という説明をしました。しかし、「砂を敷く」理由はそれだけではないなぁ、、、と前回の記事を書きながら思っていたの
今回も現場作業を行う中で、将来の「担い手」に現場のことを知ってもらうための「現場見学会」を実施しました。一組は福岡県立八幡工業高校の土木科の高校生たち。そしてもう一組は西日本工業大学工学部の土木工学系の大学生たち。一般の方々にとって、埋立地