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(株)池間組 現場監督のブログ http://sorairo51.sakura.ne.jp/ikema_genba/

「あちこちにある」けど、中を覗き見る機会がない「土木の現場」。そんな土木の現場の「面白さ」を、現場監督目線で綴っていきます。土木の世界の面白さを知っていただき、興味をもってもらえれば幸いです。

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2021/07/23

  • 「夜逃げ屋本舗」

    通常であれば、現場作業が終わった後、何週間か置いてから現場事務所などの片付け、となることが多いのですが。。。今回、現場が終わったのが月末。リース品の費用のことなどを考えると、なるべく「月内」に色々返しておきたい。で、28日に検査が終了したら

  • 「夜逃げ屋本舗」

  • 完成

    3月28日に竣工検査を受け、工事は無事完了しました。この数年、数か月スパンの短い工事の担当が続いていたので、今回のほぼ一年という工期はすごく長く感じました。実際に現場が動いていたのは7か月ほどで、待期期間が4か月ほどあったのも、長く感じた理

  • 完成

  • 若手の測量

    現場での作業が終わり、次は「竣工検査」の準備がメインになってきます。我々土木の現場監督にとって、重要なスキルの一つが「測量」に関するもの。図面上に示された工事目的物を、図面に示された通りの場所に作るには、位置や高さの指示と工事中の確認、そし

  • 春も、完成も間近。

    前回「現場が滅茶苦茶寒い!」的なことを書きましたが。今日は、すっかり「春の陽気」。朝礼の時にはまだ寒いですが、昼間は防寒着を着ていると汗ばむほど。もう、春は間近だな、と感じる日差し。さて、現場の方はというと。DCIM\100MEDIA\DJ

  • もとはと言えば海の上

    しばらく、現場の寒さも和らいでいましたが。今朝は、再び真冬の寒さ。今や、築堤はヤードから200m以上に伸びた「半島」状になっているので、遮るもののない埋立地の中では「海の上」と変わらない風が吹きつけます。いや、というかここは元々海の上。DC

  • あと一歩

    今回の現場の「築堤盛土工」は、当初「ICT施工」を実施する予定でした。「ICT施工」とは、ドローン、もしくはレーザースキャナーによって盛土施工前の現況を点群データ化し、三次元で作成した設計データに基づいてマシンコントロールもしくはマシンガイ

  • ”スーパー”バック

    さて、2月に入ってから、現場では「築堤盛土工」を行っています。今回の工事の目的は「埠頭用地」を造成するために、土砂処分場内を分割するための「仕切堤」と呼ばれる盛土を構築すること。そのために泥の中にセメント材を練りこんで固める「地盤改良」を実

  • ”スーパー”バック

  • 初体験

    昨年の7月に、弊社は本社を移転しました。我々現場監督にとっては「職場=現場、現場事務所」なので、本社が移転して新しくなっても、ほとんどそこで過ごすことはありません。昨日は、会社が移転して初めて「会社で昼ご飯を食べる」ことに。いつもは、パソコ

  • 「寒さ」は大敵

    「最強寒波」と呼ばれるだけあって、今回の寒波は寒さのレベルが違いましたね。ここ北九州で最低気温が「マイナス3度」なんて、ほとんど記憶にありません。木曜日の朝、事務所の外を見ると、、、DCP PHOTO氷に閉じ込められた「雨ダス」君。。。氷の

  • 「三平方の定理」だとか、「三角関数」だとか

    「学校で習う事って、大人になったら使わない事が多い。無駄だ!」とか言う声を、時々上げている人を見かけます。「サインとかコサインとか、勉強する意味わかんない。使わないじゃん!!」まぁ、確かに。日常生活を送る分には、あまり使うことはないのでしょ

  • 「試運転」って大事

    皆様、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。+++++++++++++++++++++++++++++昨年の年末から、「空撮」担当としては懸案事項がありました。それは、国の方針で取付が義務付けられた「リモート

  • 「試運転」って大事

    皆様、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。+++++++++++++++++++++++++++++昨年の年末から、「空撮」担当としては懸案事項がありました。それは、国の方針で取付が義務付けられた「リモート

  • いきなり冬本番

    いや、急に寒さがやってきて、冬本番。現場の仕事で、なにが辛いですか? と聞かれたとき、強いて挙げるとしたらこの「冬の寒さ」。もちろん、最近は寒さ対策のインナーも色んな種類があるし、電熱式のベストとか、防寒着も性能のいいものが出て来ていますが

  • いきなり冬本番

  • 10日間

    新型コロナウィルスに感染して、11月9日から10日間、仕事から離脱しておりました。この約3年間、職場で感染者が出ても、家族が感染しても、持ちこたえて来たので「多分、無症状だっただけでもう罹ってるんだろ」と思っていましたが。実際に罹ってみると

  • 「土木」という仕事の知名度

    先日、食事時に家族と話をしていた時のこと。「人手不足」に関することを伝えるニュースを見ながら、「うちらの業界も人が不足しているから、『土木業界で働いてみたい』って人がいたら紹介して~」と冗談で言ったところ、中学生の子供から「『土木』って仕事

  • 「同じ場所」

    先日のパトロールの際に、事務員さんとの会話の中で「ずっと、苅田に居るよね」という話ありました。確かに、途中一度だけ「宇島港浚渫」(福岡県豊前市)の工事の際に3カ月ほど移動した以外、私は池間組に入ってほとんどの時間をここ「苅田港新松山地区」の

  • ”女性パトロール”

    当社では、日頃本社で事務員として働いている女性スタッフによる「職場環境の改善」のアドバイスのために現場を訪れる「女性環境パトロール」を定期的に行っています。我々、工事の担当者だけでは気付かない点を、日頃現場にいない人の視点から指摘してもらう

  • ”女性パトロール”

  • シンプルが一番

    地盤改良の作業は、色々ありつつも何とか施工範囲を終えて次の工区に引き継ぎました。あとは、打った改良杭の強度に問題がないか、ボーリングによるコアの採取と、強度試験を行っていくことになります。繰り返しになりますが、この現場は見渡す限りの泥の中。

  • シンプルが一番

  • 当たり年

  • 当たり年

    今年は、どうやら「当たり年」らしい。我々土木屋にとっては、全然ありがたくない、あれの。それは何かと言うと。そう、台風。先週末も、台風12号が接近しましたが、幸いなことに朝鮮半島の南岸を掠めていったので、現場的にはそれほど問題なかったのですが

  • 一万年前の土

    今回に限らず、泥の中にセメントを練り込んで固める地盤改良法では、その一番下を「支持層」と呼ばれる比較的固い層に定着させることが大切になります。今、工事をしているところは、かつては海の真っ只中だったところ。ここでの「固い層」は、「一万年以上前

  • 一万年前の土

  • 「長尺横行式泥上施工法」

    今回の現場は、ドロドロの浚渫土の中にセメントと水を混ぜて作った「スラリー」と呼ばれる固化材を「地盤改良機」という機械で練り込んで固める「固結工」と呼ばれる工法の一つ。泥の上に「作業台船」を浮かべ、その上に「改良機」を2台乗せ、作業を進めてい

  • 池の水、あと少し

    現場の方は、着々と準備が進み、改良機もほぼほぼ組みあがりました。DCP PHOTO改良杭を築造するためのロッドを納めているやぐらは、一番高いところで地上から約30m。結構壮観です。7月の頭からずっとポンプをフル稼働させて抜いてきたおかげで、

  • 「出番待ち」

    現在、隣の工区が「地盤改良機」の組み立て中。ということで、我々は施工の準備(書類とか色々)をしながら「出番待ち」中。で、我々職員だけでなく、彼らも「出番待ち」。DCP PHOTO一昨日書いたとおり、苅田町周辺は水不足、雨不足のため、水遣りも

  • ここではなくて、、、

    今年の梅雨は、記録的に早く開けたために、福岡県北部では「水不足」の懸念がぬぐえません。特に、現場のある苅田町の近辺では、この地域の「水がめ」である「油木ダム」の貯水率が一時期13%前後まで下がり、「断水待ったなしか?」という状態に。その後、

  • 泥上掘削機

    7月の頭から、ポンプによる強制排水を開始し50㎝ほど水位が下がりましたがあと50㎝ほど水位を下げないといけません。最初に置いた位置では、浅すぎてポンプが能力を発揮できない状況になり、ポンプの設置場所を掘り下げることなりました。と、簡単に書き

  • 池の底

    水を抜き始めて、10日ほどが経ちました。現場となる処分場の水位も、抜き始めから50㎝以上下がり、底が顔を出し始めました。DCP PHOTO4月に現場に来た頃には、上の写真の一番右側まで、水があった訳なので、随分と水が引いているのが見て取れる

  • 池の底

  • ”無風”のときだけ

    あっという間に梅雨が明けてしまい、現場のある苅田町では「水不足」の状態になっています。昨年の今ごろは、ゲリラ豪雨に苦しめられていた頃、、、なのに。天候は人間の思惑通りには動いてくれません。さて、現場も急に「真夏」の暑さになりましたが、海辺な

  • 池の水、抜く。

    現在、8月からの本施工開始に向けて、様々な準備作業を行っています。先日ご紹介した池の水を抜く作業も、本格的に始まりました。とはいえ、働くのは4台の水中ポンプですが。昨年夏に同じ埋立地内の別の場所で「現場が水没」してしまい、ポンプを使って強制

  • 池の水、抜く。

  • 海の真っ只中

    今度の現場は、「苅田港新松山地区」という埋立地の中。以前も書いたのですが、ここは昔は海の真っ只中だったところ。それも、陸地近くではなく、結構な沖合。現在の現場周辺は、下のような形。以前のこのエリアはと言うと、1947年。今から75年前。19

  • 海の真っ只中

  • 「池」の中身

    「池の水ぜんぶ抜く」というテレビ番組では、水を抜くと様々な魚がいて、それをタレントさんとボランティアさんがキャーキャー言いながら捕まえる、、、なんてやってますが。ここの「池」の中身は、というと。泥。DCP PHOTO砂。先日も書きましたが、

  • 「池」の中身

  • 池の水ぜんぶ抜く?

    今度担当する現場は「土砂処分場内の地盤改良工事」。ちょっと前まで、現場近くの苅田港などで海の底を掘って出た「浚渫土」を海水とともに処分していた土砂処分場が、いよいよ満杯になったので今度は埠頭用地として有効活用するために、地盤改良を施していき

  • 池の水ぜんぶ抜く?

  • 上に上に

    ほぼ、ひと月ぶりに記事を書いています。まだ、現場の方は「準備工」。今回の工事は4工区合同での作業になるので、各社と調整し合いながら、準備を進めています。1か月もの間、記事を書かなかったのは、このブログを書きますよ、ということを発注者に打診出

  • 上に上に

  • 綺麗な花には、、

    「綺麗な花には棘がある」とよく言いますが。長い連休も明けて、現場事務所の横では「野ばら」の花が満開。DCP PHOTODCP PHOTO白い花の中に、ピンク色の物も混じっていて可憐で綺麗な花です。が。この木は実は下に「槙の木」がいて、この「

  • 根っこが大事(2)

    先日植え替えた「葛」の子たち。植え替え2週間ほど経って、ちょっとした変化が。青々と元気な葉っぱ、弦を伸ばし始めているものと、葉っぱや弦の途中が黄色っぽく変してきたものと、2つに分かれ始めました。これは、ひょっとして、、、と思い抜いてみると、

  • 藪の主

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