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(株)池間組 現場監督のブログ http://sorairo51.sakura.ne.jp/ikema_genba/

「あちこちにある」けど、中を覗き見る機会がない「土木の現場」。そんな土木の現場の「面白さ」を、現場監督目線で綴っていきます。土木の世界の面白さを知っていただき、興味をもってもらえれば幸いです。

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2021/07/23

  • 「竣工」そして「リスタート」

    昨年の7月から工事を続けてきた「苅田港新松山地区土地造成(敷砂)工事(R5-3工区)」については、先週の金曜に竣工検査を受けて、無事竣工しました。DCIM\100MEDIA\DJI_0295.JPG今回の敷砂工事は、今回と同様の工法を予定し

  • 「高いの」怖い

    埋立地の造成工事の現場では、橋梁の現場やケーソン製作工事のような「高所に立つ機会」というのは非常に少ないです。が。今回の工事に入る前に、「あ~、今回は高いところの”恐怖心”と戦う場面があるなぁ、、、」と、その場面を想像したらちょっとブルーに

  • 「再生資源」の難しさ

    「砂」は資源として枯渇する方向にあるため、近年価格が高騰している、ということを先日の記事でご紹介しました。それを受けて、福岡県でも「海砂」に代わる材料の使用を模索していて、ここ苅田の「敷砂」工事においては、「クリンカアッシュ」と呼ばれる砂状

  • 「砂船」のサイズ感

    この工事においては、うちの工区だけで約20,000m3、6工区全体で言えば約120,000m3を超える量の砂を現場全体に敷き詰めます。わずか50㎝の厚み、と言えども、面積が広い分、膨大な量。土木特有の「m3=立法メートル(業界用語では「リュ

  • 「砂船」のサイズ感

  • 「砂を敷く」理由②

    先日、この現場において「砂を敷く」理由について、「泥の上で作業するための足場として」「その後の地盤改良における水の通り道として」、という説明をしました。しかし、「砂を敷く」理由はそれだけではないなぁ、、、と前回の記事を書きながら思っていたの

  • 「砂を敷く」理由①

    今回も現場作業を行う中で、将来の「担い手」に現場のことを知ってもらうための「現場見学会」を実施しました。一組は福岡県立八幡工業高校の土木科の高校生たち。そしてもう一組は西日本工業大学工学部の土木工学系の大学生たち。一般の方々にとって、埋立地

  • 「砂を敷く」理由①

  • ゾウさんの餌に

    ここ、新松山地区の「緑地帯」部分は、以前から書いているように、春から秋までの間は「葛」が猛威を振るいます。この葛、非常に栄養価が高く、日本では昔から牛や馬の「ごちそう」として愛用されてきた植物です。せっかく、飼料として優秀で且つ、採っても採

  • ひそかな「野望」

    苅田港の新松山地区の埋立地造成に携わるようになって、7年が経ちます。ここで工事を担当するたびに、思いを強くしていくもの。それは、、、現場周辺に、刈っても刈っても生えてくる、雑草たちを何かうまく活用できないのか、ということ。DCIM\100M

  • ひそかな「野望」

  • 若手の育成

  • 「水搬式敷砂工」

    先週から、この工事のメインの工種である「水搬式敷砂工」の施工が始まりました。この「水搬式」という工法は、土木工事に従事している我々でも、なかなかお目にかかるものではありません。港湾工事のうち、浚渫土受入用の埋立地の地盤改良工事に従事していな

  • 浴槽13万杯/日

    先日、現場を「巨大なプール」という風に表現しました。先日の記事でも書いたように、その巨大なプールを満たすべく、隣接する海からポンプで海水を汲み上げ、プールの中に注いでいます。10月の23日から注水を開始し、目標の水位まであと50㎝ほど。水位

  • 浴槽13万杯/日

  • 巨大なプール

    夏以降進めてきた、築堤の嵩上、遮水シート張りなどの現場内に海水を張るための「準備作業」も終わり、いよいよ海水の注水作業が始まりました。今回の工事は、海底を掘って出た「浚渫土」が溜まった「超軟弱地盤」上に張ったシートの上に、厚さ50㎝で砂を敷

  • 「資格」の話

    まだまだ日中は暑い日が続いていますが、朝晩はすっかり涼しくなり、秋がやってきたなと感じます。秋と言えば、我々の業界を代表する資格「土木施工管理技士」の試験が、一級は10月1日、二級は10月22日にあります。今、受験予定者は必死で勉強中。とい

  • 「資格」の話

  • 泥臭く

    土木の現場にも、ICTが導入され始めてもう7,8年が経ちます。以前このブログでもご紹介したとおり、ドローを飛ばして点群データを作ったり、3次元データを作成してそれに基づいてショベルカー等で施工したり、というような施工も珍しくなくなりました。

  • 終わらない夏

    、、、というタイトルの小説とか、曲とかあったような気がします。何やら「詩」のようなタイトルをつけてしまいましたが。「暑さ」がなかなか終わらない。。。( ゚Д゚)夏よ終わってくれ、の思いを込めて。朝晩は、少しずつ涼しくなってきたなぁ、と感じる

  • 熱中症対策

    今年の夏は、まさに「危険」を感じるほど暑いです。そして我々土木の仕事をしていると、この時期熱中症対策は最優先といっても過言ではありません。先日の安全教育訓練の中で、講師の方が仰っていたのですが、我々建設業に従事する人の中で熱中症で亡くなる方

  • 熱中症対策

  • 次の現場

  • 次の現場

    久しぶりの更新になります。3月に前の工事を終えて会社に戻っていましたが、次の現場は、、、やはり苅田。苅田港の新松山地区にて、土地造成工事に従事することになりました。今回施工するのは、新松山の広い埋立地の中の東側。北九州空港に一番近い区画です

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