今回は、54手目△1四歩の変化をみていきます。①△6二飛②△1四歩▲1四同香△1二歩▲6三角成までは必然の進行といえるでしょう。ここでは①△5三金②△5三銀が考えられます。③△7三銀も有力ですが、△5三銀の変化に合流するため割愛します。まず
今回は、55手目▲6五歩の変化をみていきます。①▲3二角成②▲6五歩▲6五歩は一種の利かしなのですが、働きに乏しい銀に手をつけているので個人的にはいい手とは思いません。利かしを入れない変化と比較してどれだけ得できるかというのがポイントとなり
今回は、59手目▲1八飛の変化をみていきます。①▲1三香成 2筋からの攻めをみたシャープな手②▲1八飛 端攻め一点集中 上図では1三の地点の数が劣っているため△4六角と受けるところ。以下、▲1三香成△同角▲2四桂△同歩▲2八飛△2五歩▲1三
今回は、67手目▲1一銀の変化をみていきます。①▲2八飛②▲1一銀△3三玉▲2三飛成△同玉▲2二金△同飛▲2四歩△3三玉▲2二銀成△同玉までは想定された進行です。ここで▲1一飛!というタダのところに飛車を打つ実戦例があるのですが、△1二香が
今回は、68手目△2四歩の変化をみていきます。①△4六馬②△2七歩③△2四歩上図では▲1一銀が強手。△1二玉とかわすのは、▲2五歩~1七桂の活用が好手順です。代えて△1一同玉と応じるよりないですが、 ▲1三香成△2二銀▲ 2四銀が強手第2弾
今回は、73手目▲2六飛の変化をみていきます。①▲1二香成②▲2六飛上図では△8六飛!が有力。作ったような手ですが、郷田真隆九段が実戦で指しています。△8六飛以下▲4六飛△7九銀▲7七玉△8二飛▲1六飛と華々しい展開となります。△3七桂成▲
今回は68手目△2七歩の変化をみていきます。①△4六馬②△2七歩③△2四歩上図では、▲1三香成△同玉▲1四歩が3手1組の好手順です。△1四同銀なら▲2七飛が馬取りと▲2一飛成の両狙いが厳しいです。△1四同飛とがんばってみたいところですが、そ
今回は、69手目▲1三香成の変化をみていきます。①▲2一金②▲3七銀③▲1三香成△1三同馬▲1五銀△2四歩▲1四歩 △1三同馬で同玉は、▲1四歩△同銀▲2一飛成で先手良しです。▲1四歩に代えて2五歩と歩を合わせるのは、8五に飛車が回れても△
今回は68手目△4六馬の変化をみていきます。①△4六馬②△2七歩③△2四歩上図で先手は3つの手が考えられます。①▲2一金②▲3七銀③▲1三香成結論から言うと、①と②は後手良し、③が最善手で先手良しとみています。本投稿では、何故①と②がダメな
今回は59手目▲1三香成の変化をみていきます。△1三同歩▲2四桂△同歩▲同歩△同銀▲同飛△2三銀までは定跡化された進行です。△2四同歩で飛車を逃げるのは▲1三香成で寄り筋。△2三銀で2三歩と節約するのもやはり▲1三香成が刺さる格好となります
今回は54手目△6二飛の変化をみていきます。上図では2つの応手が考えられます。①▲3二角成②▲6五歩 まずは①▲3二角成をみていきます。△3二同飛▲1九香△1二歩までは定跡化された進行です。ここも先手の分岐点。2通りの指し手が考えられます。
今回は48手目△1五同香の変化をみていきます。自然な応手で、前々から指されている手です。ここから▲1五同香△4七角成▲1三歩が定跡化された進行ですここでは2つの応手が考えられます。①△1三同桂②△1一歩 まずは①△1三同桂の変化からみていき
今回は45手目▲1五歩の変化をみていきます。後手は△1五同歩の一手で下図ここで先手には2つの応手が考えられます。①▲1五同銀習いのある端棒銀②▲1五同香一歩を持って…まずは①▲1五同銀からみていきます。今度は後手の分岐点で、2通りの指し手が
今回から脇システムの定跡について書いていきたいと思います。脇システムとは脇謙二先生が積極的に指していたことから名付けられた戦法です。矢倉戦の一種で、角が向かい合っているのが特徴的です。テーマ図はこちら端歩を突き合う同型は脇システムの中で最も
今回は32手目△7一銀の変化をみていきます。△7一銀に対しても▲8二角が有力です。△7三角には▲7一角成~8二銀で攻めの継続が図れます。▲8二角以下△2八歩▲同銀△2五飛▲2六歩が想定された進行です。▲2六歩に代えて▲2七歩は、△8五飛と回
今回は△7三銀の変化をみていきます△7三銀以下▲8二角△同銀▲同歩成△同金▲6二飛▲8二角と角を放り込むのが攻めをつなげる強手となります。▲6二飛以下△5二飛▲6一飛成△9四角▲2一竜△3一金▲3四桂△3三玉▲2二桂成△2一金▲同成桂△9四
今回は22手目△7二金の変化をみていきます。△7二金以下▲8二歩成△同銀▲2二角成△同銀▲7七歩が想定された進行です。▲7七歩に代えて▲6一角が伊藤匠四段の実戦で指されましたが、△9五角 をくらっては厳しいとしたものでしょう。後手は△7四飛
今回は△7七馬の変化をみていきます。△7七馬以下▲同桂△6二金▲7二と△6一金▲同とが想定された進行です。後手玉には▲5一角以下の詰めろがかかっていたところだったので、△6二金と手を戻すのは必要な手。ただし、▲6一同とがまた詰めろとなってい
今回は28手目△7四飛の変化をみていきます。△7四飛に対しても▲6一角△7一金▲7二歩の攻めが有力です。 ▲7二歩以下△8七歩▲同飛△6五角▲7一歩成△8七角成▲5八玉が想定された局面です。 △6五角は後手用意の切り返しで、先手が飛車を逃げ
今回は、22手目△8八角成の変化をみていきます。△8八角成は、角交換してから受けにまわろうという手です。△8八角成以下▲8八同飛△7二金▲8二歩成△同銀▲7七金まではこう進むところでしょう。▲7七金に対し、後手は2つの応手が考えられます。①
今回は横歩取り△4二玉型の対策の1つを書いていきます。△4二玉は近年指され始めた手法。代えて△3三角が主流ではあるのですが、青野流の対策に苦慮しているため他の手も模索されているところです。△4二玉以下、▲2四飛△7六飛▲8四飛△8二歩▲8三
今回は、25手目▲6六角の変化をみていきます。①▲1六歩 初期によくみられた手②▲5八金 じっくり囲う③▲6六角 角交換を図る ▲6六角は角交換を図った手なのですが、単に▲3三角成とするよりも手得しようとしている相掛かりでの常套手段です。▲
今回は38手目△6三銀をみていきます。①△7五歩 門倉流②△6三銀 藤井聡太流 この手は藤井聡太先生が実戦で指した手で、急いで攻めなくても指せるとみています。△6三銀以下▲4六角△6二金▲5五歩▲5五歩は後手の右銀の進出を止めた手ですが、△
④の最終図、▲5五歩を再掲します。ここでは2つの手が考えられます。①△6六歩②△4四飛まずは①△6六歩をみていきましょう。▲6六同銀△7六歩▲4五銀△7四飛▲6五歩△6四歩▲7五歩△8四飛▲6四歩△6五歩▲5七銀△6四飛▲7六金(結果図)
今回は29手目▲6八銀の変化をみていきます。先手後手ともにすぐ攻める手はありませんので、しばらく駒組みとなります。▲6八銀以下△2三銀▲6七金右△7四歩▲5六歩△6四歩▲7七銀△7三桂▲7九角 上図では後手に2つの手が考えられます。①△7五
今回は25手目▲5八金の変化をみていきます①▲1六歩 初期によくみられた手②▲5八金 じっくり囲う③▲6六角 角交換を図る ▲5八金はプロ棋戦で近年も指されており、有力な変化とみていいでしょう。▲5八金以下△4二玉▲6六歩△2四歩△2四歩か
今回は25手目▲1六歩の変化をみていきます。①▲1六歩 初期によくみられた手②▲5八金 じっくり囲う③▲6六角 角交換を図る この手は△3三角型が出てきた初期にみられた手。有力ではありますが、不急の手として現在は他の手を優先することが多いで
今回から、相掛かり棒銀に対する後手の手法の1つ、「△3三角型」についてみていきます。初手から以下▲2六歩△8四歩▲2五歩△8五歩▲7八金△3二金▲3八銀△7二銀▲2七銀 棒銀は依然は相掛かりの花形戦法でしたが、近年はむしろ趣向として採用さ
今回は、24手目△2二銀をみていきます。①△4四歩 角のラインを通して反撃含み②△2二銀 低く受けてしっかり守る 上図から▲2四歩△同歩▲同銀△2三歩▲1五銀△6四銀▲4六歩 が想定された進行です。後手は様々な手が有力ですが、△7五歩と仕掛
今回は、25手目▲6八玉の変化をみていきます。①▲2四歩 初志貫徹の攻め②▲6八玉 居玉を解消 上図では2つの手が考えられます。①△1四歩②△2二銀まずは①△1四歩の変化をみていきます。△1四歩は▲2四歩を催促している意味があります。以下、
今回は31手目▲2六飛をみていきます。①▲2五飛 駒を打たせてから深く引きたい②▲2八飛 自陣まで引く自然な手③▲2六飛 悪いとされている引き場所 この手は従来悪い手とされており、△3五銀と打たれて困るとされてきました。しかし、検討してみま
今回は31手目▲2八飛の変化をみていきます。①▲2五飛 駒を打たせてから深く引きたい②▲2八飛 自陣まで引く自然な手③▲2六飛 悪いとされている引き場所 ここで後手に手がなければ▲2八飛が最善なのですが、△2七歩が好手となります。△2七歩以
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