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2021/07/19

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  • 肖像画に悪意を盛られた人達! 田沼意次 from 大河『べらぼう』

    江戸時代中頃の老中、田沼意次(おきつぐ)という人は、それまでの重農主義から重商主義へ経済を大胆に転換した。 だが、時代が少し早すぎたとも、天災などで運にも恵まれなかったとも言われ、長らく悪名の方が高かったらしいが、その功績が今、見直されているらしい。田沼意次自身の出自が(父親が足軽)身分が低いのでバカにされたり、その割に異例の出世が疎まれたりと、続く松平定信一派の恨みを買っていたこともあるからか、一番有名な肖像画が冴えない風貌となっている! [注: これは美醜のことではないが、大奥では美男と騒がれた という割には?? という気もしているw] ちょうど大河ドラマ『べらぼう』では、この田沼意次を渡…

  • 祖国への思い、、ハイドン『告別』/映画『サウンド オブ ミュージック』

    Eテレのショート番組「名曲アルバム」で、ハイドン作曲、交響曲『告別』を聞いた。音楽、映像、解説、、上質な3点セットが楽しめるこの小さな番組は、お気に入りだ。この曲が出来るエピソードを聞き、とても似たものを思ったので、それが今日のテーマ。18世紀、宮廷楽長ハイドンと宮廷楽団員達は、貴族エステルハージ家のハンガリーの離宮で演奏する。音楽愛好家ニコラウス・エステルハージ侯は、彼らののハンガリー滞在を少しでも長く引き留めようとした。 ウィーン出身のハイドンは、やはり故郷に戻りたいという楽団員達の声を聞き、「演奏中、一人ずつお辞儀をして去っていく」という工夫を入れた曲を作り、それを披露。 ニコラウスはそ…

  • 「サラーって楽に蹴ってるように見える」リヴァプール、リーグ首位

    家では食事時、サッカー談義になることが多い。 2月頃のことになるが、バルサファンの方の息子が、 「サラーって楽に蹴ってるように見えるんだよね〜」 と言う。 サラーは、イングリッシュプレミアリーグ、リヴァプール所属のベテラン選手でエジプト代表選手でもある。 私自身は、そこまで詳しい見分けはつかないが、サラーのプレーがもしもそう見えてそれが本当ならば、それこそが彼の上手さの答えだと思った。 三絃などの楽器演奏の経験からの持論だが、まずいい演奏というのは、傍目から見てとても楽(らく)そうに、楽しそうに弾いているものだ。逆に、眉間に皺を寄せて一生懸命(大変そうに)弾く姿をお見かけしたことがあるが、そう…

  • 惚れた弱み、、瀬川 そして鳥山検校 from 大河『べらぼう』

    「そなたの望むことは全て叶えると決めた。私はそなたの夫だからなぁ。」三味線を手に、鳥山検校が妻の瀬以(元 花魁瀬川。以下、瀬川と書く)に静かに言う。 蔦重と瀬川の仲への複雑な気持ちを一旦心の内に納め、彼女を包み込む鳥山なのであった。セリフ中の「決めた」という言葉に葛藤が忍ばれる。「年季明けまで待ってくれ」なんて、手前勝手なことを言ってしまう蔦重よりも、鳥山って大人じゃない!?吉原の忘八、大文字屋(伊藤淳史さん)に連れられて、鳥山検校宅を訪れた蔦重は、身請けされて奥方然となった瀬川と再会。まるで同窓会のノリみたいに沸く彼らに、鳥山は何かしら感づく。当道座を取り仕切る鳥山検校といえども、三味線方の…

  • 下積み時代の懐かしい味、、from 『プレバト‼︎ 』俳句の春光戦2025

    『プレバト‼︎』で四季ごとに実施されるタイトル戦。 今回の俳句の春光戦は、特別永世名人以下 全17名で競った。今回も、まず10位までを発表(一次戦)し、上位3位迄の人達であらためて決勝戦(二次)を戦う方式だ。今回のお題は 「ついつい買ってしまう人気フード」下積み時代の懐かしい味 子供の頃の懐かしい味 などと、皆の俳句にはそれぞれに味わいがあった♡ 中でも、チキンラーメンやヌードルなどのラーメン系を詠んだ俳句が多く目につく。『ルパン三世』にもよく出てくるヌードル系ラーメンは、手軽なので家でも買い置きがあるが、チキンラーメンは個人的にあまり馴染みがなく、今では卵ポケットまであるなんて初めて知った!…

  • サッカーPKとクレー射撃 from 中田敦彦のYouTube大学「堺正章」編

    堺正章さんはこの程、『最高の二番手』というご自身初の本を出され、その内容をもとに、中田敦彦さんのYouTube動画で楽しい対談を繰り広げた。堺さんは、もともと明るくてサービス精神に溢れ、話術に長けた方だけに、この2時間弱は一気見となった! その中で、クレー射撃の段がサッカーのPKを思わせるものがあり興味深く、まずはそのことについて語る。堺さんは、一人で向き合える趣味としてクレー射撃を選ばれた。25枚満射を目指して、自分の欲とギャラリーからのプレッシャーに対する戦いは、精神修行にも繋がるのだとか!ある種、人生とも似ている とも語る。サッカーでカップ戦やCLなどのトーナメント戦は、PK戦にもつれ込…

  • コミュ障自覚者のありがちな罠!

    どうも、コミュニケーションが苦手で、、など引け目のある人がおちいりがちな罠として、トークスキルを磨くという方向があります。 私に言わせれば、むしろ逆で、「ひたすら聞く我慢!」とでも言いましょうか、そちらの意識の方が大切だと思います。 もちろん、ブスッと興味なさげに聞いていたらダメですよ! まあ、スキルとでも言うならば、穏やかににこやかに相手の話をじっくり聞きます。そうすれば、まずはクリアです。そして相手の話の核を掴み取ります。本当に言いたいことは何なのかを出来るだけ類推し、そこに対することだけに、自分なりの意見を論拠も含めて話します。そうすれば、相手から喜んでもらえることでしょう。留意点! ①…

  • Sing エド・シーラン/ 3か月でマスターする江戸時代

    日本史のカリスマ講師野島先生が進行するEテレ「3か月でマスターする江戸時代」を初回から楽しんでいる。番組にはいつも専門家のゲストを1人、招いている。ゲストの解説は、野島先生も当然ご存知の内容も多いだろうに、相手を立てながら進行するところも、いつも感心している♡ さて、この番組のテーマ曲が今日の話題。 この曲はテンポ感があって何だか楽しい。 それを聞き合わせた息子が、 「あ、エド・シーランだ」 と言う。「えっ、そうなの?」 日本史の番組でも、そういうジャンルから引っ張ってくるとは。→ これをupする直前で気づいた! 江戸とエドをかけていたんだね♡ ナイス‼︎ この番組は水曜日の夜の放送で、出来る…

  • 江戸幕府周りの頻繁な養子縁組! from 大河『べらぼう』『篤姫』

    「あなたはどこの松平家!?松平武元編」 by コツバ。チャンネル」というサムネがYouTubeに上がってきた。大河ドラマ『べらぼう』で、石坂浩二さん演じる松平武元(まつだいらたけちか)という人物は、ドラマの描かれ方では、田沼意次(たぬまおきつぐ)とツバぜり合いを繰り広げる老中首座として登場している。作中の田沼側から見ればこの人物はいつも憎憎しく、長すぎるほどの白眉毛を蓄えて悪巧み!で、動画を開いてみた。すると、この武元を始めとして歴代、◯◯松平家どうしの養子縁組が多いこと多いことww ここで思い出されるのが、かつての大河ドラマ『篤姫』だった。幕末、篤姫は島津成彬の遠謀深慮に基づいて13代将軍徳…

  • 作品中の恋愛設定、、その見方 from 『べらぼう』オペラ『ラ・ボエーム』

    大河ドラマ『べらぼう』第9回では、主人公の蔦重と花の井(花魁:おいらん)が双方恋仲になった。花魁に対して鳥山検校が身請けを申し入れたきっかけで、蔦重の方も自分の恋心に気づいたというわけだ。 蔦重(蔦屋重三郎)は、江戸時代に出版業界に新風を吹かせた風雲児。 彼の仕事の一つには、‘吉原’ を売り込むことで出版業の隆盛を計るというのがあり、ビジネス面の才覚に優れた人だ。だがその結果、吉原で働く遊女達は忙しくなりすぎて、環境はさらにブラック化した! そもそも花の井に対する蔦重の立ち位置は、彼女を救う関係にあったとは思えないのだが、、なので、‘ 現実的な ‘ 彼女の幸せを考えたら鳥山検校と共に、一刻も早…

  • 「ジャイアントキリング(ジャイキリ)」の語源 & イサク

    サッカーのリーグ戦などで上位チームvs下位チームの対戦の時、下位が上位を倒すことが、ままある! そんな時は、ジャイアントキリング、、「ジャイキリ」という言葉をよく聞く。 さて、定期的にやってくるマイブームの一つに世界史を学ぶ というのがある!と言っても今は、関連動画を見て楽しむ程度のものだがw YouTube『セピアのゼロから歴史塾』の「旧約聖書 歴史編」を聞いていたら、この「ジャイキリ」に出くわした!それによると、、 紀元前1000年頃のイスラエル王国でのこと。3メートルの巨人ゴリアテの襲来に手を焼いていたサウル王に退治を名乗り出た羊飼いダビデは、投石で見事ゴリアテに命中させ、倒した。この逸…

  • 尾崎豊『卒業』/ 次郎兵衛 の三味線と歌!from 『べらぼう』

    大河『べらぼう』の主人公 ‘ 蔦重 ‘ の義兄 ‘ 次郎兵衛 ‘ は、蔦重 がお世話になっている駿河屋さんの長男であり跡取り息子だ。 拾われて育てられた弟分の蔦重とは違って、次郎兵衛は良くも悪くもボンボンである!当時、そういう男子の嗜み(女子もだが)として歌舞音曲のお稽古なんかもあったらしく、第9回では、店の奥で三味線を爪弾きながら呑気に調子っぱずれに歌う次郎兵衛が、なんとも微笑ましいというか、、!それにしても、あの頓狂な歌声には噴いてしまったw そんな次郎兵衛を好演している役者の中村蒼さんが、実際は音痴じゃなかった場合、むしろあの演技、逆に難しくありません?? 以前、車の運転中、車内で何気に…

  • 「検校」、、市原隼人さん from 大河『べらぼう』/ 音楽家

    大河ドラマ『べらぼう』では、大名跡(みょうせき)「瀬川」を継いだ花魁「花の井」を、1400両もの大金(約1、4億円とも言われる)で身請けする鳥山検校が登場する。鳥山の職業は高利貸し。さて当時、江戸幕府は盲人への福祉事業も兼ねて、ある種の職業集団制度を設けていた。「検校」とはその中の最高官位で、その下に、別当、勾当、座頭(『座頭市』で有名なアレ)が続く。彼らは、地歌などの平曲を作曲する(盲人による)音楽家集団としても有名だった。先日当ブログに上げた、箏曲『新娘道成寺』の作曲者は菊岡検校とも石川勾当とも言われているのだが、いずれにせよ盲官によるもの。吉原での鳥山検校登場シーンでは、有名な箏曲『六段…

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