かつては高根の花だった高性能プリアンプが PCを使って実現できるようになりました.そんなデジタルプリアンプを作っていきましょう. あとは,Dirac Live,室内音響,音場補正,音楽のお話です.
室内音響はオーディオ再生上の最大の問題.部屋が 20dB にもおよぶ大変な悪さをし,オーディオ機器のもつ実力が発揮できない.そのため,いくら性能のよいオーディオ機器や高価なケーブルを買いそろえても効果は大きくない
トーンコントロールを担う Dirac Live for Studio は音の悪化も位相の乱れも起こさず,音の波形をそのまま伝え,周波数特性はとても細かな調節ができます.更にオーディオ再生上最大の問題である室内音響の問題に対処できます
Dirac Live で周波数特性のみならず,時間特性がどのように音響補正され,最適化されるかを検証する.その結果,Dirac Live は定在波,室内共鳴,初期反射など,時間特性もうまく最適化することがわかった
Dirac Live による全周波数帯域の補正ではなく,部分的な周波数帯域で補正を行い,その違いをみる.また,広いリスニングエリアでの音響測定も行い,最適化 補正フィルターを設計,生成し,音響補正効果の違いを後に検証する
複数の地点で音響測定された室内音響特性を分析しながら,リスニングエリアで目標とする周波数特性を設計し,最適化 音場補正フィルターを生成する.その後,ホストに組み込まれた プラグインに生成されたフィルターをエクスポートする
選択した音響最適化エリアに従い,リスニングエリアの複数個所で音響測定を行う.その後,音響測定値に基づきリスニングエリアでの目標周波数特性を設計します.ホームオーディオの場合フラットな特性は理想的ではありません
Dirac Live により音響測定をするために,まずホストに組み込まれた Dirac Live Processorと接続し,測定マイクを選択した後,スピーカー音量とマイクゲインを適切に調整.その後,音響最適化エリアを選択する
音の切り替え,ボリューム,トーンコントロールをデジタル処理するために JRiver Media Center,Dirac Live for Studio を使用.これらは全て 64bit 処理のため,CD の 16bit 処理と比べると,音の悪化はほぼありません
Dirac Live for Studio は VST プラグインの Dirac Live Processor と 音響測定し,補正フィルターを生成する Dirac Live アプリから構成され,直感的なウィザードにより簡単に音響測定,音場補正が可能
プリアンプの機能,音の切り替え,ボリューム,トーンコントロールは全て音を悪化させます.悪化を抑えるためには高価になります.しかし,これらをデジタル的に処理すれば,音の悪化はありません.そんなデジタルプリアンプをPCで作ろう
オーディオ再生上最大の問題,室内音響問題に対し,音場補正,室内音響最適化ソリューション Dirac Live は周波数特性,時間特性を最適化し,多点の音響測定により,広い領域で音の定位の優れた,真のサウンドステージを届けます
トーンコントロールは音を少し悪化させ,さらには音の位相を変化させます.そのため音の通過時間が周波数ごとに異なり,元の音の波形を壊してしまいます.また,トーンコントロールは音の全体の特性を変えるため細かな調節ができません
Dirac Live for Studio デジタル室内音響補正の検証 -全15回-
Audiophile Style に ミッチ バーネットが投稿した Dirac Live のレビュー記事,Dirac Live for Studio デジタル室内音場補正の検証-全15回-を,ご本人の承諾の元,抄訳でご紹介します
スイッチもボリュームも音を少し悪化させる.通常,私たちはボリュームを絞って聴くが,ボリュームは絞れば絞るほど音が悪化する.また,ボリュームは絞れば絞るほど音量の細かな調節ができない.
プリアンプはなぜ高価なのでしょうか.どんな価格帯のアンプにも,音の切り替え,ボリューム,トーンコントロールは着いています.安いアンプと高価なアンプではいったい何が違うのでしょうか.
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