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  • あの頃も今も同じことをしている。

    離婚を経て生活は随分と変わったし、日常を覆う気分は180度違うものになった。 でも細かいことを見てみるとやっていることは大して変わっていない。 例えば植物を育てること。 結婚していた頃、高層マンションの狭いベランダは夏になると向日葵だらけになっていた。 もらった苗を育て、そこから取れたタネを次の年も植えた。またその次の年も同じようにした。夏になるとベランダいっぱいに向日葵が咲いた。 今はトマトを育てている。 苗を買ってくればいいものの、タネから育てたものだからものすごい数になってしまった。間引くのもかわいそうで、鉢と土をそれぞれ用意して向日葵の時のようにベランダいっぱい鉢で埋め尽くされている。…

  • 清々しさと、心許なさ。

    昨日の夜から降っている雨で、どんよりした朝だった。 私の人生をしっかり歩むことができているのだろうか?不安なことしかない。 でも「こうしなければ」で動いた時に、 好きなことをやっていきている人を見たて感じる悲しい気持ち、抱いた嫉妬。怒り。 例えば、彼氏の趣味に合わせてそこまで好きではない服を選んで着ていたのに、彼の趣味が変わっって、どちらかというともともと自分の好きなテイストだった時。 「私、本当はそっちなんですけどーーー!!」と叫びたい感じ。 でも今更、遅くて、「え、全然違くない?」と言われた時の、「時間を返してくれー!」という心の叫び。 社会だってそうだ。 「今の世の中これじゃ生きていけな…

  • マルトリートメント

    泳ぐことが好きで区民プールによく行く。娘はプール教室には通う時間はないけれど泳げるようになって欲しい。小さい頃から水が好きで、不定期ながら区民プールに通っているといまではクロールを泳げるようになってきた。 先日区民プールに行くと、同じように子供を連れて泳ぎを教えに来ている親子がいた。息継ぎをしながら泳いでいる小学生低学年ほどの男の子の側で大声をあげている母親がいた。 「手伸ばして!足忘れてる!」 ひどく熱心な親だなという程度に思っていたけれど、次第にヒートアップしていく。「全然ダメ!そんなやり方ならプールもうやめて!帰るよ!全然できてない!」眉間にしわを寄せて目を見開き怒鳴る。「手伸ばして!全…

  • インターネットの芳しい森の中。

    ここのところいつも仕事のために本を読んでばかりで、関連のないものを読んでいなかったことに気がついた。知識を与えてくれる本は刺激的で、ひとつ読み終えると次につながる欲しい本が自然と目の前に現れる。いや、Amazonがお勧めするか、ツイッターでフォローしている人が勧めている。 実に沢山のものに次から次に勧められる。手当たり次第買っていては身が持たないので、お気に入りにしたり、カゴに入れたりして、機が熟した頃合いで購入する。それはとても興味深く、たいていはいい出会いなのだが、気がつけば偏った本ばかり読んでいるのではないか。 仕事と寝る時間と娘といる時間以外はほとんどインターネットの森の中にいる。いや…

  • 出会いの「凶くじ」を木に括る。

    トーストの朝ごはんを食べ、残り物で作ったパスタを昼ごはんに食べる。夕飯には娘のリクエストでまたパスタを作る。実に気まぐれな一日であった。 ほとんどの時間をパソコンの前で過ごし、猫背が日に日にひどくなる。時々思いついたように伸びをして、首を左右に曲げると、立て付けの悪い扉のようにギシギシと音がする。1年前にはこんな音はしなかったと思うんだけど。さすがアラフォー。 家からほとんどで歩くことがなくなり、お尻もたるみきっている。歩くことは好きだけれど、目的地がないと家から出ない。仕事が一区切りついたら散歩に行くことを楽しみにしているが一区切りなんてついたことがない。 やり残したことを強制終了して娘の学…

  • 「愛を与えることができる」と暗示をかける女、それは私。

    いつも自分で口に出して言うと決めていることがある。 「私は愛を与えることができる」 「仲間を大切にする」 の2つだ。 毎日自分に暗示をかけている。あやしいやつである。 ふたつとも、普段の私を知る人だったら「は?」と思うかもしれない。 アラフォーになって色々なことに諦めがつき、また若い頃の恥じらいや自意識が剥がれていくのを感じる。 そして、残った私は、できないと思うより、できると思ったほうが、得じゃないか?!と図々しくも悟った。 私は、愛情を与えられるような大それた存在じゃないし、私なんかに愛情をもらっても迷惑だと思うし、、、と20代の自尊心低めな私は思っていた。 でもアラフォーになると、残り時…

  • 不機嫌にさせてくる彼なら捨ててよし。

    離婚の理由ははっきり言えば、夫が私に飽きたのだ。 一緒にいることがつまらなくなり、苦痛だったのだろう。 家に帰ってこなくなり、女の人の影もあった。 結婚生活のほとんどの時間をどうにかつなぎとめることを考えていた。 つまらない人間だと事実を突きつけられる日々。

  • 0620_暮らしをカスタマイズする。用意されたものは強制の空気を醸し出す。

    本格的に暑くなる前に、私も娘も大好きなベランダで朝食を食べた。と言っても素敵なバルコニーではなく、よくある賃貸マンションの狭いベランダで、床はグレーのゴム製、排水溝は剥き出し、エアコンの室外機が大きな顔をして並んでいる。室外機の上にはジョウロや雑巾をつい置きっ放しにしてしまう。柵の部分にはホームセンターで買った網の目隠しをかけている。というおしゃれとは程遠いベランダだ。 ベランダピクニックの準備をするのはいつも娘の役だ。レジャーシートを敷こうと外にいる娘から「ママー!すごい!来て!」と呼ばれて何事かと思って向かえば、「雲がすごいスピードで動いてる!」と。ほんとだ。雨の予報だったが今のところは降…

  • 0619_webデザイナーを諦めた話

    金曜日だった。 フリーランスになり、1人で子育てするようになって、子育ても仕事も常に身の回りにあるので、週末は休めるという感覚がなくなった。同時にあと何日で週末だ!というような楽しみをカウントダウンすることもなくなった。 花の金曜日も相変わらず娘と一緒に21時に早寝する。すると変な時間に目が覚めてしまった。もう一度眠れそうにないので、仕方なく起き上がり本でも読もうかと本棚に向かった。 本棚を漁っていたら、2年前に買った「史上最強の人生戦略マニュアル」を見つけた。当時のメモが挟まっている。懐かしい。 2年前に計画した人生戦略は、半分はその通りになっていて、半分は全くその通りではなかった。それは残…

  • 壊れた乾燥機や「今日はどうだった?」の効果など

    乾燥機が調子が悪い。7年目になるドラム式洗濯機は、長い間ゴーゴーと音を立てて勢いよく乾燥をしようとしたあげく、しまいにはアラームを鳴らしてギブアップするようになってしまった。もう無理ー!と悲鳴をあげているようなアラーム。ここのところ毎日悲鳴をあげているのに、今日は量が少ないから行けるかな?と働かせてる。ごめんね乾燥機。修理依頼が億劫で・・面倒くさがりな持ち主で。いや、本格的に壊れてしまう前に診てもらわないといけない。これからの梅雨の時期このままでは困る。型番調べるのが面倒だな。洗濯機の上の棚をずらさないといけないの億劫だな。いやいや。 昼間は仕事の合間にタネを植えたら生えすぎたトマトの植え替え…

  • 0617_平和な朝方に夜泣きの地獄を思い出す。孤高の戦士だった頃。

    いつも通り朝4時に起きる。最近は子どもと一緒に夜は21時に寝ているので、きっかり7時間寝ている。この生活が定着して2年ほど。 ここのところ睡眠が安定しているので、それだけで体調がいい。 娘の夜泣きがひどかった時は、2時間おきに悲鳴で起こされて、寝ることも作業をすることも許されなかった。あの頃はとにかく、「続けて寝たい」というのが切実な思いだった。それと、とにかく続けて寝てほしい。そうしないと私のまとまった時間がないからだ。当時は資格の勉強をしていて、勉強を始めると、寝室から娘の悲鳴が聞こえてきて、イライラしていた。 夜泣きには本当に悩まされた。 赤ちゃんの頃の、「おっぱいが欲しい」「オムツが気…

  • はじめまして

    これから日記を書こうと思う。 10年前の光の届かない水中でもがいていた自分に宛てて。 20年前の何も知らない自分に向けて。 これから大人になる我が子に向けて。 結婚して8年目に子どもができて、 その子が1歳になる頃に別居。1年後に離婚。 シングルマザーになって5年。 現在アラフォー。 仕事は某専門職の個人事業主。 人生で一番辛かったのは結婚をしていた時で、毎日毎日泣いていた。苦しくて辛くて声をあげて1人で泣いていた。 10年前、私は子どものいない専業主婦だった。付き合っていた頃から衝突が絶えなかった夫との暮らしは何が問題なのかもはや言葉にできないぐらいに混沌としていた。 元夫は都内の真ん中仕事…

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