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  • 家庭内ヒエラルキーについて

    元夫はこの国でかなりヒエラルキーのトップにいたのでは?と思った。 大卒、ヘテロ、自国籍、高身長、高収入、20代。 いや、そんなことはわかっていたはずだけど、私と元夫との間にある不公平感は、「働いている人」と「専業主婦」という構造からくるのだと思っていた。目に見える違いといえば収入があるかないかというだけで、問題の原因をいつもそこに集約しようとしていた。学歴にはほぼ大差なく、同い年で、どこかで同志のように思っていたところがある。 同志なのになぜわかりあえないんだろう、といつももどかしかった。 でも現実は、同志とは全然違って、相手は社会的には圧倒的に強者だ。 私は収入のない女子で、圧倒的強者とは言…

  • オリンピック・パラリンピックと、結婚末期の共通点。

    最近のオリパラを見ていると、結婚末期を思い出す。 相手の行動発言すべてが、予想外の、しかもこちらの気持ちを逆なでするところからやってくる。 よくも、まぁ、ことがうまく運ばない方法を、次から次に選ぶことができるな、と不思議なぐらい。 毎回傷つき穏やかではいられないのを繰り返し、呆れる。 結果、関わるのをやめるという「離婚」からの、疎遠。そしてようやく穏やかな日々がやってくる。 ここのところのオリンピックとパラリンピックの動きを見ていると、次から次に気持ちを逆なでするようなニュースが飛び込んでくる。よくも、まあ、ここまで徹底して不快にすることをチョイスできるなぁ、と呆れる。 この感じ、結婚末期と同…

  • 子育てには若いパパの力が必要か?

    「子どもは若いうちがいい。男性の妊活に年齢的制限はないけれど、体力があるうちの方が絶対にいい」という意見を見てもやもやしている。 娘が一歳の時に別居して、結婚中も元夫は非協力的だったことから、娘が生まれてからほとんどずっとワンオペだった。結果、なんとかやってこれた。若い男性のパワーがなくても育児はなんとかなってるし、どの道なるようにしかならない。 結婚中は、夫がいるにも関わらず自分1人でやっていることの不公平感がいつもあったが、離婚して1人でやると決めてからは、ベビーカーで坂道を登ることも、バスや電車に乗ることも、男手があったらなぁ、とはほとんど思わなかった。なくてもなんとかなる。 不便な造り…

  • 蜂が入って来たことや家で過ごすことなど。

    ベランダがしっかり菜園になった。朝起きてカーテンを開けてベランダを見ると、昨日と違う様子が目に入るので、つい、ずっと眺めてしまう。 窓を開けて膨らんで来たトマトを眺めていたら、バチバチと嫌な音がする。 いつの間にか部屋に入った蜂が窓に当たっている。 「蜂が入った!」娘が叫んで、ソファから転げるように降りて、キッチンの方に逃げる。 殺虫剤は持っていないし、虫網もないし、どうしよう。叩き潰すのも嫌だし、蜂が攻撃に怒ってこちらに向かってきたらもっと嫌だ。 結局できるのはまた窓から出て行ってくれることを願って窓を開けておくしかない。 次の虫が入ってくる危険があるけれど、それ以外にできることがない。 窓…

  • どう転んでも痛いなら、好きに転ばせて欲しい。

    手を引かれて、導かれて、巻き込まれるように転ぶと人のせいにしたくなるのよ。 もしかしたら足を擦り剥かずにすむかもしれないけど、 それでも危ない思いをしたことを人のせいにしたくなるのよ。 1人で歩いていて転んだら、恥ずかしくて痛くて、なんか笑っちゃったり、転んだくせに「すいません」とか言ったりして、あとでこっそり痛さで涙が出たとしても、自分で立ち上がるしかない。 どうせ転ぶことが前提の人生なんだし、どう転ぶも自由。 1人で失敗してから、何もかも始まった。 不安がないわけではないけれど、 飛び込んだ先の世界を諦めなくてよかった。 そこは、思っているより何倍も自由で、何事にも手触りがあるよ。 きっと…

  • 元夫と、娘と、私の今の関係。

    離婚をして元家族の中では一番幸せな人間となった私だけれど、そこにある2つの条件を守ることがその幸せをキープしている。 二つの条件とは、 一つめは、好きな人(娘)と一緒にいることができることで、二つ目は、好きじゃない人(元夫)と関わらなくていいということだ。 特に二つ目の元夫と関わらないということには、なかなか至ることができなかった。 お世話になった人とは少なからず、良好な関係を築かなければいけないという強迫観念があった。 それに、一旦家族という関係になり、距離感をうまく図ることができなくなっていた。 結婚中はもちろん、離婚するまでのやりとりでも、離婚してからでも、元夫と関わることがあると、とに…

  • 離婚して一番幸せになったのは私。

    シャワーを浴びているときにふと気がついたのだけど、元家族(私、元夫、娘)の中で、離婚したことで一番幸せになったのは私だ。 苦手な人(元夫)とこれ以上関わる努力をしなくてよく、 大好きな人(娘)のそばにいることができる。 私の知る限りでは、元夫は娘のことを彼なりに大切にしていたと思うので、いつも会えなくなるのは望んだことではないはず。 娘は父親が好きなので、一緒に住めず、会いたいときに会うことができず、我慢を強いられている。 私だけが、会いたくない人と会わず、会いたい人と会える状況になっている。 私が一番幸せだ。 とは言っても元夫は自分で決めたことだから幸せ度としては次点か。 やはり子どもが一番…

  • ゴミ屋敷と魔女の宅急便

    ゴミ屋敷と言われる部屋が片付けられていく動画を見るのが好きだ。 先日見た動画では、飲みかけの同じ銘柄の缶ビールが部屋の半分を占めていた。 積み上がる空き缶というだけでも圧巻なのに、それは殆どが、ビールが少し残った状態らしい。 その状態にますます心を掴まれてしまう。 もう飲みたくない、でも捨てるのはもったいない。その先の判断と行動が難しいくらい何かに疲れていたのではないか。 山のようになった空き缶を見て、社会の教科書で学んだ貝塚を思い出す。 もしここの住人が縄文時代を生きていたら、ゴミ屋敷だなんて言われずに、普通に生きていたのだろう。 食べたり飲んだりしたものはその包装を種類別に分けて居住空間に…

  • 結婚と自己顕示欲の柱で生きてきた。

    とにかく結婚が目標だった。 結婚願望が強いかどうか考えたこともない。それほど当たり前で大前提だった。 いずれ結婚する。そして私の周囲にいたような母親たちのように暮らすのだと思っていた。私の母は専業主婦で、学校が終わり友達の家に行くと専業主婦のお母さんがいた。いつも周りには「お母さん」であり「奥さん」である大人の女の人がいた。 結婚をしている人はよく見ている。 結婚をしていない大人の女の人の暮らしはあまり知らない。 思春期になると、母親への疑問や反抗心もあったけれど、とは言ってもそうではない女性の暮らしは見たことがない。 仕事をしているお母さんならたまには見たことがある。 でも結婚をしていない女…

  • あの頃も今も同じことをしている。

    離婚を経て生活は随分と変わったし、日常を覆う気分は180度違うものになった。 でも細かいことを見てみるとやっていることは大して変わっていない。 例えば植物を育てること。 結婚していた頃、高層マンションの狭いベランダは夏になると向日葵だらけになっていた。 もらった苗を育て、そこから取れたタネを次の年も植えた。またその次の年も同じようにした。夏になるとベランダいっぱいに向日葵が咲いた。 今はトマトを育てている。 苗を買ってくればいいものの、タネから育てたものだからものすごい数になってしまった。間引くのもかわいそうで、鉢と土をそれぞれ用意して向日葵の時のようにベランダいっぱい鉢で埋め尽くされている。…

  • 清々しさと、心許なさ。

    昨日の夜から降っている雨で、どんよりした朝だった。 私の人生をしっかり歩むことができているのだろうか?不安なことしかない。 でも「こうしなければ」で動いた時に、 好きなことをやっていきている人を見たて感じる悲しい気持ち、抱いた嫉妬。怒り。 例えば、彼氏の趣味に合わせてそこまで好きではない服を選んで着ていたのに、彼の趣味が変わっって、どちらかというともともと自分の好きなテイストだった時。 「私、本当はそっちなんですけどーーー!!」と叫びたい感じ。 でも今更、遅くて、「え、全然違くない?」と言われた時の、「時間を返してくれー!」という心の叫び。 社会だってそうだ。 「今の世の中これじゃ生きていけな…

  • マルトリートメント

    泳ぐことが好きで区民プールによく行く。娘はプール教室には通う時間はないけれど泳げるようになって欲しい。小さい頃から水が好きで、不定期ながら区民プールに通っているといまではクロールを泳げるようになってきた。 先日区民プールに行くと、同じように子供を連れて泳ぎを教えに来ている親子がいた。息継ぎをしながら泳いでいる小学生低学年ほどの男の子の側で大声をあげている母親がいた。 「手伸ばして!足忘れてる!」 ひどく熱心な親だなという程度に思っていたけれど、次第にヒートアップしていく。「全然ダメ!そんなやり方ならプールもうやめて!帰るよ!全然できてない!」眉間にしわを寄せて目を見開き怒鳴る。「手伸ばして!全…

  • インターネットの芳しい森の中。

    ここのところいつも仕事のために本を読んでばかりで、関連のないものを読んでいなかったことに気がついた。知識を与えてくれる本は刺激的で、ひとつ読み終えると次につながる欲しい本が自然と目の前に現れる。いや、Amazonがお勧めするか、ツイッターでフォローしている人が勧めている。 実に沢山のものに次から次に勧められる。手当たり次第買っていては身が持たないので、お気に入りにしたり、カゴに入れたりして、機が熟した頃合いで購入する。それはとても興味深く、たいていはいい出会いなのだが、気がつけば偏った本ばかり読んでいるのではないか。 仕事と寝る時間と娘といる時間以外はほとんどインターネットの森の中にいる。いや…

  • 出会いの「凶くじ」を木に括る。

    トーストの朝ごはんを食べ、残り物で作ったパスタを昼ごはんに食べる。夕飯には娘のリクエストでまたパスタを作る。実に気まぐれな一日であった。 ほとんどの時間をパソコンの前で過ごし、猫背が日に日にひどくなる。時々思いついたように伸びをして、首を左右に曲げると、立て付けの悪い扉のようにギシギシと音がする。1年前にはこんな音はしなかったと思うんだけど。さすがアラフォー。 家からほとんどで歩くことがなくなり、お尻もたるみきっている。歩くことは好きだけれど、目的地がないと家から出ない。仕事が一区切りついたら散歩に行くことを楽しみにしているが一区切りなんてついたことがない。 やり残したことを強制終了して娘の学…

  • 「愛を与えることができる」と暗示をかける女、それは私。

    いつも自分で口に出して言うと決めていることがある。 「私は愛を与えることができる」 「仲間を大切にする」 の2つだ。 毎日自分に暗示をかけている。あやしいやつである。 ふたつとも、普段の私を知る人だったら「は?」と思うかもしれない。 アラフォーになって色々なことに諦めがつき、また若い頃の恥じらいや自意識が剥がれていくのを感じる。 そして、残った私は、できないと思うより、できると思ったほうが、得じゃないか?!と図々しくも悟った。 私は、愛情を与えられるような大それた存在じゃないし、私なんかに愛情をもらっても迷惑だと思うし、、、と20代の自尊心低めな私は思っていた。 でもアラフォーになると、残り時…

  • 不機嫌にさせてくる彼なら捨ててよし。

    離婚の理由ははっきり言えば、夫が私に飽きたのだ。 一緒にいることがつまらなくなり、苦痛だったのだろう。 家に帰ってこなくなり、女の人の影もあった。 結婚生活のほとんどの時間をどうにかつなぎとめることを考えていた。 つまらない人間だと事実を突きつけられる日々。

  • 0620_暮らしをカスタマイズする。用意されたものは強制の空気を醸し出す。

    本格的に暑くなる前に、私も娘も大好きなベランダで朝食を食べた。と言っても素敵なバルコニーではなく、よくある賃貸マンションの狭いベランダで、床はグレーのゴム製、排水溝は剥き出し、エアコンの室外機が大きな顔をして並んでいる。室外機の上にはジョウロや雑巾をつい置きっ放しにしてしまう。柵の部分にはホームセンターで買った網の目隠しをかけている。というおしゃれとは程遠いベランダだ。 ベランダピクニックの準備をするのはいつも娘の役だ。レジャーシートを敷こうと外にいる娘から「ママー!すごい!来て!」と呼ばれて何事かと思って向かえば、「雲がすごいスピードで動いてる!」と。ほんとだ。雨の予報だったが今のところは降…

  • 0619_webデザイナーを諦めた話

    金曜日だった。 フリーランスになり、1人で子育てするようになって、子育ても仕事も常に身の回りにあるので、週末は休めるという感覚がなくなった。同時にあと何日で週末だ!というような楽しみをカウントダウンすることもなくなった。 花の金曜日も相変わらず娘と一緒に21時に早寝する。すると変な時間に目が覚めてしまった。もう一度眠れそうにないので、仕方なく起き上がり本でも読もうかと本棚に向かった。 本棚を漁っていたら、2年前に買った「史上最強の人生戦略マニュアル」を見つけた。当時のメモが挟まっている。懐かしい。 2年前に計画した人生戦略は、半分はその通りになっていて、半分は全くその通りではなかった。それは残…

  • 壊れた乾燥機や「今日はどうだった?」の効果など

    乾燥機が調子が悪い。7年目になるドラム式洗濯機は、長い間ゴーゴーと音を立てて勢いよく乾燥をしようとしたあげく、しまいにはアラームを鳴らしてギブアップするようになってしまった。もう無理ー!と悲鳴をあげているようなアラーム。ここのところ毎日悲鳴をあげているのに、今日は量が少ないから行けるかな?と働かせてる。ごめんね乾燥機。修理依頼が億劫で・・面倒くさがりな持ち主で。いや、本格的に壊れてしまう前に診てもらわないといけない。これからの梅雨の時期このままでは困る。型番調べるのが面倒だな。洗濯機の上の棚をずらさないといけないの億劫だな。いやいや。 昼間は仕事の合間にタネを植えたら生えすぎたトマトの植え替え…

  • 0617_平和な朝方に夜泣きの地獄を思い出す。孤高の戦士だった頃。

    いつも通り朝4時に起きる。最近は子どもと一緒に夜は21時に寝ているので、きっかり7時間寝ている。この生活が定着して2年ほど。 ここのところ睡眠が安定しているので、それだけで体調がいい。 娘の夜泣きがひどかった時は、2時間おきに悲鳴で起こされて、寝ることも作業をすることも許されなかった。あの頃はとにかく、「続けて寝たい」というのが切実な思いだった。それと、とにかく続けて寝てほしい。そうしないと私のまとまった時間がないからだ。当時は資格の勉強をしていて、勉強を始めると、寝室から娘の悲鳴が聞こえてきて、イライラしていた。 夜泣きには本当に悩まされた。 赤ちゃんの頃の、「おっぱいが欲しい」「オムツが気…

  • はじめまして

    これから日記を書こうと思う。 10年前の光の届かない水中でもがいていた自分に宛てて。 20年前の何も知らない自分に向けて。 これから大人になる我が子に向けて。 結婚して8年目に子どもができて、 その子が1歳になる頃に別居。1年後に離婚。 シングルマザーになって5年。 現在アラフォー。 仕事は某専門職の個人事業主。 人生で一番辛かったのは結婚をしていた時で、毎日毎日泣いていた。苦しくて辛くて声をあげて1人で泣いていた。 10年前、私は子どものいない専業主婦だった。付き合っていた頃から衝突が絶えなかった夫との暮らしは何が問題なのかもはや言葉にできないぐらいに混沌としていた。 元夫は都内の真ん中仕事…

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