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  • カインとアベル 創世記4章

    "Why are you angry, and why has your face fallen? 多少聖書に通じた人ならば、「人類最初の殺人は」という質問をされたときに、それはカインによる弟アベル殺しです、と答えるかもしれません。聖書の記述に従えば、最初の人類であるアダムとエバの息子の代で、早くも殺人が行われています。それも兄弟間で殺し合う光景が描かれているのです。 今回の物語の少し前の創世記2章の18節で「人が独りでいるのは良くない。彼に合う助ける者を造ろう」と神がおっしゃって女性をお造りになっています。この言葉はよく男女の結婚の際に用いられるものですが、結婚に限らずもっと大きな視野から眺…

  • 神の息吹

    「わたしは,『わたしはある。』という者である。」 The Great I am 以前のブログから移動しておこうと思っている記事がいくつかあります。今回は昨年2020/10/21に書いた「神の息吹」と2021/1/7に書いた「履歴」をひとつにまとめて加筆修正したものです。 ここから 私も一応はキリスト者のはしくれであります以上、信仰の話をしていくうえで主を証しする者でありたいと望んでいます。自分がどのような者であろうともありのままの経験を話さなければならないと思っています。 私が洗礼を受けたのは2004年のイースター(復活祭)です。若い頃からならず者だった私の生き方は受洗後も変わりませんでした。…

  • 人間の堕落 創世記 3章

    The LORD God called to the man and said to him, "Where are you?" 天地創造に続いて創世記には人間の世界に罪が入ってきた様子が描かれています。この箇所を知らずには、人間の罪について語ることはできません。したがって救いについても知ることはできないのです。 神が「神と人間との関係」に愛を置かれたように、神は人の間にも愛における一体的な交わりが求められるように、そして神との交わりに共に高められるように、男と女に創造されました。そして神に向かって共に生きるために、お互いを結ばれました。人類最初の夫婦の成立を聖書から見てみましょう。 2:21…

  • さあ人を造ろう

    Let us make man in our image, after our likeness 聖書は、人が住めるような状態でなかった所に神が臨まれ、みことばによって一切を創造されたと言います。そのみわざは人間の住める環境の確立に始まり、人の創造をもってクライマックスを迎えます。「神はそれを見て良しとされた」と平坦に繰り返されてきた解説も、人の創造を含む六日目には「見よ。それは非常に良かった」と声の調子をあげます。神の創造のみわざは美しく、完璧でした。 自ら満ち足りておられる神は、世界を造らなければならない必然に迫られていたわけではありません。しかし、神は、愛において「わたしたちをイエス・キ…

  • すべてのものの始まり 創世記1:1

    In the beginning 『THE BIBLE』の始まりです。 著者 モーセ 文章の冒頭部分の重要性は、文章論においてしばしば強調されることの一つです。「初めに、神が天と地を創造した」と言い放つ、まさにはじめの書である創世記の冒頭に、衝撃を受けた人は少なくないと思います。この命題に人生の軌道修正を余儀なくされ、新しい命の恵みに導かれて来た人も大勢いるでしょう。 1:1 初めに、神が天と地を創造したモーセは「初めに」という表現を用いて、すべてのものには始まりがあったという事実を示しています。ほかの古代宗教では物事は既に存在していたものから創造されたとしています。けれども聖書は神が無からす…

  • 聖書:信じる根拠

    聖書は、世界、宇宙を創造して、宇宙全体を支配し、人間の運命を握っておられる「神」の性質を主張しています。これらの主張は真実です。聖書は人類の歴史上最も重要な本です。 なぜなら、聖書には人生の一番偉大な質問、「自分はどこから来たか?」「なぜ自分はここにいるのか?」「私は死んだらどうなるのか?」の答えがあるからです。聖書のメッセージの重要さは、公平な考慮を要求し、そのメッセージが真実であることが観察できて、試すことができ、綿密な調査に耐えることができます。 聖書は永遠の神のことばであって、あらゆる時代に対して、常に新しい力をもって語り、救いのための知恵を人々に与えることのできるものです。使徒パウロ…

  • 聖書を読んでみよう

    聖書は旧約聖書と新約聖書の二部から成っています。旧約は39巻、新約は27巻に分かれ、数十人の異なった著者によって記されています。そして旧約はイスラエルの信仰の歴史を中心として記された紀元前の長期にわたる時代を背景としており、新約はイエス・キリストの生涯や初代キリスト教会の歩みが記された紀元一世紀を中心とした時代が背景となっています。このように長い歴史の流れの中で、しかも多くの異なった著者たちによって記された66巻に分かれた聖書をどのように読み解いていったらよいのでしょうか。聖書の読み方に関する基本的心得を以下に記してみましょう。 歴史的背景を踏まえる 聖書は長い歴史の歩みの中から生み出されてき…

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