血中コレステロールを下げるスタチンを発見 遠藤章
遠藤章さん死去90歳血中コレステロール下げるスタチンを発見NHK2024年6月11日17時46分訃報血液中のコレステロールを下げる物質「スタチン」を発見し、一時は「世界で最も売れた薬」ともいわれた動脈硬化の薬の開発につなげた東京農工大学特別栄誉教授の遠藤章さんが今月5日に亡くなりました。90歳でした。遠藤さんは1933年に秋田県に生まれ、東北大学農学部を卒業した後、製薬会社勤務を経て、東京農工大学農学部の教授などを務めました。製薬会社に在籍していた1970年代初めごろから動脈硬化の原因となる血液中のコレステロールを下げる薬の開発に取り組み、1973年に青カビが作り出す「スタチン」という物質が体内でコレステロールが合成されるのを抑え、血液中の値を大きく下げることを発見しました。発見から14年後の1987年に...血中コレステロールを下げるスタチンを発見遠藤章
2024/06/11 22:41