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りはやまのブログ https://www.rihayama.com/

10年目の作業療法士です。普段は回復期リハビリテーション病棟で働いています。 リハビリに必要な情報や自分が勉強した内容をあげています。

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2021/05/19

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  • 五十肩の病態の機序とは?

    今回は病態の機序について、まとめていきたいと思います。 まず病態のケースで共通するのは、肩関節前上方にある組織の損傷および第2肩関節の障害です。 この関節周辺の滑膜組織にはほぼ全例が炎症をしています。 また滑膜炎が肩峰下滑液包・腱板・腱板疎部・上腕二頭筋長頭腱などに波及すると、自発痛、疼痛性運動障害、夜間痛発症の引き金となります。 つまり、五十肩における痛みの組織とは、 肩峰下滑液包 腱板 腱板疎部 などの上方支持組織に癒着・瘢痕化を伴った結果だと思われます。 上記の3つが疼痛を感知しやすい侵害受容器でもあります。 これらの組織に問題を与える、五十肩の病態とは 肩関節の前上方にある組織の損傷・…

  • 五十肩の病態について

    今回は、五十肩についてアウトプットしていきます。 五十肩とは? 五十肩は中高年以降に極めて多い疾患です。一般の人でも必ず遭遇する疾患だと思います。肩の痛みを基盤として、男女問わず、40~50代で好発する病態です。さらに関節可動域制限を認めます。 定義上は6か月~2年以内に自然治癒する疾患で、症状が治まることで初めて五十肩だと診断されます。 そして、五十肩は明確に診断することは難しい老化現象の一つとされ、進行性の疾患であるにも関わらず、自然治癒することが前提とされている変わった疾患です。 また、糖尿病患者は、糖尿病者でない人と比べると発生率がかなり高いことも報告されている。さらに中高年で好発する…

  • 仙腸関節の構造は?

    最近、職員にお願いしながら腰痛の評価を勉強してます。 これが結構奥が深くて、そう簡単にいかないというのが本音です。 腰痛による評価を進める上で、仙腸関節にたどり着くことが結構多いような印象を持ってきました。 以前から少しずつ勉強はしていましたが、手技に走ることが多かったような気がいたので、もっとベースとなる構造や筋について調べてみました。 私の中で、もっとイメージングと構造を深められると、結果が変わってくる予感がしてきているところです。 さっそくまとめていきます。 仙腸関節とは? 骨の構造としては、仙骨と腸骨の関節面で構成される滑膜関節で、特に後上部1/3は骨間仙腸関節靭帯で仙骨と腸骨が靭帯結…

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