色にこだわり、すっきりとした上品なキモノ創りを心掛けている着物専門店です。着物のこと、お店、お客様、周囲のいろいろなことをご紹介しています。
今日も美味しい奈良のお菓子をいただきました。 萬々堂通則さんの『ぶと饅頭』です。 ぶと饅頭は、昔、遣唐使により日本に伝わった唐菓子『ぶと』を模してつくられた揚げ菓子で、萬々堂通則さんの人気銘菓のひとつ。 生地と中のこし餡とのバランスが絶妙で、餃子のような見た目も可愛く、お出しすると皆様に喜んでいただけます。 箱も素敵デス。
こちらの白い反物、実は黒の喪服だったのです。 お客様が、お身内の方から譲り受けた、かなり古い喪服でした。 すでにご自身の喪服はご準備されていますし、また寸法も合いません。 しかし、何かのかたちできちんと着用できればと。 そこで、脱色し、染替えをすることに。 画像はちょうど脱色をした段階のものです。家紋はしっかりと残っています。 これからご本人様と色を決めていきます。
初夏の暑さを思わせる日もあれば、出掛けに寒さを感じる日もあり、着るものに困ってしまうこの頃です。 毎年訪れるこのような時期には、単衣の襦袢が重宝します。 夏の生地ではなく、袷と同じ生地を単衣仕立てにした襦袢です。 私自身、春以降、動いて暑さを感じるような日がきましたら、まず襦袢を単衣にしています。
当店にゆかりのある奈良の方から、お菓子を送っていただきました。 そのひとつ、奈良銘菓「さつま焼き」です。 文字通り、さつまいもを形取った焼き菓子。 小麦粉と卵で練った皮で餡を包み、一つずつ竹串にさして焼かれるそうなので、実際、中は串をさした穴があいています。 お店秘伝の手焼きで、一つずつ形が違っている…というところも、ほっこりとさせてくれます。
ツツジ、あやめ、モッコウバラと、初夏に向かう時期の花々を目にするようになりました。 多少 気温差のある日々ですが、装いも軽やかに、襦袢や羽織りものは、単衣を着るようになりました。 こんな季節は、染帯を締めたくなります。 軽やかで、やわらかで…、生地によって織りの帯とは違った独特の洒落感を醸し出します。 画像は、明るいネズの地色の、手描き友禅の染帯です。
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