色にこだわり、すっきりとした上品なキモノ創りを心掛けている着物専門店です。着物のこと、お店、お客様、周囲のいろいろなことをご紹介しています。
立秋を迎え 少しずつ秋の気配を感じていましたが、 雨の今日、こちらの地域は一気に気温が下がりました。 そのせいか、急に 深い色を意識してみたり。 着物は夏の結城つむぎです。 白生地から、濃い茶色に後染めしました。 結城つむぎも様々な織り方がありますね。 今回は絽の染め帯と合わせてみました。 深い色に、ちょっとやわらかい色を添えて。
夏の大島紬を着ました。 みごとな お天気で、お店の前で写真を〜 と思いましたが、 外の熱気に圧倒され 暖簾の先には出られずパチリと📷。 いつもの半幅帯で、結びは「江戸のしめ」。 単の半幅帯は、「貝ノ口」や「のしめ」系の粋な感じの結びによく合いますね。
稲佐山の続きです。 長崎のランドマーク的存在である稲佐山。 頂上から展望台に入るまでには、このような大きな彫刻もあります。 題して「450年のきもの」。 (画像は3年ほど前に撮ったもの) ポルトガルから、日本との友好450年を記念し、 平成5年に寄贈されたものだそうです。 シンプルなシルエットのようですが、 着物の衿の合わせ方(右前)が きちんと あらわされています。
しばらく旅行は出来ていません。 夏は、毎年 主人の出身地である長崎に行っていましたので、いろいろ思い出し、懐かしいです。 画像は、長崎のランドマーク的存在である稲佐山。 長崎は、世界新三大夜景、日本新三大夜景に認定されていますが、何と言いましても ここ稲佐山からの夜景は美しいです。 ここ数年は昼間ばかり行ってましたので、写真も明るいですが…。
最近、自分の足袋洗いは、手間を省いてしまっています。 ブラシを使わず、付け置きもせず。 濡らした足袋に、ウタマロ石鹸を直接塗って、他のものと一緒に洗濯機へ。 せめてネットには入れたいですが、忘れてしまうことも多々ありです。 よほどの汚れが無い場合は、この洗い方で結構満足に洗い上がります。
着かた教室でレッスンをされている方のお着物を撮らせていただきました📷。 数年前に創らせていただいた小紋で、模様はご本人さまの誕生花。 その更に前、誕生花の模様を入れた帯をお創りしまして、その時と同じ模様を着物に描きました。 誕生花である 「笹百合」と、そして「フルール・ド・リス」。 ヨーロッパで古くから利用されてきたフルール・ド・リスは、
今夏、つなぎ帯締めは、白ネズと青 ばかりを使ってしまいます。 涼やかさとともに、どこか静かな雰囲気を醸し出したい気持ちのあらわれなのでしょうか 青い方は、かれこれ10年近く愛用していますので、見た目にお疲れ感が出てきているかな…。 つなぎ帯締め(ハーフ帯締め)は、つないだ部分が後ろに隠れた状態で使用します。
2年前の今日、7月7日の画像を再びー。 ショーでは、我々日本側のメインテーマは「しきたり」でしたので、中心の衣裳はフォーマルでした。 しかし当日が七夕の日ということもあり、後半には、大人、子供それぞれの夏の装いも登場。 昨年から夏イベント等もほとんど開催されないので、「あの舞台以来、浴衣 着れてない〜」というお声も。
今日の朝食は、月ヶ瀬 梅古庵さんの梅ジャムを。 梅農家さんの木のもとで しっかり熟した本当の完熟梅でつくられた「完熟梅ジャム」! 梅そのものの美味しさはさることながら、酸味、上品な甘さ、さわやかな後味と、本当に美味しいのです。 お伺いしたマーケットで大瓶サイズが売り切れてしまっていたのですが、やはり次は大瓶!
早いもので7月です。 新型コロナ発生前年の七夕の日は、ショー本番でした。 画像はリハーサル時のもの。 思いの外、舞台後ろのパネル設置が進まずハラハラドキドキ(汗)。 残るは右上一角のパネル! 業者の方々も大汗かいて必死。 頑張ってー!と応援しながら、我々も必死の最終リハーサル(汗)!
昨日まで着かた実演のお仕事でした。 ここ数年、夏の時期の実演にはこの袋帯をよく使用しています。1日に何度も帯を締めるため専用帯?になりがち…。 帯締め、帯揚げといった夏の小物は、やはり白ネズ系が好きです。 帯揚げは、数年前に絽ちりめんの生地で10種類ほどの配色展開で創りましたもの。 渋さと落ち着き感があり、今季のものとは雰囲気が違います。 生地によって
今日は絽ちりめんの着物を。 絽ちりめんは、初夏、梅雨の時期といえば まず浮かぶ生地です。 帯は、博多献上の半幅帯で、いつもの結び。 さすがに今日は、迷わず雨コートを着て出発です。
今日は夜に雨との予報が。 しかし出発時の朝は強い日差し。本当に降るのかしらっ…というくらい。 持つべきものは、折り畳み傘にするか、日傘にするか。 履いて出るのは、雨草履か、いつもの草履か。 羽おるのは、雨コートか、羽織か… 今日の出掛け先では、雨草履のままではいられないため、いつもの草履は持っていく? などなどー。 雨対策に
以前、出張レッスン先で手作りのサータアンダギーをいただきました。 皆さんでレッスンを頑張った後の あの黄昏どきの美味しさが忘れられず、うかがったレシピ通りに私も時々作るように。 本当にあっという間に作れるので嬉しいデス。 いつもお気に入りのお皿に。 今回は、香蘭社さんの和蘭陀人のプレート。
今日は出張で着かたレッスンへ。 同系色、淡々トーンのコーディネートで出掛けます。 袖無し羽織は、やはり涼しいです。 今日は貴重なお天気でしたが、 今後しばらくは、雨コートの出番が増えそうですね。
ひとつひとつ夏ものを利用するように。 羽織りもの、帯、帯締め、帯揚げ、など。 夏ものの着物類に触れますと、何とも軽やかな気持ちになります。 現在着ている襦袢は絽ちりめん。 付下のように柄を描いたもので、当時は波ウサギや秋草、鳥獣戯画など、 様々な模様でお創りしました。 画像の模様は貝です。 襦袢の模様は、外からは見えないので、完全に自己満足の世界かもしれません。
今日は出張で浴衣の着かたレッスンへ。 バチ衿の浴衣でのレッスンですが、 私自身は、麻の襦袢をきて、綿着物での装いで、出発です。 綿のきものは軽やかで、かなり夏気分がアップします。 帯は、半幅でこのような帯結びをレッスンしました。
前回同様、夏の染帯です。 絽の生地に、撫子模様の型染めを施したもので、 地色は やや青み掛かった明るいねずみ色。 かれこれ15年ほど愛用しています。 絽の生地ですので、軽くて柔らかい仕上がりの帯ですが、 変わり結びをギューっと締めるわけではありませんので、 痛む心配もなく、毎年たくさん登場させています。
絽の染帯。 このシリーズは、当店のロングセラー商品です。 織りの帯に比べますと、仕立上がりは とてもやわらかくなりますが、 結構 締めやすいのです。 白生地から、ボカシに染めたり、模様を描いたり、型染めしたり…と様々に。 画像は、青ネズの濃淡で縦ボカシに染めました。貴女は、どのような配色がお好みでしょうか?
烏梅でお世話になっております、奈良 月ヶ瀬の梅古庵さんが都内に出店されているマーケットに伺いました。 国内唯一、烏梅の製造技術が受け継がれている中西家の貴重な烏梅と、そちらで採れた梅や野菜の美味しそうな加工品が販売されています。 今回、煮出して「烏梅茶」としていただける烏梅も購入。 昔から生薬としても知られている烏梅ですが、胃や腸、肺の機能を回復させる効能などがあるそうです。
今日まで、文化学園 ギャラリー内での催事です。 今回は、新型コロナの影響により、学園内の先生と職員の方のみにご案内が可能な催事をさせていただいております。 以前までは、「キモノおもてなし展」や「色いろ展」と題し、スペースをいろいろ使用して飾った展示をしてまいりましたが、今回は、かなりスマート化し、いろいろ飾らずに、ひたすらテーブルに"感謝価格"の品を並べた、
昨年、母の古い夏の帯を染替えました。 元々は、薄く明るい桜色。 キレイな色でしたが、かなり時代を感じますし、 私には合わないため(母はよく似あっていたのに…)、まずは、うっすらと青ネズの色をかけることに。 染め上がりの様子を見て、その後を考えます。 少々光る表面 + ネズの色 + 宝相華の地模様の雰囲気が相まって、予想通り かなり地味めに。 ということで、部分的に
何とかわいらしいのでしょうか。 形は、笹、梅、菊などがあって、どれも頂きたくなります。 グルテンフリーの洋菓子専門店、OKASHIYA TOKYOさんのフィナンシェ。 米粉100%で生地はしっかりとしてるのにキメ細やかで… まるで絹のようです。
刺繍が仕上がってまいりました。 いくつもの植物模様と、蝶々。 植物模様には、少々かわいらしい色味もいれてみました。 蝶々は、小さめにして、単色に。 黄色い蝶々さんと、青い蝶々さんがいるのですよ。
染め出しの度に、ほぼ毎年変わらずに出す色合いと、少しずつ変化させていく色合いとがあります。 色合いそれぞれに、お似合いになる方はそれぞれで、本当に楽しいです。 今年の夏の帯揚げも、たくさんの方にお選びいただきました。
今日も美味しい奈良のお菓子をいただきました。 萬々堂通則さんの『ぶと饅頭』です。 ぶと饅頭は、昔、遣唐使により日本に伝わった唐菓子『ぶと』を模してつくられた揚げ菓子で、萬々堂通則さんの人気銘菓のひとつ。 生地と中のこし餡とのバランスが絶妙で、餃子のような見た目も可愛く、お出しすると皆様に喜んでいただけます。 箱も素敵デス。
こちらの白い反物、実は黒の喪服だったのです。 お客様が、お身内の方から譲り受けた、かなり古い喪服でした。 すでにご自身の喪服はご準備されていますし、また寸法も合いません。 しかし、何かのかたちできちんと着用できればと。 そこで、脱色し、染替えをすることに。 画像はちょうど脱色をした段階のものです。家紋はしっかりと残っています。 これからご本人様と色を決めていきます。
初夏の暑さを思わせる日もあれば、出掛けに寒さを感じる日もあり、着るものに困ってしまうこの頃です。 毎年訪れるこのような時期には、単衣の襦袢が重宝します。 夏の生地ではなく、袷と同じ生地を単衣仕立てにした襦袢です。 私自身、春以降、動いて暑さを感じるような日がきましたら、まず襦袢を単衣にしています。
当店にゆかりのある奈良の方から、お菓子を送っていただきました。 そのひとつ、奈良銘菓「さつま焼き」です。 文字通り、さつまいもを形取った焼き菓子。 小麦粉と卵で練った皮で餡を包み、一つずつ竹串にさして焼かれるそうなので、実際、中は串をさした穴があいています。 お店秘伝の手焼きで、一つずつ形が違っている…というところも、ほっこりとさせてくれます。
ツツジ、あやめ、モッコウバラと、初夏に向かう時期の花々を目にするようになりました。 多少 気温差のある日々ですが、装いも軽やかに、襦袢や羽織りものは、単衣を着るようになりました。 こんな季節は、染帯を締めたくなります。 軽やかで、やわらかで…、生地によって織りの帯とは違った独特の洒落感を醸し出します。 画像は、明るいネズの地色の、手描き友禅の染帯です。
最寄りの中井駅すぐに流れます妙正寺川でも、桜が咲き始めました。 夕方、暗くなり始めても薄い桜色の花は本当にキレイです。 夜はもっと美しい。 来年は、夜のお花見の会をゆっくりと楽しめますように。
啓蟄を迎え、いよいよ虫たちが動き出しますね。 香りが嬉しい沈丁花、目が覚めるような黄色のミモザ、貫禄のある椿と、 春の花々もキレイに咲き、気持ちを明るくしてくれます。 そして これから楽しみなサクラ。 今年はどのように "サクラ愛"を表現しましょうかー。
リニューアル後、だいぶご無沙汰してしまいました。ゆっくりペースではありますが、店内やお客様や着物ライフのいろいろをお伝えできたらと思います。 数日前、神楽坂に行った際に、"善國寺"に立ち寄りました。 "神楽坂の毘沙門天さま"でも有名なお寺ですね。 ちょうど、着付けレッスンにいらした方から、新宿の七福神めぐりで寄りました~というお話しも伺ったばかり。
ブログの方は、準備が整い次第、再開させていただきます。 ホームページリニューアルに伴い新システムを利用することになりましたため、長きにわたる過去のブログも終了してしまいましたが、また新たな気持ちで再開させていただきたいと思います。時々のぞいていただけましたら幸いです。
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