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大切な着物の価値を正確に査定できる優良業者高く買取してもらう売却術、買取相場、着物の基礎知識までアドバイスします。

堀 悠斗
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2021/03/26

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  • 【久米島紬】買取価格はいくら?査定相場より高く売るコツ&業者選び

    久米島紬の着物はどんな着物?(歴史・産地など) 久米島紬は沖縄県の離島・久米島で作られている絹織物です。沖縄県内で作られている紬織物を総称して琉球紬と呼ばれていますが、久米島紬もその1つとなっています。 ただ久米島紬は最も歴史が古く、後から沖縄県内で紬を織られるようになったため、琉球紬としてまとめられたのです。 久米島紬の最大の特徴である絣模様はのちに結城紬や大島紬に取り入られるようになり、久米島紬は日本最古の紬、久米島は紬の発祥の地とも呼ばれています。 そんな久米島紬の人気は沖縄県内にとどまらず全国にまで広がり、1975年には国の伝統工芸品に指定されています。 さらに1977年には沖縄県の無形文化財に指定され、2004年には国の無形文化財にまで指定されているのです。 久米島紬の着物の特徴 久米島紬の最大の特徴と言えば、全国にも広まった絣模様です。久米島紬の絣模様は琉球王国時代から伝えられている御絵図帳という図案集が元となっており、その種類は80種類以上にも上ります。 また久米島紬は生地表面が凸凹しているのが特徴の1つで、これはすべて手作業で真綿を紡いでいるからこそ出せる風合いです。 また久米島紬は自生する植物から抽出された天然染料を用いているのも特徴で、さらに織り上がった反物を砧打ちすることで独特のツヤを柔らかい風合いがあります。 色染めから織り、砧打ちまですべての作業を職人1人の手で行われており、そのため生産量は少なくそれでいて全国で人気のため希少価値が非常に高い着物となっています。 久米島紬のほかの有名な紬 全国には久米島紬のほかにも、いろいろとその地域独自の文化を取り入れた紬がたくさんあります。ここでは全国でも有名な紬についてまとめていますので、チェックしてみてください。 ①牛首紬 牛首紬は石川県白山市白峰地区で織られている紬織物で、大島紬、結城紬と並んで日本三大紬の一つに挙げられることもある有名な着物です。 白峰地区にあたる旧白峰村はかつて牛首村という名称だったため、この名前が付いています。玉繭という二つの蚕から作り出されたものから手で糸を紡ぎ、それ緯糸として織り込んでいます。 牛首紬は丈夫さも特徴の一つで、釘が抜けるほど丈夫で釘抜紬という別名もあります。紬織物の多くは先染めで作られていますが、牛首紬は先染めと後染めの2種類あるのも特徴です。

  • 【出雲絣】 高額買取の可能性大?査定相場より高く売るコツ&業者選び

    出雲絣の着物はどんな着物?(歴史・産地など) 出雲絣は島根県安来市周辺で生産されている織物です。山陰地方では江戸時代末期から鳥取県の倉敷や島根県の広瀬、弓ヶ浜などで絣織物が栄えていました。 商業としての絣織物が増える一方で、弓ヶ浜一帯の出雲地方では農家の女性が伝統的な製造方法で絣を製作していました。 当時織られていた絣は浜絣と呼ばれていました。それも徐々に生産が少なくなり、ごく一部だけが生産するようになりました。 その中の一人の青戸柚美江氏が伝統技術を引き継いで、素朴な出雲絣として世に送り出し、それが今日まで続く出雲絣となっています。 出雲絣の着物の特徴 出雲絣は他の山陰地方の絣織物とはちょっと異なり、経糸と緯糸ともに手紡ぎの木綿糸を使って織り上げています。 絣織物はかすれた模様を作り出すため、生地を織り上げる前に糸染めという糸の状態で染めを行いますが、出雲絣は藍という植物で染める藍染めをおこないます。 そのため出雲絣は美しくそして素朴で美しい藍色が大きな特徴となっています。また洗えば洗うほど独特の深みがある色合いや美しさが出てくるとも言われています。 そして出雲絣は生地が丈夫なのも特徴で長く使い続けられるとして実用性にも富んでいる着物です。 また青戸柚美江氏が作り出す出雲絣は、絣の模様をわざとずらした不揃い模様などすべて手作業で行うからこその魅力もあります。 出雲絣のほかの絣の種類 絣織物は出雲絣の他にもいろいろな地域でそれぞれ独特の特徴がある絣があります。特に有名な絣織物としては以下の織物があります。 ①久留米絣 久留米絣は福岡県久留米市とその周辺地域で作られている絣織物です。久留米絣の歴史は1800年頃、当時12歳の井上伝という少女が発案したとされ、最盛期には年間で200万から300万反もの反物が作られていました。 手括り藍染めの手織り技術で生み出される緻密な模様は小柄・中柄・大柄があり、素朴で温かみのある絣模様を作り上げます。日本でも群を抜く美しさがある久留米絣は備後絣・伊予絣とともに日本三大絣の1つに数えられています。 そのため久留米絣の技法は1956年に国の重要無形文化財に指定されており、さらに1976年には経済産業大臣指定の伝統工芸品にもなっています。ちなみに有名な小説家の太宰治氏も久留米絣を好んで着ていたと言われています。 ②備後絣

  • 【天蚕紬】着物買取価格は?査定相場より高く売るコツ&業者選び

    天蚕紬の着物はどんな着物?(歴史・産地など) 天蚕紬は長野県安曇野市の有明地域で作られている絹織物です。元々長野県は養蚕業が盛んで絹の国とも呼ばれており、さまざまな紬が作られています。 その中でも非常に希少価値が高い紬が天蚕紬です。その理由は使われている天蚕糸で、その希少性から繊維のダイヤモンドや繊維の女王などとも呼ばれています。 天蚕紬は今から約230年前から生産が始まったとされ、その材料となる天蚕糸の生産は明治時代には最盛期を迎え年間300万粒もつくられていました。 ですが、微粒子病や焼岳の降灰、そして第二次世界大戦などにより天蚕の飼育が被害を受け、それに伴い天蚕紬も衰退していきました。 1943年には天蚕の飼育がストップしましたが、今は再開し少ないながらも伝統を引き継いでいくために天蚕紬が作られ続けています。 天蚕紬の着物の特徴 天蚕紬は天蚕糸という貴重な絹糸を用いて作られている紬です。そのため天蚕糸の特徴がそのまま紬にも活かされています。 天蚕糸は非常に強度が高く、一般的な絹糸の倍の強度があり、化学繊維であるポリエステルやナイロンと同等の強さがあります。 そのため天蚕糸で作られた天蚕紬はシワがつきにくい特徴があります。繊維の伸びがあるため、天蚕紬もふんわり柔らかく肌触りの良さも特徴です。また、一般的な絹糸は白糸ですが、天蚕糸は光沢のある薄緑色をしています。 天蚕紬は天蚕糸だけでなく一般的な絹糸も織り込んでいるため、天蚕糸の部分と絹糸の部分の染まり方が変わってきます。そのためどう天蚕糸を織り込んでいくかによって独特の風合いが変わってくるのも特徴です。 有名な紬の種類 紬はくず繭を紡ぎだした紬糸で作られた絹織物で、天蚕紬以外にも全国にはその地域独自の紬があります。その中でも以下の有名な紬を以下で紹介します。 ①大島紬 大島紬は鹿児島県奄美大島を発祥とする絹織物で、軽くてしなやかで着れば着るほど体になじみ、着崩れしにくいという特徴があります。また絹100%で泥染めという特徴的な染め技法を用いており、独特の黒く渋い色合いも魅力の1つです。 日本を代表とする着物の1つであり、日本三大紬には必ず含まれており、それだけでなくフランスのゴブラン織、イランのペルシャ絨毯と並んで世界三大織物にも数えられています。

  • 着物は右前が正しい!左前の意味は?襟合わせの方法を間違えない覚え方

    着物の襟合わせは右前にする 最近は着物を着る習慣も少なくなり、1年に1度も着ないという方も少なくないでしょう。久しぶりに着物を着た時に、襟合わせはどうするんだっけと迷ってしまう方もいます。 着物を着る時には原則として襟合わせは右前が正解です。逆の左前にしてしまうと、死に装束つまり死んだ人の着物の着せ方となってしまいます。 ルール違反というわけではないのですが、常識がわかっていない人だと思われてしまいかねませんので、着物は右前と覚えておきましょう。 襟合わせの「右前」を間違えない覚え方 着物の襟合わせは右前ということはわかっていても、右が前って何に対して前なのか、どっちだっけと思ってしまう事もよくあります。右前を間違えない覚え方としては以下のような方法があります。 ①「右前=自分から見て右が手前」右手側から先に合わせる 右前というと、右側の襟が前ということですが、勘違いして相手に対して前と思ってしまう事もあります。相手に対して右を手前にしてしまうと、それは左前の襟合わせになってしまうのです。 間違えないためには、右前=自分から見て右が手前、簡単に言えば右前=右が手前と覚えておいた方がいいでしょう。 また右手側から先に合わせる、右襟を前に合わせて左襟を後から合わせるという考え方もできます。右襟を先に合わせれば、自然と右前の正しい襟合わせになります。 ②正面から見ると襟元が「y」の字 右前の覚え方として、形で覚えるという方法もあります。襟合わせを右前にすると、襟元は小文字のY、つまりyの字のようになります。 ですので、yの字になるようにすれば正解です。ただし鏡では逆に映りますので、その点は注意しましょう。 ③「女性の洋服と反対」「男性の洋服と同じ」 女性の洋服、コートやカーディガン、シャツなどは左前になっています。そのため着物を着る時にもそれに合わせて左前にしてしまうケースもあるようです。 もし女性が着物を着る時には、洋服の反対と覚えるのも1つの方法です。 男性の洋服は右前になっていますが、着物は洋服の反対だっけ、と思ってしまうと左前の襟になる恐れがあります。ですので、男性が着物を着る時は普段通り、つまり洋服と同じと思っていれば失敗はないでしょう。 襟合わせの向きは男女でも浴衣の場合でも右前

  • 【郡上紬】高額買取の可能性大?査定相場より高く売るコツ&業者選び

    郡上紬の着物はどんな着物?(歴史・産地など) 郡上紬は岐阜県郡上市八幡町で作られている紬織物です。この地域では昔から農家が絹糸にできないいわゆるクズ繭を用いて手織りで着物を作っていました。 明治時代になると着物を着る習慣も減ってきたことにより生産も減ってきたのです。 それを第二次世界大戦後に復興させたのが宗廣力三で、昔からの製造方法に独自の方法も加えて郡上紬として広めたのです。 歴史的には浅い紬着物ではありますが、素朴で温かみのあるデザインが人気となっています。 郡上紬の着物の特徴 郡上紬は藍や茜、ヤマモモといった天然草木染を使ったどぼんこ染めという染色技術が特徴です。 どぼんこ染めは糸に染料がしっかりと染まるまで何度も繰り返して染め上げており、色褪せしにくく、逆に時間の経過とともに色が深くなっていくのも魅力の1つです。 またどぼんこ染めにより作られる平面的ではない美しいぼかしも特徴です。さらに紬縞織や絣織などの技法を用いたことによる複雑で独特なデザインに仕上がり、それも人気の1つとなっています。 郡上紬は国産の春に浮かした春繭のみを使って織り、それにより着心地が滑らかで肌触りがとても良く、また染め上げから織りまで丁寧に仕上げられており、長く着続けられるのも大きな特徴となっています。 有名な紬の種類 全国には郡上紬の他にもさまざまな紬着物があります。ここでは有名な紬5つについてまとめていますので、それぞれの特徴をチェックしてみてください。 ①大島紬 大島紬は鹿児島県奄美大島を発祥とする絹織物で、今は奄美大島の他にも鹿児島市周辺や宮崎県などでも作られています。1300年の歴史がある着物で、日本三大紬の一つでもあり、さらに世界三大織物にも数えられるほどです。 大島紬は軽くて暖かく着崩れしにくい、シワになりにくいという特徴があります。また泥染めという独特の染色技法を用いており、独特の黒く渋い色合いも魅力の1つになっています。 最高級な絹織物ですので、安いものでも一反30万円前後、高いものでは数百万円もするものもあります。 ②牛首紬 牛首紬は石川県白山市にある旧白峰村、白峰地区周辺で生産されている絹織物です。一つの繭に二頭の蚕が入った特別な玉繭を緯糸に、経糸に通常の絹を使用しているのが特徴で、品のある光沢が大きな特徴です。

  • 【187人調査】約27%の方が「着物の高額買取なんてありません」と回答!想定以上の買取価格と答えた方は約73%

    【調査結果1】着物買取サービス利用者の約27%が「着物の高額買取なんてありません」と回答!想定以上の買取価格と答えた方は約73% 「着物買取業者を利用して高額買取は実現できましたか?」と、着物買取サービスを利用した男女187人にアンケートしたところ、下記のような結果となりました。 Q.着物買取業者を利用して高額買取は実現できましたか? 約27%の方が「着物の高額買取なんてありません」と回答しました。 一方、約73%の方が「想定どおりの買取価格だった」「想定より高額買取してもらえた」と回答。この結果から想定通りの査定額以上で売れた方が多いことがわかります。 【調査結果2】約57%の方は買取価格が「10,000円以上」と回答 「買取価格はいくらでしたか?」と、着物買取サービスを利用した男女187人にアンケートしたところ、下記のような結果となりました。 Q.買取価格はいくらでしたか? 約57%の方が10,000円以上の買取価格と回答。全体の約12%の方が「100,000円以上」の買取価格が付いたと回答しました。 一方、買取価格が「1,000~9,999円」だと回答した方は約28%、「1,000~9,999円」の方は約6%、二束三文だと言われた方は約9%という結果になりました。 「10,000円以上」と回答した方で、「想定どおりの買取価格だった」「想定より高額買取してもらえた」と答えた方は約92%になりました。「10,000円以上」だと買取価格に納得されている方が多い傾向です。 また、調査結果1で「着物の高額買取なんてありません」と答えた方の約77%が「9,999円以下」だと回答しました。「9,999円以下」だと期待外れの結果となり、ネガティブなイメージを抱くのだと考えられます。 【調査結果3】約81%の方が「着物買取を申し込んだ際に電話もしくはメールで買取品目の事前確認があった」と回答 「着物買取サービスを申し込んだ際に、電話もしくはメールで買取品目の事前確認はありましたか?」と、着物買取サービスを利用した男女187人にアンケートしたところ、下記のような結果となりました。 Q.着物買取サービスを申し込んだ際に、電話もしくはメールで買取品目の事前確認はありましたか? 8割以上の方が着物買取を申し込んだ際に電話もしくはメールで買取品目の事前確認があったと回答。

  • 【伊那紬】高額買取の可能性大?査定相場より高く売るコツ&業者選び

    伊那紬の着物はどんな着物?(歴史・産地など) 伊那紬とは長野県南部の天竜川に沿って伸びる伊那地方で受け継がれている紬織物です。 天竜川沿いの地域は昔から養蚕業が盛んで江戸時代は絹の国とも呼ばれており、この地域で作られていた良質の繭は京都や名古屋に送られていました。 ただ生産された繭の中には、蚕が繭を突き破るなどして出荷できないものもあり、その繭を使って日常で着る着物を作ったものが伊那紬のルーツと言われています。 また伊那紬は同じように県内で作られている上田紬や松本紬、飯田紬、あづみの紬、山繭紬などと一緒に信州紬と呼ばれ、1975年に経済産業省の伝統工芸品として指定されています。 ただ1970年代には120軒ほどあった伊那紬の生産工場も現在は久保田織染工業のみが生産しているのです。 伊那紬の着物の特徴 伊那紬は経糸に生糸、玉糸、真綿の手つむぎ糸を緯糸には玉糸または真綿の手つむぎ糸を使って作られています。染料には伊那地方に自生していた植物を使い、自然な風合いを感じさせる草木染が特徴です。 性質の異なる糸を使用しているため、人の手で1枚1枚時間をかけて丁寧に織られており、反物を織り上げるには1週間以上かかります。 複雑なデザインとなれば数ヶ月かかることも少なくなかったようです。こうして作られた伊那紬は丈夫でしなやかな肌触りで、柔らかなぬくもりも感じさせるという特徴があります。 丈夫で長く着れる、また自然の色味の美しさから愛好者が多く、また今は1社でしか作られていないため、非常に希少価値が高まっている織物です。 伊那紬の着物の買取査定はどれくらいか?買取価格平均相場と買取実績 伊那紬の着物は現在、長野県駒ケ根市にある久保田織染工業でのみ生産されています。さらに反物を仕上げるまでに最低でも1週間、長ければ1ヶ月以上かかることもあるため、生産量が絶対的に少なく希少価値はとても高くなっています。 そのため伊那紬の着物の買取査定としては、平均で15,000円から30,000円となることが多いようです。 もちろん作られた時期やデザインによってはそれ以上の価格になることもあり、作者や状態によっては10万円前後で買い取りされることもあります。 伊那紬の着物どう売る?店頭(持ち込み)・宅配・出張買取のメリットとデメリット

  • 着物の買取は時期や季節で高くなる?おすすめの売るタイミングはいつ?

    着物はいつ売れば高くなる?おすすめの売却時期 最近では着物を普段から着るという人は少ないです。成人式や卒業式などといったイベントで着用したという人はいるでしょう。しかしそうした人だと、着物を売るタイミングがわからないはずです。そこで着物を売るのに適した時期を確認します。 振袖を売るベストなタイミングはいつ? 未婚女性が着る着物の中でも、格式が高いとされるのが振り袖です。成人式で着るのが定番となっているのですが、他にも結婚式や卒業式などのフォーマルな場面で着ることができる着物です。 この振り袖を売るのにベストなタイミングはあるのでしょうか。 成人式のイメージが強いが格式が高いのでシーズンを問わない 流行り廃りがあるので流行遅れになると買取額が低くなる可能性がある 古典柄と呼ばれるスタンダードなものだと流行り廃りがない といったようなポイントがあります。 基本的に振り袖は格式が高いので、フォーマルな場面で着用するものです。そのため特に成人式という買取時期を気にしなくても問題ありません。 訪問着や付下げは入学式や七五三など子どものイベントの少し前の時期に 入学式や七五三といった子供のイベントで着物を着ることもあるでしょう。七五三や入学式では、一般的に訪問着や付下げと呼ばれる着物を着用します。 これらの着物の買取時期については以下のようになります。 訪問着や付下げはイベント前のシーズンに需要が高まる 需要が高まるので買取額もアップする傾向にある 他の学校行事にしても同様である。 以上のようになっています。 ちなみに七五三や入学式における子供の着物はどうなのでしょうか。子供用の着物については買取需要がありません。なぜなら子供用の多くはレンタルで済ませる人が多いからです。 またサイズが小さく仕立て直しもできないので、レンタルで済ませても問題ないでしょう。 卒業式シーズンを狙って売るのなら1月頃が売り時 子供の卒業式に着物を着ていくという人もいます。訪問着や道中着といった着物がこの時期にはよく選ばれているので、それらの需要が高まるといえるでしょう。具体的な買取時期としては以下の通りです。 卒業式は2月~3月に行われる だいたい1ヶ月前が需要のピークになる 1月~2月あたりが訪問着や道中着の買取額がアップする傾向がある といった形になっています。

  • 【長井紬】着物買取価格は?査定相場より高く売るコツ&業者選び

    長井紬の着物はどんな着物?(歴史・産地など) 長井紬は山形県の長井盆地周辺で生産されている織物です。置賜紬の一つでもあり、国の伝統工芸品に指定されています。 長井盆地周辺は、江戸時代の初頭から織物の原料となる青苧の主要生産地だったという歴史があります。この青苧は英語に出荷されて、越後上布の原料としても使われていました。 その後に飢饉から青苧の生産が縮小していきます。それをきっかけに青苧の栽培から養蚕へと産業を転換し、絹織物の生産をするのです。これが長井紬になります。 長井紬の着物の特徴 では長井紬の着物にはどんな特徴があるのかも確認してみましょう。最も大きな特徴と言われるのが絣文様です。 長井紬は先染め織物の一つで、糸を染めてから生地を織っていきます。この時に模様を作るのに違う糸を織ることで入れるのです。 当然ですが制作前に緻密な設計図が必要となり、それに従って作っていきます。しかし織り上げる段階で、どうしても細かいズレが出てしまうのです。このズレがかすったような文様に見えるのが絣です。 素朴な色合いのものが多い 沖縄の琉球絣に似た幾何学模様が伝統的な柄である といったような特徴もあります。 素朴な色合いの絹織物に、ミスマッチな幾何学模様の文様というのが長井紬最大の魅力です。 長井紬のほかの有名な紬 紬は絹織物の一つなので長井紬だけではなく、他にも有名なものが幾つかあります。その中でも代表的な紬を4つ紹介しておきます。着物の知識としては初歩的なものなので、覚えておくといいかもしれません。 ① 牛首紬 石川県の白山市にある白峰地区周辺で生産されているのが牛首紬です。白峰地区はかつて牛首村と呼ばれていたことから、この名称がついています。 牛首紬の特徴としては、かなり丈夫なことが挙げられるでしょう。牛首紬の使って釘が抜けるほど丈夫という意味で、釘抜紬とも呼ばれるほどです。 他にも以下のような特徴をもった紬です。 玉繭を使って作られる 玉糸で織る生地は丈夫で軽い 生糸の美しさと着心地の良さがある 玉繭というのは2匹の蚕が、共同で1つの繭を作ったものです。2%~3%程度の確立で出てくるもので、通常は糸が絡まるため屑繭とされます。 しかし玉繭を使って敢えて糸を作ることで、節が多くて太い糸になるのです。これが玉糸になります。 ② 大島紬

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