2011年36歳の時 胃がん(印環細胞癌)発覚 胃と胆のう全摘11年目のヨガのインストラクター 過去日記を振り返りながら おなかにやさしい料理や体のこと こんな工夫していますよとか、日常生活を綴っています
カレーは夢 退院前に栄養士さんから渡されたプリント、これを見ながら食事指導をしていただきました。 この表を手帳に挟んで、いつも見ながらイメトレしてました。 みなさんもこれ見て今後のこのブログのイメトレしておいてくださいね。 1年後にカレーライス食べるのが夢だった
ブーツが重い <過去日記> 2011年12月18日 退院!! 最初2週間て言われていたけど、延びて結局19日間の入院生活でした。 お世話になった女子会メンバーのおばあさんとおばさんに手紙書いて挨拶に行ったら 「あら〜!なんてかわいいの〜!!見て見て、こんなにかわいいワンピース着ちゃって〜 やっぱり女の子はいいわねぇ」って息子さんしかいないおばさん。 かわいいって・・・わたし36歳ですけども。 まあ、おねえ様たちからしたら娘や孫のように思ってくれていたみたいで。 「もう戻ってきちゃだめよ」って優しい笑顔で言われた。 みなさんも早くよくなってお家に帰れますように。 その日、うちの家族はみんな忙しく…
母が40歳で胃がんになって3分の2切除する手術をすることになった。 今から31年前 1990年3月某日 わたしは中2、妹は小6、弟は5歳 幼稚園。 うちは自営業で母も働いていた。 家を2年前に建て直したばかりだった。 当時わたしたちは母が胃がんになったというのは知らされていなかった。 胃の手術をしないといけないからしばらく入院する事になったと言われて、胃潰瘍とかなのかなとか思っていた。 母は人に心配かけたくないからとか、噂が広まるのが嫌だからと言って、親戚にも近所の人にも誰にも入院していることを言わないようにと言っていた。 看護師をしていた母の妹にだけには伝えていて、入院前に遺書を渡していった…
入院中に出会った人に言われたことや感じたこと <過去日記> 2011年12月某日 その人はいつも無愛想だった。 毎日病室の掃除をしてくれるおばさん。 わたしはそのおばさんが来るといつも 「ありがとうございます」と言って、挨拶していたけど いつもニコリともしないで、黙って床を掃除して黙って出て行っていた。 その日もいつも通り挨拶をした・・・と思う。 出て行く時に、突然おばさんが後ろを振り返って言った。
<過去日記> 2011年12月9日 術後7日 昨日 すまし汁 小さなお椀 30分今日 カロリーメイト 1本 40分 かけて食べた。ほんとに冗談みたいにゆっくりじゃないとダメなんだ。お昼は1時間半かかって今までで一番食べられた。 相変わらず眠れず、睡眠薬もダメ、鎮痛剤もダメで朝になった。若いから昼間寝てなくて歩いてても疲れないらしい。看護師さんいわく… 術後10日くらいしたら、痛みもだいぶ引いてきて眠れるようになりますよって言われたけど、あと3日でそんな風になるとは全然思えない。 リハビリはいつから?って聞いたら、ケイコさんは自分でちゃんと歩いてるからいいですっていわれた。 皆さんは歩いてって言…
手術前に母が面会にくる予定だったけど、なかなかこない 手術室へ移動しないといけないギリギリの時間で、看護師さんが困っていた。 「最後に会っておきたいですよね。もう少し待ってみましょうか」と言ってくれた。 このまま帰ってこれないこともあるかもしれないから、さすがに挨拶くらいしたい。 出掛けにお客さんが来てしまって対応していた母が、走ってきた。 ほんとに一言交わすだけだった 「頑張ってね。行ってらっしゃい」 「行ってきます」 手を振って別れる。 あぁ、ひとりなんだなって思った。 手術室には山下達郎のクリスマスイブが流れていた ♪雨は夜更け過ぎに 雪へと変わるだろう♪ 執刀医のダンディな先生が部屋の…
<過去日記> 2011年11月30日 10時入院。 看護婦さんから一通り説明受けた。今日は血液検査だけで、それももう済んだからフリー 夕方から会社のご一行様がやってくる。病室も綺麗だし、パジャマもタオル類も自分で何回でも交換できるからよかった。 病室、個室は満室だったから無理だったけど差額ベット代払っても、やっぱりパーテーションで区切られているのはよかった。 部屋も1番奥で静かなのがいい。 私の場合、腹腔鏡手術だから翌日から歩けるらしい。 むしろ、痛くても歩いて血液の循環をよくした方が傷が早く治るんだって。 「体調はどうですか?」と聞かれ、この1週間は自分が病人だということを疑うほど元気でした…
がん告知された日の夜、目が開かなくなるほど泣き、次の日の朝起きて考えた。 時間がない入院までにやらないといけないことをリストアップしたら、泣いている暇がなかった。 会社にも連絡しないといけないし、入院前の検査がいろいろある。入院して検査するか、通院で何日かに分けて検査するか聞かれて、少しでも家にいたかったので通院を選んだ。 <過去日記> 2011年11月21日 今日はおにぎり1個完食できた!あと10日で食べたいものが食べられなくなると言われたら、なにを食べますか? リストを作ってみました。 入院までに食べたいものリスト お蕎麦 母のマカロニサラダ 美味しいイタリアンレストランでパスタ 海ぶどう…
<過去日記> 2011年11月18日 (金) なんか様子が変だなとは思っていた。 あの日以来、母が私と目を合わせない。 4日前に病院で胃カメラの検査を受けて、胃潰瘍だって言われたから 薬飲んでお腹にやさしいものを食べて安静にしていれば治るのかと思って、友だちにも 吐血なんてしてびっくりしたけど、とりあえずよかったねと言われていた。 目を合わせない母が、 「さっき病院から電話があって、今日の16時に来てくださいって。」 ってセリフみたいに棒読みで言ってきた。 「え?なんで?」 「先生が話があるみたいよ」 「話?」 「お父さんも一緒に行くことになっているから」 「え?なんで?もう一人で歩けるように…
<過去日記> 2011年11月16日(水) 前兆はあった。 ブログにも書いていたけど、仕事をしていた時からみぞおちの辺りが痛くなることがあって、 会社の薬箱にある胃薬を飲んでみたり、家の胃腸薬を飲んだりしてなんとなく誤魔化していた。 去年の今頃も3ヶ月くらいずっと胃が痛くて毎日胃薬飲んでいたけど、どうせ軽い胃炎だろうくらいにしか思っていなかった。 仕事が休みに入ってから、ストレスと無縁の生活を送るようになったのに何故か胃が痛かった。 台湾旅行には胃腸薬を大量に持っていいって、食事の度に飲むようにしていた。 帰りの飛行機ではかなりグロッキーになり、機内食どころか飲み物さえ飲まずにひたすら寝ていの…
こんにちは 胃なしのケイコです。 2011年11月 36歳の時 いきなり吐血し 胃がん(印環細胞癌)が発覚胃と胆のうを全摘してから10年目になりました 術後9ヶ月で職場に復帰しフルタイムで働いていましたが今はヨガのインストラクターをしています 当時から今までの記録を細かくメモに残しているので振り返りながら食事のことや体のこと心の中で感じていたこと こんな工夫していますよとか今の日常生活なども少しずつお話していこうと思います 必要な方に届きますように タイトルの【日日是散歩】(にちにちこれさんぽ) 人生はお散歩みたいなもの何か特別な目的を持たなくても ただただ一歩一歩 歩いていけばいい振り返った…
「ブログリーダー」を活用して、ケイコさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。