若年性アルツハイマーの50代の父の介護と自閉症の息子(幼稚園生)のダブルケアをしています。日常生活で気づいたことなどを綴ります。
※あくまで英太の場合です。 インターネットで発達障害のチェック項目を見ていて、一番これはと思ったのが「クレーン現象」と呼ばれる特徴だった。(クレーン現象は自閉症の子供だけに見られる特徴ではありません) 相手の手を使って取ろうとする動作がクレーンに似ていることから、クレーン現象と呼ばれている。 私から見れば、欲しいものがあるなら指差し、または指差しができないなら手差しなどをして伝えれば早いのに、わざわざ私の手をつかんで冷蔵庫のドアを開けさせるのは何でだろうと思っていた。 私の腕を物を取る道具として使っているのだ。 ずっと不思議だった英太の行動が、発達障害の子供の特徴のひとつと分かり、震えが止まら…
※あくまで英太の場合です。 当てはまる=発達障害というわけではありません。 インターネットで発達障害のチェック項目を調べたら、思い当たることばかりだった。 ↓ポチッと応援お願いします。 にほんブログ村 前回のお話 momofamily.net 息子の自閉症が判明するまで 一歳を過ぎた頃 momofamily.net 息子の自閉症が判明するまで 赤ちゃんの頃 momofamily.net
英太の言葉の遅れや、指差ししないことはずっと気になっていたが、 ただ発達が少し遅れているだけで、まさか発達障害のはずがないと思い込み 今まで調べることをしてこなかった。 というより、その頃は睡眠不足でまともに寝れない日が続き、 息子がお昼寝して時間ができたら自分も寝るという生活を送っていたので、調べる余裕がなかった。 しかし一歳半をもうすぐ迎えるのに、一向に話さないし指差しをしないことが気になり、発達障害についてインターネットで調べてみることにした。 調べてみると英太に当てはまることばかりだった。 (次回に続く) ↓ポチッと応援お願いします。 にほんブログ村 前回のお話 momofamily.…
「寝たきりになりたい」自閉症の息子の育児と介護が重なり思ったこと
「寝たきりになりたい」 息子が2歳の時私はこんな恐ろしいことを考えてしまった。 だけどその時は本気でそう思っていた。 息子が二歳になる頃、私は息子は自閉症だと確信していた。 しかし、誰に相談しても 「大丈夫」 「様子見」 と言われ こんなに子育てが大変なのは自分がおかしいからだろうか。 息子は私が話しかけても一切こちらを見ない。 一度パニックを起こすと何時間も泣いている。 二歳になって、周りの子はママと楽しそうにコミュニケーションをとっているのに、息子は一切私を見ない。 夜も数時間おきに起きて眠りが浅い。 私は二年間まともに寝たことがない。 それでも皆、息子は普通の子だと口を揃えた。 私が人間…
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。 実は先日、父が検査と薬の調整のため入院しました。 来月には退院できるそうですが、また家に帰れるのか、どうなるのかまだ分かりません。 入院も急きょ決まったことで、私も母もまだ家に父がいるような感覚から抜け出せないでいます。 父のために頼んだ宅配のゼリーが今日届いたり、 徘徊を防ぐため、玄関を何重にもロックしていて普段は裏口から出入りしていたけど、 もう玄関から出入りできるんだと不思議な感覚になったり、 まだまだ父が家にいるような気がしています。 息子もふとした時に 「おとしゃーん、どこいったー?」 と言っていたり、父がいない感覚にみんなが戸惑っ…
当時を思い出しながら描いたら、とんでもなく暗い展開になってしまいました。 どうやって英太に教えればいいのか、 模索しても伝わらなくて、他のお母さんだったら もっと上手に英太に色々なことを教えられたのではないかと思ってしまいました。 ↓漫画を描いているときの心境 英太が二歳で療育に通うまでは、さらに病んでいく展開になります。 現在は私も英太も毎日楽しく過ごしております。 引き続き頑張って描いていきますので、また漫画を読んでいただけたら嬉しいです。 (息子の自閉症が判明するまで 一歳を過ぎた頃 完) (次回 うちの子もしかして発達障害? に続く) 月曜日、火曜日に予定が入ったため、振替で本日ブロ…
頑張っても、頑張っても英太は一向に話さない。 頑張って声を掛けても、名前を呼んでも反応しない。 どうすればいいんだろう。 どうしたらこの子に声が届くんだろう。 毎日そんなことを考えていた。 (次回に続く)ポチっと応援お願いします↓ にほんブログ村 前回のお話 momofamily.net
英太がしゃべれないのは、私の声掛けが足りなかったのかもしれない。 頑張らなきゃ。 私が頑張らなきゃ。 息子の発語がないのを自分の声掛けが足りないから、頑張りが足りないからだと思い込んでしまった。 だけど、どんなに英太に声を掛けても、英太は私を見ない。 頑張らなきゃという思いと、中々話さない息子に焦りを感じた。 お願いだから、こっちを見てよ。 私がママだよ。 ママを見て。 どんなに声を掛けても、息子の反応は薄く、苦しかった。 (次回に続く)↓ランキングに参加しています。ぽちっと応援お願いします。 にほんブログ村前回のお話momofamily.net
子育てサロンにて、保健師さんによる発達相談に行った。 保健師さんは息子の様子をしばらく観察して 「見てる感じだと、特に成長に問題はないよ。」 「お母さんの声掛けや言葉のシャワーを沢山浴びせることが、 お子さんの言葉の発達を促すの。」 と言った。 私は 「まだ頑張らなきゃダメなんだ、、私が頑張らなきゃ。 英太が話せるように私が沢山声掛けをしなきゃダメなんだ。 英太の発達が遅れているのは私の声掛けが足りなかったのかもしれない。 頑張らなきゃ、頑張らなきゃ。」 という気持ちでいっぱいになった。 (次回に続く)↓ポチっと応援お願い致します。にほんブログ村 前回のお話 momofamily.net
息子の発達が遅れているのではないかと思い、 周囲の人に相談したけどみんな 「大丈夫だよ」 「気にしすぎだよ」 と言っていた。 皆から大丈夫と言われたけど、 私はどうしても息子の発達が気になった。 子育てサロンに市役所の保健師さんが巡回して来てくれる日があるというのを知り、 予約して息子の発達を見てもらうことにした。 (次回に続く)ランキングに参加しています。ポチっとして頂けたら嬉しいです。↓ にほんブログ村 前回のお話momofamily.net
一歳を過ぎて数ヵ月が経っても 息子は一向に言葉が出なかった。 指差しも全くせず、心配は募るばかりであった。 パニックも体が大きくなればなる程、声も大きくなり激しさが増した。 相変わらず、「英太」といくら呼んでも振り向かない。 「やっぱり英太は発達が遅れているのかも」 そう思い、周囲の人に相談することにした。 (次回に続く)ポチっとして頂けたら嬉しいです。↓ にほんブログ村前回のお話 momofamily.net 普段土日はブログをお休みしておりますが、明日月曜日は予定がありブログの更新が出来ないため、振替で本日更新しました。
英太のパニックで一番印象に残っているのが、 子育てサロンでお気に入りのおもちゃがいつものおもちゃ箱に無くて、大パニックを起こしたことだ。 周りの子どもたちが大人しく遊んでいる中、英太の 「うぎゃー」という泣き声がサロンに響き渡った。 保護者や子供たちが一斉に英太を見て 「ねえ、すごい泣いてるね」 「どうしちゃったの」 というザワザワした声が聞こえてきた。 「何で英太だけいつもパニックになるの」 「何で他の子どもたちみたいに遊べないの」 そんな思いで頭がいっぱいになり、恥ずかしくて英太を抱っこしてサロンを後にした。 「私の躾が悪いの?」 「どうやってパニックに対応したらいいの?」 「何でこの子は…
英太とコミュニケーションをとるのが難しいことに加え、 この頃から英太のパニックはますますひどくなる一方だった。 赤ちゃんの頃よりも体が大きくなって、声も大きくなって 抱っこしても何をしてもおさまらないパニックに私はどうしたらいいのか毎日悩んでいた。 人目のつく場所で英太がパニックになる度に 「すみません」と言いながらその場を離れた。 スーパーに行ってパニックになった日は、何も買わずにそのまま帰ったこともある。 他のお子さんがお母さんと楽しく過ごしている姿を見ると、とても羨ましく感じた。 (次回に続く)↓ポチっとして頂けると嬉しいです。 にほんブログ村前回までのお話momofamily.net
英太は私が叱ってもニコニコして、 私の感情や言っていることが伝わっていないようだった。 他のお子さんを見ると、同じ月例の子は大人の言っていることを何となく理解し、 反応を示していた。 「公園に行こう」 「おやつ食べる?」 英太に何を話し掛けても反応がなく、 英太とコミュニケーションをとるのがとても難しく感じた。 (次回に続く) ↓ランキングに参加しています。いつも応援ありがとうございます。にほんブログ村 前回のお話 momofamily.net
息子が一歳を過ぎたころから、気になる行動が出始めた。 車のおもちゃで遊んでも、他の子どもたちのように車を走らせるのではなく、 車を横一列にずらっと並べて遊んでいた。 後に専門の病院に行った際、自閉症の子の遊び方の特徴の一つと先生から教えてもらったのだが、(全てのお子さんに当てはまるわけではありません) この時は 「独特な遊び方だなあ」 くらいにしか思っていなかった。 子育てサロンに行くと、 他のお子さんがママを求めて 「ママ」と呼んだり 「ママ」見てと言わんばかりにニコニコとママを見つめている顔が羨ましかった。 英太はいくら名前を呼んでも振り向かない。 ママを求める仕草もない。 早く他のお子さ…
息子の子育ては夜寝ないこともあって本当に大変だったけど、 体の発達はとても順調だった。 毎月のように育児雑誌を購入し、 「生後何か月でこれができるようになる」など、 成長に遅れがないか確認しながら育児をしていた。 歩くのはとても早くて、息子は一歳前には歩き出し、 誕生日のお祝いは一升餅を背負って数歩歩いた。 誕生日の日はパパも戻ってきて、みんなで盛大にお祝いした。 「ねえ、英太早く「ママ」って話さないかなあ」 「もう少しだよ」 なんて会話をパパと話したことを覚えている。 だけど英太は一歳を過ぎても一向に言葉が出なかった。 指差しをしないのも、とても気がかりだった。 (息子の自閉症が判明するまで…
息子は赤ちゃんの頃から2歳過ぎまで夜中二時間おきに起きた。 一度スイッチが入ると、おむつを替えてもミルクをあげても、抱っこしても何時間も泣いた。 さらにひどい偏食で食べられるものが限られていた。 現在は少しづつ食べられるものが増えてきたが、 赤ちゃんの頃はほとんどのものを口に入れてもすぐ出してしまった。 自分の離乳食の作り方が下手なのではないかと、育児雑誌を読み漁り、 様々な種類の離乳食を作ってみたがどれもすぐに口から出してしまった。 赤ちゃんの頃私は慢性的な睡眠不足だった。 英太が赤ちゃんの頃は、父は忘れっぽいだけで日常生活に支障はなく、 よく英太を抱っこしたり、日中私を休ませてくれたりと、…
ゴールデンウィークが明けて、本日からブログを再開します。 ゴールデンウィーク中に息子の育児についての話をまとめていました。 当初はプライバシー保護のため、父と母と息子、私以外はブログに登場させない予定でしたが、 息子の自閉症が判明するまでの話を書くにあたって、主人を登場させないでブログを書くのが困難と判断し、 主人も必要に応じて少し登場します。(主人は快諾してくれました) 主人の紹介 パパはたまに登場します。 前回のブログの続き~息子の自閉症が判明するまで③~ 息子が生まれた時、私もパパも 「この子を守りたい」 「幸せになってほしい」 と思った。 パパは激務のため、この後息子が生まれて二時間後…
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