私の愛するクソ親父。未だに娘の誕生日が覚えられない。

世の中、毒親に悩む人は多いだろう。毒とまではいかなくても、理解に苦しんだり。ブログでは何度も言っているが、うちの両親もなかなかだ。（詳細は過去記事を）つい先日の、父と私のやり取りを書こう。私は様子伺いでふらりと実家に電話した。父：「おー！と

マルタ滞在記②外国人との共同生活。色々と分かってきた。

前回のお話↓チェコ人、スウェーデン人、日本人での共同生活が始まって3週間もすると、色んな事が分かってきた。私とベッドを並べて生活をしているチェコ人の子は、朝起きると先ず、紐パンから紐パンに履き替える。彼女が言うには、夜用の紐パンは、血流をよ

マルタ滞在記。文化の違いを肌で感じるとは。

学生時代、マルタ共和国の英語学校に3カ月ほど通っていたことがある。地中海の真ん中に位置する、小さな国。その歴史は長く、複雑だ。気候も温暖で、治安も良いいことから、ヨーロッパや中東から多くの人が英語を学びにやってくる。アジア人は中国人1名、日

兄弟姉妹に苦しむ。コロナ禍で高齢ガン治療中の親を大人数で凸る妹。ノーと言えない親。

毒親に苦しむ人も多いが、価値観の違い過ぎる兄弟姉妹に苦しむ人もまた多い。私もその一人。私には、同じ母親から生まれた妹と、父と愛人との間に生まれた妹がいる。詳しくはこちら↓価値観の違いに苦しみ、自分を守るために絶縁したのは、同じ母親から生まれ

マンションの理事会でついつい人間ウォッチング。

マンションの理事長になっちまった私は、月2回、土曜日のAMは理事会に捧げる。理事の人数は6名（30代～40代）、有志の会のメンバーが10名（50代～80代）、管理会社など含め、会議には約20名前後が出席する。ここで言う有志の会は、理事会の正

新人CAが、夜な夜な”つぼ八”で語り明かした話③

金曜日の夜。日付が変わった深夜も、まだ店内は賑わっている。私達はバブルを知らない世代だが社会の大半はバブル経験者であり、飲み歩く人が多かった。CA業界は、世間とは切り離されたようなところがあり、何年も前にバブルは終わったというのに、一人バブ

新人CAが、夜な夜な”つぼ八”で語り明かした話②

ざわざわした店内。店員さんたちが忙しそうに、でも爽やかに行き交う。「何名様で？」「とりあえず2名で、あとから1～2名増えるかもしれないです。」そうか、世間では花金なのだ。店内全体が明るさで満ち満ちているのは、きっとそのせいだ。雰囲気というと

新人CAが、夜な夜な”つぼ八”で語り明かした話①

CAとして航空会社に入社して、数カ月の訓練期間を終え、ラインアウト（訓練期を終えてフライトを始める事）したばかりの新人ピチピチの頃。空港に向かう電車から飛行機が見える度にテンションが上がる、制服を着る度にテンションが上がる、空港を歩くだけで

もう一人の妹に出会うまで③不思議な姉妹。父の功罪。

お互い腹は決まっていたのだった。何でもぶっちゃけるんだと。今更隠すこともない。もう充分大人だ。何を聞いても、子どもの頃のように傷つくことはもうない。Mちゃん「ほんと、電話くれてありがとう。とても嬉しかった。」私「私なりによく考えたんだけど、

もう一人の妹に出会うまで②あれこれ考えてしまう。

前日から、少し落ち着かなかった。何せ、会ったことのない妹に、生まれて初めて会うのだから。それも、何とも微妙な関係性を超えて。何を着て行こう。スーツは他人行儀過ぎるかな。初めて会うとはいえ、妹だからね。服装でいきなり距離を感じてほしくないなー

もう一人の妹に出会うまで①親と絶縁。私に起こった変化。

母親との関係に悩む娘は多い。私もその一人。我が家は少し変わった家庭環境だったため、母の娘への依存度は高かった。詳しくはこちら↓母はなぜか、娘（特に長女）は無条件で母親を支えるものだと思っていた。娘には何を言ってもいいんだ、許されるのだと思い

外国人にとって、日本のスーパーのレジは超難関。

日本語を多少勉強して日本にやってきた外国人の皆さんが揃って口にするのは、「日本のスーパーのレジは難しかった！」ピッ、ピッ、ピッと手早く品物を通して、かごに整然と入れ直したあと、レジ係「＃△□〇％＄～？」外国人「？すいませんもういちどおねがい

私は上司と飲みに行くのが好きだった。（CA時代編）

最近ではすっかり嫌われている”会社の飲み会”。とりわけ、上司との飲み会は行かないという人もいるらしいけれど、私は上司との飲み会に楽しい記憶しかない。それはCA時代からそうだった。女の世界の女上司は独特の雰囲気があり、年齢が上がると銀座のママ

夫婦喧嘩。初めて母が父を殴った。ハゲカツラに守られた父の頭。

毒親を持つ子どもにとって、夫婦ゲンカはそう珍しくもない光景だけど、我が家は父が常に不在だったため、夫婦ゲンカを目にする機会は少なかった。が、もちろんあった。言葉のナイフの投げ合いも、聞いていて辛いものだが、父はもちろん、母も絶対に手を出さな

新学年が始まった。最近の中学生（中高一貫男子校編）

中学3年生になった息子。新しいクラスがスタートすると、子どもたちは先ず何をするか。LINEで新しいクラスのグループを作り、希望者は全員登録する。学校の決まりでもなんでもなく、クラスの誰かが率先してやる。このグループでは主に、生徒同士の助け合

日本を愛してくれた、イギリス人の友人へ

日本を心から愛し、楽しんでくれたイギリス人の友人が、この度、24年間住んだ東京を去る。コロナで世の中が大きく変わり、彼の状況も変わった。イギリスにいる両親も年を取った。彼にとっては、非常に苦しい決断だったと思う。学生として日本にやってきて、

「パパが誘拐されたんだってさ。」

ある日、家に電話がかかってきた。当時私は小学生。男：「お母さん居る？」私：「はい。どちら様ですか？」男：「あなたお嬢ちゃん？お父さんね、今ここにいるの。手足を縛られてる状態で。お父さんを誘拐したの。」私：「は？そうですか…。母に変わります。

マンションの理事会。そうです、わたすが理事長です。

順番に回ってくるマンションの理事。大規模マンションなので今まで回避してこれたが、ついに来た。管理が肝と言われるマンションだが、私の住むマンションは、管理会社と理事会が積極的で、日々の管理から修繕、お金のことに至るまで、きちんと運営されている

嫌煙家の夫が、隠れてタバコを吸っていた件。

夫は大学生の頃、イケイケぶってタバコを吸っていた。私は吸ったことはないが、臭くて不味いことは確認済みだ。社会人になって、タバコを辞めていく人が増える中、夫（当時はまだ彼氏）は隠れて吸い続け、ニコチンパッチを貼っても辞められず、タバコとニコチ

息子に積極的に家事をさせる。その方が息子の人生が楽になる。

私は息子にどんどん家事をさせている。例えば、朝起きたら、きれいになった食器を食洗器から出して所定の位置にしまう。ゴミ袋がいっぱいになったら、夫は上からぎゅうぎゅう押して袋を破って私をキレさせるんだが、息子は袋を取り換える。ネットスーパーから

母の隣に写る男性。どこか見覚えがある。母「ああそれね。ママ、松田優作と付き合ってたの」私「は？？」

母は写真の整理が苦手で、大きな箱に全てぶち込んでおく人だった。現像もせずフィルムのまま放置されているものもある。ある日、母に写真の整理を手伝ってほしいと言われ、大量な写真の山から、取っておきたい写真だけでアルバムを作ることになった。私の目に

PTA、役員。苦手な私がやってみた。(公立小学校編）

PTA、クラス役員。保護者にとって恐怖でしかないこの存在。誰もやりたくないのに、無くなればいいと皆が思っているのに、なぜかずっと存在し続ける。息子が小5の時、私はPTAの役員になった。更に、くじ引きで”副委員長”という地獄への切符を手にした

出産物語②私は立ち合い出産を望まなかった。

出産物語①「尿漏れじゃなくて破水です。」フルメイク香水付きで分娩台へ上がった妊婦。いよいよ出産だ。夫に連絡。「入院したよ。間もなく出産。話し合った通り、立ち会いは無しね。生まれたら連絡するから、ビールでも飲んで待ってて。」私は立ち会い出産を

出産物語①「尿漏れじゃなくて破水です。」フルメイク香水付きで分娩台へ上がった妊婦。

出産予定日まであと2週間。ぼちぼち入院準備しておくかな。入院準備。それは、着替えやタオル、本や化粧水などをバッグに詰め込む作業だけではない。出産したら子育てでしばらく会えなくなる友達に会っておく、しばらく行けななくなるレストランに行っておく

父「お前にはもう一人妹がいる」、私「知ってた」、父「え？」

父はある時期から、愛人と住んでいたマンションを出て（気前よく差し上げたそうで）、新たに品川に買ったマンションで一人暮らしをしていた。金があれば何をしてもいいと思っている男を父に持つと、こういう事には驚かなくなる。ノー天気で明るい父だけど、彼

産後うつはマジ辛い。耳の穴かっぽじってよく聞いてほしい。

ぐっすり眠るためなら死んでもいい。当時、私は毎日そう思っていた。睡眠不足は人を変える。私はたぶん、相当追い詰められていた。仮病を使って救急車で運ばれて、何もかも放棄して一週間くらい入院してぐっすり眠りたい。こんなアホなことを、本気で考えるわ

民間の「簡易コロナ検査」を受けてきた。

中2の息子が、喉が痛いと言い出した。熱を計ったら37度。ビミョーいつもなら葛根湯を飲んで放置だが、今のご時世、そうはいかない。いよいよ来たのか。先ず、息子を部屋に幽閉。マスクを着け、飲み物や食べ物を運び、本来なら自...

「パパさ～強盗に合っちった。でへ。」クソおやじの話。

私の父は、良いやつだが、自由過ぎて、ノー天気過ぎて、結婚してはアカンタイプ。普段は、家族の住む家ではなく、自分で勝手に買った港区のマンションで、愛人の女性と暮らしていた。（←これフツーじゃねーからほんと）ある時、一週間ぶりくらいに父から電話

CAは純粋な人が6割、勘違い女2割、？が2割。

私がまだ若くてピチピチしてた頃、制服を着て空を飛びながら茶を配りたくて、CAの採用試験を受けた。正直に言うと、大学で遊びほうけていて、就職活動で出遅れて、大手はもう航空会社のCAしか残っていなかった。ま、飛行機大好きだったし、あの制服も着.

酔って30万円を落としてきた夫。殴りたい。

数年前のある朝、事件は起きた。夫「バッグの中見てみ。いいもの入ってるよ。ﾆﾔﾆﾔ」バッグを開けると、ティッシュや紙くずがボロボロ。私「良いものってどれ？ゴミしか入ってないけど」夫は飛び起きてバッグを確認し、硬直している。夫「昨日、アワードで

太らない体質？あるわけねー。過去に試したダイエットあれこれ。

太らない食べ物ないですか？食べても太らない体質になるには？ないっつの。私は幸か不幸か、ずっと痩せっぽちだった。が、高校1，2年と予備校時代だけは、なぜかちょいポチャで、必死にダイエットをした。あと、シドニーに住んでいた期間。あの時は空気を吸

夫婦ケンカになる前に、ちゃんと伝えよう。

夫婦はケンカする。 他人と一緒に暮らすとはそういうこと。 どうでもいい知らないおっさんと違い、どうでも良くないから、一緒に暮らしていく大切な人だからこそ、言いたいことや、伝えたいことが出てくるわけで。 たいていの夫婦は、些細なカチンはテキト

部屋が汚い息子の言い分。

中2の息子の部屋がいつも散らかっている。プリントは産卵じゃなくて散乱し、教科書はぐちゃぐちゃに重ねられ、洋服は脱いだ形に置かれている。まるで脱皮した蛇の抜け殻のように。ありえん。お菓子のゴミまで落ちている。私はスッキリ暮ら...

毒親から自分を守る。お互いの為にプチ絶縁のすすめ。

母娘は仲が良いよね～と言われがちな昨今。私は両親と少し距離を置いている。月に1～2回、LINEでメッセージのやり取り。電話は2カ月に1～2回、気まぐれに。会うのは年に1回、夕食を一緒に食べるくらい。ちなみに、互いの家の距離は、車で30分程度

コロナ禍。夫婦げんか中の在宅ワークは地獄だ。

今日は会社に行ってくれ。頼む。マスクしてれば大丈夫だから。（知らんけど）夫婦げんかは江戸の華（←うそ）だが、ケンカの後、一晩眠り、翌朝は行ってらっしゃいと見送り、一日別々に過ごして、その間になんとなくリセットされて、夜には...

スマホやiPadが勉強の妨げになるのは本当か。

結論：マジだった。スマホやiPadは、鼻をほじるより、爪を噛むより、勉強の集中力を妨げる。我が子＆その友達を14年間観察し続けた結果、iPadやスマホは、PCに比べて、遥かにハードルが低いようなのだ。そもそもタブレットの類は、PCより手に取

なぜ小室圭さんなのか。メーガンを見てると、眞子様に「自由にして」とは言えない。

誰が誰と結婚しようが構わないけれど、これは構う。日本三大「圭」（錦織圭、田中圭、小室圭）の中で、なぜ小室圭さんなのか。友達だったら絶対に反対してしまう自信がある。もし小室圭さんの見た目が田中圭だったとして（前提がおかしいが）それでも辛い。（

夫よ、貴様は何様だ。殿様か。更年期女が修羅と化す。

「テメーは何様だ？殿様か？あん？」口には出さないけれど、修羅の私がふと顔を出す。それは夫に原因があるのか、はたまた私の中年ホルモンのいたずらか。私は専業主婦だから、夫も私も、家事は私の仕事だと思っている。おぅ、わーってるよそれぐらいあたし.

40代の再就職。夢なんて見るなってか。

2年前の今頃、私は夢を見ていた。子どもの中受験が終わり、ゆっくりと自分のことを考えていた。中学生になったら、親の出番は一気に減るだろう。12年ぶりに、私の時間が返ってくる。出産と共に離職した私は、いずれは社会復帰したいと考えていた...

とりあえず、やってみる事が大事。スポーツクラブは辞めた也。

スポーツクラブは、10か月で退会した。続かなそうだと思ったけど、予想を超えてそうだった。私は元々、美しい筋肉とか、どうでも良かった。（負け惜しみ）スポーツクラブで体を鍛えることによって、動いても疲れない体力が欲しかった。夜、ぐっすり眠りたか

テスト（期末試験）の結果にショックを受けた息子。

中2の息子は、「オレは数学が得意だ」と思っているっぽい。なぜなら、数学の点数はいつもクラストップ、だった。（←過去形）そしてアイツは油断した。（分かりやすいほどに）そして周りはアイツを追い抜いていった。そりゃそーだろー。...

人間関係の断捨離。意外と大切。

人間関係は仕事仲間や知人、友達、親戚、家族、いろいろある。自然と続いていくものから、無理やり続けさせられている関係まで、様々。大切な人を大切にしていくことが、何より一番大事。人間関係で悩むような、続けたくもない関係をだらだらと続ける必要なん

新しい世界に飛び込む。スポーツクラブ。

こう考えていた私は、当然スポーツジムとは無縁に生きてきた。スポーツは大好きだが、筋トレというものが大嫌いで、わざわざお金を払って筋トレをしに行くなんて考えられなかった。しかし人間というものは心変わりの激しい生き物。ただ、なんとなく、ほんとに