2浪⇒中堅文系私大卒で そこそこの能力しかないのに、 上場企業の執行役員になり、 金融資産1億円を超えた そこそこ程度に上手くいった私が、 市場経済の仕組みを利用して実力以上の成果を 得るための手法・考え方を考察するものです。
投資のリターンには 一時(一回だけ)の収入と 定期的に反復する収入の2種類があります。 例えば不動産の場合、 一時収入は売却価格(売却益)であり、 定期収入は家賃収入となります。 株の場合は 一時収入はキャピタルゲイン(買値と売値の差額)であり、 定期収入は配当や株主優待になります。
1年前の今頃は 初めての緊急事態宣言が発出されて、 街は静まり返っていました。 ネットではSNS等で 有名人の方々が ”ステイホーム”を訴えかけていました。 今また大阪や東京で緊急事態宣言が 発出されそうになっていますが、 ”ステイホーム”の話はあまり聞きません。 1年前より今の方が 医療現場のひっ迫は 厳しい状況のはずなのにです。
先日の記事の外資系スタートアップの日本支部に転職して、 年収が1.5倍になった人(40歳女性)ですが、 採用の決め手になったのが 日本語が堪能であることだったそうです。 その外資系スタートアップの顧客は日本企業であり、 その顧客と日本語でやり取りできることが、 彼女の決め手となったようでした。 その企業への応募者に 日本人がほとんどいなかったということが 大きかった訳です。 (海外の企業なので一般的な日本の企業とは 違う採用媒体を使っていたであろう点と 公用語が英語で海外企業という点から おそらく、他の応募者は海外出身の方が 多かったと推定されます。) 実は彼女はTOEICは700点程度で、 英語が堪能ということではありませんでした。 (前職で海外の開発拠点と英語でやり取り等は 行っていたそうなので、 最低限の英語力はあったとのこと。 面接も英語だったそうです。)
20年以上前の話です。 高校の同学年の人で プロ馬券師になった人がいるというので 後楽園の場外馬券売り場に 会いに行ったことがありました。 彼は当時30歳前後で 競馬で年収400~500万円程度を 得ていたようです。 彼の馬券の買い方ですが、 1日で自信のある1レースか2レース (日によっては0レースのこともあるそうです。) だけに絞って買います。 そして1レース当たり これも1~4点程度だけしか馬券を買いません。 (たしか、単勝や複勝で1点勝負が得意なようでした。) その日はあるレースの単勝だったか複勝だったかに 1点勝負で10万円買っていました。 結果は負けていて、相当悔しそうにしていましたが、 その日はそれ以上馬券を購入することしていませんでした。 そして、その日はレースが終わった後に なぜ外したのか、振り返りの研究を行うとのことでした。
15年程前の話です。 当時、私はマザーズ上場直後のA社に勤めておりました。 A社が1月に上場したとすると1か月後の2月に 同じ業界のB社が上場しました。 A社もB社も規模は似たようなものでしたが、 株価(時価総額)はB社の方が遙かに高かったです。 理由は、粗利益率の差でした。 B社はA社の倍ぐらいの粗利益率でした。 新電力の会社に例えると A社は自前の電源を持って、その電気を販売する会社 B社は自前の電源は持たずに安い電気を仕入れて販売する会社 といった感じとなります。 A社は自前の設備を持つため、 その投資(の減価償却)や管理・維持コストが掛かるので、 仕入れて右から左に渡すだけのB社より 利益率が低くなります。 アナリストの人たちはその利益率の差を重視し、 A社に対してB社型へのビジネスモデルの移行を 提言する人などもいました。 ところが、A社の経営陣や管理職のメンバーは皆、 B社のビジネスを危険だと捉えていました。 「市況が変わって仕入れが出来なくなったらアウトになる。 自分たちでビジネスをコントールできないのは危険だ。」 と。 その後、電力のように市況の大きな変化が起こり、 B社の手数料型のビジネスは壊滅的な被害を受けました。 その時、私は思ったのです。 『アナリストは数字を分析するだけで 目先の効率性等で企業の良し悪しを判断するが、 ビジネスモデルの優劣は判断できない。 業界内の人の方が良く分かっている。』 現在、A社は東証1部に鞍替えし、今も成長を続けています。 B社は創業メンバーは総入れ替えとなり、 事業内容も全く別のものとなり、 上場維持こそしていますが、 売上も数億円程度となっています。
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