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マンダラデザイン アートブログ https://mandala-design-chemicals.com/1000years/blog/

アートイベントやデザイン展についての情報やレポート、感想など。「千年曼荼羅」を運営する東京在住ウェブデザイナーが書いています。

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2021/01/25

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  • 【残像日録】春らしく可愛いマカロンを焼いてみたよ

    ところでマカロンは、フランスのお菓子のイメージが強いけど、実はイタリアが発祥なんだって。原型はアマレッティというお菓子で、古代ローマ時代から作られていた伝統的なお菓子なのだそう。そして、現代のマカロンの原型を作り上げたのは、フランス・パリの老舗パティスリー「LADUREE(ラドゥレ)」。ガナッシュのクリームをはさむ形が人気を呼びました。

  • 「死は存在しない〜 最先端量子科学が示す新たな仮説」で田坂広志氏が提示した現代の救い

    「死は存在しない」これがタイトルだけど、肉体としての死はもちろん存在し、それを経て我々がどうなるのか?ということが著されている。結論から言うと、ひととしての自己を終えた我々の意識は、もともと自分がいたところである「宇宙意識」の域(=ゼロ・ポイント・フィールド)に帰っていく。死んでこの体がなくなったら、どんなふうになるのだろう?誰でも一度は考える。死んだらすべてが消えて、はいおしまい、と思う人が多いだろうか。自分は、死ぬと怒りや悲しみなどの「感情」が消え、フラットな意識(は残ると思う)の状態になるのでは?と、ぼんやりと思ってきた。ひとの感情の動きは、ホルモンなど伝達物質を含む肉体に属していると思うから、死んだらそれは終了。一方、魂(というのも曖昧だが......)に司られている(のでは?と思う)意識の方は、感情に邪魔されないので今よりも明晰になる、と。これは年をとり、気力も衰え、感情の動きもやや凪いできた年代になって思うようになった。自分の中の鬱陶しい感情の数々。これ、すべて身体の成せるワザだ。肉体がこれらを感じさせているんだ、とある時気がついた。若い頃はそれ(感情)こそが人間そのもの、と思ってた。それは事実ではあるけれど、そればかりじゃないだろう、と今は思う。

  • 佐々木香菜子『MOVE』展@六本木ヒルズADギャラリー

    青が美しかった。作品を前にしてすぐにイメージしたのは、むかし見た鳴門海峡のながめ。 激しくうねる海の様子に圧倒されたことを思い出した。大海原の激しさを感じさせるが、観ているうちに、深い精神性を感じさせる作品にも見えてくる。美しい。

  • 『ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会』展 @森美術館

    モノクロームの美しい写真群。その着想が面白い。写真を前に鑑賞者が知識人達に思いを馳せる。その時間も含めて作品になる。米田氏はロンドン在住。

  • 『ソール・ライターの原点 ニューヨークの色』展 〜 ライターのキッチン絵画は憧れ!

    2013年、ソール・ライターがこの世を去った時点で、未整理の作品はカラースライドだけでも数万点にのぼり、翌年に創設されたソール・ライター財団によって、アーカイブのデータベース化が着手され始めました。没後にも関わらず、ソール・ライターは常に新たな発見が続く“発展途上”の作家でもあります。

  • 大巻伸嗣「真空のゆらぎ」展@国立新美術館

    2015年に森美術館で大巻氏の作品をはじめて観て、その美しくも静謐な世界観に感じ入ったことを覚えています。《リミナル・エアー スペース-タイム》2015年 《リミナル・エアー スペース-タイム》は、今回の展示では闇の中に置かれていました。まるで、夜の海を前に佇んでいるような感覚。しばし幻想的な時間を過ごしました。今回のメインの作品はこちら↓こちらはシリーズで発表されている《Gravity and Grace》の最新作だそうで、2011年の東日本大震災と原発事故から着想したとのこと。ツボの形をした立体は地球。強い光源がその中にあって揺れ動いている。表面の紋様はそこに生きる動植物だ。

  • 『52ヘルツのクジラたち』町田そのこ著を読んだ

    町田そのこの『52ヘルツのクジラたち』を読みました。本屋大賞受賞作品。2024年春に映画化されるとのこと。読後メモです。ネタバレあり。装丁の福田利之氏のイラストに惹かれ、ずっと読みたかった一冊。こちらは文庫本版の表紙。可愛い......。第1章、読み初めは何となく文体も描写も合わないかも、と感じた。けれども最後の方は泣きながら読んで、物語を追っていた。ストーリーの良さで読ませるものはやはりあるのだなぁと感じた。ちょっと書いたことがあるものだから自分は怪しげな評価目線でいつも小説を読んでいるんだ、と感じた。物語の強度は文章のテクニックなんぞを跳躍する。アンさんの存在がやはり大きい。キナコ(貴瑚)への想いが悲しい。なぜ気持ちを打ち明けなかったのか?その訳が明かされた時のやるせなさ。アンさんなりのキナコへの愛情の示し方。辛い。読後感として一番それが大きい。

  • 【残像日録】キャンドゥで見つけた寺田順三風イラストが可愛いストックバッグ

    キャンドゥで見つけた、ジップロック。可愛いイラストがあまりにも自分好みで、瞬間フリーズ。すぐに手に取り、カゴに入れました。330円なり。それにしてもこのアニマルくん達、大好きな寺田順三氏の描くテーストに似ているんです......でもどこを見ても彼のクレジットはない。オマージュなのでしょうか。。でも、上のリプトンティーの記事を見返すとそれにもネームはなかったとあるしな。ネットで調べても今のところわからず。

  • 「未完の聖堂」の完成が見えてきた!「ガウディとサグラダ・ファミリア展」@東京国立近代美術館に行きました。

    「ガウディとサグラダ・ファミリア展」。2012年にバルセロナを旅した際、世界遺産サグラダ・ファミリアを訪れました。バルセロナに点在するガウディの代表作、カサ・ビセンス、カサ・ミラ、カサ・バッリョ、グエル公園関連等の展示。撮影が可能だったのは、「サグラダ・ファミリアの軌跡」の章。東側「降誕の正面」西側「受難の正面」南側「栄光の正面」外尾悦郎氏の人生には、深い感銘を受けます。「NHKアカデミア」という番組でご自身が語っていたのですが、日本で美術を教えていた25歳のある瞬間(運転中に信号待ちをし、路側帯の御影石をぼんやり見ていたほんの数秒の出来事)、自分の人生には石が足らない、と感じたのだそうです。

  • 【残像日録】残暑お見舞い申し上げます!

    まだまだ酷暑は続きますが、お盆の季節になりました。今年の茄子馬と胡瓜馬。

  • 秋の京都で出会ったラブドラム〜 大石一裕氏のライブ@松の杜くげぬまに行ってきた!

    会場となった「松の杜くげぬま」は、みどり豊かなお庭を持つ1928年に建てられた住宅。本当に素晴らしい時間だった。さまざまな鳥の声や虫の音、ひとびとのくらす気配と大石氏のやさしいドラムの音色が渾然一体となって鳴り響いていた。木の葉が揺れ、庭を歩く鳥がいて、それもまた楽曲の景色となる。陶然として、ちょっと眠くなるようなバイブレーション。今回の演奏のテーマは「自然と音楽との調和」とのこと。大石氏はMCの中で無我の境地に触れ、「わたしがラブドラムなのか、ラブドラムがわたしなのか」わからなくなるような演奏を目指していると話されていた。

  • 持ってて安心!Jackery(ジャクリ)ポータブル電源のソーラーパネルで電気を作ってみた。

    昨年の夏、災害時に使用できるようにと米国ブランド・ジャクリのポータブル電源を購入しました。Jackery Solar Generator 240 ポータブル電源 ソーラーパネルセットです。ポータブル電源 Jackery Solar Generator 240Wタイプを満タン状態で、何にどれくらい使えるのか把握しておきたかったので検証してみました。あくまでも目安になりますが、記録しておきます。災害時のためにと購入したJackeryのポータブル電源+ソーラーパネルを使って、電気を作ってみることにしました。自家発電です。天気の良い日にベランダの日差しの中にパネルを広げ、設置。あとは、太陽の動きに従って場所をこまめに移動します。ソーラーパワーで自家発電できるというのは楽しいし、家計にも嬉しいです!お値段は上がるけど、もっとパワーの大きいのがほしいなぁと我が家では検討中です。

  • 新進気鋭の水彩作家「U-ku(ゆーく)個展 – MILESTONE -」@中和ギャラリー に行ってきた。

    日本橋三越前の中和ギャラリーに「U-ku(ゆーく)個展 - MILESTONE -」を観に行きました。うっとりする2冊『マイ・プレゼント』『ユア・プレゼント』U-ku氏の作品を初めて見たのは、ほんの半年ほど前。作家の青山美智子氏の『赤と青のエスキース』という書籍をネットでたまたま見かけ、「 ...

  • 【残像日録】久しぶりに下北沢をぶらついた

    小田急線沿線に用事があり、下北沢を通過。しばらく前はよく遊びに行っていたなぁ。。急に懐かしくなり、帰りに降りてみた。地区計画で駅前の様子はだいぶ変わってしまったけど、個性的なお店が並ぶながめは健在。このメキシコ雑貨のお店、すごかったなぁ。

  • ワクワクするよ!第18回 東京蚤の市 @昭和記念公園

    2022年11月、昭和記念公園で開催されていた「東京蚤の市」に行きました。この催しに行くのは2回目。自分は公式サイトで前売り券(1,200円)を購入してから出かけました。第18回 東京蚤の市 @昭和記念公園に行った。MAPの黄色い部分、東京北欧市を中心に一軒一軒念入りに物色。楽しい!パフォーマーの方があちらこちらにいました。こちらは、手回しオルガンKINO氏。シャボン玉がきれい。お天気良いし、HAPPYを絵に描いたようです。自分が行った時には、つじあやのさんのウクレレと歌声が広場に響いており、こちらも幸せを感じさせました。

  • 【残像日録】悦楽お茶タイム#3 〜 ノンカフェインで夜も安心 ルイボスティーを楽しむ

    H&F BELXは、日本のブランド。ルイボスティー・ノンカフェイン専門店なのですって。ルイボスティー10種類が入ったアソート。ルイボスとは、南アフリカのセダルバーグ山脈一帯の高原地帯でしか栽培できない貴重な植物だとのこと。フレーバーは、ピュアルイボスティー、グリーンルイボスティー、ハニーブッシュ&ルイボスティー、アールグレイシトラス、ブリスフルブラックカラント、アーモンドクリーム、ピーチ、ラズベリーリーフ、スーパーフルーツ、ナチュラルスリーピー

  • 【残像日録】甘酸っぱくておいしい!ウィークエンドシトロンを焼いてみた

    ウィークエンド シトロンは、フランスの焼き菓子。週末に家族など大切な人と食べるケーキ、という意味がある。シトロンはレモン。レモン風味のバターケーキです。調べてみると、グラスアロー(粉砂糖をレモンや水で溶かしたもの)を使った仕上げ方はいくつかあって、はじめに作ったのはこのタイプ。レモンの風味満点で、 ...

  • 【残像日録】ヘルシーなおやつ シトラスチップス

    先日、スーパーで何気なく手に取り、買ったおやつ。美味しくてヘルシー。おまけに美しかった。愛媛県産・宇和島の柑橘類のチップス。温州(うんしゅう)みかん・ブラッドオレンジ・レモン・伊予柑・せとか・はるか・河内晩柑の7種類が入ってます。

  • 万能!ボデガのガラス器はいくつあってもよい

    ボルミオリロッコ(Bormioli Rocco)から出ている、ボデガシリーズ。225mlサイズを、とても便利に使ってます。ボデガはイタリア・パルマのメーカー ボルミオリロッコ製。3個セット SALE価格で1,200円くらいでした。Made in Spain。3サイズあるうち、一番小さいもの。手のひらに乗る、この小ぶりな感じが良いのです。前菜をちょこっと入れたりによく使います。電子レンジや食洗機にも対応の耐熱ガラス製。お茶はもちろん、家飲みのワインにもちょうど良い感じ。ちょっとしたおやつの時も気軽に使えます。お花だって入れちゃうよ。ムースやゼリー、プリンなどデザートにもよいですね。ホームパーティでフィンガーフードなどを入れるのも楽しい。

  • 【残像日録】プロテオグリカン、ハイドロキノン、レチノール! 可愛いパッケージのパックをもらったよ

    気分の上がるパッケージのフェイスマスクをいただきました。並べて、眺めているだけでうっとり。エストロゲンが分泌されそう。北欧風の模様と配色に癒されます。プロテオグリカン、ハイドロキノン、レチノール。美容には詳しくない自分だけど、記事でよく見るワードに心躍る......笑こちらはアンプルとかカプセルの薬品デザインが、やっぱりとってもお肌に効きそう。色味が好きだな。

  • 【残像日録】今度はフィナンシェを焼いてみた

    フランス菓子のフィナンシェは、パリ証券取引所のある金融街にあるパティスリーで生まれたといわれている金塊型のお菓子。これは金塊型だったのか。。忙しい金融マンがさっと口に入れられる菓子として考案されたのだそう。対して、マドレーヌは可愛いホタテ型。そして、最初にこのお菓子を作った女性の名前がマドレーヌだったのですって。お友達が焼いてくれたものは確か、まんまるなマドレーヌだったと思う。懐かしくも良き思い出です。。

  • 【残像日録】Apotheke Fragrance(アポテーケ フレグランス)〜 T氏からの贈り物はまるで美術品のよう

    調べてみると、Apotheke Fragrance(アポテーケ フレグランス)というブランドのもので、国内の自社工房で、商品の調合、生産、パッケージングまですべてハンドメイドで制作しているということ。2021年、東京・下北沢に直営店ができたようです。お香立てはアポテーケのオリジナルで真鍮製。APFRというロゴが入っています。プロダクトデザインは、彫刻家の牧野永美子氏。

  • 【残像日録】ミモザの季節 その2

    レモンイエローの小さなぽんぽんのような花を見ていると、いじらしくて何だか泣けてきます。自分のような擦れた人間の目にはこの黄色、浄らか過ぎて何だかまぶしいような........。そう。まるで新一年生の黄色い帽子や、真新しいランドセルカバーみたいです。 春の訪れをそっと告げる可憐な花・ミモザが自分は好き。

  • 【残像日録】ミモザの季節 #01

    春が来ましたねー。ミモザの可愛さを思い知ったのはごく最近のことです。この可憐な黄色い花、これまであまり意識にとめたことはありませんでした。その昔、ジャカルタに住んでいたとき、近所に大きなミモザの木があったようなないような......。記憶はすでに曖昧です。さて先月、美人さんにいただいた花束のミモザ。黄色やオレンジのラナンキュラスとともに、ふんわりと春を謳歌しているかのよう。可愛すぎる......。

  • 神の宿る写真「川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり」展 @ 東京オペラシティ アートギャラリー

    自分はなぜ、川内倫子の作品に惹かれるのか?改めて考えてみた。川内作品には、慌ただしい毎日のなかで後回しにしてしまいがちな大切なことを思い出させてくれる力がある。それは、ふと詩集を手に取り、束の間でも詩の世界にスリップした時の感覚にも似ている。そこはこの世ではないところだ。川内倫子の作品は、身の回りのものことを撮っているのにもかかわらず、「あの世」の佇まいがあると思う。神の視点を想起させるということなのかもしれない。

  • 【残像日録】ケーキを焼いてマリアージュの紅茶をいただく

    お茶の時間をより大切にするようになったのは、コロナ禍以降です。先日はイチゴのショートケーキを作り、丁寧に紅茶を淹れていただきました。紅茶は、お友達からフランス土産にいただいた、MARIAGE FRERES(マリアージュフレール)。モンターニュ ドゥ ジェイド®(翡翠の山)というフレーバー。華やかな印象の香りです。

  • 【残像日録】ヨロイヅカ式ガトーショコラドーナツを食してみた!

    本日のお茶時間。クリスマスシーズンに買ったフレーバー。TEAPONDの「Tea for Two」シリーズの「クリスマスストーリー」。” キャラメルの甘い香りとクリスマス気分にぴったりのスパイスの香り "とある。うわー紅茶原材料は......。紅茶(スリランカ、インド)、オレンジ、シナモン、カルダモン、キャラメルピース、クローブ、ピンクペッパー

  • 【残像日録】秋冬の悦楽お茶タイム#2 〜 TEAPONDは日本ブランド

    本日のお茶時間。クリスマスシーズンに買ったフレーバー。TEAPONDの「Tea for Two」シリーズの「クリスマスストーリー」。” キャラメルの甘い香りとクリスマス気分にぴったりのスパイスの香り "とある。うわー紅茶原材料は......。紅茶(スリランカ、インド)、オレンジ、シナモン、カルダモン、キャラメルピース、クローブ、ピンクペッパー

  • 「野口里佳 不思議な力」展と「見るは触れる」展 @ 東京都写真美術館

    「野口里佳 不思議な力」展と、「見るは触れる」展を観に、東京都写真美術館に行きました。「野口里佳 不思議な力」展野口里佳は1995年「写真3.3㎡(ひとつぼ)展」と1996年「写真新世紀」展でのグランプリ受賞以降、〈フジヤマ〉(1997年–

  • 【残像日録】服を選ぶように花を選ぶ 〜 UNIQLO FLOWERでお花を買った

    吉祥寺のユニクロに行ったら、1Fフロアの売り場の一角にお花がずらりと並んでいた。ユニクロが生花を扱い始めたというのは聞いていたけど、このようにディスプレイしているのか〜としばし見とれた。グラデーションになっている。可愛い......。これまでこんなふうに並べたお花屋さんってあったかな?1束390円、3束だと990円という表示がある。価格設定イメージが服といっしょ。。早速、購入してみた。人気No.1のユーカリとスプレーマム、ソリダコ。

  • 【残像日録】うっとりパケ買いハンドクリーム〜 OPTATUM(オプタウム)

    この季節には何本も買ってしまう、麗しのハンドクリーム。OPTATUM(オプタウム)は、韓国のブランド。自分は韓国コスメには詳しくないけど、これはとっても可愛い。PARCOの洒落たお店で見つけて、即買い。

  • 【残像日録】ラブドラム〜 秋の京都で出会ったやさしい音色

    去年の秋、京都を旅した時のこと。銀閣寺から伸びる哲学の道を永観堂に向けて歩いていると、何となく懐かしいような響きが耳に届いた。いつかのうたた寝の、夢の中で聞いたことがあるような、輪郭のあいまいな、やわらかい音色......。さらに歩いていくと、ひとりの青年が路上に座り、日差しの中で見たことのない楽器を奏でていた。黒くて大きくて繊細な彫り模様が入っている打楽器。それを抱え慈しむようにマレットで叩いている。まるで光と風と戯れるようなやさしい音色。響きが透き通っていて、自然の音に限りなく近い気がした。たちまち惹きつけられてしまった。ラブドラム(Rav Drum)という楽器だという。

  • 「現代アートの巨匠」ゲルハルト・リヒター展@ 東京国立近代美術館

    棒線のとおり、その作品のバリエーションの豊かさには本当に驚いた!会場は特に順路を設けず、テーマや絵画の手法ごとに自由に作品を見渡せるように構成されていたので、先に進んだりまた戻ったりしながら鑑賞を楽しみました。撮影OKだったので、印象的だった作品をご紹介いたします。

  • 【残像日録】「旅風鈴」と「情景を重ねるポストカード」@ 東京ミッドタウン

    六本木の東京ミッドタウンの一角で「TOKYO MIDTOWN AWARD 2022」のノミネート作品が展示されているのを見ました。テーマは「TRIP」で、審査員は建築家の石上純也、クリエイターの中村勇吾や川村元気と錚々たるメンバー。このアワードはもう15年目だとのこと。ノミネート10作品の中でとってもいいなぁと思うものがふたつありました。

  • 李禹煥(リ・ウファン)展 @ 国立新美術館に行った

    リ・ウファンの「風景」「点より」「線より」シリーズが美しい。「風景」というタイトルの3つの作品は、オレンジ色の蛍光塗料スプレーで描かれている。この真ん中に立っていると、微妙に異なる色味が自分の頭の中で点滅してくるような気がしてくる。幻惑的な空間に吸い込まれていく感覚。

  • 「イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき」@Bunkamura ザ・ミュージアムに行ってきた!

    「イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき」を観に渋谷の文化村ザ・ミュージアムに行きました。イッタラは日本人に非常に人気があるのに、大規模展が初めてというのは驚き。ブランドの歴史を追いながら、作品を時代ごと・作家ごとに展示しており、とても分かり易かった。どのスペースにも美しいプロダクトがずらりと並び、見応えを感じました。写真撮影は入り口など限られたところを除いて、NG。特設サイトの写真などをお借りして、以下特に好きだったものをご紹介いたします。

  • 【残像日録】日高市は「遠足の聖地」!その2 〜 日和田山ミニ登山

    先日行った、曼珠沙華の巾着田の近くには、日和田山という標高305mの低山があります。登山口から山頂までの所要時間は、約30分。山登り超初心者向けのお山です。わたくしはこのたび、園児さん達に囲まれながら登頂しましたよ!

  • 【残像日録】日高市は「遠足の聖地」!その1 〜 巾着田の曼珠沙華

    曼珠沙華を見に、巾着田(きんちゃくだ)に行きました。巾着田は、埼玉県の日高市にあります。高麗川(こまがわ)の蛇行により、その内側の地形が「きんちゃく」の形のようだったからそういう地名になったそう。我が子も小学生のときにここを遠足で訪れました。ちなみに、日高市は平成29年に「遠足の聖地」宣言をしています。

  • 夏の終わりの北海道!その2〜 憧れの「白金青い池」へ。富良野・美瑛の旅

    まず向かったのは「白金青い池」。ガイドなどを見ると、早朝は水面に光が差して美しいとありました。その日はどちらかというと曇りベース。時おり雲から顔をのぞかせるお日さまに願いをかけて、カメラを手に向かいました。神秘的。。このコバルトブルーは、「美瑛ブルー」とも呼ばれているそう。なぜこのように青いの?以下のサイトに解説がありました。それにしても、とうとう見れた、という感じでした。2012年にApple社の公式の壁紙として採用されてから、世界的に有名になった景色。ずっと訪れたいと思っていたスポットだったのです。

  • 夏の終わりの北海道!その1 〜 積丹半島でウニを堪能&美しき小樽の街並み

    お腹も心も満たされた昼食後は、次なる目的地・神威岬に向けて積丹半島をひた走りました。晴れたり曇ったりと不思議な天気。地図のかたちを実感できる岬などが見えると、心が躍りました。その最たるものが神威岬の先端!と思い訪れたかったのですが...... 残念ながらその日は強風で入場が許されませんでした。猛烈な風が吹いている。ほんとうに吹き飛ばされそう。チャレンカの小道を歩き始める。

  • 【残像日録】秋の悦楽お茶タイム#1 〜ルピシアからのおたより

    お茶の専門店「ルピシア」さんの会員(無料)になると、毎月「おたより」が送られてきます。* 購入後6ヶ月間。以後3,000円以上購入後、延長 https://www.lupicia.com この小冊子がとても素敵。ルピシアのお茶はパッケージデザインが可愛いと人気ですが、9月号ではそのデザインのできるまでが特集されていました。また、とても嬉しいことに、「おたより」にはお茶のサンプルが2個ついています。 (自分はそれ目当てで会員になりました 😋)

  • 「 アール・デコの貴重書」 〜 アール・デコ様式美にふれる建物公開展2022@東京都庭園美術館

    庭園美術館は、もとは朝香宮夫妻のご自邸でした。1920年代の滞欧中、当時全盛期だったアール・デコ様式に魅せられたご夫妻は、帰国後それらを取り入れた邸宅の建築を開始。内装設計はフランスの装飾芸術家アンリ・ラパンに依頼、ルネ・ラリックをはじめとしたアーティストが参加した贅沢な建築物になりました。

  • 【残像日録】Mandala Designのオリジナルトートバッグを作ってみた!

    自分の屋号であるMandala Design & Chemicalsのオリジナルトートバッグをオンデマンドで作ってみました。想像以上に嬉しい(笑)サイズは30cm強のほぼスクエア型。マチも充分。5cmほどあります。まあ、トートバッグというよりもエコバッグに近いかも?今回注文したのはビスタプリントという印刷屋さん。2022年8月いっぱいで、日本から事業撤退するようです。とても便利に使わせていただいていたので残念です。

  • 【残像日録】香りという体験 〜 NOSE SHOPに行った

    NOSE SHOPに行った。香りのうつったロートを鼻に近づけ嗅ぐタイプのテスターが並んでいる。久しぶりに色々な香りを試した。目を閉じて、「LOST IN TRANSLATION」という名の香りを嗅いだとたん、見知らぬ国の空港のロビーに降り立った気がした。それは、どこか暑い国であるが、若いころ住んだことのある東南アジアの空港ではない。訪れたこともない中近東都市のイメージの断片が、頭の中に広がる。その香りを身に纏いたいとは思わない。ただ、日常にうんざりし、自分の中にどこか殺伐としたものを感じた時に、そっとボトルのふたを開きたい。きっとそれは、しばしのマインド・トリップになる。印象の強い香りを嗅ぐことは体験である。そんなことを思った日でした。

  • 上野リチ ウィーンから来たデザイン・ファンタジー展@三菱一号館美術館

    1903年、ヨーゼフ・ホフマンとコロマン・モーザーにより設立されたウィーン工房に誘われた上野リチ。1917年から在籍し、そこで精力的な創作活動をしました。1926年、ホフマンの建築設計事務所に勤務していた上野伊三郎との結婚を機に京都に移り住んでも、二都市を行き来しながら、引き続きウィーン工房の一員として活躍します。(リモートワークのさきがけ!!) そして、壁紙やテキスタイルなどの日用品や室内装飾など多彩なデザインを手がけました。

  • 【残像日録】淡い色味がたのしい!カラフルミニ大福

    色鮮やかなものが大好きです。それはお菓子も同じ。まずは目でたっぷりと楽しんでから、ゆっくり味わっていただく。さいこう。少し前に買ったカラフルな大福も眼福、至福のうちにいただきました。irohaというブランドのお菓子。手前のお皿は、右からピスタチオ、北海道メロンのお味。向こう側の方は、いちごミルクとピーチ。

  • 【残像日録】なかよしカモの三兄弟はどこ行った?

    まずは目の前の葡萄畑に実りの感謝を込めて乾杯!①番から始めて、順に口に含む。個性あるそれぞれの香りを、田園の空気とともにゆっくりと味わう。至福の時間。どれも美味しい。最後の杯にさしかかる頃には、ぽわんとリラックスした心地に。結局、写真中央の ③2020マスカットベーリーA樽貯蔵が一番自分の好みに合っており、購入させていただきました。

  • 【残像日録】魚喃キリコの『blue』を読んだ

    魚喃キリコの『blue』を読みました。普段マンガはまったく読まないのですが、これはずっと読みたかったのです。思春期の胸がきゅっと痛むような感覚を懐かしく思い出しました。あー。あったよな〜こんな感じ、って。描写は、すっきりと強い線で描かれたミニマムの極致。セリフが少ない分、イメージを強く喚起されます。禅とか俳句のような表現を想起させる作品だと思いました。

  • 【残像日録】はじめてのワイナリー巡り

    まずは目の前の葡萄畑に実りの感謝を込めて乾杯!①番から始めて、順に口に含む。個性あるそれぞれの香りを、田園の空気とともにゆっくりと味わう。至福の時間。どれも美味しい。最後の杯にさしかかる頃には、ぽわんとリラックスした心地に。結局、写真中央の ③2020マスカットベーリーA樽貯蔵が一番自分の好みに合っており、購入させていただきました。

  • 笑って泣いてやがて染み入る。吉川トリコ著『余命一年、男をかう』を読んだ。

    非常に読みやすかった。情景描写がくっきりと鮮やかで、流行りのドラマを見ているみたいにすいすい読み進んでしまった。景気の悪いこの国の社会の状況やコロナ禍も反映されており、市井の人々の今の生活の記録としても読める印象。例えば、仔細にわたって描かれる主人公・唯の倹約術やポイント利用や資産運用に対する知識。老後2,000万円問題が記憶に新しいが、唯の節約も老後資金を意識したものだ。いまの人たちがどんな工夫をして決して多くはない賃金でやりくりしているか......(唯のケースはちょっと極端だけど)後世に伝えるべき風俗史になっているとも感じた。

  • 【残像日録】ワクワクオンライン飲み会セット

    先日、家族がおうちで会社のオンライン飲み会をやっていて、ちょっと面白かったので書いておこうと思う。興味深かったのは、その日の夕方に宅配便で「オンライン飲み会セット」が届いたこと。ボックスを開けるとそこには......。メニューがあった。そして、オンライン飲み会のポイントなるものが。マニュアルである。

  • 【残像日録】ウクライナのお菓子でお茶タイム

    たまたま買ったパイのお菓子がウクライナのものでした。パッケージが可愛らしい。Gronaというメーカーで、Cushionsというお菓子らしい。チョコレート味もあるそうだ。2個入りのパッケージが8個入り、計16個で、税込200円弱。お砂糖をまぶしたパイに甘酸っぱいチェリーのジャムが入っていて、ボリュームたっぷり。美味しい。紅茶を入れていただきました。

  • 【残像日録】さよなら中銀カプセルタワービル

    2022年4月12日、一度はその内観を見てみたかった、中銀カプセルタワービルの解体が始まりました。1972年、黒川紀章による設計で竣工されて50年。二度とこの目で見られなくなる前にせめて外観だけでも!と、銀座8丁目の現地に急ぎました。

  • 『月夜の森の梟(ふくろう)』 小池真理子著

    夫との出来事の記憶や、彼を亡くしたばかりの今感じることなどが、著者の住む豊かな森の季節の移り変わりとともに語られる。自然描写と心象風景とが響き合い、そして溶けあうような、厳かな境地がどの掌編にも描かれていた。(前書きの最後の行を読んで思ったようなことはまったく余計な心配!なのだった)哀しみからの復活、再生の方法などわたしにはわからない、と著者は書く。わからないこと、それ自体をここで書いてきたつもりだと。

  • Sportify(スポティファイ)のちらしが新聞折込に〜 Z世代の生活傾向

    数日前、我が家でとっている新聞にSportify(スポティファイ)のちらしが入っていました。Spotifyは世界最大手の音楽配信サービス。スウェーデンの企業。2021年7月時点で、3億6500万人(うち有料会員1億6500万人)のユーザーを抱えているとのこと。(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/Spotify)色合わせがきわめて北欧。良質な印刷の、カッコいいA3判ちらしを手にとってしみじみとながめました。手触りすべすべです。でも、これって費用対効果としてどうなのだろう......。

  • 【残像日録】世の中にたえて桜のなかりせば

    世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし 〜 在原業平朝臣 この世の中に桜の咲く時期がなかったら、どれほど心おだやかな春の日々であることでしょう。(超意訳)今年もこの歌があたまに浮かんだ数日間だった。桜の美しさは一瞬で、だからこそこの美をロスしちゃいけない、何としても見ておかないと、とソワソワしてしまう。今度この光景を見れるのは一年も先。カメラに収めておきたいと。近所の川べりに咲く桜の樹々も、もうすでに見頃を過ぎたけど、はらはらと散るさまも見届けたいと願う。

  • 感動!夜空に輝いた平和への祈り〜レッドクリフのドローンショー

    レッドクリフさん、まったく知らなかった。こんなにすごい会社が日本にもあったとは!なぜ開会式でこちらをアサインしなかったのだろう?国家的イベントにおいて他国に依頼するより日本製が良いに決まってるのに。公式サイトによると今回のドローンショーも「自主実施しました」とあったけど、新しい会社で、オリンピックの頃はまだ熟成していなかったのかな?ともあれ、日本のドローンアートのこれからが非常に楽しみになりました!

  • 【残像日録】眠りについた柱時計

    むかしむかし。結婚する時に勤め先の上司からお祝いにといただいた柱時計。少しアンティークなデザインで、まあるいフレームの部分が可愛くてお気に入りだった。ところがあるとき彼がぱたりと針を止め、動かなくなった。 リビングの壁でコチコチと音を立てながら、何十年も我が家を見守ってくれていたのに。

  • 『ディープフェイク 〜ニセ情報の拡散者たち』ニーナ・シック著

    「AIで生成されたニセのゼレンスキー大統領が降伏を表明しウクライナ市民に投降を呼びかける」フェイク動画が、ネット上に出回った、というニュースを見た。フェイク動画が、世界の未来に揺さぶりをかけるのを目の当たりにした。今回のウクライナ侵攻では、この動画が出る前にもフェイク情報は色々とあったらしい。メディアサイトを装い、親ロシアの主張を繰り返してきたアカウントの編集長の女性の顔と、コラムニストとされてきた男性の顔はいずれも自動生成されたAIの顔だったという。おそらく上に書いたGANが使用されたのではないか。ソーシャルメディアもそうだが、もっとも怖いのはテレビなどのマスメディアがある意図を持ってそういったフェイク情報を拡散することだと思う。

  • 【残像日録】クナイプのバスソルトなら断然グーテナハト

    3年くらい前から、入浴時にはクナイプのバスソルト、が定番になった。お気に入りは Gute Nacht(グーテナハト)。ドイツ語でおやすみなさい。この香りがね、とっても良いのです。何か幼い頃のことを思い出しそうな思い出させなさそうな......。目を閉じて首まで湯船に浸かり、考えてみるのだけどよくわからない。キャッチコピーも好き。「ホップ&バレリアンのやすまる香りで おやすみ前のリラックスバスタイムを」自分にアピールしてくるのは、どの成分の香りかな?ホップというのは、「ホップ球果エキス」バレリアンは、「西洋カノコソウ根油」あとは、ダイズ油も入っているみたい。

  • わたし達に問いかける「ユージーン・スタジオ 新しい海」展 @東京都現代美術館

    ユージーン・スタジオの作品の印象は、どれも端正。表現としての装飾を極限まで削いだかたちをとっているように見える。禅的でもあるとも言える。そしてそれは、美しいフォーマットで提示される現代社会への(あるいはそこに生きるわたし達への)問いかけだ。『2001年宇宙の旅』でキューブリックが描いたモノリスという存在とも、どこか通じるものがあると感じた。

  • 【残像日録】清澄白河お散歩日和

    都現代美術館に行く道中、清澄白河の街をしばし散歩。おしゃれなカフェや雑貨屋さんがたくさんありました。なかでも魅力的だったのは、「リカシツ」さん。学校の理科室に必ずある、フラスコやビーカー、試験管などが所狭しと並べられている、理化学ガラスの専門店(運営は創業89年の関谷理科)。

  • 【残像日録】空のいろ

    昨日は雲がなないろに輝くうつくしい空でした。 彩雲です。 ちょっと浮かない日であろうと、空を見上げていると元気を取り戻せます。 自然はいつだって、フラットなスタンスで美を体現している。 見習いたいものです。

  • 北欧デザインの実力!自然が宿るここちよいデザインが勢揃い「ザ・フィンランドデザイン展」

    ムーミン、イッタラ、マリメッコ。日本人にも馴染みの深いフィンランドデザインです。渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催中「ザ・フィンランドデザイン展〜自然が宿るライフスタイル」に行きました。混雑状況は気になりましたが、チケットを確保し自分は予約なしで行きました。それほど混んでいなかったのでほっとしましたが、現在はどうでしょうか?サイトを確認してから訪れることをお勧めいたします。

  • 愛にあふれてる!ONION氏のつくる可愛くて豊かな世界

    アーティストであるONION(鬼塚哲郎)氏の個展「ONION MOSAICO展 ~ Ryu ~ 」 を観に、清澄白河のギャラリーを訪れました。ONION氏の個展には、以前も伺ったことがあります。前回の展示のあとONION氏は、単身イタリアに渡りました。7年間のモザイク修行を経て帰国。故郷の宮崎に戻りました。今回はモザイク作家としての個展です。

  • 【残像日録】謹賀新年!

    みなさん、今年の目標はもうたてましたか? 自分はむかしから「年頭の所感」とか「今年のめあて」とかそういうものを作るのが大好きです。目標をたてても守れないことはしょっちゅう、というか大抵守れなかったりするのですが、たてている最中の血湧き肉躍る感じのテンションの高さが大好きです。今年の目標の一つにこのブログをもっときちんと書こう、というものがあります。いつもわりとゆるい感じで書いて、平気で駄文投稿したりしているのを改め、美術を通して人生を考察する、みたいな洞察力の高い投稿をしたいと思います。なんちゃって〜 みなさま今年も本ブログをどうぞよろしくお願いいたします!

  • 【残像日録】Season’s Greeting!

    クリスマスシーズンですね。 我が家のバフェの上はスノーマンが仕切っている模様。

  • 【残像日録】世紀末ウィーン好きは必見!今から楽しみな「上野リチ展」

    今朝の日曜美術館は上野リチの特集。不勉強ながらお名前も知らなかった。ところが出てくる作品、作品、どれも素晴らしく好き!で驚きました。それもそのはず。大好きな世紀末ウィーンの重鎮ヨーゼフ・ホフマンに師事していた方らしいのです。

  • 【残像日録】一日の終わりのお茶時間

    夜の9時。夕飯の片付けを終えてちょっと一息。あー!今日も一日頑張って生きました。そんなときにはカフェインレスのハーブティー。今日はどれにしようかな?今夜はのどに良いとされるThroat Confort Teaをチョイス。美味しい。この甘さはリコリスかな。こうして原材料表示などをながめながら、のんびりとお茶をいただく時間が好き。そう言えば子供の頃に、スナック菓子の袋の裏を読みながら食べるとなんか美味しく感じるなー、と思ったことを思い出した笑

  • 【残像日録】紅葉の季節のシネマグラフ

    紅葉の季節ももう終わり。桜のシーズンにも感じるけれど、自然が色づきそれを味わおうと巷が活気づく期間ってあっと言う間に過ぎてゆく気がします。それだからいいのでしょうけど、その時間を留めておいておきたくて、こんなシネマグラフを作ったことがありました。

  • 【残像日録】自然のめぐみと高木正勝

    高木正勝は今、山の中に暮らしていて、その自然とともに生きる日々を「こといづ」という本に書いている。豊かな表現がいっぱいで、読んでいるだけで山の風を浴びたような感覚になる。素晴らしい。いずれここにも書こうと思います。高木正勝については過去にも何度か書いています。彼は実に、唯一無二の音楽家だと思う。

  • クリスマスシーズンになると読みたくなる本「サンタクロースっているんでしょうか?」

    この時期になると手に取りたくなる、偕成社の「サンタクロースっているんでしょうか?」(ニューヨーク・サン新聞 社説/中村妙子 訳/東逸子 絵)。自分がまだ子どもでサンタさんを待っていた頃のこと、そして我が子にサンタさんが来ていた頃のことを思い出します。

  • 【残像日録】ネオヒューマン「ピーター2.0」の人生をかけた挑戦

    イギリス人のピーター・スコット・モーガンさんはALSと診断され、余命2年と告げられた。ALSは全身の筋肉が徐々に動かなくなっていき、やがて死に至る難病だ。モーガンさんが選んだのは、呼吸・消化・会話など失われていく体の機能を次々と機械に置き換え、全身をサイボーグ化すること。そうして難病を克服するという道だった。余命宣告を受けて4年。自らを「ネオ・ヒューマン」「人類初のサイボーグ」と名乗る彼が、初めて日本のメディアに出演した。

  • 【残像日録】美味しい!黒胡椒はDreampepper(ドリームペッパー)一択!

    黒胡椒なんてどれもいっしょ。以前はそう思っていました。そう。Dreampepper(ドリームペッパー)に出会うまでは。ベタなキャッチコピーみたいですが、これがまあ本当なのです。世界一美味しいと言われるカンボジア産の黒胡椒・ドリームペッパーは、胡椒が「実」であることを教えてくれました。さらにはそれが、とってもフルーティな香りを放つことを。

  • 【残像日録】今さらのタピオカティーで超ハッピー

    THE ALLEYでお茶しました。なんということ!初体験。 鹿さんのロゴが可愛くてずっと気になっていました

  • 【残像日録】アボカドすくすく

    育て方は簡単!スーパーで買ってきたアボカドをいただいた後、まずその種を水耕栽培にします。種のおしりから根が出て、かなりしっかりしてきたのを確認してから、鉢に植え替えました。もう少し大きく育ったら、鉢を大きいものに変えるか、庭に植え替えるか...。できれば観葉植物として、ずっと室内に置いておきたいな。

  • 【残像日録】見ているだけで幸せに ミリオンバンブー

    こちらは我が家のミリオンバンブー。ドラセナの仲間で和名では「ギンヨウセンネンボク」というのだそう。英名ではラッキーバンブー!数年前、風水の先生におうちのアドバイスをいただいた際、室内に置くことを勧められた。開運や金運を呼ぶ植物とされていて、開運竹とも呼ばれるとのこと。スパイラルの茎が影も含めて可愛い。日光に当てると元気なエネルギーがくるくると上に昇っていくのが見えるよう。葉っぱの色も鮮やかで、見ているだけで元気になることは確実。

  • 【残像日録】秋の川越散歩

    さて、この日のハイライトは、「小江戸蔵里」での利き酒体験でした。「小江戸蔵里」はもともと酒蔵だった建物をリノベーションしてできたのだそう。「おみやげ処」とお食事できる「まかない処」と、埼玉県の34蔵の地酒が揃う「ききざけ処」に分かれており、新しく清潔で洗練されたスペースでした。「ききざけ処」どころで試飲できたのは以下のお酒。ワンコイン(500円)で4種類選べます。もちろんほんの少しずつなのですが、お味は十分楽しめます。

  • 【残像日録】本日閉店 ありがとう!東急ハンズ池袋店

    何か物作りをしようとひらめくとき、使える素材を探しに行くのはいつもここ。東急ハンズ池袋店だった。池袋駅東口からサンシャインシティビル方面へ、歩くこと5分。いつだってそこにあった。なくなるなんて考えられなかった。

  • 【残像日録】夢から覚めても「白春夢」

    2020年12月リリースのMy Hair is Bad の「白春夢」。この曲ほど、あのステイホーム期の感覚をよく表している曲があるだろうか。若い人特有の優しい言い回しの歌詞と、つぶやくように淡々と歌い上げる椎木氏のボーカルに、今聴いてもあの頃が自然と思い出され、こころが揺さぶられる。家にいるのに「早く帰りたい」と思ってしまうこと。閉塞感とともに感じる、浮遊感。非現実的な世界にいるようなおさまりのなさ、居心地の悪さ。

  • 【残像日録】「凪に溺れる」と「100万回生きたねこ」

    青羽悠氏の「凪に溺れる」を読んだ。読み始めてすぐに「面白いけど今の自分には必要のない小説だな」と思った。そして、自分のこの感想は何を意味するのか?と考えた。自分はたぶん、タイトルに惹かれて読もうと思ったのだと思う。海の穏やかな状態である「凪」。そこで溺れるというのはどういうことだろう。タイトルの叙情性に惹かれた。

  • ずっと気になっていた ジェームズ・レッドフィールド著「聖なる予言」を読んだ

    人間は、誰もが幼少時の家族関係の中で獲得した「コントロールドラマ」を演じているのだとのこと。自分が家族の中でどのように振舞っていたかによって、被害者・傍観者・攻撃者・脅迫者いずれかのドラマを生涯演じ続けるのだという。その事実に気がつき、その言わば脚本というか癖?から抜け出さないと、成長が望めない。 いつまでも同じところでぐるぐるしている人生になってしまうとのこと。

  • 紙好きさん必見!吉祥寺のペーパーメッセージで「不思議フェア」が開催されているよ

    ペーパーメッセージ吉祥寺店で可愛らしいフェアをやっていると聞き、行きました。キュートな紙雑貨がいっぱいでその空間にいるだけで幸せ気分!未確認生物「UMA」(ユーマ)や深海の生き物などをモチーフにした、不思議な商品がたくさん。店頭にあったフライヤーがまた可愛かった!商品はオンラインでも購入可能だそうですよ♡

  • 北欧デザインの原点!「サーリネンとフィンランドの美しい建築 展」

    息子のエーロ・サーリネンデザインの家具が並べられていたスペース。中央にあるチューリップチェアはミッドセンチュリー好きには憧れのまと。赤はアーム付き。青はアームレス。青のスツールもかわいいな。

  • カルーセルエルドラドはどこに行くの?〜「思い出のとしまえん」@石神井公園ふるさと文化館

    残像カフェの「あたらしい日々」。初めてこの曲を聴いたのはもう15年以上前。音楽チャンネルで見て感動して、録画して(当時はYouTubeも発達してなかった)CDも購入した。大森元気氏のふわっとした歌声と、自分のこれまでの人生を思い起こさせるような甘く切ない歌詞。聴いているうちに自分が浄化されていくような、そんな感覚を味わえる曲だと思った。

  • 【残像日録】あたらしい日々

    残像カフェの「あたらしい日々」。初めてこの曲を聴いたのはもう15年以上前。音楽チャンネルで見て感動して、録画して(当時はYouTubeも発達してなかった)CDも購入した。大森元気氏のふわっとした歌声と、自分のこれまでの人生を思い起こさせるような甘く切ない歌詞。聴いているうちに自分が浄化されていくような、そんな感覚を味わえる曲だと思った。

  • 【残像日録】本日のおやつ

    今日のおやつは「縄文のビーナス」。長野県茅野に行ってきたとお土産にいただいた。アニバーサリーチロルさんの焼き菓子。茅野は「縄文の里」なのだそう。

  • 【残像日録】たとえ明日世界が終わろうとも

    たとえば、朝一番で自分がすでに持っているものにフォーカスを合わせると気持ちが満たされることがわかった。雨をしのげる家。ゆっくりと眠れる寝床。色々気になることはあっても、うごく身体。愛すべき家族。今日も何とか食べていけること。そして今では美しい秋空と気持ちの良い陽気!

  • 【残像日録】夜のムーランルージュにて

    あれはクリスマスも近いパリの夜。街には色とりどりの電飾が施され、店の看板も華やかで可愛らしく、どこもかしこも目移りしてしまうほど魅力的だった。モンマルトルのクリシー通りに面した「ムーランルージュ」。赤い風車が目印のその建物の前に自分はひとりで立ち、カメラを手に美しい街並みを撮りまくっていた。

  • 【残像日録】草むしりビギナー

    シイやケヤキなどの根元には色々な種類の草が生え、小さな花も咲いており、どれを抜きどれを残すべきなのか、検討がつかなかった。「雑草」とは、どこまでをそう言うのか。。あちこちにからまっているアイビーの蔦が事態をさらに複雑に見せており、自分はのっけから途方にくれた。その戸惑いを庭管理者氏にそのままぶつけると、「意味わかんないんだけど。全部抜いていいよ」 というお答え。え。全部って...お花とか咲いてるのに抜いちゃっていいの...?

  • 【残像日録】八ヶ岳のふもとにて

    小渕沢に着くと、小海線に乗り換えた。列車とシカの衝突により運行を見合わせていたが、ただ今運転再開しました、とのアナウンスを耳にしながら、「いいねえ、いかにも旅先な雰囲気」などと思う。

  • 【残像日録】「みずのいろ」という優美なお菓子

    すこし前にインスタグラムにあげた投稿。 大垣に本店を置く、「お菓子つちや」さんの「みずのいろ」というお菓子。 こちらをいただいた時、はかなくきれいな見た目に感涙したものでした ^^* もちろんお味の方もとてもよかった。

  • 【残像日録】富士とスカイツリーとそれを撮るひとびと

    自分が行ったこの日は、5-6人の男性と女性(自分を含む)がふたりで、みな単独で来ている様子だった。ちょうどベストなポジション(みな大体同じw)を見定めて、夕陽に映える光景やスカイツリーにあかりが灯る時を立ったまま何時間も待つ。こういう時、女性だと見知らぬ同士でもなんとなーく会話をしてしまったりするのだけど、男性同士にはほとんどそれがない。自分の隣に人なんてまるでいないかのように、みなさんただまっすぐに前を向いて突っ立っている。カメラを始めてからその傾向に気がついた。シャイなのかな?

  • 【残像日録】喜怒哀楽のインデックス

    とにかく、いまの自分を心地よくするようなインデックスを日頃からストックしておきたいな、なんて思う。せっかく生きているんだから。 死が少しだけ身近に思える、こんな時世だからなおさらのこと。

  • 【残像日録】コロナ時代の子ども達 〜シガー・ロスのMVを再び見た

    シガー・ロス(Sigur Ros)の「Untitle #1」のミュージック・ビデオをまた思い出すことになろうとうは、思いもしなかった。2003年にリリースされたこのMVを前回思い出したのは、2011年の原発事故のとき。メルトダウンとかメルトスルーとか帰還困難区域とかの文字がこの国で使われ始め、子ども達の健康を案じているころ、このビデオを思い出した。

  • 【残像日録】続・旅の土産〜 お菓子のパッケージはお国柄を表す

    旅先でお土産を買うときも、中身よりパッケージ優先な人間であることに改めて気がつきました。 早く海の向こうをまた、旅したいものです。。

  • 【残像日録】旅の土産

    100年に一度のパンデミック。 その真っ只中にいて、日々ぼんやりした頭で思う由無し事。。

  • 【残像日録】ハレの日のある暮らし

    日々の繰り返しのように続くひとの暮らしの中で、ハレの日は絶対に必要だ。民俗学でいうところの「ハレとケ」。「ハレ(晴れ)」というのは儀礼や祭、年中行事などの「非日常」、対する「ケ」は、普段の生活である「日常」を表す。民俗学者の柳田國男が見出した、日本人の伝統的な世界観である。ハレの日がないと、ケ(日常生活を営むためのエネルギー)はカラカラに枯れて、「ケガレ」となる。コロナ蔓延により各地の祭りもイベントも中止され、自粛がかれこれ一年半続いている今の日本の状況は、どこもかしこもケガレの状態だ。難儀な時世になった。

  • 【残像日録】ロックインジャパン中止と渋谷陽一が教えてくれたこと

    涙が出た。主催者の苦悩と無念と、その経緯がダイレクトに伝わってくる。これこそが、誠実さではないのか。参加者に対する誠意。誠意の塊だ。そういう経緯があって、苦渋に満ちたその決断を下したのか、よしわかった、これからも応援させてくれ、となるではないか。自分はチケットがやっと取れたのに、泣く泣く払い戻し、となった人達の側ではないので他人事みたいな感想を言っているのは承知の上だけど、少なくともこの決断に至った彼らの、ベストな解を探すための努力、真摯な姿勢、そしてそれをわかってもらおうとする精一杯の責任感が伝わってくる。この有事とも言える状況のなか、国民の過多数が反対している五輪行事を推し進め、一方で各自の行動制限を求める。そんな今の国のトップにそれができているだろうか?昨年のコロナが始まった頃から各先進国の首脳が国民に語りかける姿を見ているけれど、この国のそれほど、共感できないものはない。残念だなと思う。渋谷陽一氏の文章を見て、改めてそんなことを思った日。

  • 【残像日録】アムステルダムの不思議なひかり

    10年くらい前に、はじめてヨーロッパに行った時のこと。 アムステルダムに着く直前、上空から不思議な光景を見た。 時間は夕方、あちらこちらで平らな屋根?のようなものが強く発光しているのだ。 え、なんてきれいなの...。 しかもそのながめはしばらく続いた。そういう建物がきわめてたくさんあるということだ。 はじめは強く照りつける夕日が反射しているのかな?と思ったけど、それにしては点在の仕方が少し不自然。 あんなにも強い光は、人工的なものではないか? もしかしたら、衛星写真でも確認できるような強い光を使って、チューリップの温室栽培をしているのか?オランダだけに、などと思いを巡らせて、その幻想的な光景を夢見心地で見下ろしていた。

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