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人生は花鳥風月 https://saga135.hatenablog.jp/

自分の趣味であるギャンブルや読書、水泳、魚釣り、ゲーム、動画鑑賞等を中心に世相や人生観、様々な事を綴っています。 言ってみれば何でもありなブログです。

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2021/01/18

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  • 極道女子高生 十一章

    十一章 誠二は師範と向かい合ったはいいが何も言えなくただ立ち尽くしていた。何故か言葉が出て来なかったのである。そんな誠二の心中を察してか少し風が吹き始めたと同時に師範は言葉巧みに喋り出した。 「お前も本当は迷ってるんだろ? 顔を見れば分かるよ、今日の稽古もそうだ、俺は正拳突き一つ見るだけでそいつの心理状態まで手に取るように分かる、お前は今日ここに来るべきじゃなかったんだ、いや空手を習うべきでもなかったかもしれない」 誠二はやっとこさ口を開いた。「何故そこまで仰られるのですか? 自分は空手を始めてから心身共に強くなりました、その事は師範も御存知の筈、流石に心外です」 「いや、お前はただ喧嘩が強く…

  • ルパン三世 ルパンVS複製人間

    マモーは「自らを産み自らを育んだ」と言っていますが、それじゃあ元祖マモーは何処から産まれたんだという疑問は鶏と卵の論争と同じなので深く考えても無意味でしょうね(笑) 自分もルパン好きの一人なのですがそんな自分の一番好きなルパン劇場版といえばこの「ルパンvs複製人間」です。 ルパンといえば「カリオストロの城」が有名と思いますが、自分は何故かこっちの方が好きですね。理由は純粋に面白い事とルパンに限ってはあまり感動路線はいらないみたいな感じでしょうか。 言い方は悪いですがそれが率直な意見です。 あとルパンシリーズも長いですけどやはり古い方が面白いですね。テレビシリーズでも二期が有名ですが自分は一期が…

  • 極道女子高生 十章

    十章 親分が部屋のい入って来た時から月は傘を被り風は強さを増した。 親分は床にどっかと坐りあやに勺をする。あやは少し訝りならがも勺を受け一献飲み干した。すると親分は「相変わらずいい飲みっぷりだな~」と笑みを泛べる。 「で、話というのは?」 「ああ他でもない、お前の事だ」 「何だよ、改まって」 「お前、昇司と一緒にならないか?」 「なんだって? いきなりどうしたんだよ?」 「いきなりでもないんだが、あいつはお前も知ってるように武闘派で若い衆達からも結構慕われてるし二人が一緒になってくれたら俺も安心して後釜を任せる事が出来るんだ」 「・・・」 「勿論お前の事情もあるとは思うが悪い話じゃないだろ?」…

  • KEIKOの胸中は

    小室さんとKEIKOさんが離婚ですか。 本来はこういう芸能ネタ、特に不倫ネタなどにはあまり興味はないのですが自分もKEIKOは結構好きだったので少し触れてみたいと思います。 https://news.yahoo.co.jp/articles/befe77a8c36a6e3bd27a90cdc527a1335d421867 globe ベスト3 1位ーFACE 2位ーPerfume of love 3位ーStop! In the Name of Love これがmyベスト3ですね。 当時は良く聴いていました。globeの曲は他の小室ファミリーとはちょっと違ったdarkな感じが結構好きでした。KE…

  • 極道女子高生 九章

    九章 あやはその晩は誠二の家に泊まった。それは二人の総意でもあった。 実に心地よい眠りに就いたのだが二人共夢を観たのだ。あやの夢にはまた誠二が出て来る。今度ははっきりした夢で二人は夫婦になり倖せな家庭を築いて子供までいる。三人で手を繋いで公園を歩いている姿は傍から見ても正に倖せの絶頂であやも誠二も笑顔が絶えない。まだ幼い子供の愛らしくも微笑ましい振る舞いを見て一々目を合わせて笑う二人、その家族愛には一点の曇りもなく快晴の空のような光景であやは晴れやかな気持ちで眠りから覚めた。 だが誠二の観た夢は少し違った。愛する二人は決してハッピーエンドで終わる事が出来ない夏休み読書感想文に類似した内容であっ…

  • 今週のお題

    今週のお題「告白します」 彼方に霞む山並みに 真冬の雨の儚さよ(笑) という事で今週のお題に挑戦しようと思います。 告白します実は その一 お尻に出来物が出来易い(笑) これは20代からなんですが坐り方が悪いのか日頃の食生活の乱れから生ずるものかはよく分かりませんがとにかく出来易い体質なんです。 最近は大分治まって来ましたけど酷い時は500円玉位の大きさまで発展する事もありました。そなったらもはや坐っているのもキツイです。自分で潰した事も何度もありますが顔のニキビみたいにそう簡単には潰れてくれません。でも巧く潰れてくれて膿が出て来た時は気持ちいいです。 病院に行って治療して貰う事もあります。で…

  • 極道女子高生 八章

    八章 シンの声と確信したあやは直ぐにでも奈美を助けに行かねばならないと思ったが流石に一人では危うい、だが親父に言うのはもっと危険だと考えたあやは取り合えず誠二に電話を掛けた。誠二はこう言う「親分に頼んだらいいのでは?」と。 「いや、親父に言えば事が大きくなってあいつら何しでかすか分かったもんじゃない、ここは少数精鋭で行った方がいいと思うんだ」 「なるほど、じゃあ明日二人で行こう」 「それがシンは私一人で来いと言ってるんだよ」 「それは危ない、いくらあやが天下無双とはいえ危な過ぎるよ」 「確かにな」 「明日は取り合えず学校に行こう、学校で綿密な打ち合わせをしよう、シンさんも手荒な事はしないだろう…

  • 極道女子高生 七章

    七章 その晩あやは久しぶりに夢を観た。ストーリーははっきりしないが大蛇に喉を咬まれる夢だった。大蛇があやの体中に巻き付きいくら足掻いても身動き一つ取れない、そしていよいよ咬まれそうになった時夢は覚めた。 汗をかいて飛び起きたあやは素早く煙草に火を着ける。こんな怖ろしい夢を観たのは初めてだった。 だがそんな悪夢ごときに翻弄されるあやでもない、何時ものように二頭の愛犬にハグをして学校へ行く。この行程は何も変わらないのである。 学校では体育祭間近という事もあって頻繁にその練習が行われていた。あやは体育会系だったので練習には気が逸る。100mを六秒フラットで走り切るあやを見たみんなは歓声を上げて「流石…

  • とんぼ

    ああ、倖せのとんぼよ~何処へ~、お前は何処へ飛んで行く ああ、倖せのとんぼが~ほらぁ! 舌を出してぇぇ笑ってら カラオケに行くと絶体に歌う曲の一つなんですがスナックなんかで歌うとみんな乗ってくれて盛り上がる事も多いです。勿論下手ですけどね 😅 でも下手ながらにもこの曲だけは熱唱、激唱、絶唱しないと剛さんに対しても非礼になってしまうのです。 という事でそんな長渕ファンの自分としては触れない訳にはいかないドラマ「とんぼ」の紹介をしたいと思います。 このドラマがオンエアされていた時自分は小学六年生でした。それまでも長渕のドラマは結構見ていましたが、とんぼからは役柄が一変してヤクザ役になっていたのです…

  • 極道女子高生 六章

    六章 いよいよ長かった夏休みも終わり新学期が始まる。誠二は意気揚々とした心持で学校に通う。今や二人の仲は学校でも周知の事実となっていた。 新学期になったとはいえまだ夏も終わってはなく九月上旬は暑く誠二の半袖の学生服の上からも汗が滲み出て来る。その汗を肩で拭おうとした瞬間ハンカチを誠二の額に当てる者がいる。誠二はあやかと思い「脅かすなよあや~」と言って振り向くとそこには奈美の姿があった。この奈美も誠二あやとは小学生からの同級生でこの前の一件もあり誠二は嬉しい気分になっていた。 奈美は言う「誠二君久しぶり、夏休みはどうだった?」 「ま、それなりに楽しんだけどね」 「ふ~ん、そうなんだ」 「何だよ」…

  • 日常生活で感動した事

    感動した事といっても、ま~最近はコロナの影響で外出が激減したとはいえ非常に少ないですね。でも一応あるにはあるので軽く紹介してみたいと思います。 まず感動とは 感動とは物事に深い感銘を受けて強く心を動かされる事。亦は感情,情動,気力などを含む総括的用語で精神機能を知,情,意に分類する場合の情にあたる。とされています。 ま~端的に言えば知性、感性、理性、品性の中の感性に位置し、心を揺さぶられる事と言って良いでしょう。 でもそれは人間が誰から教わった訳でもなく持って生まれた「喜怒哀楽」この四つの感情から生み出されるものであって、ただ嬉しかったとか、涙したとか、そういう類のものではないような気がします…

  • 極道女子高生

    五章 部屋に通された何も口にせずただ座していた。あやは女のくせに胡坐をかいている。 すると親分が「おう誠二君久しぶりだな、よく来た、どうだ面白かったか?」と意外と気さくな挨拶をしてくれた事に誠二も少しは力が抜けた思いになり素直に「はい」と答えた。 「ま~足崩して楽にしなさんな」 「有り難う御座います」 その部屋は十六畳ほどある和室で畳は綺麗な青に近い緑色で床の間には三本の恰好の良い高そうな刀が飾られている。その刀を凝視していた誠二に親分は 「おうあれか、あれは備前長船兼光といってな、岡山の名刀だよ、持って帰るか?」 「いいえ、とんでもありません」 「ま~遠慮するなって、昔から知らない間柄でもね…

  • 牙狼<GARO>

    行け~風のごとく 魔戒の剣士よ 月満つる夜に 金色になれー 闇に潜むホラーを退治する魔戒騎士、その中でも最高位の称号を持つ黄金騎士ガロ。 ガロは一体何処へ向かうのか、人並みの倖せを手にする事は出来ないのか。ただホラーを狩る事だけが生き甲斐なのか。 余りにも切ない宿命(さだめ)を背負ったガロの血筋、だが悔いる事なく退かず、媚びず、省みず、ただ強く前に突き進むのみ。そんな儚くも壮絶で壮大なガロの世界。 いや~カッコいいですね~、マジで痺れます 😉 転生があるのなら自分もガロに生まれ変わりたいと思った事もありましたが、ま~無理ですよね(笑) 特撮ドラマ牙狼<GARO>の紹介です。 ストーリー 画家を…

  • 極道女子高生

    四章 夏休みに入り今度は誠二から積極的にあやを海水浴に誘った。 「海か~、でも私は背中に墨入れてるからな~、そうだ、それなら親父が贔屓にしてるプールに行こうか?」 「海もプールも一緒だろ?」 「それが違うんだよ、そこは親父とは古い付き合いで貸し切りにしてたまに若い衆を連れて行く事もあるんだ、そこなら気兼ねなく遊べるぜ!」 「なるほど、いいな」 誠二も本当は二人きりで行きたかったのだがそれは仕方がない。あやと一緒ならいいと割り切る事にした。 その日も晴れていた。照り付ける陽射しが眩しい、燦然と輝く太陽を見て誠二は青春を謳歌している気持ちになっていた。 だがいざプールに着くと入れ墨軍団がこぞって入…

  • ギャンブル必勝法

    今日は久しぶりに自分の副業ともいえる博打の話、その中でも一番稼ぎ易い競艇、ボートレースの「奥義」を紹介したいと思います。 自分も昔は博打に嵌って借金までしていましたが或る頃から、何故儲からないのか? このまま同じようなやり方をしていたのでは借金は膨らむ一方だ。何とかしなきゃいけないと試行錯誤して編み出したのが「ボート必勝法」です。 この必勝法は至ってシンプルなもので誰にでも直ぐに実践出来ます。 ポイント 自信のあるレースだけを厳選する転がし方感情的になってはいけない たったこの三つを意識するだけで勝率はぐんとアップするのです。 自信のあるレースだけを厳選する これは当たり前の事で言うまでもない…

  • 極道女子高生

    三章 「セイヤ! セイヤ!」 道場にはけたたましい掛け声が響き渡る。誠二も初めの内は気後れしていたが徐々に慣れて行き今では組手の稽古まで行っていた。 あやはそれを横目で見ながら安心していた。 師範は言う「あや、この子初めての割には覚えが早いし素質も十分あるぞ、このまま行くとお前を抜いてしまうんじゃないか」 「こいつこの前街でたむろっていた半端もんをいきなり殴ってぶっ飛ばしたんだぜ、凄いだろ」と自慢げにあやは言った。 「あれほど喧嘩はするなって言っただろ!」 「加減してますから」 「しょうがない奴だな」 稽古が終わった二人は清々しい顔つきで一緒に歩いて帰る。その道すがらあやは 「お前、何時か学校…

  • ホジュン〜伝説の心医〜

    これは一昔前に思いっきり嵌っていた韓流ドラマなんですが、韓流といっても時代劇の方です。自分ははっきり言って韓流現代劇の方には興味ありません。それは何故か? こんな事を言えば反感を買うかもしれませんが、やはりメロドラマが多いような気がします。こういう温いラブストーリーとかあまり好きじゃなくて。ほんとに時代錯誤で困ったものです 😉 無論その限りでもないとはおもいますが。 そこで一時期嵌ってた数多くの韓流時代劇の中でも一番面白かったのがホジュンでした。世界的に見てもこれ以上の人間愛に満ち溢れたドラマがあるのか!?と思ったぐらいです。 そんなホジュンの紹介をして行きたいと思います。 あらすじ 登場人物…

  • 極道女子高生

    二章 朝になり登校のおり当番の若い衆シンが車の中で 「お嬢、昨晩は何処に行かれていたんですか?」と訊いて来た。 「だから何処だっていいだろ、一々干渉してんじゃねえよ」 「すいません、ですが久しぶりに暴れたくなって来ませんかね? 自分ら若い衆もみんなお嬢の喧嘩っぷりをまた見たいんですよ、相手を血の海に沈めるまで止めない夜叉の化身、紅あやさんをね」 「煽てんじゃねーよバカ、喧嘩か~」 学校に着いたあやは昼休みに誠二を呼び出して早速昨晩の夢の事を告げた。 あやはオープンな性格で何の躊躇いもなく夢の話を始め出した。 「分かったか、そういう具合でどういう訳だか知らねえけどお前が出て来たんだよ、どう思う?…

  • 北斗の拳のおもろい見方 3

    前回好評だった「北斗の拳の矛盾点シリーズ」です(笑) いや~とにかく北斗のおかしい点は多いんですよね~。例えばケンシロウは服を何着持ってるんだ? 日々の生活はどうしてるんだ? みたいな稚拙な事まで言うつもりは無いのですがストーリー的にどう考えてもおかしい! と言った点がまだまだあるので引き続きご紹介して行きたいと思います。 赤シャチがパワーアップしている! この赤シャチも矛盾点の多い人ですよね。 第137話においてケンシロウがカイオウにボロ負けしている時の事です。 赤シャチは再び修羅の国に上陸を試みて修羅にやられそうになっていたレイアを助けるのですが、赤シャチは名のある修羅にサシの勝負で勝って…

  • 簡単な借金の返し方

    借りたものは返す。 当たり前の話ですけど、それがなかなか出来ずに借金返済で困ってる方もおられるのではないでしょうか? 今日は実に簡単でシンプルな借金の返済方法を紹介したいと思います。 ポイントとしては 真面目に働いて返済する債務整理をする踏み倒す 経緯 情けない話ですが自分も昔は借金まみれでした。総額では1000万円を超えてました。 何故そんな借金をしたのかというとやはりギャンブルです。パチンコに競馬、競艇、麻雀等色んな博打に嵌ってました。 若い頃初めて消費者金融で借りた10万円。このくらいなら直ぐにでも返せる。 と思ったのが間違いの元でしたね。10万が20万、20万が30万と増えて行く一方で…

  • 極道女子高生

    一章 その朝は天気が良かった。 燦然と晴れ渡る澄みきった空には一筋のヒコーキ雲が一本の矢を射たように果てしなく続いている。 あやはこのヒコーキ雲が大好きだった。 朝食を済ませたあやは日課のように愛犬のシェリーとヘルメスにハグをしてから学校に行く。 シェパードとグレートデーンの大型犬である。 「お嬢、おはよう御座います。行かれますか?」 「おう」 真っ黒なベンツで学校まであやを送り迎えするのは当番の若い衆の仕事でもあった。 あやはヤクザの親分の一人娘である。15歳の頃には既に背中一面に騎竜観音の墨を手彫りで入れていて中学生まではあやに物を云う輩は一人もいなかった。 眠たい午前の授業が終わり昼食を…

  • (祝)ブログ1ヶ月

    本日をもってブログを始めてから一ヶ月が経ちましたる事誠に目出度く申し納め候 これも偏に皆様方からの厚い御支援、御愛顧、御鞭撻によるものであり感謝申し上げ候 そもそも何故ブログを始めようと思ったのか? いや~本当に有難い事です。経ってみれば一ヶ月など早いものですがやり始めた頃は何を書いていいのかさっぱり分かりませんでしたね~ 😢 元々無気力無関心で無能極まりないな自分には記事にする事など何も無かったのです。 たまに人のブログやツイッターを見ても「そんな取るに足りない、言うまでもないような事書いて何がしたいんだ?」などと思っていたのが正直な気持ちです。 そんな自分が何故ブログを始めようと思ったのか…

  • サメとワニ

    終章 ─行く末─ 雄二がした事とは汚職であった。 今度の再開発の件でも陣頭指揮をとっていた雄二にはそのダメージは計り知れない。 雄一が「何でそんな事をしたんだ?」と訊くと。 「図に乗ってたんだよ」 「・・・」 「みるみる出世して行く自分に酔ってたんだろうな」 「で、これからどうするんだよ?」 「恐らくは捕まる事になるだろ」 「・・・」 母が冷静な面持ちで 「豚箱に入って来なさい、そうすれば頭も覚めるでしょう」 と言い放った。 雄一も正にその通りだとは思い汗顔の至りであった。 その内容は大物代議士に賄賂を贈って贈賄の罪に問われる可能性があるのだと言う。 会社でも昇格する事が決まってしまい、もはや…

  • 北斗の拳に学ぶ人生観

    前回までは北斗の拳のおかしな点等を挙げて来ましたが今回は反対に学ぶ点、勉強になる点、感動するシーン、と良い点を幾つか挙紹介して行きたいと思います。 たかが漫画、アニメで何言ってるんだとお思いになる方もいるとは思いますが、されどアニメで結構いい所もあるんですよね。 そんな北斗好きな自分にとっても少なからず影響を受けた所を紹介します。 まずケンシロウは強い これは言うまでもない事なんですけどとにかくケンシロウは強いんです。パチンコでは弱いですが(笑) 勿論北斗神拳の正統継承者ですから強いのは当たり前なんですが、他のアニメと比べて欲しいのです。 例えばキン肉マン。キン肉マンも確かに強いですけど最初か…

  • 政治に見るエンタメ性

    皆さんおはよう御座います。今日も一日ハリキッて行こう (*´▽`*) という事で(どういう事やねん!)今日は趣味の一つでもある「国会中継鑑賞」について話をしたいと思います。 政治にエンターテメント性を求める事自体不謹慎かもしれませんが、これがあるからこそ国会は面白いのです。面白かったら国民の政治への関心度も上がると。ただ理路整然とした質疑応答を見ているだけでは面白くはないのです。 ま、賛否両論あるでしょうけどこれが持論ですね。 国会におけるエンターテイメント性とは まずエンターテイメント (entertainment)とは、人々を楽しませる娯楽を指し、楽しみ、気分転換、気晴らし、遊び、息抜き、…

  • サメとワニ

    八章 ─摩擦─ 「雄二、お前何しに来たんだ?」 「見ての通りさ、土地売買の交渉に来たんだよ」 「何でお前が?」 「うちの会社は不動産も手掛けててね、今回の再開発の件でも重要な地位を占めてるんだよ」 「で、ここを出て行けって?」 「その通りだよ」 「お前自分が何言ってるのか分かってんのか? ここは俺達兄弟が育った家でお前の実家でもあるんだぞ」 雄二は眉一つ動かさずに 「近日中に決めておくれよ」 とだけ言い置いて母には挨拶もせずに去って行った。 みんなは呆然としていたがその顔は哀しみに打ちひしがれている。 雄一はもはや逡巡している時ではない、あいつをどうにかしないといけないと苛立っている。 そんな…

  • 「潮騒」を読み終えて

    言わずと知れた三島由紀夫の代表作「潮騒」 三島由紀夫の作品は全てが代表作とも云えるほど凄いものとは思いますがこの作品を読み終えた感想です。 まず自分のような凡人極まりない人間が三島由紀夫さんの作品について論評する事など恐れ多いのでありますが、熱烈なファンという事でご容赦願いたいと思います。 何か違う 去年は三島由紀夫没後50年という事で昔読んでた三島作品を再び読み返していたのですが、まだ読んでなかった作品の一つがこの「潮騒」でした。 ただ「潮騒」は映画化もされており余りにも有名なのでこれを読まないで三島ファンとは言えない気もしていた矢先書店に行くとちょうど置いてあったので真っ先に手に取って買い…

  • サメとワニ

    七章 ─無明─ この雄二の言動にはまたもや雄一を憤らせるものがあった。 雄一は言う「やはりお前は変わったな、昔のお前じゃないよ」 「ああ変わったよ、人間変わるもんなんだよ、悪いか?」 「お前の変わり方は頂けないという話だよ」 「分かんないな~、何が悪いんだよ、俺は今や一流企業の部長なんだよ、いやもっと出世するよ、こんな小さなラーメン屋ごときに文句言われる筋合いなんかないんだよね」 「何? もういっぺん言ってみろコラ!」 母が割って入る「もう止めなさい」 「母さんは黙ってなよ」と雄二は見下したような態度に出る。 雄一は拳を握りしめていたが小さな子供がいる前なので流石に暴力は控えた。 「どうしたん…

  • バレンタインの淡い思い出

    今週のお題「チョコレート」 チョコレートといえばバレンタイン、バレンタインといえばチョコレートな訳ですが、バレンタインに関しての記事は昨日書いた通りですが一応紹介しておきます。 saga135.hatenablog.jp で、そのチョコレートと訊いて連想するものはといえば 甘くて美味しいと。ま~そのまんまな訳なんですけど(笑) そしてそれを何時食べるのか? という話になって来る訳です。 それはやはり自分としては「酒のあて」に他ならないんですね~ 😉 あげた方としてはどんな時に食べて欲しいのかは分かりませんけど。 ま~そこまでは気にする必要もないでしょう。 始めの頃はどちらかと言えば辛いあてが良…

  • 笑ゥせぇるすまん

    最近「笑うゥせぇるすまん」にちょっと嵌っているのですがそのセールスマン喪黒福造について迫ってみたいと思います。 「笑うゥせぇるすまん」とは 80年代後半から90年代にかけて流行った藤子不二雄Ⓐによる日本のブラックユーモア漫画作品、またはそれを原作とするテレビアニメである。 「謎のセールスマン喪黒 福造(もぐろ ふくぞう)が悩める現代人のちょっとした願望をかなえてやるが、約束を破ったり忠告を聞き入れなかった場合にその代償を負わせる」というプロットから成る一話完結のオムニバス形式となっている。 当時自分は中学生だったのですが結構夜遅くに放送されていた事は覚えています。 ドラエモンのような明るいアニ…

  • サメとワニ

    六章 ─蟠り─ やがて兄弟は結婚して子宝にも恵まれる。 子供の名前を考えていた時、母がこう言った。 「二人共全然違う名前にしなさい、これだけは是非とも聞いて欲しい」と。 二人の夫婦は共にそれを承諾して雄一の子には「真治」、雄二の子には「沙也加」という名前が付けられた。 男と女だったので従兄とはいえ仲たがいする心配もいらないと思ったが二人共に全く関連性のない名前にした。 その後も雄二は出世街道まっしぐらといった感じでみるみる出世して行き、今では部長になっていた。 雄一は相変わらずの責任者止まりで所詮はしがないブルーカラーといった風で責任者でありながらも人間関係もあまり巧くは行っていない。 でも母…

  • 今年のバレンタインの結果は?

    バレンタインの由来 バレンタインデー(英: Valentine's Day)または聖バレンタインデー・セイントバレンタインデー(英: St. Valentine's Day)はキリスト教圏の祝いで主に欧米で、毎年2月14日に行われるカップルが愛を祝う日とされている。古代では多神教の祭日であった。元々269年にローマ皇帝の迫害下で殉教した「聖ウァレンティヌス(テルニのバレンタイン)に由来する記念日」だと、主に西方教会の広がる地域においてかつて伝えられていた。この日、キリスト教圏では一般に家族や恋人など大切な人に贈り物をすることが習わしとなっている。 ま~硬い性格である自分にとってはバレンタインな…

  • 緊急時に大切なもの

    2月13日(土)23時08分頃、福島県沖を震源とする最大震度6強の地震がありました。この地震による津波被害の心配はありません。 この地震について、気象庁は緊急地震速報を発表しています。 この速報を聞いてまず第一に思ったのは「またか!」ですね。 最近はあまり大きな地震も無くて安心していた矢先にこれとは。天の時だけはどうしようもないとは思いますが東北に集中してる事については無慈悲だなという印象を受けざるを得ません。 自分も被災した経験があるのでここでちょっと振り返ってみたいと思います。 阪神大震災の思い出 自分は神戸在住なんで阪神大震災でもまともに被災しました。あれからもはや26年という歳月が経ち…

  • サメとワニ

    五章 ─神妙─ 早くに死別した父が夢に出て来るなど雄一にはとてもじゃないが信じられなかった。 でも何故母はそう思ったのか。寧ろそう確信したような節もあった母の顔には混沌たる思いが描かれているようにも思える。 雄一は思い切って母に訊いてみた。 「何でそう思うんだい?」 「女の感よ、第六感とでもいうのかな」 「なるほど、でもお父さんは何でそんな事を云ったんだろう?」 「それはお父さん自身が昔博打に嵌ってたからよ」 「そうだったの?」 「そうよ、だからこそあんたにはそうなって欲しくなかったのよ、その事をわざわざ言いに夢にまで出て来てくれたのよ」 「・・・」 「だから雄一、もう賭け事はお辞めなさい」 …

  • 水風呂は気持ちいい

    サウナ、水風呂のコンボこそ最高最強 ! 今日もまた土曜日恒例の銭湯に行って来たんですがやっぱり気持ちいいな~ 特にサウナ入った後の水風呂は最高で、極端な話この世にこれ以上の極楽があるのか という感じやね~ (*´▽`*) 頭まですっぽり潜ると滝に打たれたような気分になります。 実におっさんくさい話ですけど、自分は中学生ぐらいからこんな事をしています(笑) まず電気ふろに入って腰痛予防、そしてちょっと体冷やしてからサウナ、何時も行ってる所は風呂もサウナも熱くて、サウナの温度は100℃と ! 他所はだいたい80℃ぐらいなんでかなり熱い方ですよね。 でもここはこの時間帯に行けば貸し切り状態になる事も…

  • 武藤敬司58歳で大活躍

    プロレスリング・ノアの11年ぶりとなった日本武道館大会で潮崎豪を破りGHCヘビー級王座を奪取した武藤敬司が試合後、自身のツイッターを更新した。 武藤は、高山善広、佐々木健介に続く史上3人目となる新日本のIWGPヘビー、全日本の3冠ヘビーの3大メジャー制覇を達成した。58歳1か月での奪取でさまざまな年長記録を更新した。武藤は、ツイッターで自宅でワイングラスを傾ける写真をアップし「GHCのベルトを獲った!!体中痛いけど、自宅で勝利の美酒を味わう」とつづった。 この「勝利の美酒」ツイートにフォロワーから13日午前7時半現在で1万件の「いいね」が付くなど大反響。コメントも「おめでとうございます」。「さ…

  • サメとワニ

    四章 ─暗雲─ 雄一は取り合えず雄二と母に謝った。 「悪かったな雄二、お母さん、ちょっと苛立ってたよ、これからは考え方を改める必要があるな、雄二、俺を一発殴れ」 「そんな事はいいんだよ」 母は「頼むから兄弟仲良くしておくれ」と泣いている。 確かに雄一はもう母を泣かせるような事はすまいと誓った筈だった。 それなのに何時になっても母を悲しませている事に自分を恥じた。 やがて雄二も大学を卒業して大企業に就職した。そこは株式上場までしている全国でも有名な一流企業であった。 夏になり親子三人と母の友人ら数人でハイキングに行く事になる。兄弟は共にボーイスカウトの経験もあり登山は得意であった。母も足腰は丈夫…

  • 休肝日の作り方

    二日酔いで今日はしんどいし気持ち悪いな~。 それほど酷い二日酔いでもないのですが体はダルいです。 昼ぐらいになると治っては来るんですが夕方になるとまた飲んでしまうと。 毎日これの繰り返しですね。 最近は専ら飲まれています。でも飲まなきゃやってられないといった感じですかね。 情けないです 😅 どのくらいからが飲み過ぎになるのか? さまざまな調査から、毎日2合、1週間通して14合以内なら悪影響はほとんどないといえる。だが、毎日3合、1週間で計15合を超えると飲み過ぎだ。もしそんな人が2日間飲まなければ、1週間で計15合に抑えられ、14合という目標に近づく。 こんな調査結果があるらしいのですが自分の…

  • サメとワニ

    三章 ─暁暗─ 二人はそれぞれの進路を決める時期に来ていた。 雄一は高校を卒業して中小企業に就職した。雄一は大学に進学する。 母は取り合えず雄一が仕事を始めた事に安堵していた。 中小企業とはいえ立派で広大な敷地を見た雄一は戸惑っていた。 こんな広い場所なら移動するだけでも相当な時間を要する。みんなはどういった手段を取っているのだろうと。 答えは至って単純明快であった。自転車で構内を移動しているのだ。 家に帰ってその事を母に告げると母は 「それはいい会社に就職出来て良かったな~、これからはあんたらの時代だから頑張ってよ」と安心したような声を漏らす。 雄一は雄一で「おう、任せてよ、しっかり親孝行す…

  • なかなか落ちない体重

    今日は祝日という事でお決まりの銭湯に行ってサウナにも入って来たんやけどなかなか体重は減らない ! ま~すっきりしたからいいんやけど (*´▽`*) サウナなんかで痩せようとしてる時点で甘えてるわな(笑) 結構早い時間に行ったからサウナ4回入って計30分位かな。 で、体重はちょうど1k落ちただけと 😒 勿論落ちたと言っても水分が出ただけなんで脂肪燃焼なんかはほとんどしてないし。 呑んだらまた戻る事は言うまでもないんやけど。 ま~身長180で体重70やったら適正体重ではあるやろうけど、神経質な自分としてはそれでは納得行かないと(笑) やはり運動するしかないでな。 寒いしコロナの影響もあって最近ほと…

  • 長渕特集

    自分にとっての長渕とはとにかく無くてはならない存在であり、長渕剛がいてくれたからこそ今まで生きて来られたと言っても過言じゃないくらいの大の長渕ファンの一人です。 そんな訳でせっかくブログを始めた事だし長渕に触れない手はないという事で今日は長渕について色々と語らせて頂きたい思う次第です。 顔がカッコよくてシブい まず自分が長渕ファンになったきっかけはアルバムでいえば 「HUNGRY」でその中でも特に「勇次」に共感を覚え嵌りました。正に10代の頃の純粋な気持ちを表現した青春の歌だと思います。 当時自分は小学生の3、4年で世の中は80年代真っ盛りという感じで他にもチェッカーズや中森明菜も好きだったん…

  • サメとワニ

    二章 ─青春の黄昏れ─ 二人共中学を卒業すれば直ぐにでも就職して母を楽にさせる事ばかりを考えていたが、流石に今の時代高校ぐらいは出てないと恰好がつかないという母自身の思いもあり二人は高校に進学する。 季節は春、美しい桜の花が咲き乱れて公園や街路は今まで冬眠でもしていたのかというような夥しい数の人々で溢れかえっている。正に春爛漫、花満開という光景であった。 雄一は早や高校3年生、雄二は1年生。 もはや二人共ボーイスカウトの活動にはほとんど顔を出さずに学業に専念していた。 或る日廊下を歩いていたら向こうから1年生の奴等が数人で歩いて来る。すれ違い様その中の一人と肩がぶつかる。雄一は「喧嘩売ってんの…

  • 時が止まったケータイ

    今年の1月いっぱいでPHSのサービスが終了しました。 こんな事を言うと笑われるでしょうけど自分は未だにガラケー派でこのPHSを約7年使っていたのです。 このブログの記事もパソコンから書いてるんですがパソコンがあれば事足りるという感じで未だにスマホの必要性が分からない。そんな時代錯誤な人間ですわ(笑) とはいえ電話が無ければ無論電話する事は出来ない訳でyモバイルのキャリアショップに行った所、やはりガラケーは在庫がない。家電店に行っても同じで取り寄せになるとの事。それも何時入って来るか分からないと 😢 どうせガラケーもあと数年で停止になるらしいのでよっぽどスマホにしようかなとも考えましたが拘りの強…

  • ブログで躍進する

    お題「#この1年の変化 」 とにかく早い、あっという間の一年でした 去年一年を振り返ると確かにコロナの影響もあったんでしょうけどとにかく早く感じましたね。ま~年もあるでしょうけど^^ 仕事ではコロナの影響もなく続けていられる事は幸いです。 1分1秒、時の進む速さは同じ筈なのに不思議な感じもあしますが。 だからこそ時間の進み具合を今の半分ぐらいにして欲しいです。もうこれ以上年を取るのは嫌ですね。 こんな子供のようなわがままばかり言ってても仕方ありません 😒 例年までと比べて変化があったとすればやはり外出は減りましたね。特に飲みに行かなくなりました。去年は一度も行ってないです。 勿論これもコロナの…

  • サメとワニ

    「兄貴の言うてる事は分からんでもないけど甘いな。そんな事ではこの世の中渡って行けないし所詮人生は勝つか負けるかしかないんだよ。」 「お前は誰に口きいてるんだ? お前からそんな講釈垂れられる筋合いはないし調子乗ってんじゃねーぞコラ」 最近の二人の会話といえば何時もこんな感じでお互い貶し合ってるだけで打ち解ける事はほとんど無かった。 一章 ─神話の時代─ 「雄一お兄ちゃーん待ってよー」 「雄二、愚図愚図してたら置いて行くぞ」 「待ってよー」 雄一と雄二は二つ違いの兄弟で何時も仲良く過ごしていた。 兄の雄一は喧嘩早くて短気な所もあったが正義感が強く弟思いのいい兄だった。 対して弟の雄二は喧嘩など幼少…

  • 簡単なホットドッグの作り方

    今日は簡単で直ぐに出来るシンプルでヘルシー&ボリューミーなホットドッグの作り方を紹介したいと思います。 まあホットドッグなんか誰にでも作る事は出来るんですがちょっと工夫するだけで旨さが倍増するコツがあるんです。 まず材料としては 1-ホットドッグ用パン2-ソーセージ3-キャベツの千切り これだけです。全部市販の物でOKです 手順は至って簡単です。 ソーセージは軽く湯通しする そのまま焼いてもいいのですが湯通した方がヘルシーでソーセージ自体が若干ふっくらとした形になるんです。 勿論ソーセージには所どころ刻みを入れた方がいいです。これで全体的に満遍なく焼く事が出来ます。 その時キャベツも一緒に焼き…

  • 釈迦の一生 <第三部>

    ─矜持の果て─ 季節は春、辺りは桜の花が満開だった。正弘は病院に運ばれたが1時間ほどで息を引き取ったらしい。二人共その死に目には立ち会う事が出来なかった。 通夜、葬式で正樹とゆみは涙が止まらない。桜の美しささえ鬱陶しく思われた。ゆみの親っさんは必死に泣くのを堪えているような面持ちでドンと構えている。 正弘の身に一体何が起きたというのだ。訳が分からない。正樹は管轄は違うが内情を探った。すると他殺でそれもリンチされた可能性が高いというのである。 ひょっとすると正弘が言っていた誰かにつけられているというのは本当だったのか、一体誰に、何故。正弘は決して人に恨みを買うような性格ではなかったし学校でも至っ…

  • 人間に育てられたクマ

    またまた感動動画を発見したのでご紹介したいと思います。 前回のシルガ(ライオン)と同じく動物の話なんですが今回は「熊」です。 ケーシーさんの決意 母親を亡くした2頭の子熊を見てこのまま放っておく事を憚られた動物学者のケーシーさんは自らが子熊の親になり育てて行く決心をします。 でもいくら動物の専門家とはいえ丁寧に世話した甲斐も無く1頭は直ぐに亡くしてしまいます。 やはり人間が熊を育てる事は相当難しいのでしょうね。アニメなんかではありそうな感じもしますけど実際にするとなるとそう簡単には行かないと思います。勿論もう1頭の兄弟熊もめちゃくちゃ悲しかったと思います。 ですが残った方の子熊、ブルータスとは…

  • 釈迦の一生 <第二部>

    ─青年期─ 正樹はゆみさんの道場へ行って稽古をつけてもらった。 館長にも世話になる。学校の部活動ではない本格的な稽古だった。 稽古が終わってゆみさんが「あなた今度付き合ってくれない」と聞く。 正樹は何をするのだと不思議に思ったがどうせ空手の関係だろうと思い素直に引き受ける。「え、あ、はい」するとゆみさんは軽く笑った。 約束の日曜日、待ち合わせの場所へ行くとゆみさんはえらく可愛い恰好をしていた。 取り合えずお茶を飲みに行こうと言うのだ。正樹は信じられなかったが付き従うように茶店に入った。 これってデートなのかと思ったが何も言えず座っていた。でも何か言わないといけないと思い、空手の話をし出すと「そ…

  • 北斗の拳のおもろい見方 2

    引き続き「北斗の拳のおかしな所、理不尽な所」第二弾をご紹介して行きたいと思います。 前回と同じく北斗の拳2になるんですがまずは 赤シャチの言動がおかしい 北斗の拳2第14話(北斗全体では123話)において赤シャチがケンシロウに「あんた一体何の為にあの国へ行こうってんだい、金か?女か?」と聞いているシーンがあるのですがちょっと待てよ! と言いたい。ただでさえこの北斗の拳の時代背景は世紀末で一切の文化文明は滅び金などは何の役にも立たない、もはや一銭の価値もない事は北斗1でJEEDが「こんなもん鼻紙にもなりゃしねーよ」と言っていた件でも立証済みな筈。それなのに金の為にそれも修羅の国みたいな危ない所へ…

  • 釈迦の一生 <第一部>

    ─少年期─ その男は銭湯で風呂場のドアを開けるなり 「俺の人生所詮釈迦の一生、俺なんかどうせ釈迦の一生や」 と独り言をそこそこの声量で呟きながら入って来た。 年の頃は50代くらいか、正樹にはその人の言ってる意味が分からず「この人は何を言ってるんだ」と思いながらも何か気になるものがあり釈然としなかった。 釈迦の生涯といえば壮大なもので偉大なる仏教の開祖である事は言うまでもない。 中学生である正樹もそれぐらいの事は知っていたがその人は一体どういう意味で言ったのだろうか、自分は釈迦、或いは仏陀の生まれ変わりとでも言いたいのか。いやそうではない、寧ろその表情は憂いに満ちていて喋り方や仕種からも悲観的な…

  • 勝負師伝説 哲也

    「勝負師伝説 哲也」 これは漫画「哲也 雀聖と呼ばれた男」がアニメ化された作品なんですが自分が大好きなアニメの一つです。博打好きな人にとって聖書みたいなもんですね。 今から20年ぐらい前に週刊少年マガジンで連載されていたんですがその当時は嵌ってて毎週読んでましたね。懐かしいです。 そんな訳でこの作品の見どころなんかを紹介して行きたいと思います。 哲也がクールでカッコよくて強い 当時の日本は終戦直後でまだみんな貧しい暮らしを強いられていたなか哲也はプロ雀士として裕福な暮らしをしている訳ですけど、ま~ちょっと不謹慎な感じもしますがそれだけ人生を麻雀に懸けてたんですよね。それはそれで凄いと思います。…

  • 甘い陽炎

    静かな湖がある。空は薄曇り湖畔には大きな柳の樹が幾重にも連なっていて辺りは濃い霧に包まれている。 気が付けば俺はそんな美しくも幻想的な場所に辿り着いていた。 人影はなく周りを見通す事も難しかったが遠くには鳥居のようなものと一人の老人が釣りをしているのが見える。俺は話しかけた。 「釣れますか?」 「ん~? わしは釣りなんかしとらんけど」 「何をなさってるんですか?」 「ただここに坐って釣り糸を垂れてるだけじゃ」と言って軽く笑う。 まるで太公望のような人だと思ったが何だか俺は怖くなり取り合えず前に進んだ。 湖を抜けるとやっとこさ町らしい風景に出会えたが人家や店も一応あるにはあるが数は少なく完全な田…

  • ひまつぶし

    こんにちは双子座ジェミニのsagaです、必殺技はギャラクシアンエクスプロージョンと。まあそんな事はどうでもいいのですが 😅 今日はひまつぶしについて語って行こうと思います。 仕事を除いては結構ひまを感じている方も多いのではないでしょうか。実際自分は昔から暇を感じ易い性格で「人生はひまとの戦い」と言っても過言ではないくらいでした。 そんな自分でも何とか暇を潰しながら今まで生きて来れました。 その方法、具体例なんかを幾つかご紹介してみたい思います。 ポイントその一 趣味 自分の趣味としては読書、水泳、動画鑑賞、音楽鑑賞、魚釣り、酒等、まあありきたりでパッとしたものはありません。そんな中出会ったのが…

  • 欲望の色 終章 ─決意の朝─

    俺は気が動転していた。いくらあいつがアホとはいえそんな簡単に死ぬタマでもないし、お互いまだ二十歳過ぎ。訳が分からないまま竜に迫った。 「しょーもない嘘つくなよ」 「嘘やったらええけどな」 「マジかいや」 「ああ」 「で、何で死んだんや?」 「それが・・・」 「ええからはっきり言うたれや」 「f先輩や」 「何?」 「あいつヤクザなった頃から虐められとったらしいわ、何も出来ひん奴やったからな、それで何時になってもシノギの一つも出来んし相変わらずシャブばっかり食うとったしf先輩もここんとこ羽振りが悪かったから八つ当たりみたいな感じでボコボコにシバかれてそのまま死んでもたらしい」 俺はあのガキわ!(f…

  • 北斗の拳のおもろい見方

    今日は懐かしアニメで自分も大好きな「北斗の拳」について語って行きたいと思うんですが、ま~北斗の拳は有名やし今更普通に見ていても仕方がないので今回はちょっと角度を変えた楽しみ方を紹介したいと思います。 ポイントとしては 1-矛盾点が多い!2-ケンシロウは強い! この二つだけなんです。 でもこの二つをちょっと意識して見るだけで面白さは倍増します。 という事でまずはこの作品における最大の矛盾点(おかしい、腑に落ちない点)をご紹介したいと思います。 それは「北斗の拳2 15話(北斗全体では124話)」においてファルコが名もなき修羅にやられてしまうシーンなんですね~。 これは有名な話で原作者までもが失敗…

  • 欲望の色 四章 ─断ち切れぬしがらみ─

    俺はもうこの人と関るのは嫌だったが逃げるのも性に合わない。取り合えず話を聞こうと思った矢先にまだ心の準備もないままにf先輩は切り出す「前の一件ではほんまに助かったわ、改めて礼言わせて貰うわ、そやけどお前〇〇会の親分と会うたらしいな、で、娘さんとも付き合うとうらしいやんけ」 蛇の道は蛇とはいえ、えらい早耳だなと思った。 「まあ、そうなんですけど」 「まあええわい、最初からは知っとった訳でもないやろうしお前のプラーベートにまで口出すつもりでもないけどな、そやけどその親分とはきっぱり縁切れよ」 f先輩はそれだけを言い置いて立ち去った。 俺は、寧ろあんたと縁切りたいねんやと心の中で叫んだ。が、はっきり…

  • 三国志

    今日は自分の大好きな「三国志」についてちょっと触れてみたいな~と思いついたんですが。ま~三国志は余りにも有名なんで今更といった感じもしないでもないですけど、一応結構嵌って来た方なんでそんな自分の好きな三国志の媒体を幾つか紹介して行きたいと思います。 まずこの三国志というのは西暦100年代後半~200年代中盤にかけての中国の物語で日本の歴史でいえば戦国時代みたいなもんですかね。 ただ日本の戦国時代と比べると三国志の方は遙かにスケールが大きくドラマティックでその内容もおもろいと言ったのが率直な感想です。 基本となる著書としてはまず「正史三国志(陳寿)」と「三国志演義(羅貫中)」がある訳ですけどお互…

  • 欲望の色 参章 ─期せずして─

    f先輩はさりげない感じで言う「おう英樹、久しぶりやんけ、学校頑張っとんか?」 「お久しぶりです。お陰様で何とかぼちぼち頑張ってますよ」 「そうか~、ところで相談なんやが、お前んとこの兵隊何人か貸してくれへんか?」 「と仰いますと?」 「今言うた通りや、実は今ちょっとやいこしい事なっとってな」 「やいこしいとは?」 「だから、皆まで言わせんなよ、他所の組と抗争になっとんやー言うとんねん」 「そうなんですか?」 「そうなんですかちゃうねん、お前舐めとんかい、2、30人でも貸してくれたらええだけや、簡単な話やろ、これ以上言わせんなや~」 英樹は色々と思案したが渋々承諾した。これが間違いだったのである…

  • 鬼とは

    今週のお題「鬼」 今日は節分という事で今週のお題に取り組みたいと思うんやけど、今年の節分は124年ぶりに2月2日になるとか。だから何やねん!? こんな事を言っては話になりません。しっかりとお題に沿った話をしようではないか 😃 という事で124年前というと1897年、明治30年と。あの頃は俺も若かったな~(*´▽`*) お前は一体何歳やねんと、勿論生まれてもいません(笑) 歴史好きな自分としてはたかが100年という感じで最近の事ような気もしないでもないんですが実際100年という歳月は長いですよね。 節分の思い出としてはやはり「豆まき」子供の頃「鬼は~外」と言いながら家の2階の窓から外に向かって豆…

  • 欲望の色 弐章 ─青春の陰り─

    修二をやったのはf先輩だった。詳しく話を聞くと今回の件でいきなり見返りを求めてこられて自分の女を差し出せと言って来たらしい。それで修二が断ったら有無を言わさずシバかれたんやと言う。 みんなは如何にもfらしいやり方やとは思ったがそこまで根性腐ってるのかと困惑していた。やはりこの人に頼むべきではなかったのだと今更自責の念にかられていた。修二の女も確かにポン中ではあったがあっさりfの女になり今では修二の事など何とも思ってない様子だった。修二はやられ損になっただけだった。 修二も修二で大して凹む訳でもなくそれからもみんなでヤンキー生活をエンジョイしていた。 年が明けてみんなは進路を考えていた。仲間内で…

  • 神戸で噂のチョコレート

    いや~綺麗なチョコレートやね~。思わず今直ぐにでも食べたくなるぐらい旨そうに見えるねんけど。 形もカッコよくて気品があってめっちゃ上品な感じやな~ 😊 俺は元々スイーツやチョコレートとかあんまり興味ないんやけど地元神戸という事もあってちょっと気になる記事を見つけたので紹介したいと思う。 https://www.lmaga.jp/news/2021/02/211702/ (神戸で噂のチョコレートブランド、ついにショップをオープン、googleニュースより引用) 店内も洒落た雰囲気で何か宝石店や貴金属店のような感じもするんやけど(笑) これまでは店舗がなく入手困難やったチョコレートブランドが神戸市…

  • 松竹梅

    早や2月かぁ~。ほんまに月日の経つ早さに戸惑いを感じずにはいられない毎日やけど、要は歳という事やでな 😢 そんな悲観的になってはいけません 😃 2月といえば節分にバレンタイン、でも俺が真っ先に思い浮かべるのはやっぱり「梅」やな~。その美しさは言うに及ばずこのまだ寒い時期にひっそりと咲いてひっそりと散っていく。そんな謙虚な梅に魅かれるし風情を感じるな~✨(*´▽`*) という感じで俺は桜よりも梅派やな。 梅に鶯、松に鶴、朝吉に清次はつきもんでんがな (映画悪名、清次の名台詞より) 【中古】 悪名 DVD-BOX(1) /勝新太郎 【中古】afb 価格:8,481円(2021/2/1 12:52時…

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