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  • どうしてUCLの医学部を選んだの? ①日本か海外か

    「イギリスの医学部に在籍する日本人なんてあまり聞かないけれど、どうしてUCLの医学部に進学したの?」 これは、初対面の方にほぼ必ず聞かれる質問です。 私は小学生から「将来はお医者さんになりたい!」と思っていましたが、高2でインドに留学するまでずっと日本で過ごしていたので、当たり前ですが日本の医学部合格を目指して勉強していました。 実は、海外の医学部への出願を具体的に考え始めたのは、インドの高校卒業1年を切り、イギリスの医学部の出願締め切りまで3か月を切った時期でした。 「どうしてUCLの医学部を選んだのか」という質問に対して、 日本の医学部受験を考えていたが海外の医学部に出願した理由 イギリス…

  • オンライン授業でも臨床手技を習得したい!

    新型コロナウイルスの感染が再拡大したことを受け、政府の方針で大学の対面授業は2月下旬まで中止されています。 医学部等実習を必要とする一部のコースはこのルールの例外とされていますが、それでも学生間での感染拡大を防ぐために、講義やチュートリアルは出来る限りオンラインに移行しています。 私も、オンラインのケースディスカッションや講義に出席していますが、clinical skills (臨床手技)のオンライン授業がとても独特なので笑、その様子をお伝えしたいと思います。 オンライン授業で扱った臨床手技 臨床手技の授業をオンラインで行うために、年度初めに必要な医療器具一式が配布されました。 しかし、処置を…

  • 海外旅行保険で病院受診

    渡英してから3年以上経ちますが、幸いなことに私は今まで一度も体調を崩したことがなく、イギリスで病院にかかったことがありませんでした。(もちろん実習では何度も行っていますが笑) 1月中旬に家で足をひねり、足の甲の真ん中の外側にあるcuboid bone (立方骨)の周りの靭帯を損傷してしまいました。 イギリスの医療サービスに患者としてお世話になった体験をまとめておきます。 イギリスの医療制度で海外旅行保険を活用 ひねった後少しずつ腫れが増していく足を見ながら、「コロナ対応で今忙しい病院で診てもらえるのか」という不安が頭をよぎりました。 怪我から一晩経ってもdorsiflexion(背屈:つま先を…

  • 医学生としてコロナ対応のお手伝い ②参加の決断とサポート

    日本では医学生がコロナ対応に当たることはまだあまり現実的ではないと思うので、私一個人の視点から、イギリスの医学生がどのようにパンデミックを受けた医療現場の最前線で活動しているかまとめておきたいと思います。 ①では、集中治療室(ICU)等でコロナの患者さんを診る前に私が行った準備について書きましたが、今回は、医学生がそもそも参加を決断する理由、また参加する場合医学部や病院から受けられるサポートについてまとめます。 コロナ対応は志願制 「学徒動員」に感じる違和感 「医療が逼迫したヨーロッパでは、医療系学生の学徒動員が起こっている」といった表現を日本のメディアで何度か目にしました。 しかし、戦時中に…

  • 医学生としてコロナ対応のお手伝い ①準備

    ロンドンの感染状況はまだまだ回復の兆しが見えません...。 私の大学の附属病院の様子がBBCで取り上げられていました(日本語字幕付きです)。 病院のキャパを拡大して対応しているため、医療従事者もかなり身体的・精神的に疲弊している様子が伝わってきます。 www.bbc.com 医学生がどんなお手伝いをするの? 拡大する病床数や増加するコロナ入院数に対応するため、私の実習先の病院では、12月後半から医学生も志願制で主に集中治療室(ICU)でお手伝いをしています。 ICUの他にも、 コロナの患者さんが入院している一般病棟でのお手伝い 患者さんの家族とする役割 ワクチン接種のお手伝い などの募集が随時…

  • コロナ禍での病院実習

    コロナウイルスのパンデミックを受けて多くの学校がオンラインに切り替わりましたが、実習時間が卒業要件に含まれている医学部のようなコースでは、完全オンラインとはいきません。 これまでのUCL医学部での病院実習の状況の変化について、時系列で簡単にまとめます。 ↑私の実習先の病院です、こんなに晴れていた頃が懐かしい...! 2020年3月~7月 2月下旬「3月末からのイースター休暇で感染拡大地域(主にアジア)に向かうと、休暇後の講義や学年末試験に支障が出るかもしれない」と大学から連絡が来て、「春休み帰国できないかも」とガックリしていたのも束の間、イギリスで感染が急速に広がった結果、3月中旬には大学が閉…

  • イギリスへの入国記録(2020年1月)

    日本に年末帰国していて、当初の予定より1週間ほど遅れてロンドンに戻ってきました。 ほぼ2週間の自己隔離で終わった冬休みでしたが、ゆっくり過ごしていたので精神的にリフレッシュできました。ロックダウンに加えてmajor incident(重大事態)が宣言されたばかりのロンドンですが、身体・精神の健康を大切にしつつ、実習やコロナ対応頑張ります! www.theguardian.com 私が羽田からヒースローまで移動した際の1月上旬の状況について記録しておきます。 事前準備 どの国から入国するかや国籍・ビザの種類に関わらず、渡英者はPassenger locator formをイギリス入国48時間以内…

  • ブログ始めます!

    はじめまして、まーしーです。 自己紹介 私は現在イギリス・ロンドンのUniversity College London(UCL)で医学部4年に在籍しています。 ↑去年の冬、コロナ禍が到来する前にオックスフォード近郊のブレナム宮殿へ旅行に行きました。また早く自由に旅行したいなあ… 「小さいころからイギリスで暮らしていたの?」と時々聞かれるのですが、海外生活は高校2年の夏から、渡英したのは大学からです。 私は高校2年の時に、経団連が窓口を担っているUnited World College(UWC)の留学プログラムに合格でき、全額支給奨学生としてUWCインド校で2年間国際バカロレア・ディプロマ・プロ…

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