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  • 🎬虹をつかむ男

    1996年 松竹 監督:山田洋次 出演:西田敏行、田中裕子、田中邦衛、吉岡秀隆 就職に失敗し葛飾柴又を出て旅に出た平山売(吉岡秀隆)は、徳島の小さい映画館オデオン座で働くことに。経営する白銀活男(西田敏行)、映写技師の常さん(田中邦衛)や喫茶店の八重子さん(田中裕子)ら、周囲の人々となじんでいく。活男は、八重子にほのかな想いを抱いているが・・・こんな山田洋次原作、監督の物語です。西田敏行の追悼放送で観賞しました。しかし作品自体は、渥美清の追悼でした。最後に寅さんも登場します。様々な映画の話が挿入され、これは好きな映画を語る監督冥利に尽きるなと感じました。「ニューシネマパラダイス」はまたいつか観…

  • 🎬エイリアンVS.プレデター(吹替え)

    2004年 20世紀フォックス 監督:ポール・アンダーソン 出演:サナ・レイサン、ラウル・ボヴァ、ランス・ヘンリクセン 少し斜に構えて見ていましたが、後半は結構楽しめた感があります。エイリアンの本作はとても印象に残っている作品でしっかり記憶に残っていますが、プレデターは確かシュワちゃんでしたよね。見た記憶がないんです。それにしてもやはりエイリアンは不気味ですね。この映画でもあのねっとり感がなんとも言えない気持ち悪さを醸し出していました。まずはプレデターを見てどういう正体のものなのかを確かめてみたいと思います。知らない俳優さんばかりでしたけどたまにこういうのもいいなぁと思う1本でした。

  • 🎬 炎上

    1958年 大映 監督:市川崑 原作:三島由紀夫 出演:市川雷蔵、仲代達矢、中村鴈治郎 三島由紀夫の長編小説『金閣寺』をもとに市川崑監督が映画化した99分のモノクロ作品です。ただこの映画では「金閣寺」という名前は強い反対があったため使用されていません。主演は大映の時代劇俳優・市川雷蔵。初の現代劇主演作で、吃音症の青年を好演したことで数々の主演男優賞を受賞するなど俳優として高い評価を受けた作品となっています。見所は巧すぎる役者さんたち。イヤらしい住職を絶妙に演じる先代中村鴈冶郎、俗物根性丸出しの信欣三、ひねくれた身障者の仲代達矢、チョイ役だがまるで本物の娼婦みたいな中村玉緒(まだ10代です)、そ…

  • 🎬 スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望

    1977年 20世紀フォックス 監督:ジョージ・ルーカス 出演:マーク・ハミル、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー 久しぶりに金曜ロードショーの吹き替え版で見ました。かれこれ50年前の作品なんですね。1977年といえば日本では「幸せの黄色いハンカチ」が公開されています。私は15歳で高校1年生くらいでしょうか。ストーリーはさておき映像のダイナミックな宇宙の展開には驚きました。現代においても十分に通用する作品ですね。VHS、LD、DVDと所有してきましたが、こうして4Kの映像で見てみると、やはりBDがほしくなりますね。しかし手元に置いておこうという選択肢が、配信が充実してきましたのでこれも…

  • gooブログ 思い出の一枚

    今日はこちらで投稿した写真の中から思い出に残る1枚を取り上げてみました2019年5月31日に投稿した一枚沖縄の瀬底ビーチで次女を撮った写真朝日新聞社にも表彰していただきましたあとで気づいたんですが砂浜のタイヤの跡が気に入っていますここでの投稿は今月いっぱいにします5月には過去記事をまとめてはてなブログに引っ越しさせたいと思っていますおそらくゴールデンウイークは予定があまりありませんのでそのあたりでまとめていきそうです引っ越しが完了しましたらお知らせさせていただきますそれでは皆様素敵な金曜日、週末にされてください(^^)/

  • 🎬 陽はまた昇る

    2002年 東映 監督:佐々部清 出演:西田敏行、渡辺謙、真野響子、仲代達矢、緒方直人 世界規格となったVHSの開発の裏で活躍した、名も無き技術者たちの姿を描いたヒューマン・ドラマです。当時の会社名そのままで出てきますのでリアル感があります。2002年の作品なんですけど作り方が古風っていいますか良い意味で古臭い感じがしました。時代背景は昭和で映像自体も昭和のドラマ感が出ていて何か終始安心感がありました。役どころは主人公をしっかりサポートする役の渡辺謙、松下幸之助役の仲代達矢がひかっていましたね。西田敏行さんもいい味出していました。こういう昭和の頑張り屋さんにはぴったりの役者さんでした。私ははじ…

  • ペン習字~昇段しました~とこれからのこと

    ペン習字の昇段試験がありましてお陰様で「四段」をいただくことができました先生のご指導をいただいた結果と思っています「これからますます難しくなっていきますよ」という励ましのお言葉をいただきましたのでさらなる上を目指して頑張っていこうと思いますブログのこれからですが5月末をめどにはてなブログにこれまでのデータを引っ越ししたいと思っていますこちらでのアップはそれで終わりたいと思いますブログを引き続き書いていくかはまだ思案中ですがどこに行ってもいつまた終わるかもしれないブログよりはインスタグラムに書いていこうかという気持ちのほうがあります「ここはまもなく終わります」と言われますとここでの書く気持ちが薄…

  • これからのブログについて

    昨日このブログの終了を知りました皆様も同じようにお知りになったことだと思いますヤフーブログの終了とともにこちらに引っ越したくさんのブロガーさんたちとお知り合いになれたことでとても充実した時間を過ごせたと思っていますこちらの終了に伴いブログというものは一つの時代を終えたのかなぁという思いでいます他のブログも拝見していますがCMで溢れブログを拝見するのにひと手間かかるなぁというところもありますこれからまた新しいブログの中に入っていったとしましてもまた同じような終了ということになるやもしれませんしこのあたりがちょうど潮時なのかと思っていますこれからは少しづつ投稿ペースを落としていって今後SNSとどう…

  • 🎬 居酒屋兆治

    1983年 東宝 監督:降旗康夫 出演:高倉健、大原麗子、田中邦衛、伊丹十三、ちあきなおみ 主演の高倉健さんは勿論、ヒロインの大原麗子の儚げな美しさ、妻役の加藤登紀子のひたむきさ、ちあきなおみのユーモラスな脇役ぶり、はたまた細野晴臣までヒョロヒョロの市役所員役でハマり役。そして極め付けはエンディングで流れる健さんが唄うたうところのテーマ曲の余韻、、、。やっぱり健さんはどの映画でもかっこいいですね。居酒屋の大将をこんなかっこよくやれる役者さんは後にも先にも健さんだけでしょう。山口瞳の原作も読んでみたくなりました。あちらでも皆さん楽しくやっていらっしゃるような気がする作品です。

  • 再発から2年目の定期健診

    今週木曜日は年度初めの忙しい中午前半休をいただいて令和5年2月に再発した腹部大動脈解離の定期健診に行ってきましたCTと心電図をとっていただいて診察でしたお陰様で解離したところは大きくなってなく大丈夫ということでしたが脂肪肝が悪化しているようで再検査になりましたお酒も止めて1日10000歩近く歩いているのに肝臓がよくないのはちょっとショックでした至急に検査をしましょうということでまた来週の木曜日に検査となりました帰り際の扇町(おおぎまち)公園の満開の桜ですバックは話題の関西テレビです来年もまた元気に桜を愛でることを願って急いで職場に戻りました今日は今年最後の桜などを愛でながら過ごしたいと思います…

  • 山歩き~二上山(にじょうざん)~

    ようやく暖かくなった土曜日に桜を愛でに二上山に登ってきました雌岳頂上はまだ五分咲きといったところでしょうか山桜も綺麗に咲いていました鳥谷口古墳の桜は満開でしたここは人も少なくお花見の穴場だと思っていますちょっと最近の運動不足がたたったのでしょうか途中の登りで息が上がってしまいました('_')昨日から早朝ウォーキングで1日10000歩を目指していこうと思います今週も頑張っていきましょう(^^)/

  • 🎬 正体

    2024年 松竹 監督:藤井道人 出演:横浜流星、吉岡里帆、山田孝之、松重豊 横浜流星が色々なタイプの人物に変装して逃げるという設定で、彼の演技力を発揮している作品でした。いきなり口の中を傷つけるシーンから始まるのでどうなるかでしたが、人の優しさが沁みるみたいな感じになっていきます。この辺りが新聞記者を撮った藤井道人監督の持ち味という感じがしました。横浜流星演じる主人公は、本当に人を殺したのか、彼の正体はなんなのか、という点をミステリーとして引っぱる構成でありますが、彼と接する人々が皆いい人なので、ミステリーやサスペンス要素はそれほど強くない感じです。むしろ、ヒューマンドラマ的な要素の方が強く…

  • 日本語教師~春休みが終わりました~

    明日6日で留学生たちの春休みがおわりますいよいよ来週月曜日から新学期が始まりますこの春休みは受入れ準備にあっという間でしたクラス替えや新入生の受入れ昨日は教科書が大量に入ってきましたクラス毎に分けて教室に持っていこうと思いましたがあまりの重さに断念しました(笑)月曜日ロビーで学生たちに渡しますいよいよ新学期が始まります今日は桜を愛でに二上山の山歩きを楽しんでこようと思います皆様素敵な週末をお過ごしください(^^)/

  • 日本語教師~新年度スタート~

    この職に就いてから早くも1年がたちました昨日は新年度のスタートということで午前中は関西空港に新入生のお迎えに行ってきましたミャンマーから来る学生たちを迎える予定だったんですが地震により来日できずで昨日はベトナムからの留学生だけの受入れになりました無事に会えてよかったです午後からは新入生たちの学力テスト今年度は40人受入れ来週からは在校生たちの授業がはじまります卒業の余韻に浸るのも束の間慌ただしく今週が過ぎ去っていきそうです花冷えが続きますね体調管理にお気をつけてお過ごしください(^^)/

  • 🎬 ドライビング Miss デイジー

    1989年 ワーナーブラザース 監督:ブルース・ベレスフォード 出演:モーガン・フリーマン、ジェシカ・タンディ、ダン・エイクロイド ジョージア州アトランタ、1940年代後半~70年代までの約25年間のストーリーです。この作品のなかでもっとも輝いているのはホーク(モーガン・フリーマン)の心持ちでこれぞモーガン・フリーマンといったところでした。彼は黒人で、一人暮らしの老女デイジー(ジェシカ・タンディ)のために、息子ブーリー(ダン・エイクロイド)が雇った専属の運転手。運転手など要らない、と当初ははねのけたデイジーでしたが、やがてホークは彼女にとってかけがえのない存在となっていきます。デイジーは善良で…

  • 昭和のある風景~セピア色の写真~

    母が入院中のため昨日は実家に掃除に行ってきました古いアルバムをめくっているとこんな写真を見つけました左が父で右が父の姉である叔母さんです裏に小学校五年生と書いてあったのでおそらく昭和18年頃なのかなぁと思います写真館で撮っているんでしょうね二人とももう旅立っていきましたがこの写真をもう少し綺麗にメンテナンスしてあげようと思います今日は寒の戻りで寒い大阪です暖かくして素敵な日曜日をお過ごしください(^^)/

  • 🎬 あなたへ

    2012年 東宝 監督:降旗康男 出演:高倉健、田中裕子、佐藤浩市、綾瀬はるか、ビートたけし ご存じ健さんの遺作となった作品です。81歳になった健さんはこうして改めて見ると老いを感じました。久しぶりに見てみますと、妻の遺骨を故郷の海に散骨する意味が今一つわかりませんでした。原作があるみたいですので一度ゆっくり原作を読んででもう一度楽しんでみたいと思います。それにしてもビートたけしの存在感は半端なかったです。

  • 昭和のある風景

    一昨日の日曜日はいいお天気でしたので実家に顔を出してきました懐かしい麒麟の栓抜き見つけたのでいただいてきましたすっかり栓抜きは使わなくなりましたねこんなのもありました私は「ボンボンベッド」と呼んでいましたが夏のリラックスアイテムでした今年の夏は使ってみようかな(笑)探せば昭和のグッズがまだまだ出てきそうな感じですすっかり暖かくなりました桜の開花もまもなくだと思います待ち遠しかった春を全力で迎えたいと思います良い一日をお過ごしください(^^)/

  • 🎬 あ・うん

    1989年 東宝 監督:降旗康男 原作:向田邦子 出演:高倉健、板東英二、富司純子、富田靖子、宮本信子 角刈りではない高倉健と17年振りに映画復帰した富司純子が共演、板東英二との三角関係(プラトニック)で物語は進んでいきます。時代は昭和初期のモダンでノスタルジックな雰囲気を醸し出していますが、日本はこれからあの戦争に突入していきます…。映画の中からも戦争の足音が聞こえます。板東英二がハマり役でした。美男美女、名優たちの中で、その不器用さがなんともいえず良かったです。古き良き昭和の風景、芸者遊びやら、髭を当たると表現していた(散髪屋に顔剃りに行く)のも洒落てました。富田靖子も山口美江も可愛いらし…

  • 色んな風景~美瑛・クリスマスツリーの木~

    寒い日が続きましたが大阪はようやく今日から春らしくなるようです今日の写真は2021年3月の美瑛にあるクリスマスツリーの木早朝でしたので誰もいなく凛とした姿に感動したのを覚えています5年ほどお世話になった写真クラブですが今月いっぱいで退会することにしました撮影会、月例会と月2回の日曜日の時間確保が最近難しくなったことが理由です昨日は送別会をしていただきましたありがとうございましたとってもいい勉強をさせていただいたのを実感しています今日は春の陽気になる予報です素敵な花金をお過ごしください(^^)/

  • 色んな風景~ハワイ・サンディビーチ~

    今日の写真は久しぶりのハワイでの1枚2020年2月、ハワイのサンディビーチワイキキから車で30分くらいだったと思います大きな波がやって来るサーフィンのスポットとしてロコには人気のスポットですこれ以来ハワイには行っていませんのでもう5年前になります今度いつ行けるかぁと日曜日に妻と話をしていました・・・日本語学校は春休みに入っています補習を受ける学生たちが来ますが静かな学校になっています寒いですね今シーズンの最後の冬でしょうかね良い一日をお過ごしください(^^)/

  • 🎬 キングコング(1976 オリジナル言語)

    1976年 パラマウント 監督:ジョン・ギラーミン 出演:ジェフ・ブリッジス、ジェシカ・ラング 我々世代はキングコングと言えばこのギラーミン版ではないでしょうか。CGを駆使する現代の目でみると、特撮などでぬいぐるみのイメージが拭えないですが、スケール感のある悠々たる映像と綿密な展開などは見ているものを飽きさせないと思います。さらにコングの悲劇的なラストも印象的でした。最後の場面は皮肉にも今はなきWTC。残念ながらこのツインタワーはテロにより影も形もなくなってしまいました。そう考えると先取りしていたというか皮肉なものだと思います。

  • 日本語教師~令和六年度 卒業式~

    今週の木曜日富田林市市民会館レインボーホールで卒業式が厳かに執り行われました日本語教師となってのはじめての卒業式で事前の準備、打合せなど色々大変でしたが無事に終わったことにほっとしています卒業生担当の先生を見てますと思わずもらい泣きをしてしまいましたピアノ生演奏で全校で歌う「蛍の光」は感動的でした二部でネパールのダンスを披露する卒業生たち面接の練習を一緒にしたベトナムからの留学生が一緒に写真を撮ってくれました綺麗な民族衣装アオザイを着てくれていますおまけは私のクラスのベトナムの在校生たちと一緒に記念撮影学校は春休みに入りましたすっかり静かになった学校でまた新入生を迎える準備や新しいクラス分けが…

  • 色んな風景~住吉大社(すみよっさん)~

    3月9日の日曜日はいいお天気で大安でしたので新車のお祓いに大阪市住吉区にある住吉大社に行ってきました大安の日曜日でしたのでお参りの人がとてもたくさんいらっしゃいました婚礼、安産祈願、お宮参り、七五三などで神楽殿は満員でした妻と二人でお祓いをしてもらったあと車もしっかりしていただきました気持ちまですっきりした感じです今週は木曜日がいよいよ卒業式お天気がいいことを願ってしっかり準備をすすめていきたいと思います良い一日をお過ごしください(^^)/

  • 🎥 戦場のピアニスト(リマスター・吹替え版)

    2002年 フランス・ドイツ・イギリス・ポーランド 監督:ロマン・ポランスキー 出演:エイドリアン・ブロディ 久しぶりに再見しました。BS放送のリマスター・吹替え版で150分あまりの大作ですが、休憩をいれながらも映画に集中できてとても良かったです。この作品はアメリカ制作ではないことを今回気づきました。ドイツやポーランドがともに制作に携わることに意味があるのでしょうね。映画は本当にこのようなことが起こっていたのだということをポランスキー監督は容赦なく見せつけてきます。人間を戦争という極限状態に追い詰めて、殺していくシステムを作り上げるとは、ほんとに残忍なんだと訴えかけてきているようでした。目をそ…

  • 日本語教師~卒業式・蛍の光の練習~

    3月13日の卒業式に向けて今週の在校生は「蛍の光」を練習しました歌詞を勉強してからの歌唱練習でしたので私も久しぶりの「蛍の光」は勉強になりました今の教育現場では歌う学校がほとんどないと伺いましたが私は卒業式にはぴったりだと思います留学生たちもなんとなく別れの歌なんだなぁという印象があるみたいです歌詞の意味は夏は蛍の光で勉強して冬は窓の雪の反射する月の光で勉強しました時が「過ぎる」ことと「杉」の戸を掛けています日本人でも歌詞の意味を理解することは難しいので留学生たちにはとても難し言葉と思いますが日本の代表する別れの歌としてメロディーと雰囲気を感じ取ってくれればと思います当日はピアノを弾ける先生の…

  • 🎬226

    1989年 松竹富士 監督:五社英雄 出演:萩原健一、三浦友和、丹波哲郎、仲代達矢、渡瀬恒彦 「激動の昭和」と呼ばれる時代を代表する大事件の一つだった226事件。なぜ青年将校たちは決起し、クーデターは起きてしまったのか。その辺の事情はこの作品からはよく伝わってきません。もちろん大きな理由の一つだった農村、漁村らの一般国民たちの苦しみは、主人公たちのセリフからある程度は読み取ることはできますが、陸軍内部の統制派と皇道派との対立といった重要な背景は皆無に近いといってよい程描かれていませんでした。この映画を観ただけでは、重要な背景を理解することは難しいと感じました。キャストは萩原健一、三浦友和、本木…

  • 我が家の愛猫~茶々(ちゃちゃ)~

    久しぶりに茶々の写真を撮ってみました冬の日向ぼっこが気持ちよさそうでしたのでカメラを向けるとしっかりカメラ目線をいただきました(笑)実は年末に顔の横にわりと大きな出来物ができまして痛そうで元気がなくなってきましたので慌てて病院にいき手術となりました毛を剃ったので顔の表情がおかしかったですがようやく元に戻りましたもう12歳になりますので日々元気に過ごしてほしいと思っています卒業式まであと一週間しっかり準備したいと思います良い一日をお過ごしください(^^)/

  • 日本語教師~合唱大会~

    全8クラスの合唱大会が開催されました留学生たち、教職員全てで投票し結果が金曜日に発表されました私のクラスはキロロの「未来へ」を合唱し最高の理事長賞をいただきました!!当日の本番の様子です日本語の発音もほぼネイティブに近かったと評価をいただきました練習した成果が結果となって現れてくれましたいい自信になってくれたのではないかと思います表彰式後の記念撮影この1年間拙い新米教師のもとよくついてきてくれたと思います4月からはまた新入生を担当するという内示をいただきましたので彼らとの授業も残すところあと数回になりました次年度は進路もあり大変だと思いますが陰ながらサポートできたらと思っています大阪は暖かい週…

  • 日本語教師~期末試験~

    昨日は年度末の期末試験でしたこの1年間勉強してきた成果がとわれまた入国管理局に出席率とともに報告されますので留学生にとってはとても大切な試験なんですスケジュールです私は今回はじめて読解のテスト問題を作成しました何回も主任先生からの訂正がありようやくOKをいただきましたテストの作成も大変だと実感しました1問を参考に添付します学生たちは真剣に取り組んでくれましたお疲れ様でした今日はクラス対抗合唱コンクールなんです私のクラスはキロロの「未来へ」を歌います一生懸命練習しましたのでいい結果がでるといいなぁと思いますようやく春めいてきましたねこちらの梅の花も今週末には満開になるようです良い一日をお過ごしく…

  • 🎬 木枯し紋次郎

    1972年 東映 監督:中島貞夫 出演:菅原文太、渡瀬恒彦、江波杏子、小池朝雄 “あっしには、かかわりのねえことでござんす"の名台詞でお馴染み、笹沢左保原作「木枯し紋次郎」。テレビでは中村敦夫でお馴染みですが、映画ではなんと菅原文太主演です。物語は友人の身代わりとなって三宅島の流人となった紋次郎が、新たに流されてきた男の口から裏切られたことを知り、島抜けして復讐を果たすストーリー。三宅島の大噴火、暴風雨をついての海上脱出シーンなど、映画ならではの大スケールが楽しめます。こんな映画があったんだと思うのと、ちょっと楊枝が「長すぎねぇ」と思うほど違和感がありました(笑)文太紋次郎もめっぽう強いです。

  • 色んな風景~春の気配・白梅~

    毎日寒いですね大阪も寒い日が続いています昨日は久しぶりにカメラを持って近くの公園に行ってきました寒い中白梅が咲いていましたので撮ってみました梅は桜とはまた違った趣がありますね素敵な休日をお過ごしください(^^)/

  • 🎬 フェイス/オフ

    1997年 パラマウント 監督:ジョン・ウー 出演:ジョン・トラボルタ、ニコラス・ケイジ FBIの捜査官と悪党の顔が入れ替わってしまうというお話。FBIの捜査官はジョン・トラボルタ。悪党はニコラス・ケイジ。この二人が善人と悪人では表情が変わるのはさすがと思いました。ただ見ていてややこしいです(笑)顔を変えるという医療技術はかなりSFチックでしたが面白いシーンでした。昔ブラック・ジャックでそのようなシーンがあったような気がします。ジョン・トラボルタもニコラス・ケイジもどちらかというとあまり好きではないタイプでしたが、この映画でほかの作品も見てみようかなと思いました。

  • 日本語教師~雪に大喜び~

    今週の大阪は寒波で雪がよく降りましたリアルに雪が降っていることを経験したことがない南アジアからの留学生たちは本格的な雪に大はしゃぎでした授業を途中で中断して雪体験に切り替えました写真はアヌシュカさんです(アップ了承済み)もう少し寒波は残るようですね冬を楽しむ程度であってほしいと思いますお気をつけてお過ごしください

  • 🎬 瀬戸内少年野球団

    1984年 日本ヘラルド 監督:篠田正浩 原作:阿久悠 出演:夏目雅子、岩下志麻、郷ひろみ、伊丹十三、島田紳助、渡辺謙 阿久悠原作で夏目雅子の遺作、渡辺謙の映画デビューとなった作品です。敗戦直後の淡路島を舞台に、野球を通して子供たちに民主主義を学ばせようとする女教師と、スポーツに目覚めていく子供たちとの絆を描きます。小学校教師の駒子を演じる夏目雅子がとにかく綺麗、上品で清楚、素晴らしい女優さんだったと思います。そして他のキャストも演技派揃いですごく見応えがありました。戦争で片足をなくした駒子の夫を郷ひろみ、戦争で夫を亡くし女身一つで激動の中をたくましく生き抜く女性を篠田監督の実の奥さんでもある…

  • 🎬 花束みたいな恋をした

    2021年 フィルムメイカーズ 監督:土井裕泰 出演:菅田将暉 有村架純 菅田将暉と有村架純のW主演でタイトルからも分かるように、ラブストーリー映画です。どんなに趣味や価値観が合い、どれだけ愛していても時が過ぎて環境が変わればそれもまた変化していく。という恋愛映画の王道を描いています。結局、「恋している時が1番楽しいのである」と思いました(笑)変わるもの、変わらないものはあり、必ずしも正解ではないですが、その時選んだ選択を後悔しないようにという感じでしょうか。ただ別れた理由がわからなかった・・・ちょっと自分的には消化不良でしたけど、お二人の演技が楽しめる作品でした。還暦過ぎて見る映画ではないの…

  • 🎬 ラ・ラ・ランド(吹替え)

    2016年 サミットエンターテインメント 監督:デミアン・チャゼル 出演:ライアン・コズリング、エマ・ストーン ミュージカルといえば朗々と歌い上げる歌唱法の印象ですが、主役の2人はあまり声を張らず、ミュージカル場面以外の台詞とほぼ変わらないボイスで歌うシーンが多いのが印象的でした。ミュージカルを苦手な自分にはちょうどい良かった感じでした。物語は二人の主人公を中心に進み、思い通りには行かない葛藤があり、それでも彼女のためにと思えば頑張り、本音を語り合っている時はリアル感がありました。お互いがお互いを励まし、正面を向くように語っていたりするところはいい感じがしました。最後のシーンで結ばれる感もあり…

  • 🎬 みとりし

    2019年 アイエス・ワールド 監督:白羽弥仁 出演:榎木孝明、村上穂乃果 温かい死を迎えるために、本人の希望する形で旅立つ人の心に寄り添いながら見届ける「看取り士」を描いたヒューマンドラマです。ちびゴリさんのレビューを拝見して知った作品ですが、この「看取り士」という職業はこの映画で初めてしりました。内容は、看取り士という職業を通じていくつかの死を考える映画になっています。素朴な看取り士さんが、誰もが迎える他者の家族の死という、人生の岐路を様々な形にて映し出し、共に受け入れていきます。両親や最愛の人の死を人は迎えることがあるので、その時が来たらどうあるべきなのか、どうするべきかヒントになる様な…

  • 🎬 燃えよドラゴン

    1973年 香港 ワーナーブラザーズ 監督:ロバート・クローズ 出演:ブルース・リー 香港の伝説的アクションスター、ブルース・リーのハリウッド進出作で、世界中にカンフーブームを巻き起こし彼の代表作となりました。2023年にはワーナー・ブラザース創立100周年記念と製作50周年、ブルース・リー没後50年にあわせて「燃えよドラゴン 劇場公開版 4Kリマスター」として期間限定上映されました。やはりブルース・リーのカンフーは本物の強さを感じます。終盤の大乱闘とハンとの一騎打ちは鏡の視覚効果と相手の凶器の爪は今見ても燃えますね。ハンは悪役にふさわしい外道ぶりで、自身も命令するだけでなく強いのが良いです。…

  • 🎬 トップガン マーヴェリック

    2022年 パラマウント 監督:ジョセフ・コシンスキー 出演:トム・クルーズ、エド・ハリス、マイルズ・テラー、ジェニファー・コネリー ご存じのトム・クルーズを一躍スターダムに押し上げた1986年公開の世界的ヒット作「トップガン」の続編です。第95回アカデミー賞では作品賞を含む6部門にノミネートされ音響賞を受賞しています。当然我がシステムのサラウンド音響の発揮で、自分も戦闘機に乗っているようなリアルな臨場感体験できました。これぞアメリカ作品といったところですね。トムはいつまでも若くかっこいいです。因みに私と同い年(笑)コロナで2年以上公開が延期になったようですが、トム・クルーズの希望で当面は配信…

  • 🎥 ゴジラ-1.0(マイナスワン)

    2023年 東宝 監督:山崎 貴 出演:神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、佐々木蔵之介 庵野秀明総監督による『シン・ゴジラ』以来七年ぶりとなる純国産のゴジラ作品で、ゴジラ生誕70周年記念作品。第96回アカデミー賞で、アジア映画史上初のアカデミー視覚効果賞の受賞を果たしたことでも話題になりました。強靭かつ巨大な体躯、恐るべき再生能力、そして圧倒的な破壊力を誇る放射熱線、世界的にも高評価を得た高度なVFXで描き出されるゴジラ(呉爾羅)が暴れ回る姿は迫力満点です。本作のタイトルにある『-1.0』には〝戦後、無(ゼロ)になった日本を負(マイナス)に叩き落とすー。〟という意味が込められているそうです。罪悪…

  • 🎬 亡国のイージス

    2005年 松竹 監督:阪本順治 出演:真田広之、中井貴一、寺尾聡、佐藤浩市 今年最後のブログアップになりました。邦画をよく見ました。それとBS放送を録画しての鑑賞が多く、それでもまだ観れていない映画がたくさん保存されています。今年は定年退職しましたので、もう少しゆっくり映画や音楽を楽しめるかと思っていましたが、新しい職場が忙しく、逆に多忙だった1年だったと思います。来年はもう少しゆっくりしたペースで映画をたのしめたいなぁと思います。どんどん見ても忘れていくばかりですので(笑) 拙いブログにお付き合いいただきありがとうございました。皆さまよいお年をお迎えください。

  • 🎬 影の車

    1970年 松竹 監督:野村芳太郎 原作:松本清張 出演:加藤剛、岩下志麻、小川真由美 松本清張原作の鬼畜では岩下志麻さんが妻で小川真由美さんは不倫相手でした。今回は逆の設定になっています。岩下志麻と加藤剛の濡れ場シーンが少し多いのが特徴でしょうか。但し岩下志麻さんのポロリはありません。子役のけんちゃんがなんとも不気味で可哀相でした。この物語も清張は子どもを上手く絡めて作っていると思います。この映画は親子2人の幸せな生活に突然やって来た見知らぬおじさん。このおじさんは子供時代の悪夢の様な出来事を思い出しけんちゃんに自分を重ね妄想していきます。許されぬ仲の関係は慎重に慎重を重ねても難しいのと、ま…

  • 🎬 ドラゴンへの道(英語版)

    1972年 香港 監督、主演:ブルース・リー 久しぶりの鑑賞でした。やはり全ブルース・リー作品の中でこの作品が一番お気に入りです。クライマックスのチャックノリスとのコロシアムでのストレッチからの死闘これは凄いです。超人的な武術に怪鳥音、ヌンチャク、投げ矢などの武具も楽しめる贅沢仕様でアクションシーンがいっぱい楽しめます。それととってもストーリーがわかりやすい作品です。ブルース・リーの武術をたっぷり楽しむならこの作品でしょうかね。手持ちのBDには日本語吹替えが残念ながら入っていません。BSでもなかなか吹替え放送がないのが残念です。

  • 線は、僕を描く

    2022年 東宝 監督:小泉徳宏 出演:横浜流星、清原果耶、江口洋介、三浦友和、富田靖子 水墨画を題材にした珍しい作品です。書道を少し嗜んでいますので、水墨画の筆の使い方や墨の作り方などがとても興味深く見ることができました。映画の中の「見えないものを描く」「命を描く」、このセリフ(その場面も)がとても心に響きました。書に向き合う中で私自身も揺れている気持ちが少しありましたので落ち着きました。主人公も、取り巻く人々も、いい役者さんばかりだし、とても心地よい演技だったのでもう一度見たい作品です。でも続けてではなく、少し間をあけてまた観たらどう感じるか、ただ2時間では物足りなかったような。もう少し濃…

  • 🎬 天城越え

    1983年 松竹 監督:三村晴彦 製作:野村芳太郎 原作:松本清張 出演:田中裕子、渡瀬恒彦、平幹二郎 40年前の作品ですが、若かりし頃の田中裕子はドキッとするような妖艶さがありますね。この作品は時間軸の移動がありますので少し難解なところもありますが、時間軸として移動するのは渡瀬恒彦だけですので、若かりし頃のエネルギッシュな渡瀬と年老いた渡瀬を楽しむことができます。こうして見てみると鬼籍に入った俳優さんがたくさん出られていますので懐かしく見ることもできました。作品は、少年の視点、刑事の視点、そして現代になっての視点という3つの視点から構成されており、複雑な時間軸の移動が作品に独特の緊張感を与え…

  • 🎬 スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼

    2020年 東宝 監督:中田秀夫 出演:千葉雄大、白石麻衣、成田亮、井浦新 前作からの続いての鑑賞となりました。前作は身近に起こりうる可能性がある内容でしたが今回は身近な内容ではなくかなり大がかりなものになっていました。それとスマホは落としてませんでした(笑) ヒロイン役の白石麻衣は襲われるシーンがとてもリアル感があってよかったですが全体的に演技はまだまだといった感じで、彼氏で刑事役の千葉雄大は全く警察官に見えませんでした。成田亮は上手かったですね。ただあんな簡単に警察署脱走されちゃダメでしょうといった感じで突っ込みどころはあるなぁといった感じです。ただお笑いタレントさんが出てくるシーンがある…

  • 🎬 悪人伝(吹替え)

    2019年 韓国 監督:イ・ウォンテ 出演:マ・ドンソク、キム・ムヨル 久しぶりの韓国映画でした。もちろん吹替えです。韓国語で日本語字幕で見るのはちょっと無理です。最近洋画もオリジナル言語で見るのはなくなりました。もう字幕を見ながら映画を見ることはできないのかもしれませんね。 物語は警察VSヤクザVS連続殺人鬼で、ヤクザと警察が手を組むというちょっと考えられない構図でした(笑)。それにしてもドンソクは強かったですね。強面で鍛えらえた肉体、何回刺されても死なないという役柄でぴったりだったと思います。相手役の刑事はは武井壮かと思うくらいそっくりの役者さんでした。たまには韓国映画もいいですね。ただし…

  • 🎬 8年越しの奇跡の花嫁~奇跡の実話~

    2017年 松竹 監督:瀬々敬久 出演:佐藤健、土屋太鳳、薬師丸ひろ子、杉本哲太 知らない作品でしたが、はじめから映画にどんどん引き込まれていきました。やはり実話としての作品ですから訴えかたといいますか、視聴者に与えるものは強いものがあると思います。物語は難病にかかり昏睡状態になってから数年して目覚め、厳しいリハビリを経て8年後に結婚するという話です。健康的な優等生の印象が強い土屋太鳳は、闘病中の(おそらくは薬の副作用)パンパンに膨れ上がった顔を特殊メイクで再現し、従来のイメージを突き破ろうとする意気込みを感じさせてくれます。佐藤健は決して格好つけたりするのではなく、ちょっと不器用だけど真面目…

  • 🎬 ティン・カップ (吹替え)

    1996年 ワーナーブラザーズ 監督:ロン・シェルトン 出演:ケビン・コスナー、レネ・ルッソ 最近あまり見なくなったケビン・コスナーが主役のゴルフを題材にした作品です。ケビン・コスナーがダメな男な感じなんだけど、後半はかっこよく描かれています。レネ・ルッソはこの当時はめちゃくちゃ綺麗ですね(『マイ・インターン』で彼女を見ましたが、今もスタイル抜群で美しいのでしょうね) 笑えてワクワクと元気がもらえる映画でした。古き良きアメリカの感じが出てると思います。またゴルフドリームの夢を見させてくれる一本で「ゴルフは刻むことも大事だが、時には勝負する時も大事」と人生に問いかけてくれるような作品でした。

  • 🎬 荒野の七人

    1960年 アメリカ 監督:ジョン・スタージェス 出演:ユル・ブリンナー、スティーブ・マックイーン、チャールズ・ブロンソン、ジェームス・コバーン 鑑賞:BSテレ東(吹替え) 久しぶりに見ましたがやはり面白いですし、憧れの名優たちの若かりし姿を見れますので今でもワクワクしますね。黒澤明監督の「七人の侍」のリメイク版ですがどちらも今見ても古さを感じません。もうみなさん鬼籍に入られましたがいつまでもも輝く名作だと思います。今回はBS放送で見ましたが音質映像とも60年以上も前の作品とは思えないほど見事に蘇っていました。ブルーレイが欲しくなってAmazonを見ましたが残念ながら販売していません。いい映像…

  • 🎬 ミッシング

    2024年 ワーナーブラザーズ 監督:𠮷田恵輔 出演:石原さとみ、青木崇高、中村倫也 鑑賞:Amazonプライム 今年公開の作品がもう配信されていました。石原さとみ主演ということなので迷わず見てみました。石原さとみさんってこんなスゴい女優だったのかと驚いた1本でした。特に失禁するシーンなんかはとてもリアルで鳥肌もんでしたね。全体的に深みのあるリアリティーある演技でした。夫役の青木崇高さんの少し冷静でいるけど内心はそうではない、一つ一つの言葉や表面張力のようにあと一滴で感情が溢れそうになるぐっとこらえた演技も秀逸でした。中村倫也さんの正義とはなんなのか揺れ動く記者も素晴らしかったです。それとなん…

  • 🎬 夜叉

    1985年 東宝 監督:降旗康男 出演:高倉健、田中裕子、ビートたけし、小林稔侍、いしだあゆみ 鑑賞:BS松竹東急 降旗監督と健さんコンビの異色作品といった感じでしょうか。初見でした。この当時の田中裕子は綺麗といいますか色気を感じるようで感じない本当にいい女優さんだなぁって思います。福井の海と厳しい寒さの中で物語が進んでいきます。閉鎖的な村で生きる漁師とその妻たち、元極道の男(高倉健)、突然現れる水商売の女(田中裕子)とそのヒモのチンピラ(ビートたけし)それぞれ住む世界が違うもの同士がひとつの港町を舞台にトラブルを起こす様子が描かれていきます。見ものは健さんと田中裕子との不倫関係に落ちていくラ…

  • 🎬 八つ墓村

    1977年 松竹 監督:野村芳太郎 出演:萩原健一、小川真由美、山崎努、中野良子、渥美清 鑑賞:BS松竹東急 ご存じの横溝正史原作、渥美清が金田一耕助を演じた松竹映画の空前の大ヒット作品です。「祟りじゃぁ~」のCMでも大ヒットの要因でしょうか。当時のロードショウの映画館にはなかなか入れなかった記憶があります。じっくり見るのは2回目と思いますがストーリーがちょっとややこしいですね。推理ものでありながら金田一による謎解きのくだりがかなり短縮されているのも一因かと思います。金田一が解決のために旅をするシーンがありますがどこが問題解決になっているのかがはっきりしないのも消化不良の原因でしょうか。クライ…

  • 🎬 バットマン

    1989年 ワーナーブラザーズ 監督:ティム・バートン 出演:マイケル・キートン、ジャック・ニコルソン 鑑賞:地上波デジタル放送(吹替え) 初見です。最近ジョーカー2が公開されたのでその宣伝もあって地上波の深夜枠で放送されたんだと思います。よくご存じのバットマンシリーズの第一弾です。もう40年も前の作品になるんですね。今観ると流石に時代を感じさせる内容でした。ゴッサムシティでバットマンとジョーカーが戦う暗くて渋い映画です。この映画の主人公は題名の通りバットマンなのですが、バットマンはジョーカーよりも影が薄いと思いました。と言うかこの映画は、ジョーカーの存在感が濃すぎる感があります。やはり名優ジ…

  • 🎬 張込み

    1958年 松竹 監督:野村芳太郎 原作:松本清張 出演:大木実、宮口精二、高峰秀子、田村高廣 鑑賞:BS松竹東急 松本清張が原作の野村芳太郎が監督というと名作「砂の器」が有名ですが、この作品は野村監督が清張作品を取りあげた1作目だそうです。時代は昭和30年代モノクロ作品です。物語は東京で強盗殺人が起き、主犯は逮捕されますが、相棒(田村高廣)は銃を持って逃亡します。相棒は肺病を患っており、佐賀にいる元カノ(高峰秀子)に会いに行く、と思われ、刑事(大木実、宮口精二)を派遣し、向かいの旅館で見張ることになります。犯人を追う話ですが、サスペンス要素は薄いです。高峰秀子は主役の刑事の、プライベートな決…

  • 🎬追憶の殺人

    2003年 韓国 監督:ポン・ジュノ 出演:ソン・ガンホ、キム・サンギョン、パク・ヘイル 鑑賞:BS松竹東急 久しぶりの韓国映画です。もちろん吹替えで鑑賞です。実際に韓国で起きた婦女暴行連続殺人事件を元にした作品です。韓国映画の特徴なんでしょうか、日常の描写を挟んできて、やたら生々しく描かれた生活風景があることで胸糞悪い描写がより強調されて見えてしまうんですよね。このリアル感が邦画にはあまり見られないように思います。物語はテンポよくすすんでいきますがラストは何が言いたかったのかがわからないまま終わってしまいました。ただ韓国映画が苦手とはいえ、ポン・ジュノ監督&ソン・ガンホのコンビの作品は面白い…

  • 🎬 きいろいゾウ

    2013年 ショーゲート 監督:廣木隆一 出演:宮崎あおい、向井理、柄本明、松原智恵子 鑑賞:BS松竹東急 西加奈子のロングセラー小説の映画化ということですが、この原作者も知らずただ宮崎あおいちゃんが出ているというだけで見た1本です。物語は出会ってすぐに結婚し、お互いのことを「ムコさん」「ツマ」と呼び合う夫婦を主人公に、傷つきながらも2人で生きることの意味を学んでいく姿を描いていきます。とにかくひと言で言えません(笑)。独特の雰囲気がありました。これは原作の西加奈子を読んでみないとわからない世界感なんでしょうね。わかりやすい映画が好きな自分にとっては、抽象的でよくわからなかった感があります。ツ…

  • 🎬 極悪女王

    2024年 NETFLIX 監督:白石一彌 出演:ゆりやんレトリィバァ、剛力彩芽、唐田えりか 1980年代に大活躍したダンプ松本とクラッシュギャルズを軸としたほぼ実話どおりの物語でNETFLIX配信、白石一彌がメガフォンを撮っています。エピソード5まであり約5時間超えの作品ですが、飽きさせず一気に見てしまいました。ゆりあんのダンプ松本は、前半は入門し冴えない日々を送る様子から一転して、あのダンプ松本に変わっていく様が彼女の家庭環境を絡ませうまく表現されています。プロレスシーンはまるで当時を彷彿されるかのようにリアルで迫力がありました。それと特筆すべきは長与千種役の唐田えりか、途中から長与本人が…

  • 🎬 ロストケア

    2023年 東京テアトル 監督:前田哲 出演:松山ケンイチ、長澤まさみ、柄本明 鑑賞:Amazonプライム 還暦を越えてこういう作品を見ますと、自分と照らし合わす方も多いのではないかと思います。物語は日本のこれからに非常に重要な、重苦しい問題を突き付けてきます。大量殺人の動機は、介護で犠牲になる人々を解放することでした。介護は体力的にも精神的にも追い詰められていきます。殺人が救いになるなど、あってはいけないことですが、現実から目を背けてもいけないのでしょう。これからさらなる超高齢化社会の日本ではこれは全くの絵空事ではないように思います。介護を受ける人の尊厳、介護する人の尊厳、どちらも守ることは…

  • 🎬 影踏み

    2019年 東京テアトル 監督:篠原哲雄 原作:横山秀夫 出演:山崎まさよし、尾野真千子、北村匠海、大竹しのぶ 鑑賞:地上波放送 内容がわからない作品でした。難しかったのは双子の弟北村匠海さんの存在。はじめは子分かと思いきや、双子の弟。あれ?2人の年が違い過ぎないか?あ、そうなのか、ゴーストのような存在だったんですね。そこに行き着くまでに時間かかり過ぎました。ストーリーが支離滅裂で刑事役の竹原ピストルの犯人探しなのか、滝藤賢一のこれまたびっくり双子の事件なのかもう何が何だかこの映画の行き着きたい先が分からないような1本でした。おそらく原作から脚本を起こしたときに、欲張り過ぎたのでしょうね。焦点…

  • 🎬 男はつらいよ 旅と女と寅次郎

    1983年 松竹 監督:山田洋次 出演:渥美清、都はるみ、倍賞千恵子 鑑賞:BSテレ東(デジタルリマスター版) 久しぶりに寅さんを見てみました。シリーズ31作目でマドンナは都はるみ、舞台は佐渡ヶ島です。定番なのでで見ていてやはり安心しますね。大きなドラマや悪い人なんかは出てきませんが独特の安定感がありました。今回のマドンナは都はるみさん、設定も本物の歌手都はるみという設定です。これまでの寅さんとは少し違って都はるみの歌唱やステージなども楽しめるエンターテインメント版となっているような感じがしました。彼女も当時色々と悩みを抱えていたようで演技の中にもリアルさが垣間見られる作品となっています。今は…

  • 🎬 孤高のメス

    2010年 東映 監督:成島出 出演:堤真一、夏川結衣、余貴美子、生瀬勝久、柄本明 鑑賞:NHKBSプライム 原作(ベストセラー)・ドラマともに知らず、新鮮に見られました。金も名誉も関係なく、ただ目の前の患者を救うことだけを考える医師の物語です。緊迫した手術場面の描写も多く、俳優さんたちの努力が見える作品に仕上がっていました。日本独特の倫理観から、脳死=人の死として受け入れられず、日本では腎臓以外の臓器移植自体がなかなか広まらない状況が今でも続いている問題だと思います。この映画の舞台になっている昭和、法整備も出来ておらず移植をした医者が殺人罪に問われる事例もあったので、医療界全体が臓器移植に消…

  • 🎬 東京日和

    1997年 東宝 監督:竹中直人 出演:竹中直人、中山美穂、松たか子、三浦友和 鑑賞:BS松竹東急 写真家の荒木経惟(竹中直人)と妻(中山美穂)のエッセイが原作で監督は竹中直人です。妻は気分の浮き沈みが激しく、フラリと居なくなったりします。少しメンタルをやられているのかはわからないですがそのあたりは見る側に委ねている作品です。写真家の夫もちょっと変わっていて、平気で隠し撮りをしたりします。陽子(中山美穂)が舟の中で眠るところは、アラーキーの写真になぞってあるらしく、ここは見どころになっていると思います。あと、野の花を片手に走ってくるシーンは、みぽりんがズルいくらいかわいく撮っています。その傍ら…

  • 🎬 奇跡のリンゴ

    2013年 東宝監督:中村義洋 出演:阿部サダヲ、菅野美穂、山崎努、伊武雅刀 鑑賞:地上波デジタル放送 数々の困難を乗り越え、不可能と言われた無農薬リンゴを開発した木村秋則氏の実話を映画化した作品です。2回目となりましたが、阿部サダヲにはぴったりの田舎もんの役柄で脇を固めるは、青森の頑固親父を伊武雅刀、山崎努の演技が光ります。全編通じて夫婦愛の深さと大切さをガッツリ観られます。決して押し付けがましくなく、ピュアそのものでした。実際、10年余も試行錯誤を人は続けられるだろうか。成功の道筋すら見えない中で、自分一人ならまだしも家族を巻き込み、心も体もメタメタにされながら耐え続けられるだろうか。まさ…

  • 🎬 ねことじいちゃん

    2019年 クロックスワークス 監督:岩合光昭 出演:立川志の輔、柴咲コウ、柄本佑、田中裕子、小林薫 鑑賞:地上波デジタル放送 動物写真家それも猫の作品が多い岩合光昭さんの映画初監督作品です。当然ながら猫がふんだんに登場してきます。物語は島の住人と猫たちとのふれあいに絡ませ、島外からカフェを開設しに島にやってきた柴咲コウがうまく絡んでいきます。立川志の輔さんと猫との絡みが多いですが、とてもよくなついている様がほっこりとさせてくれます。ドラマチックな展開や特殊効果はありませんが、猫の演技が凄いなぁと感心しました。このあたりが岩合光昭監督の腕の見せ所といったほのぼのとした気持ちになれる1本でした。

  • 🎬 ワイルドスピード スーパーコンボ

    2019年 ユニバーサル 監督:デヴィット・リーチ 出演:ドウエイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム 鑑賞:地上波デジタル放送(吹替え) 地上波放送は必ずと言っていいほど洋画は吹替えで放送してくれるのがいいですね。今では衛星放送と画質音質ともほとんど差が無いように感じます。この作品ももちろん吹替えで楽しませていただきました。ワイルドスピードのスピンオフとなっていますが、もうワイルドスピードではないように思います。やはりヴィン・ディーゼルと亡きポール・ウォーカーは必須のような気がしますね。この作品にも家族愛が描かれていました。ドウエイン・ジョンソンがサモア出身の設定でサモアの人たちが描かれて…

  • 🎬 家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。

    2018年 KADOKAWA 監督:李闘士男 出演:榮倉奈々、安田顕 鑑賞:地上波放送 一見バカバカしいタイトルですが、ほのぼのしていてクスッと笑えます。そして実は夫婦について、人生について深く考えさせられるそんな映画でした。榮倉奈々っていう女優さんははじめて見ましたが明るくて可愛くていいですね。劇中様々なコスプレが登場します。費用は馬鹿になら無いと思いますが実話らしいんです。見ていてすごい夫婦愛を感じますが、私のような考え方が古いのと初老の人間には読み解くのは難しいです(笑)。でもやっぱり、榮倉奈々さんが可愛かったし、ほのぼのと見させて戴きました。

  • 🎬 少女〜an adolescent

    2001年 ニッポンムービー 監督:奥田瑛二 出演:奥田瑛二、小沢まゆ、室田日出男、夏木マリ 鑑賞:Amazonプライム 奥田瑛二の監督デビュー作だそうです。Amazonプライムを見ているとジャケットのインパクトが良かったので見てみました。R15作品です。町の警官が15才の少女の惚れてしまい肉体関係を持ってしまうお話ですが、町でのクズ警官ぶりと不道徳ぶりが奥田瑛二によってうまく演じられています。こういう聖職者の不道徳ぶりを扱った作品は難しいと思いますが上手く演じられていました。15歳の主人公は小沢まゆという女優さんで知らない方でした。今でも活躍されているそうです。入れ墨がこの映画のキーワードに…

  • 🎬 道頓堀川

    1982年 松竹 監督:深作欣二 出演:真田広之、松坂慶子、山崎努、佐藤浩市、加賀まりこ 鑑賞:BS松竹東急 東映の深作欣二監督がめずらしく松竹で純愛に近い作品を撮った1本です。今からかれこれ40年以上も前の作品ですので皆さん若いです。やはり松坂慶子の美しさは際立っていますし、濡れ場も楽しませてくれます。ところどころに深作監督らしい血しぶきがあがります。このあたりは見ていて唸りますね。流石だと思います。お話は松坂慶子を道頓堀川にみたたて、その両脇に様々な登場人物のストーリーが配置されています。終盤のハスラー親子対決はなかなかの名シーンですが、あくまでも松坂慶子が主演です。出番が真田広之、佐藤浩…

  • 🎬 大河の一滴

    2001年 東宝 監督:神山征二郎 原作:五木寛之 出演:安田成美、三國連太郎、倍賞美津子、渡部篤郎、南野陽子 鑑賞:BS松竹東急 五木寛之のエッセイを映画化した作品です。安田成美の若さがはじけている反面晩年の三國連太郎の重厚なお芝居が楽しめます。一途で頑固な親父をやらしたらやはり右に出るものはいませんね。奥さん役は倍賞美津子、復讐するは我にありを思い出してみていました。古都金沢とロシアを舞台にした家族、幼馴染、儚い恋を描いたちょっと切ない物語に仕上がっていました。

  • 🎬 火花

    2017年 東宝 よしもと 監督:板尾創路 原作:又吉直樹 出演:菅田将暉、桐谷健太 鑑賞:地上波デジタル(ABC) 小説は芥川賞を受賞していますがまだ未読です。漫才と取り組む3人をベースにして物語は展開していきます。菅田将暉、桐谷健太も大阪出身なので大阪弁は問題なく違和感なく入ってきました。やはり大阪漫才を舞台にしていますのでこのあたりのキャスティングは正解だったと思います。ラストあたりの菅田将暉の漫才をとおしてのメッセージは見事だったと思いますし相方役の2丁拳銃の川谷も流石だと思いました。板尾創路監督作品を少しなめていた感はありましたが見終えた感はうなりました。力作だったと思います。小説も…

  • 🎬 イコライザー THE FINAL

    2023年 ソニー 出演:デンゼル・ワシントン、ダゴダ・ファニング 鑑賞:Amazonプライム(配信) デンゼル・ワシントンの安定した正義の味方を演じる3作目です。もうこれで最後のような感じのタイトルですね。本当にファイナルなんでしょうか。原題では、ただの『イコライザー3』でしたけど。それにしても相変わらずデンゼル・ワシントンの強いこと。そこがこのシリーズの醍醐味だからいいとして、撃たれれば血も流すし、痛みも感じる。そこらへんのさじ加減が絶妙な感じがしました。ダコタ・ファニングのキャスティングもばっちりだと思います。彼女がゴージャスな美人キャラじゃなかったのが本当によかったです。それにしてもこ…

  • 🎬 スピード2

    1997年 20世紀フォックス監督:ヤン・デ・ポン出演:サンドラ・ブロック、ジェイソン・パトリック、ウイレム・デフォー 鑑賞:BS日テレ(オリジナル言語) 前作で主演したキアヌ・リーブスが降板したため、ヒロイン役だったサンドラ・ブロックを主役に据えたストーリーとなっています。アメリカではラジー賞最低続編賞を受賞しています。というものの見た印象は海上パニックもので、やはり前作と同じような息もつかせぬスリリングな展開となっていました。大型客船を舞台にしていますが、タンカーとぶつかる瞬間なんかは当時としてはよくできている感があります。前作と比べられないくらい記憶も薄れております。もう一度前作を見直し…

  • 🎬 舞妓はレディ

    2014年 東宝 監督:周防正幸 出演:上白石萌音、富司純子、長谷川博己、草刈民代、竹中直人 鑑賞:NHKBS 上白石萌音が主演の田舎出身の方言の強い女の子が、厳しい修行に耐えながら立派な舞妓さんになっていくお話です。題名は「マイフェアレディ」からいただいているようですがパロディ作品ではありません。脇を固める俳優さんも皆さん個性的で京都弁(花街言葉)を実にうまく演じてました。流石周防監督作品でした。隠れた名作だと思います。

  • 🎬 天国の駅 HEAVEN STATION

    1984年 東映 監督:出目昌伸 出演:吉永小百合、三浦友和、西田敏行、津川雅彦、丹波哲郎、中村嘉葎雄 鑑賞:BS松竹東急 吉永小百合の汚れ役それも女性初の死刑囚を演じています。濡れ場もたくさんありますがそのあたりは不完全燃焼といったところもありますが、小百合ファンにはここまでやらなくてもいいのに感はありました。それと三浦友和は悪役です。40年前の作品ですから当時は衝撃的な役どころであったように思います。最後に絡んできますのが名優西田敏行、この映画は怪演といった役どころでした。今では作り出すことが不可能と思える障がい者役を見事に演じています。物語は重く切ないですが、吉永小百合の犯人役には罪悪感…

  • 🎬 ダイ・ハード ラストデイ

    2013年 20世紀フォックス 監督:ジョン・ムーア 出演:ブルース・ウィルス、ジェイ・コートニー 鑑賞:地上波デジタル放送(吹替え) ご存じのダイ・ハードの最後の作品です。ブルース・ウィルスは病気で引退してしまいましたのでなんか切ない感じで見ていました。そういう思いからか冒頭のシーンはとても老けた感じがありました。この作品は舞台はロシアで息子が登場します。この息子がジャケット写真にもありますようによく似ています(笑)。カーチェイスあり爆破シーンありの大画面で見るのはにぴったしの作品です。AmazonでBDが1000円で販売されていました。ポチリます(^^)/ ブルース・ウィルスの余生が穏やか…

  • 🎬 ゲッタウェイ

    1972年 アメリカ監督:サム・ペキンパー出演:スティーブ・マックイーン、アリ・マッグロー鑑賞:NHKBS(オリジナル言語)有名なマックイーンの作品ですが初見です。マックイーンの魅力はありますがストーリーは今一つだったように感じました。あまり感情移入できないシーンも多々ありましたが、ゴミの収集車で運ばれて出されるシーンは迫力がありましたね。ちょっと西部劇ぽい作りがマックイーンに似合っていると思った作品でした。共演のアリ・マッグローはマックイーンと本当の夫婦になってしまったんですね。晩年のアリ・マッグローも観てみたいですがこの後あまり映画出演はにようでお元気でいらっしゃるのでしょうか。

  • 🎬 女王蜂

    1978年 東宝 監督:市川崑 出演:石坂浩二、中井貴恵、岸恵子、高峰三枝子、司洋子、仲代達矢 鑑賞:BS松竹東急 この映画はこれまでの市川崑監督作品の歴代犯人役の女優さんが全て登場するという豪華なキャスティングになっています。ただ中井貴恵は新人さんなので演技がまだまだ素人というところが見どころでしょうか。中井貴恵さんは最近すっかり見なくなりましたね。この作品で衝撃的な映像がありました。市川崑監督の金田一シリーズの凄いところは大昔の回想シーンで代役を立てないことだと思いますが、これまでは女優さんが若かりし頃を演じていましたが、この作品では仲代達矢が学生服姿の大学生を演じていました。これは少しコ…

  • ジョーズ

    1975年 ユニバーサル 監督:スティーブン・スピルバーグ 出演:ロイ・シェイダー、ロバート・ショー、リチャード・ドレイファス 鑑賞:BSトェルビ 皆さんご存じの超有名なスピルバーグ監督の大ヒット作品です。久しぶりに再見しましたがやはりこの映画は引き込まれるものがありますね。リマスターされて高画質高音質で蘇って無料放送してくれるのは嬉しい限りです。改めてロバート・ショーに死に方は見事にサメの恐怖感を出していると思いました。50年経った今でも普通に違和感なく楽しめる作品こそ名作と言えるのでしょうね。Z世代にも是非とも観てほしい1本です。

  • 🎬 石内尋常高等小学校 花は散れども

    2008年 シネカノン 監督:新藤兼人 出演:柄本明、大竹しのぶ、豊川悦司、川上麻衣子、六平直政 鑑賞:BS松竹東急 本作公開時96歳の映画監督新藤兼人の半自伝的映画です。昭和の時代って先生に対してのリスペクトはかなり高いものだったように思います。そういう懐かしい時代の教師像を柄本明が見事に演じています。卒業してからの小学校の恩師との交流と、幼なじみとの恋愛の行く末を描いています。恩師が泣くくだりがあったり(柄本明)とか、当時にしては珍しいと思われる超積極的な女の子を大竹しのぶが演じています。同窓会って全然ありませんが小学校時代の同窓会を母校でできたらいいなぁと思う作品でした。六平直政さんって…

  • 🎬 CURE

    1997年 大映 監督:黒沢清 出演:役所広司、萩原聖人 鑑賞:BS松竹東急 連続殺人事件の参考人に翻弄される刑事の姿を描いたサイコ・サスペンス映画です。今回、黒沢清監督の映画をはじめてじっくりと鑑賞しました。役所広司の演技が凄過ぎて見入ってしまいました。萩原聖人も不気味さがよかったです。ストーリーは、後半の核心に迫るにつれ難解になっていきます。主人公と精神病の奥さん、主人公と精神病の犯罪者(殺人幇助)、という対比がこの話のメインとなっていきます。その対比をしながら主人公の葛藤、抑圧したものの爆発が上手く展開されていて、非常に見応えがありました。最後はどんどん主人公に乗り移っていった様に見えま…

  • 🎬 あちらにいる鬼

    2022年 ハピネット 監督:廣木隆一 出演:寺島しのぶ、豊川悦司、広末涼子 鑑賞:Amazonプライム ご存じの瀬戸内寂聴さんの伝記映画です。なんといっても見どころは寺島しのぶの剃髪シーンではないでしょうか。それにしても俳優さんは大変な仕事だと思います。寺島しのぶが途中から瀬戸内寂聴にみえてくるのも流石の演技だったと思います。私自身は瀬戸内寂聴という人の生き方に共感していませんので、この作品も斜めから見ていましたが、おそらく純粋だったんだろうなぁという思いがしました。ただ理性を抑えられない人だったんだという印象もありました。出家して説法を説くほどの人だったのか、尼になってからもステーキを平ら…

  • 🎬 わるいやつら

    1980年 松竹 監督:野村芳太郎 原作:松本清張 出演:片岡孝雄(現片岡仁左衛門)、松坂慶子、藤田まこと、宮下順子、緒形拳 鑑賞:BS松竹東急 現片岡仁左衛門さんがお坊ちゃまの病院長で主役ですが演技的にはいまいちの感じがしました。やはりこの当時の松坂慶子は美しいですね。それに声もなんとなくセクシーな感じがあって見ていてあきません。宮下順子さんの脱ぎっぷりはお見事です。この映画の鍵となる役柄が藤田まことでしょうか。中村主水のイメージが強いですがラストシーンの表情は見る価値ありだと思います。それと後半から登場する緒形拳、この人の登場によりこの映画はぐっとしまった感じになるのはやはりいい役者さんだ…

  • 🎬 鬼畜

    1978年 松竹 監督:野村芳太郎 原作:松本清張出演:緒形拳、岩下志麻、小川真由美、蟹江敬三、大竹しのぶ鑑賞:BS松竹東急久しぶりにみましたがやはり見応えがありますね。気弱な父親役を緒形拳が見事に演じているのと、鬼嫁と化す岩下志麻、冒頭だけですが強烈な妾役の小川真由美、ぴったり配役だったと思います。ストーリーはご存じの妾が産んだ幼子たちと押し付けられた父親が背負った宿命と業を描いたヒューマンドラマです。緒形拳扮する父親の葛藤がとてもよく描かれていると思います。子供が健気で切なく、娘が大切にしていたオルゴールが効果的に使われており心に響いてきますね。今回は効果音もよく聞けましたので使い方は「J…

  • 🎬 復讐するは我にあり

    1979年 松竹 監督:今村昌平 出演:緒形拳、三國連太郎、倍賞美津子、小川真由美、清川虹子 鑑賞:BS松竹東急(デジタルリマスター版) これももう45年前の作品になりますが、デジタルリマスター版で見事な映像で蘇ってくれました。初見からとてつもないショックを受けて以降、何度となく見返していますが、衝撃度は今でも何ら変わる事はありません。主人公は緒形拳扮する榎津巌、見事に演じてくれていると思います。今回は小川真由美の母に扮する清川虹子に惹かれました。元殺人犯で収監された過去を持つ、老いた風貌の中に凄みを携えた演技、競馬場から榎津と帰るシーンのセリフ「殺すなよ、榎津!!」は緒形拳に一歩もひけをとら…

  • 🎬 砂の器

    1974年 松竹 監督:野村芳太郎 脚本:橋本忍、山田洋次 出演:丹波哲郎、緒形拳、加藤剛、森田健作、島田陽子、加藤嘉 鑑賞:BS松竹東急(デジタルリマスター版) かれこれ50年前になる昭和の名作をデジタルリマスター版で見事に映像も音声も蘇っていました。DVDは持っていますがBDはまだ持っていませんのでやはりこの映画は手元に置いておきたい1本ですね。なんといっても親子の放浪のシーンでしょうか。台詞なしで流れる映像がこの作品の最も印象的なところではないでしょうか、それと加藤嘉と背広姿の丹波哲郎が療養施設で面会するシーンが心を震わせるものがあります。昭和の懐かしい名優さんたちを楽しむには話が重すぎ…

  • 🎬 ウホッホ探検隊

    1986年 東宝 監督:根岸吉太郎 脚本:森田芳光 出演:十朱幸代、田中邦衛、藤真利子 鑑賞:BS松竹東急 もう40年ほど前の映画ですが、公開当時評判がよくレンタルで借りて見たのを覚えています。すっかり内容は忘れていましたが、こういう少しマイナーですが上質な作品がBS松竹東急で放送されますので、すっかり最近はこの放送局にはまっています。今はテレビドラマ「熱中時代」も放送されていますので、放送局の垣根を超えた番組制作に昭和のファンとしては嬉しい限りです。さてこの映画ですが、主人公は中学生と小学生の息子を持つ兼業主婦の十朱幸代、仕事はインタビュアー雑誌の記者。夫は単身赴任で研究員、職場に愛人がいま…

  • 雁の寺 (1962年 大映)

    監督:川島雄三 原作:水上勉 出演:若尾文子、木村功 鑑賞:BS松竹東急 川島雄三監督をまた見てしまいました。前回は若尾文子主演の「しとやかな獣」で今回も若尾文子主演の「雁の寺」いずれも妖艶な若尾文子が楽しめます。小柳ルミ子主演の「白蛇抄」とはまた違ったエロティシズムが感じられました。それにしても水上勉が描く寺の住職はどれも生臭坊主そのものですね。その堕落住職に虐げられる青年僧侶と寺に囲われている若い女性こういう構図は水上勉ならではなんでしょうね。日本独特の世界なのかなぁと思います。キリスト教ではあまり見られないのではないかと思います。川島雄三監督作品はなかなか骨太ですね。「白蛇抄」と違って直…

  • 🎬 犬神家の一族(2006年度版)

    監督:市川崑 出演:石坂浩二、富司純子、松島菜々子、尾上菊之助 鑑賞:BS松竹東急 市川崑監督の遺作となった犬神家の一族のリメイク版です。キャストは金田一耕助の石坂浩二以外はほとんど変わっていますが、加藤武、大滝秀治はそのままの役だっだと思います。やはり石坂浩二こ金田一耕助は安定しているといいますか安心して見ていられますね。自分には一番しっくりといく金田一耕助です。他は前作が島田陽子だったのが今回は松島菜々子これまたぴったりのキャスティングでした。犯人役は前回高峰三枝子が富司純子、助清があおい輝彦から尾上菊之助となっていますが、さすがのキャスティングでした。それと犬神佐兵衛が仲代達矢、これも三…

  • 🎬 八重子のハミング

    2017年 アークエンタメ 監督:佐々部清 出演:升毅、高橋洋子、梅沢富美男 鑑賞:BS松竹東急 若年性アルツハイマー病を発症した妻を、在宅で献身的に介護をする夫とその家族を中心にした作品です。夫婦役の升毅と高橋洋子の身体を張った演技がすさまじかったです。改めて役者さんって凄いなぁと思いました。アルツハイマーや認知症、記憶関連の話はとても辛い話ですね。個人的には様々な病の中でも一番辛いのではないかと思います。生きているのに分からないそして赤ちゃんに戻っていく姿が正直辛すぎます。自分が将来そうなるのも嫌だし辛いし、家族がそうなってしまって介護して向き合う自信もありません。だからこそ見ないといけな…

  • 🎬 ダイハード4

    2007年 20世紀フォックス 監督:レン・ワイズマン 出演:ブルース・ウィルス、ジャスティン・ロング、ティモシー・オリファント 鑑賞:地上波デジタル放送(吹替え) 流石にこの年代になると犯罪もサイバーテロとかになってきますよね…今作の相棒も今までの相棒キャラと違って今時の若造って感じのジャスティン・ロングが演じてます。本来であれば逮捕される側の人間なのですが。ストーリー展開、テンポが良くて非常に面白い4作目でした。主人公の強さを表すド派手なアクションシーンを映像技術が際立たせていて映画の魅力を底上げしていました。登場人物の個性もしっかり作り込まれていて良かったです。今回はデジタル放送というこ…

  • 🎬 つぐみ

    1990年 松竹 監督:市川準 原作:吉本ばなな 出演:牧瀬里穂、中島朋子、真田広之 鑑賞:BS松竹東急 西伊豆松崎の梶虎旅館が舞台となっています。従姉のまりあ(中嶋朋子)の語りで綴られるつぐみという名の同級生の従姉(牧瀬里穂)の話。ともに18~19歳時の撮影ですから若く可愛いです。中嶋朋子の透き通るような美しさが印象的です。他には財津和夫とあがた森魚、安田伸が出演してるのも貴重だと思います。梶虎旅館はもう残念ながら無くなったらしいです。物語は不思議ちゃん「つぐみ」に惹かれ振り回されるお話。そのあたりの牧瀬里穂の演技は上手かったと思います。派手な割に静かに淡々と進んでいく、これが吉本ばななの世…

  • 🎬 ボブという名の猫2 幸せのギフト

    2020年 イギリス 監督:チャールズ・マーティン・スミス 出演:ルーク・トレッダウエイ 鑑賞:地上波デジタル放送(吹替え) 1作目からの続編で、ボブとともに極貧生活を送っていた頃を振り返る展開になっています。2は貧困問題、社会的弱者、動物愛護により踏み込んだ内容になっていました。困っている人、動物に手を差し伸べ「救う」ということについていろいろ考えさせられつつも、終始ボブとジェームスのフレンドシップが微笑ましくてこちらも優しい気持ちになる作品です。時間も92分と空いた時間にサクッと見れる1本だと思います。

  • 🎬 女優

    1987年 東宝 監督:市川崑 出演:吉永小百合、森光子、石坂浩二、中井貴一、菅原文太 鑑賞:BS松竹東急 日本映画史を代表する大女優である田中絹代の半生を描いた市川崑監督のドラマ映画です。吉永小百合が田中絹代を演じていますが、やはり美しさは際立っています。それと菅原文太演じる溝口健二監督が渋くて良かったです。こんな文太は見たことがないのでそういう面では貴重な1本だと思います。

  • 🎬 ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男

    2017年 ユニバーサル 監督:ジョー・ライト 出演:ゲイリー・オールドマン 鑑賞:Amazonプライム(吹替え) 『ダークナイト』シリーズでは優しいゴードン警部補のイメージが強いゲイリー・オールドマンですが、今回は短気で口が悪くイライラした演技と特殊メイクでチャーチル本人のように似ていると評判だった1本です。因みにオールドマンの特殊メイクを担当したのは、日本人メイクアップアーティストの辻一弘さんです。物語は戦争映画を第一線の戦場ではなく遠く離れた政治の場での駆け引きの面から見せることで、かえって現実味を感じました。『ダンケルク』の裏での国内外の交渉の様子が興味深かったし、英国映画らしいテンポ…

  • 🎬 遥かなる山の呼び声

    1980年 東宝 監督:山田洋次 出演:高倉健、倍賞千恵子、ハナ肇、吉岡秀隆鑑賞:BS松竹東急 もう何回も見た高倉健主演の作品です。やはりこの作品の健さんはかっこいいですね。最後の列車内の小芝居がとても素敵です。手渡したハンカチの色が黄色というのも粋な演出です。特に最後の列車の中のハナ肇は上手いです。最近はこの最後のシーンを見るためにあるような1本だと思います。今回はBS放送で見ましたが、DVDと違って映像が素晴らしく美しくなっています。やはりBDで手元に置いておきたくなる名作です。

  • 🎬 宮沢賢治 その愛

    1996年 松竹 監督:神山征二郎 出演:三上博史、仲代達矢、八千草薫、牧瀬里穂 鑑賞:BS松竹東急 宮澤賢治生誕100年を記念して制作された作品です。有名な「雨にも負けず」は知っていますが、他の作品は文章が明治時代のものなので途中で読むのをやめたのを覚えています。宮澤賢治は貧しい生活を送った末に若くして病死したという勝手なイメージを持っていたのですが、そこそこ裕福な商家(質屋)の生まれだったのは意外でした。そして彼が仏教への信心と寒冷地の農業に身を捧げていたことも初めて知りました。そんな彼の人となりがこの映画で理解できたのですが、ただ彼がいつどうやって素晴らしい作品群を執筆したのか、今ひとつ…

  • 🎬 続・座頭市物語

    1962年 大映 監督:森一生 出演:勝新太郎、城健三朗(若山富三郎)、水谷良恵 鑑賞:BSトウエルビ ご存じ勝新の座頭市シリーズ2作目です。モノクロ作品となっています。勝新と若山富三郎との兄弟共演が見れる珍しい1本になっています。勝新太郎の居合さばきは見事なものがありますが、お兄さんの若山富三郎も見事な刀さばきでした。こうしてお二人の若かりし頃の共演を見ますと、もう少し長生きしてもらって晩年の共演も見てみたかったと思います。BSトウエルビで全シリーズを放送してもらったんで、録画でゆっくり見ていこうと思っています。このジャケットの市はかっこいいですね(^^)/

  • 🎬 アントニオ猪木をさがして

    2023年 ギャガ 監督:和田圭介、三原光尋 出演:アントニオ猪木 鑑賞:Amazon 昭和のプロレス、猪木ファンとしましては、この映画の予告観た時に映画館のスクリーンで、猪木さんを観ようと思いましたが、あっという間に公開が終わり公開から3ヶ月で、アマゾンプライムで鑑賞となりました。定番の決め台詞「元気があれば何でもできる!」アントニオ猪木は死してなお、私達に勇気や元気を与え続けてくれる真のスーパースターだと思います。内容はインタビュー有り、対談有り、講談有り、ドラマパート有りと面白くも珍しい構成で、猪木信者には何分賛否はあると思いますが私としましては楽しめるのではないかと思います。自分が生き…

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