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  • 許された気になれる『不完全宣言』(林 けんじろう)

    よぉし、もう五月五日を「こどもの日」なんて呼ばせないぞ。(本文より) たまに入試に出る作家の発売間もない本。 テンション高めなドジっ娘の東京行脚が 軽快なノリで描かれたストーリーだよ~。 やっぱしこの先生は旅の描写に滅法強い。 そのルートに惹かれて試したくなったわ。 子どもの成長って観点でも魅力十分だよ。 これは弱さと向き合う力をくれそうな話。 欠点を抱えたままでもいいんだよという エールが疲れた身体にじんわり効いたな。 大人の俺も許された気分になれちまった。 これはストライクゾーンがガバガバかも。 会話劇っぽさがある本作の難易度は普通。 こんなレビューで魅力が伝わればと願う。 テンポよく弾む…

  • 鮮やかなまでの解像度『ぼくたちの卒業写真』(天川 栄人)

    そう、僕の中学生活は、何の問題もなく、うまくいっていた。この日、彼に声を掛かけられるまでは。(本文より、ボッチ男子の心情) 今年の読書感想文コンクール課題図書に 著書が採用され注目度上昇中の天川先生。 そんな作家の6月に発売された新作だが 今作は発売早々から話題を呼んでいるな。 陰キャそのものだった少年がらしくなく なっていくストーリーにグッとくる上に 問題文にも抜群に使いやすいって評判だ。 確かに素材適性は高く2章後半のように 出題箇所がかぶりそうな名シーンもある。 問題に使えそうな箇所の例 二章中盤〇車椅子への思い込みに冷や水 二章終盤◎考えを変えた少年が躍動する 三章中盤△カメラを向ける…

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