「あ・・・あ・・」突然現れたキム・チョルに、高校生達は動揺を隠せない。愛想笑いを浮かべながらチョルに挨拶をする。「お・・おおキム・チョル!久しぶりだな」「・・誰だ」 「え?俺だよ、覚えてないか?前に・・」 「次は誰かって聞いてんだよ。早くしろよ」 早くもブチギレているチョルを見て、ミエたち三人は息を呑んだ。ひいいっ「こねーのか?」凄みながら一歩踏み出すチョル。高校生達は口元を引き攣らせながら後ずさった。「ちょ、ちょっと待ってくれよ。なんでこんなに怒ってんだ?」「とりあえず聞いてくれよ。何か誤解してるようだけど、俺らはただこの子らとゲームしてただけなんだって! ヒョンソクがゲーセンで会ったことあっから・・顔見知りで、そのついでにただ一緒に楽しく遊ん・・」 「顔見知りじゃないですけど!!」 ジョ・ハンがす...第九十五話②