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  • アトレ信濃町のつば九郎神社

    東京・関東巡り:記事一覧 社寺祠堂巡り:記事一覧 はじめに 散歩がてらアトレ信濃町に寄ったところ、館内に東京ヤクルトスワローズのマスコットであるつば九郎の神社があるらしいことに気が付いた。 つば九郎神社 館内に入り、エスカレーターで2階に上がる。 バーガーキング裏にある空間に向かうと、つば九郎神社はそこに鎮座していた。 つば九郎神社はみなとみらい勝利神社やコンサドーレ神社と同じような神社で、東京ヤクルトスワローズの必勝を祈願する場所だ。 創建は2022年5月31日となっている*1。 御祭神は不明(つば九郎でいいのだろうか?)、というか神を祀るというより必勝祈願所だろう。 自分はヤクルトは贔屓球…

  • 町田街道沿いの石仏群

    東京・関東巡り:記事一覧 社寺祠堂巡り:記事一覧 はじめに 前回の記事で書いた地蔵堂から町田街道を相原方面へ進む。 地蔵堂より200〜300mほど先にある三ッ目交差点まで来たところで、すぐ近くに石仏が並んでいることに気が付いた。 石仏群 庚申供養塔 石仏の一番左には覆屋があり、その中に石塔が祀られている。 花立てらしきものもあるので、付近の方が管理しているのだろうか。 ここの他の石仏もそうだが、由緒書等は見当たらない。 石塔の文字は風化しており読み辛いが、どうやら「庚申供養塔」と書いてあるらしい。 建てられた年月などは見えなかった。 秋葉大権現常夜燈 庚申供養塔の右側には、「秋葉大權現」と刻ま…

  • バス停の由来になっている地蔵堂

    東京・関東巡り:記事一覧 社寺祠堂巡り:記事一覧 はじめに 東京都と神奈川県の県境近くを走る町田街道を通った際に、「堂の前」という名前の神奈中バスの停留所を見かけた。 気になって周囲を見てみると、本当に御堂の目の前にあるバス停だった。 恐らくこの御堂がバス停の名前の由来なのだろう。 地蔵堂 扁額によると、地蔵尊を祀る地蔵堂であるらしい。 由緒書等は見当たらなかったため、由緒や創建年は不明だ。 堂内には地蔵尊像が丁重に祀られており、多数の提灯が吊り下げられていた。 今でもきちんと管理され、お祀りされているのがよく分かる。 【地蔵堂】 住 所:東京都町田市小山町3555-1前 御本尊:地蔵尊 社祠…

  • 御徒町の猿田彦神社

    東京・関東巡り:記事一覧 社寺祠堂巡り:記事一覧 はじめに 上野から秋葉原へ向かって歩いている途中、御徒町駅南口から30秒ほどの所にあるビルの1階に神社が鎮座しているのを発見した。 どうやらこの神社は猿田彦神社というらしい。 猿田彦神社 猿田彦神社は由緒書等は見当たらなかったため創建年など詳細は不明ながら、名前からすると猿田彦大神を祀るものと思われる。 社殿の所に「椿大神社」の文字が見えるので、伊勢国一宮である鈴鹿市の椿大神社から勧請したのかもしれない。 社殿の横には大きな木彫りの猿、布袋尊、不動尊、ガネーシャなど様々な像が置かれていてインパクトがある。 【猿田彦神社】 住 所:東京都台東区上…

  • MARK ISのみなとみらい勝利神社

    東京・関東巡り:記事一覧 社寺祠堂巡り:記事一覧 はじめに 横浜・みなとみらいにあるグランモール公園に隣接して、「MARK ISみなとみらい」という三菱地所の商業施設がある。 そんなMARK ISの1階に、2023年4月22日に神社が建立された*1。 その名を「みなとみらい勝利神社」という。 なお、「勝利」は「ビクトリー」と読むらしい。 みなとみらい勝利神社 みなとみらい勝利神社は由緒書によればスポーツ必勝祈願の神社だ。 また、試験など大一番の際の祈願も良いらしい*2。御祭神は不明、というかそもそも勝利を願う祈願所のようなものだろう。 御神体はガラス製と思しき神社名と建立日が刻まれたオブジェだ…

  • Googleマップで見かけた府中の稲荷社

    東京・関東巡り:記事一覧 社寺祠堂巡り:記事一覧 はじめに 前回の記事で書いた木祠に向かう途中、Googleマップで「稲荷大明神」の表記を発見した。 しかし拡大してみると、稲荷大明神があるはずの場所はワインバーとなっている。 これはどういう事だろうか。 ストリートビューを見たところ疑問が解けた。 ワインバーの向かい側に荒れた稲荷社があり、おそらくそれの位置ズレだったのだ。 稲荷社跡地 意気揚々と向かった私が見たのは上の光景だった。 稲荷社はとうの昔に無くなっていたのだ。 どうやら無くなったのがGoogleマップに反映されていなかったらしい。 2020年10月のストリートビューには少し遠いが、社…

  • 府中駅近くの詳細不明な木祠

    東京・関東巡り:記事一覧 社寺祠堂巡り:記事一覧 はじめに 前回の記事で書いた菊地稲荷の100〜200mほど西に大国魂神社東という丁字路があり、その辺りから住宅地へと続く路地が伸びている。 この路地を進んで行く。 すると路地を抜けた辺りで正面に何かがあるのに気が付いた。 詳細不明の木祠 近付いてみると、それは覆屋だった。 中を見てみると、木祠や蛇の置物などが置かれている。 由緒書や扁額は一切見当たらず、御祭神はおろか名前すらも分からない。 もしかすると元々は邸内社かもしれない。 【木祠(名称不明)】 住 所:東京都府中市宮町2-7-3横 御祭神:不明 社祠等:無し 創 建:不明 H P:無し …

  • 菊地稲荷と巨大な榎

    東京・関東巡り:記事一覧 社寺祠堂巡り:記事一覧 はじめに 先日府中駅周辺に行った際に、マンションに囲まれた駐車場の奥の方に朱色の鳥居らしきものを見かけた。 近付いてみると、それは間違いなく鳥居であった。 当然ながら、鳥居の向こうには社もある。 菊地稲荷 この社は菊地稲荷という名前らしい。 由緒書等は無く詳細は不明だが、稲荷社なので御祭神は倉稲魂命だろうか。 もしかすると元々は邸内社だったのかもしれない。 社の横には巨大な榎が聳え立っている。 「府中の名木百選」にも選ばれており、選定された昭和63年(1988年)時点で高さは12mを超えていたようだ。 菊地稲荷の御神木ということなのかもしれない…

  • 新しい第六天社と思しき神社

    東京・関東巡り:記事一覧 社寺祠堂巡り:記事一覧 はじめに 先日入谷の辺りに用事があったため、言問通りを歩いていた。 何気なしに中入谷の交差点を曲がると、なんと目の前に社が鎮座していた。 第六天社? 中々に新しそうな社殿だ。 この神社については特に由緒書等は見当たらなかったため、詳細は分からない。 扉が開いていたため中を見てみると、武蔵第六天神の商売繁昌祈願の御神札が納められていた。 ということは、武蔵第六天神社の御祭神である面足尊と吾屋惶根尊(共に神世七代の第6代目の神で神仏習合では第六天に習合された)を祀るのだろうか*1。 なおストリービューを見てみると、令和4年(2022年)8月にはまだ…

  • 町会会館前の正一位小寶稲荷

    東京・関東巡り:記事一覧 社寺祠堂巡り:記事一覧 はじめに 前回の記事で書いた豊繁稲荷前の道を100mほど北へ向かうと、右手側に小寶稲荷が見えてくる。 正一位小寶稲荷 小寶稲荷は町会会館前に鎮座する、とても小ぢんまりとした神社だ。 由緒書等は見当たらなかったため、神社の詳細は不明だ。 ただ、奉納額と扁額から正一位稲荷大明神を祀るらしいことと、昭和5年(1930年)5月には存在していたことは分かる。 ところで、扁額に書かれた「稲」の字は、「ツ」の部分が「|├」となっていて、珍しい形をしているのが興味深かった。 【正一位小寶稲荷】 住 所:東京都港区西新橋1-8-10前 御祭神:正一位稲荷大明神 …

  • ビルの谷間の豊繁稲荷

    東京・関東巡り:記事一覧 社寺祠堂巡り:記事一覧 はじめに 前回の記事で書いた鏡照院から500mほど北に、豊繁稲荷という稲荷社が祀られている。 豊繁稲荷 豊繁稲荷はビルやマンションに囲まれた小さな緑地の一角にある。 社殿の前には榊も供えてあり、社殿自体も綺麗に保たれていることから、きちんと管理されているらしいことが分かる。由緒書は見当たらないので歴史や御祭神については一切不明だ。 稲荷社なので倉稲魂命を祀っているのだろうか。 【豊繁稲荷】 住 所:東京都港区西新橋1-23-7 御祭神:倉稲魂命? 社祠等:無し 創 建:不明 H P:無し 脚注 無し

  • 西新橋の身代山鏡照院と稲荷社

    東京・関東巡り:記事一覧 社寺祠堂巡り:記事一覧 はじめに 前回の記事で書いた愛宕神社の方面から、道路の向かい側にある路地を東へと歩いていく。 暫く進むと、右側に身代山鏡照院という寺院がある。 身代山鏡照院 鏡照院本堂 鏡照院は真言宗智山派(総本山:智積院)の寺院で、御府内八十八ヶ所霊場の第20番札所にもなっている。 由緒書の貼紙によれば応永6年(1399年)に発見された身代不動明王を常陸国笠間で祀ったことに始まり、慶長8年(1603年)に愛宕山の麓に寺が開かれ、のち平成6年(1994年)に現在地に移転したという。 御本尊は弘法大師の作と伝わる身代不動明王像で、災厄に対し身代わりになってくれる…

  • 港区愛宕山山頂に鎮座する愛宕神社

    東京・関東巡り:記事一覧 社寺祠堂巡り:記事一覧 はじめに 港区に愛宕山という山がある。 標高は25.7mしかないが、自然地形の山としては都内最高峰となっている*1。 この山は江戸の頃から「伊勢へ七度 熊野へ三度 芝の愛宕へ月参り」(最後は「愛宕様へは月参り」とも)と言われ、多くの錦絵に描かれているほどの人気がある(上の画像は昇亭北寿画『東都芝愛宕山遠望品川海図』)*2。 また明治以降では、『鉄道唱歌』1番の「汽笛一声新橋をはや我汽車は離れたり 愛宕の山に入りのこる月を旅路の友として」という歌詞でも有名だ。 そんな愛宕山には、江戸時代から愛宕神社が鎮座している。 周辺は再開発が進んでいるし、愛…

  • 東京ワールドゲートの葺城稲荷神社

    東京・関東巡り:記事一覧 社寺祠堂巡り:記事一覧 はじめに 今回は前回の記事で書いた大雄院のすぐ傍の、東京ワールドゲート内の葺城稲荷神社について。 葺城稲荷神社 虎ノ門に、神谷町駅直結の神谷町トラストタワーを中核とした東京ワールドゲートという場所がある。 ここはオフィスや飲食店、ホテル等が揃った森トラストの複合施設だ。 敷地内の「葺城の森」というエリアでは、なんと草木が茂る中を小川が流れていて、都心に居るとは思えないほど静かで良い空間だ。 そんな東京ワールドゲートの一角には、葺城稲荷神社という社が鎮座している。 江戸時代の天和3年(1683年)に円城寺の住職により創建され、妻恋稲荷と称した*1…

  • 神谷町駅近くの大雄院と五塔稲荷神社

    東京・関東巡り:記事一覧 社寺祠堂巡り:記事一覧 はじめに 今回は神谷町駅すぐの所にある大雄院と、そこに祀られる五塔稲荷神社について。 大雄院 神谷町駅直結の神谷町MTビルの出口の向かい側に、大雄院という寺院がある。 大雄院(道了大薩埵奉安所) 大雄院は文京区の寶林山霊雲寺を総本山とする真言宗霊雲寺派の寺院だ*1。 元々は愛宕神社の「出世の石段」のすぐ横(愛宕1-7-1)にあったが、再開発に伴い令和5年(2023年)5月に虎ノ門3-16-3に遷座、同年10月に現在地に再遷座したらしい*2。 なおHPには「本堂仮移転」とあるので、後々はまた別の場所に遷るものと思われる*3。 さて、そんな大雄院の…

  • 狸穴公園の狸穴稲荷

    東京・関東巡り:記事一覧 社寺祠堂巡り:記事一覧 はじめに 今回は短めの更新で、狸穴公園内にある狸穴稲荷大明神について。 狸穴稲荷大明神 港区は麻布十番から麻布台ヒルズの方へ向かって行くと、道中に噴水のある公園が見えてくる。 これが狸穴公園(まみあなこうえん)だ。 狸穴というのはこの辺りの地名の麻布狸穴町によるが、この狸穴の由来はかつて木立の多い谷だった当地に魔魅(アナグマ)がいたことによるらしい*1。 その一角に、今回参拝した狸穴稲荷大明神が祀られている。 稲荷というだけあって、赤い鳥居が幾つか並んでいる。 由緒等については現地に説明書も無く、調べてもよく分からなかった。 御祭神は、扁額にあ…

  • 佐久間公園の草分稲荷神社と戦災殉難者慰霊碑

    東京・関東巡り:記事一覧 社寺祠堂巡り:記事一覧 はじめに 今回は、公園内にある草分稲荷神社と戦災殉難者慰霊碑について。 草分稲荷神社 秋葉原からJR総武線の高架沿いに東へ歩いていくと、右手に佐久間公園が見えてくる。 この公園の一角にあるのが草分稲荷神社だ。 きちんと綺麗に管理されており、お供物も置かれている。 御祭神は由緒書の掲示によれば宇迦之御魂命だ。 創建年は不明だが、『東京名所図会』によると文政6年(1823年)の年号の入った石鳥居があったようだ*1。 なお、現在地には昭和36年(1961年)に遷座。 『千代田の稲荷』によれば、少なくとも2008年頃には町会により初午祭と餅つき大会が行…

  • 下高井戸駅前市場内の稲荷社

    東京・関東巡り:記事一覧 社寺祠堂巡り:記事一覧 はじめに 今回は、下高井戸駅前市場内の稲荷社について。 下高井戸駅前市場 下高井戸は名前こそ知っているが行ったことのない街だったので、ふと訪れてみることにした。 駅の窓からは下高井戸駅前市場が見える。 市場の入口はこのような感じで、いかにもレトロな造りだ。 看板もかなり年季が入っている。 それもそのはずで、この建物は昭和31年(1956年)に建てられたものだ*1。 そんな下高井戸駅前市場だが、なんと今月末で閉鎖になってしまうらしい。 全然この土地と無関係な者ながら何となく寂しい気持ちにはなるが、この先も街の営みが続く為には已むを得ないのかもしれ…

  • 秋葉原の屋上神社(詳細不明)

    東京・関東巡り:記事一覧 社寺祠堂巡り:記事一覧 はじめに またまた久々のブログ更新。 今回は秋葉原のビルの屋上の神社について。 屋上の神社 ベルサール秋葉原の横を神田明神通りに沿って西へ進むと、箸勝本店がある。 ここは皇室やホテルに箸を納めた実績もある、箸の専門店だ。 因みに元々は初代が後醍醐天皇に付き従って吉野へ向かい、そこで代々材木関連の業務を行っていたらしく、かなり由緒がある*1。 そんな箸勝本店の向かって右隣の土地は、現在絶賛工事中で、建物が解体されて更地になっている。 さて、道路の向こう側からここを見ると、奥の方のビル上に神社が祀られているのが見える。 神社の詳細は分からないが、赤…

  • 稲荷神社のトマソン

    東京・関東巡り:記事一覧 社寺祠堂巡り:記事一覧 はじめに 久々のブログ更新。 本当は秩父の神社の続きを書きたかったが、忙しいのでまたいつか。 今回は短めの更新。 世田谷文学館 さて、世田谷文学館で「江口寿史展 ノット・コンプリ―テッド」を見てきた。 江口先生の描く絵は本当に上手くて、今見ても古く感じないのが本当に凄い。 超芸術トマソン 江口寿史展を見た後は、徒歩で下北沢方面へ。 天気も良く、こんな日は絶好の散歩日和だ。 途中、京王井の頭線東松原駅の近くで祠らしき外観の構造物を発見。 お稲荷さんかお地蔵さんだと思い中を覗くと、そこには何も無かった。 こんなことがあるのだろうか。 これではまるで…

  • 聖観音を祀る松風山音楽寺

    東京・関東巡り:記事一覧 社寺祠堂巡り:記事一覧 はじめに 前回の記事の椋神社の次は、秩父三十四ヶ所の23番札所の松風山音楽寺へ向かった。 松風山音楽寺 本堂 音楽寺は聖観世音菩薩を御本尊としている。 由緒書の掲示や『新編武蔵国風土記稿』によれば、天長年間(824〜834年)に慈覚大師(円仁)が関東の霊地開拓の際に秩父にも来訪しており、自らの手で彫った観音像を御堂に祀ったことに始まるとされる*1。 音楽寺の名の由来は、秩父札所の開設者が当地の松風を菩薩の奏でる音楽のように感じたことに由来するらしい*2。 なお音楽寺は椋神社と同じく秩父事件所縁の地で、秩父困民党の群衆がこの寺の鐘を鳴らしてから大…

  • 龍勢と秩父事件の地・下吉田の椋神社

    東京・関東巡り:記事一覧 社寺祠堂巡り:記事一覧 はじめに 令和5年(2023年)7月中旬、西武鉄道に乗って秩父まで行ってきた。 秩父は平成26年(2014年)に大学のゼミ合宿で行って以来なので、実に9年ぶりの再訪だ。 車窓からは高麗駅前の天下大将軍・地下女将軍像も見える。 これらは朝鮮半島の将軍標と呼ばれるものだ。 恐らく高麗駅のある高麗郡が高句麗からの渡来人が住んだことに始まるため、朝鮮半島との所縁ある地として建てられたのだろう*1。 高麗駅の隣の武蔵横手駅では、駅の「やぎの家」などを眺めていた。 そうこうする内に西武秩父駅へと到着。 かつては味わいのある食堂や土産物屋が並んでいた西武秩父…

  • 吉祥寺の東急屋上の吉祥寺観音

    東京・関東巡り:記事一覧 社寺祠堂巡り:記事一覧 はじめに 吉祥寺唯一の百貨店である東急百貨店吉祥寺店。 この東急百貨店の屋上には芝生が敷かれた「太陽の広場」が存在しており、更にその一角に吉祥寺観音という小さなお堂が鎮座している。 吉祥寺観音 吉祥寺観音は不空羂索観世音菩薩を御本尊としている。 創建は昭和34年(1959年)で、当時この場所に建っていた吉祥寺名店会館に祀られたことに始まる。 吉祥寺名店会館は昭和46年(1971年)に閉店・取り壊しとなり、3年後の昭和49年(1974年)に東急百貨店吉祥寺店がオープンした*1。由緒書の看板によれば、埼玉銀行頭取・名栗村村長・参議院議員などを歴任し…

  • 都筑中央公園の一角の茅ヶ崎杉山神社(式内社論社)

    東京・関東巡り:記事一覧 社寺祠堂巡り:記事一覧 はじめに 横浜市営地下鉄センター南駅の北にある都筑中央公園の一角に、茅ヶ崎杉山神社が鎮座している。 茅ヶ崎杉山神社 茅ヶ崎杉山神社 茅ヶ崎杉山神社は少し高い地点にあるので、第一鳥居から社殿の間に階段が伸びている。 茅ヶ崎杉山神社は五十猛命を主祭神とし、合祀祭神として天照皇大神(神明社御祭神)・素戔嗚尊(天王社御祭神)・稲倉魂命(稲荷社御祭神、倉稲魂命)を祀っている。 なお、何故か神奈川県神社庁の神社情報のページでは天照大神のみが御祭神とされている*1。 『新編武蔵風土記稿』によると、神社の創建は白鳳3年(674年)の天武天皇の御代に、天日鷲命の…

  • センター北駅の目の前の大棚・中川杉山神社

    東京・関東巡り:記事一覧 社寺祠堂巡り:記事一覧 はじめに 横浜市営地下鉄センター北駅のロータリーの目の前に、大棚・中川杉山神社という神社が鎮座している。 ここは武蔵国に多数存在する杉山神社の1つだ。 大棚・中川杉山神社 大棚・中川杉山神社社殿 大棚・中川杉山神社は日本武尊と五十猛命主祭神とし、配神として伊弉諾尊と伊弉冉尊を祀っている*1。 日本武尊は第12代・景行天皇の皇子にして第14代仲哀天皇の父であり、日本神話における英雄の1人として有名だ。 五十猛命は素戔嗚尊の子で、新羅渡ったり植樹を行ったと伝わる神(詳細は出雲大社神楽殿の記事の天夷鳥命社・荒神社の項目を参照)であり、境内の杉山神社移…

  • 過去記事の整理・追記などについて その3

    今回は、その1に引き続きブログの記事の整理・追記についての報告。 今回は7つの記事について、以下の通り内容の改訂を行った。 月輪山泉涌寺 hayabusa8823.hatenablog.com 皇室の菩提寺である泉涌寺の記事は、山号について追記した。 畝傍山東北陵(神武天皇陵) hayabusa8823.hatenablog.com 神武天皇陵とされる畝傍山東北陵の記事は、文章の改訂を行った。 また、神武天皇の没年などを追記した。 出雲大社 hayabusa8823.hatenablog.com 神代より続くとされる出雲国一宮の出雲大社の記事は、本殿内の御客座や心御柱に祀られる神について追記し…

  • 鳥取島根の旅ラストは出雲大社境外摂社・阿須伎神社(阿式社)

    山陰山陽記事:記事一覧 社寺祠堂巡り:記事一覧 はじめに 今回で2022年鳥取・島根巡りの一連の記事もラスト。 また、出雲大社の境内境外摂末社も全て参拝したはずだ。 前回の記事で書いた出雲井社の辺りから、国道431号を2kmほど東へ進み、阿式谷川と交わる所で左折する。 そのまま山に向かって進むと、出雲大社境外摂社にして延喜式内社の阿須伎神社の鳥居が現れる。 阿須伎神社 阿須伎神社 阿須伎神社は別名を阿式社(おとみのやしろ)という*1。 阿須伎神社の創建年は分からないが、延長5年(927年)完成の『延喜式』にも記載のある延喜式内社であり、また天平5年(733年)完成の『出雲国風土記』にも記載のあ…

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