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オンライン医学部予備校 https://mathonline.hatenablog.com/

京都大学医学部医学科卒の管理人が自身の受験や講師としての受験指導から得たノウハウを医学部を目指す受験生や保護者の方々向けに有益情報として還元していくブログです。

夏野菜
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2020/11/06

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  • 心の敷居は低いほどよい

    勉強が「めんどくさく」ならないように、物理的なハードルを下げる工夫は絶対に必要だ。教科書や参考書をちょっと取り出すことさえ、人間はめんどうくさいと感じるものなのである。 参考書のカバーや帯がカバンの中で折れ曲がっただけでも、何となくうっとうしい感じがするものだ。帯は外してきちんと折り、しおり代わりにページに挟みこむ。折れ曲がったカバーがピラピラと暴れないよう、書店で買った時にかけてもらったカバーや、包装紙などでさらに上から覆ったり、塗装のときに使うマスキングテープをホームセンターで買ってきて、折れたカバーを表紙に貼りつけたりする(マスキングテープは、はがしたい時にすぐはがすことができ、ビニルコ…

  • T大生はリビングで勉強している?

    皆さんは覚えているかどうか、一時期「T大生はリビングで勉強している」という説が流布し、リビングのテーブルでの勉強はかなり一般化したようだ。 何でもかんでも「T大生は…」と始める昨今の風潮は、わたくしQ氏にはかなり疑問だが(そもそも、T大生が見世物みたいで気の毒である)、リビングでの勉強は確かに「すぐに勉強にとりかかれる」物理的な工夫のひとつと言えるだろう。まず勉強部屋に行かなければならないのでは、そのために歩く数メートルの間に気力がなえるし、専用の勉強部屋は散らかりやすく、人によってはカオスになりがちだ。 昔の、そのまたさらに昔は個人の勉強部屋などなく、学校に通う子供はリビングならぬ「茶の間」…

  • ハードルは上げるのではなく、下げるもの

    勉強は、習慣化しないと量をこなせない。一定量をこなさなければ、あなたの夢、あなたの青い鳥はたちまち手許から飛び去り、二度と帰ってこない。習慣という女神様に気に入られなければ、あなたは人生のスタートラインにも立てないのかもしれない。 しかし、女神様に気に入られるために、毎日、地獄の苦行を重ねなければならないのではないか…と悲壮な覚悟にうち震えている人は、ちょっと待った。 あまり深刻に考えない方がよい。習慣化とは、やることのハードルを上げることではなく、ひたすらハードルを下げることなのである。 たとえば、勉強を勉強部屋で、しかも自分の机に座ってやらないとできない「習慣づけ」をしている人。家に帰れな…

  • 習慣こそ救いの神

    勉強は、絶対量をこなさないと意味がない。よく、異常に知能が高くて、授業以外ほとんど勉強せず、サッカー部のレギュラーとして活躍しながら鼻歌交じりに難関大学にストレート合格する受験生の神話があるが、一般受験生にはまったく参考にならない。身長2m,体重140kgのプロレスラーがツキノワグマと素手で戦って勝った、とかいう話と同じである。 単なる仰天ニュース。すごい話だが、真似する意味はないし、そもそも真似できない。そういう伝説の受験生は、あなたにとってライバルでさえない。宇宙人かヒグマか、どちらかである。 宇宙人やヒグマのみなさん、正体をばらしてしまってごめんなさい。あなたたちは勝手に、犯罪以外の好き…

  • 1万時間の法則

    作家・三島由紀夫が東京・市ヶ谷の自衛隊東部方面総監室で割腹自決を遂げてから、きょうで52年。三島の霊は現在の「日本」をどう見るか。 ちなみにこう書くわたくしQ氏は、右でも左でも上でも下でもタテでもヨコでも何なんでもない。ナナメですらない。無指向性キャラクターとして、虚心にブログ画面に向かっております。 さて、前回あえて「勉強は量」と提言した。Q氏のこの提言は、おそらく時代の風潮に逆行するものだろう。 この「『量』宣言」を「昭和脳」と馬鹿にする若者たちよ。ならば、代替案を示してくれないだろうか。Q氏も切に知りたい。「量」が本当に不要だと分かれば、Q氏はすぐにそちらの派閥に乗り換えることを約束する…

  • 24時間戦えますか(←古い)

    「考えるべきことをじっくり考え、考えてもしょうがないことは頭から追い払う」──この境地に入るために、わたくしQ氏は何やら禅僧やヨガの行者のような訓練を提案している。あまり大げさに考える必要もないが、「目前のことにだけ集中する」ということができない人にとって、頭の中の「断捨離」はかなり重要だと思う。 Q氏はかれこれ20年以上、小学生から高校生(時に大学生や社会人)までの学習相談にたずさわってきた。その中で、学習指導の成果が最も挙がらないのは、やはり「常に余計なこと、特に不愉快なことをグダグダ考えて、目前の課題に集中できない生徒さん」である。 年齢で言うと、小学6年生と中学2年生に圧倒的に多い。な…

  • 意識しないものは存在しない

    ひとびとの勤労に感謝しつつ、続きである。 勉強はアタマでするものだ…と考えている人が大部分だと思うが、一方で「作業」をかなり含む。実は、勉強はカラダでするものなのだ。体育が苦手だった秀才諸君も多いと思うが、勉強は実は体育の一種でもある。だからこそ、昭和的根性論もまかり通る。 スポーツやダンス、楽器演奏などの基本動作を覚えるときには、やはり「考えないでできる」ようになるまでやる。 勉強は、それらのジャンルのように必ずしも同じ動作の繰り返しではないが、筆記などの気が遠くなるような物理的作業を、まともにこなさなければならない。そのためには、まず「余計なことを考えない」ことがカギになる。スポーツのフォ…

  • サブノートは作ってはいけない?

    前回は、勉強のさいに筆記の労力がばかにならないことを述べた。ここで少し脱線。 よく「受験勉強では『作業』に逃げるな」という教訓が語られる。勉強をしているように見えて、実は「単純作業」をしているだけの状態になるな、という戒めである。 理系受験生や医学部受験生にはピンとこないかもしれないが、特に文系受験生の「地歴」で、この「作業」と「勉強」の違いがよく問題にされる。 医学部受験生で共通テストに世界史B・日本史Bを選択している人は少ないかもしれないが、文系だと国立二次や私大一般入試のために、日本史Bか世界史Bを選択することが多い。 この、特に高校歴史科目はめちゃくちゃ大変なのである。 多くの受験生が…

  • To Write, or Not to Write(書くべきか書かざるべきか)

    下りのエスカレーターを上がり続けるのはつらい。それができないから、われわれは苦労しているのである。だから万が一「落ちた」ときには、なるべく早く気をとり直して、ゆっくり立ち上がろうとする心がまえが大切だ。前回はそういう話であった。 が、毎日上がり続ける原動力は、そもそもどこから仕入れればよいのか。 上がり続けるのがあまりにも大変で、もう潰れかかっている…という人は、落ちたら落ちっぱなしになってしまう恐怖と、一生戦わねばならないのだろうか。 この「上がり続ける原動力を、最小限の精神的・肉体的負担で得る」というのは、わたくしQ氏の思うところ、やはり一番むずかしい。Q氏も、人生において、長い間、これが…

  • 持続可能なスタディ・ライフ

    下りのエスカレーターを駆け上がる。受験勉強やダイエットは、神をも恐れぬ不自然な試みなのである。かつてバベルの塔を築いた人々のように、神の怒りを買い、やがて、塔がたちまち跡形もなく崩れ去るのを目の当たりにすることになるかもしれない。 重力に逆らって天を目指そうとするイカロスは、まばゆすぎる陽の光に翼を灼かれ、真っ逆さまに海のかなたに堕ちてゆく。 それが、例えば浪人生ならば、昨年のあなただったのかもしれない。 …じゃあ、どうするの? という話である。 心配するな…と完全に請け合うことはできないが、皆さん、そもそも前回提出した論理的な前提①②そのものを、まず疑ってかかる必要があるのではないか。わたく…

  • 下りのエスカレーターを駆けのぼる

    前回の続き。 基本的に「ヒトは考えない」という前提に立ってものを考えた方が、おそらく理にかなった判断ができる。 東京・上野公園の国立西洋美術館の庭にオーギュスト・ロダンの彫刻「考える人」があるが、実はあの人は、こぶしで顎を支えてウトウトしているだけかもしれないのである。ロダンは苦悩する人間の真実の姿を作品にした!…とか感動に酔っていると、真相は、そういうしょうもないことだったりするのかも。全裸でウトウトしてますからね。風邪引かないか心配。 では「生物としては考えることを嫌うはずの人間が、なぜ、現代文によく出てくるフランスの数学者・哲学者パスカルのいう『考える葦』になったのか」という問題はさらに…

  • 考えないヒト

    「人は考えなくてもいいことばかり考え、考えなければならないことをちっとも考えない」。かつてこのことに気づいた時、わたくしQ氏は雷撃に打たれたようなショックを受けた。人類に普遍的な真理の一端に触れた気がしたのである。 例えば昨日、マウンティング大好きな友人から言われた心ないひと言。これは、最低1週間は心を占領する。「いや、お前の言っていることは間違ってる!」「なんで、そんなひどいこと言うの…」等々、えんえん脳内ディスカッションが始まる。 が、数3の、例のあの難しい問題については…考えない。結果、何度も同じところでつまづく。 また、今後の自分の人生をどうしたらいいのか…そもそもあまり考えていない。…

  • 気にしない力

    前回まで「頭がよくて性格が悪い人」問題について長々と考察した。頭がいいのに性格の悪い人がいる原因には、あとひとつ「サイコパス」あるいは「パーソナリティ障害」、つまり脳機能の障害を考えなければいけないと思うが、それはまた別の機会に。 いずれにせよ、ひとは人間関係によって生かされ、人間関係によって病む。 大学受験、特に医学部をはじめとする難関受験の場合、全精力を勉強につぎ込まなければ、結果はなかなか出せない。勉強に没頭するためには、心を曇らせるささいな悩みは、なるべくなら遠ざけたいものだ。 別に受験生でなくとも、余計な悩みを抱えながら日々を生きると、精神のエネルギー水準が大きく低下し、生活の質がは…

  • 欠落感を他人で埋めないこと

    「頭がよくて性格が悪い人」の問題は意外と奥深い。 「頭も性格も悪い人」は、何となく万国共通っぽく、生物として普遍的な浅はかさ、しょうもなさを感じさせ、それはそれで写実主義ブンガクの格好の題材となる。人間喜劇。 だが、頭がよくて性格が悪い人の「性格の悪さ」は一種独特で、他の動物にはない闇を感じさせる。 ヒーローものなどで、最終的に倒される悪の首領は、単に粗暴な野獣ではなく、すぐれた知性や超能力を悪用する存在として描かれることが多い。 「邪悪な知性」というのは、人類にとって、克服すべき永遠の課題なのである。 「他人を見下す受験生」には、「ダニング=クルーガー効果」による単なる勘違いピーポーが多いの…

  • アタマのいい人はなぜズルいのか

    将軍徳川家宣・家継の2代に仕えた江戸時代の儒者・新井白石に「才あるものは徳あらず、徳あるものは才あらず」という言葉がある。 ひらたく言えば「アタマのいい人は人間性が悪く、人間性のよい人はアタマがあまりよくない」の意味だが、そのあとに「真材誠に得がたし(アタマもよく人間性もすぐれた真の人材は、なかなかいない)」と続くから、白石がこの「現実」をただ肯定していたのではなく、才と徳とを兼ね備えた高次の人格的完成を目指すべきだと考えていたことが分かる。 わたくしQ氏は新井白石の言うことに全面賛成であり、「アタマがいいだけ」の人がうぬぼれて威張り散らす姿を見ると、時代劇「必殺仕事人」のBGMとともに後ろか…

  • 身のほどを知るということ

    マウンティングが大好きな「性格の悪い」受験生はかなりの高率で大学に落ちる。これは、大学受験指導にそれなりの長期にわたって従事している、わたくしQ氏の経験則だ。 だから、まじめに努力している謙虚な受験生は、ひとまず安心すべし。雑音はシャットアウトするまでの話だ。天国はあなたがたのものである。 高慢ちきなヒトには教訓が必要である。こういう機会でもない限り、自分の浅はかさを骨身にしみて知ることもないのだろう。他人の不幸を喜ぶわけではないが、そういう人は落ちてちょうどよいのだと思う。大学は来年も受けられるのだから。がんばれ。 が、不思議は不思議なのである。なぜ、性格の悪い受験生は落ちるのか。 「神や仏…

  • 性格の悪い受験生はなぜ落ちるのか

    皆既月食の赤い月の下にも、そうでない場所にも、どこにでもいる「マウンティング受験生」。果たしてかれらの正体は? まず、例えば患者の立場から見れば、病院で関わる医師がどの大学を出ていようが、あまり問題ではない。 いわゆる腕がよく、判断が的確かどうか。話を真剣に聞いてくれ、真摯に治療に取り組んでくれるか。気になるのは、そのあたりである。 当の医師の中にも「大学医学部は職業訓練校だ」と言い切る人はたくさんいる。当座はきちんと勉強し、国家試験に受かって、医師免許が取れさえすればよい。問題はその先だ…という考えは、しごく健全だと思うし、門外漢にも納得しやすい。 とはいえ、必ずしもそうは行かないところがヒ…

  • 受験期のトモダチ関係

    前回まで、モチベーションにかかわる受験期のやや深刻な問題を取り上げてきた。 当予備校の当ブログも、国語講師のわたくしQ氏が担当する限り、申し訳ないが田代先生のように簡明な数学の難問分析等ができない。 受験生の「人生相談」に乗ってきた経験だけは、下手をすると皆さんの人生より長いかもしれないから(歳がバレる…)、当ブログもしばらくその方向で行くしかないか…と思う。 皆さんの「アニキ分」という年齢ではないが、「オジキ分」的なノリで。任侠やくざみたいですね。 さて、受験生のヤル気をそぐ要因というのは多々あるが、受験生でなくとも、人間の心を屈させ、モチベーションを低下させるのは、たいてい「悪い人間関係」…

  • 受験生を責めないで

    前回からまだまだ続く。受験生の無気力の背景にある、親子関係の問題の話である。 この種の話は非常にシビアなケースを含むので、受験ブログでむやみに公開する内容ではないかもしれない。 だが、これを読んでくれている医学部受験生の中に、親御さんからの過剰な干渉や進路の押しつけなど、身近だが深刻な人間関係の問題で悩んでいて、結果として「どうしても、どうがんばってもヤル気が出ない」人がいたら、 「ヤル気が出ない自分を責めないで」と伝えたい。 あなたは、優しい子である。身近な他者との思うに任せぬ関係に悩みながら、それを相手のせいにすることなく、自分の一身に引き受け、そして苦しんでいる。 イエス・キリストみたい…

  • 親子という病

    前回からの続き。 「あまりにも勉強のヤル気が起きない」場合、疲れているのでなければ、多かれ少なかれ「病んでいる」場合がある。いわゆる「受験うつ」は、かなり多くの受験生に見られる症状だ。あまりにも気分が沈み、自分を責めたくなる気持ちが強まったり、だんだん朝起きられなくなったりする等の兆候が出てきたら、一度、無理せず心療内科などのドアを叩いてみるとよいかもしれない。 問題は、無気力になる原因が長期にわたって形成されてきたケースである。受験指導にたずさわる人間として大声で指摘しにくいが、ズバリ親子関係の問題だ。 繰り返しになるが、わたくしQ氏は、(関心こそあれ)こころの専門家ではない。 が、長年にわ…

  • 退却のこころ

    先週からの続き。「一時的ではなく、かなりの長期間にわたって、ヤル気のヤの字の最初の一画も出ない受験生」の話である。 わたくしQ氏の指導経験からは、あまりにもヤル気が出ぬまま無為に時間を過ごしている受験生は、やはり何らかの意味で「心を病んでしまっている」場合が多いと思う。 ご本人は苦しい。苦しいが、勉強できない。やらないというより、できない。 心が健康な人というのは、やる時はやらないといけないことが分かっていて、しかも「やれる」のである。多少の先延ばしや出遅れはあっても、「やるときゃやる」のが「普通の人」である。「間に合わない」人ならたくさんいるが、ともかく、やり始めるだけは始める。 が、それさ…

  • 借金を返さないと人はどうなるか

    唐突だが、医学部受験生の皆さんは「借金を返さないと何の罪に問われるのか」ご存じだろうか。 法律の話である。法学部志望ではないから知らない? …まあ、そう言わずに。 オトナという年齢の人なら、ほとんどの人が知っているから、世の中の秘密でも何でもない。一般常識である。 答えは「何の罪にもならない」。 借金を返さないのは刑罰の対象となるような罪ではなく、ただ「借金を返さない状態が長引いている」だけだと見なされる。犬が散歩に行きたがらず、リードに引きずられながらグズっているような状態だ。 むろん、道徳的には盛大に非難される。ただただ、ひたすら返せと言われ続け、時には民事裁判(刑事裁判と異なり、刑罰を科…

  • そもそもヤル気が起きないんですけど、何か?

    北朝鮮ミサイルが飛び交う中、今までは「魔の11月をどう乗り切るか」の話題を中心に、ごくごくまじめな「受験生の悩み相談」記事をお届けした。 だが、「ぶっちゃけた」話、読者の皆さんの中には「実は『それ以前の問題』に悩んでいるんだけど…」という人も少しはいるのではないだろうか。 あまりいないことを祈るが、少数であっても、いることはいるはず。 そう、受験ブログではタブーとされていそうな(?)「ヤル気が出ないんですけど、何か?」問題である。 本日は、そこに果敢に斬り込んでみよう。 1月からの本番を控えた医学部受験生が、11月というこの時期に「ヤル気が出ない…」とつぶやいているのならば、もう勝負は見えたと…

  • 感覚のリセット

    前回、秋のスランプ期に積極的にリフレッシュの機会をもつことをおすすめした。その中で、普段の勉強の際には使わない感覚器官を使うとよい、と申し上げたが、今日はちょっとその補足。 受験勉強はどうしても身体の姿勢が固定しやすく、血行も悪くなって疲れが溜まりやすい。座って勉強していると、やたらと眠くなって困るという人はいないだろうか。勉強中に眠くなると罪悪感を覚える皆さんが多いだろうが、長時間姿勢を変えずに座っていれば、脳にも十分に酸素が行き届かず、眠くならない方がおかしいのである。 血行が滞ることで、食物の消化も進まなくなるようだ。特に、かつてスポーツをやっていた受験生は、本格的な受験勉強に入ってから…

  • 皆が休んでいる時にやり、皆がやっている時に休む

    受験生がやたらに悲観的になる11月のこの時期、「とうとう今に至るまで、勉強をまじめにやっていない」受験生も、もちろんたくさんいるはず。 わたくしQ氏が色濃く記憶している昭和~平成初期は、マージャン・パチンコ三昧、バイト三昧、恋愛三昧などという「豪快さん」な受験生がたまにいて、みな全力で「それなりの結果」にたどり着いていた。そもそも世の中、あまり真面目な人ばかりでできているわけではないのである。 マイペースで豪快な受験生に向けての記事はまた別の機会にお送りするとして、今日は「真面目に勉強していて、なおかつ不調に苦しんでいる受験生」にお話を差し上げたい。 あまり実感できないという皆さんもいるかもし…

  • 山が赤くなると受験生が青くなる

    初めまして。本日からしばらくの間、オンライン医学部予備校のブログを担当いたします、Q氏と申します。 医学部受験に挑む皆さんが、1日の終わりにほっとひと息つきながら読め、「意外とためになる」記事を目指します。どうかよろしくお付き合いお願いいたします。 長く受験生の皆さんにお付き合いしていると、世間の話題にあまりのぼらない、些細に見えて実は重要と思われる現象に、数々出くわす。 その中に、タイトルに掲げた「山が赤くなると受験生が青くなる」現象、すなわち紅葉の季節である11月になって、多くの受験生がそろって心身の不調や、学習の頭打ち感を訴え出す現象が挙げられる。 11月といえば、受験生には貴重な追い込…

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