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豊島区の司法書士&土地家屋調査士 赤坂卓【あかさかすぐる】の日記 https://as838861.hatenablog.com/

豊島区西池袋で開業している司法書士&土地家屋調査士です。相続・遺産承継、不動産の決済立会、新築・増築の登記、CAD図面作成などを得意としております。日々の業務に関する情報を発信しております。

赤坂卓
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2020/10/20

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  • 行政書士試験に合格しました

    行政書士試験に合格しました

    こんにちは。 司法書士・土地家屋調査士の赤坂卓です。 昨年11月に行われた行政書士試験を受験しておりましたが、無事、合格しておりました。 これまでの資格試験は全て予備校を利用しましたが、今回は独学で挑みました。 もともと、司法書士業務・土地家屋調査士業務は不動産が絡む為、行政の規制法が関係する事があり(特に農地等)、行政書士資格で何か出来る事があるのではないかと思い、受験しました。 今のところ登録の予定は未定ですが、ある程度の事業の見通しが立った段階で、登録を検討したいと思います。 今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

  • 相続人の中に相続放棄をした者がある場合

    相続人の中に相続放棄をした者がある場合

    こんにちは。 司法書士・土地家屋調査士の赤坂卓です。 今回は、相続人の中に相続放棄をした者がある場合について考えてみたいと思います。 令和6年4月1日から相続登記が義務化されることも相まって、世間一般で相続への関心は高まっている事と思います。 相続手続をする場合、相続人が2人以上であるならば、遺産分割協議をして、誰が・何を・どのように、相続するのかを決めることが一般的かと思います。 さて、その遺産分割協議ですが、基本的に相続人の「全員」で行う必要があります。 相続人の一部で協議しても、また仮に一部の相続人の相続分がいかに多くても、全員で行わないと遺産分割協議としては効力を生じ得ません。 それで…

  • 相続土地国庫帰属制度について

    相続土地国庫帰属制度について

    新年、明けましておめでとうございます。 今年も、どうぞよろしくお願いいたします。 今回は、相続土地国庫帰属の制度について書きたいと思います。 相続したは良いが、処分に困る不動産、というものが世の中にはあります。 子は都市部に暮らしているが、地元の両親に相続が発生し、地方の不動産を相続した場合などが典型として挙げられるのではないでしょうか。 そのような、処分に困る不動産(“負動産”と呼ばれる事もあります。)は年々増え続け、今やその土地の面積は合計すると九州全土の面積より広いと言われており、社会問題として、メディアに取り上げられたりもしました。 そんな状況を何とかしようという機運が高まり、昨年4月…

  • 免責的債務引受について

    免責的債務引受について

    司法書士・土地家屋調査士の赤坂卓です。 法律に関する実務を行っていると、法律が改正される度に、新しい知識に対応しなくてはなりません。 商法や会社法などは大きな法律にもかかわらず例年のように改正される為、知識のブラッシュアップは必須かと思われます。 ここ最近では、民法に関する改正が相次いでいます。平成29年の財産法改正に始まり、相続法の分野に関する改正もありました。 さて、今回は、免責的債務引受に関してですが、こちらも改正がなされており、特に金融機関の登記実務を日々行う司法書士としては注意が必要な改正です。 まずは改正された債務引受に関する条文ですが以下のようにあります。 (なお、併存的債務引受…

  • 1人会社の社長が死亡するとどうなるか

    1人会社の社長が死亡するとどうなるか

    司法書士・土地家屋調査士の赤坂卓です。 平成18年に会社法が施行され、最低資本金制度が撤廃され、取締役1人の会社も認められるようになりました。起業のハードルが下がった事もあり、1人で会社を設立される方も増えました。 そんな中、日本はいま超高齢化社会の真っ只中にあります。 会社経営される身近な親族が亡くなり、相続が発生する事もあるでしょう。 今回は、タイトル通り、1人で経営されている社長(以下、「1人役員」と言います。)が死亡した場合、どのような法律関係になるか、考えてみたいと思います。 まず、役員が誰もいなくなるのだから、会社は解散するのではないか?との疑問が生じます。 ところで、会社法には会…

  • 相続放棄者による相続財産の管理義務

    相続放棄者による相続財産の管理義務

    司法書士・土地家屋調査士の赤坂卓です。 今日は、相続放棄者による相続財産の管理義務について書きたいと思います。 本題に入る前に、「相続放棄」について簡単に触れておきます。 今回の記事で出てくる「相続放棄」という言葉は、家庭裁判所に申述してする相続放棄を指します。ですので、相続人の間で遺産分割協議などを行い、相続財産を取得しない旨の意思表示をする場合とは事例が全く異なります。 民法に以下の規定があります。 (相続の放棄の方式) 第938条 相続の放棄をしようとする者は、その旨を家庭裁判所に申述しなければならない。 (相続の放棄の効力) 第939条 相続の放棄をした者は、その相続に関しては、初めか…

  • 破産管財人による任意売却

    破産管財人による任意売却

    司法書士・土地家屋調査士 の 赤坂卓 です。 今日は、破産管財人の任意売却に関する登記について書きたいと思います。 破産管財人の任意売却の登記は、司法書士であれば、一度は体験したことがある、という人も多いのではないでしょうか。 破産管財人の任意売却において、不動産の所有権移転登記をする際、通常の手続とは異なる点がいくつかあります。 以下、ポイントとなると思う点を箇条書きにまとめてみます。 ①裁判所の許可証 が必要 ②所有権の登記識別情報、登記済権利証 が不要 ③破産管財人の選任を証する書類(3ヵ月以内) が必要 ④破産管財人の届出印の印鑑証明書 が必要 ⑤破産管財人が任意売却した不動産の所有権…

  • 無地番の土地

    無地番の土地

    司法書士・土地家屋調査士の赤坂卓です。 今日は公図上で地番が振られていない、無地番の土地について書きたいと思います。 土地の公図を見ると、ほぼすべての土地に地番が振られていますが、中には、地番が振られていないところがあります。地番が振られていない土地は、道路や水路(またはその公図の地番区域外の土地等)である事がほとんどで、一筆地で地番が振られていないケースはまずありません。 しかし、稀にそういったケースが存在します。 関東財務局のページから下記図を引用します。 細長い形状の部分は地番が振られていませんが、これは公図などでもよく見かけるように、道路ないし水路等である事がほとんどです。また、その管…

  • 根抵当権の債務者の相続

    根抵当権の債務者の相続

    司法書士・土地家屋調査士の赤坂卓です。 今日は、根抵当権の債務者の相続について書きたいと思います。 根抵当権の債務者に相続が発生すると、根抵当権の内容に変更が生ずる為、その変更登記をする事になります。根抵当権の元本確定前ですと、まず下記の条文に該当するかを検討するでしょう。 (根抵当権者又は債務者の相続) 第三百九十八条の八 第2項 元本の確定前にその債務者について相続が開始したときは、根抵当権は、相続開始の時に存する債務のほか、根抵当権者と根抵当権設定者との合意により定めた相続人が相続の開始後に負担する債務を担保する。 第4項 第一項及び第二項の合意について相続の開始後六箇月以内に登記をしな…

  • 相続と生活保護法

    相続と生活保護法

    司法書士・土地家屋調査士の赤坂卓です。 被相続人が死亡し、相続が開始すると、原則として相続財産はその相続分に従って相続人へ承継されます。 さて、では、相続人の中に生活保護の被保護者がいる場合、何か問題はないのでしょうか。 生活保護の要件として、以下の要件が挙げられます。 ①日本国民 又は 一定の範囲の外国人である事。 ②申請権者からの申請がなされている事(又は 急迫状況にある事) ③保護を要する状態である事。 ④能力・資産の活用がなされている事(又は 急迫状況にある事) 相続財産を相続し、預貯金等の資金を相続によって取得すると、 上記要件の、③・④に影響が出てきそうです。 つまり、相続によって…

  • 土地の合筆制限

    土地の合筆制限

    司法書士・土地家屋調査士の赤坂卓です。 今日は土地の合筆制限について書きたいと思います。 表示の登記において、合筆の登記(2以上の土地を1つの土地に合筆する登記)は特殊な登記に分類されます。 特殊な理由はいくつかありますが、例を挙げると、、 ①登記申請に「登記識別情報 または 権利証」が必要。 ②登記完了後に新しく「登記識別情報」が発行される。 ③実印の押印が要求される。 ④表示登記の添付書類には珍しく、印鑑証明書に3ヵ月の有効期限がある。 そして何より特徴的なのが、、 ⑤「合筆制限」が存在する事。 ここで、合筆制限とはなんぞや、という話になります。 合筆制限とは、一言でいうと、合筆の登記申請…

  • ゴルフ始めました

    ゴルフ始めました

    司法書士・土地家屋調査士の赤坂卓です。 皆さんは何か夢中になれる趣味などはお持ちでしょうか。 私事ではありますが、実はこの度、趣味の一つでも作ろうと思い、ゴルフを始める事にしました。 もともと、父親から中古のゴルフクラブセットを譲ってもらっていたので、コースのお誘い戴いたときには、そのセットを持参してコースに参加していました。 しかし、一切練習をしていないので、毎度、結果は散々なものでした。 これではいけない、もったいない、と思いました。 そこで、ゴルフスクールに通いレッスンを受ける事にしました!! まずは、アイアンをハーフスイングでボールをまっすぐ飛ばせるように基礎的な練習から始めています。…

  • 事務所名の由来

    事務所名の由来

    司法書士・土地家屋調査士の赤坂卓です。 司法書士も土地家屋調査士も開業すると自分で事務所名を決めることができます。 この事務所名を決めるとき、何に重きを置くかでおのずと方向性が決まります。 例えば、、 ①本職の名前 ②地名 ③信念や理念 ④上記とは別に語感等で決める...etc 業界的に多いのは①でしょうか。 ②も地域密着型の雰囲気が出せるので選択している方も多いですね。 ①だと自分の名前が入るのでトップが誰だか分かり易いですが、反面、個人事務所だと事業承継がやりづらいのではないかと思います。 ところで、私の事務所は「あかさか総合事務所」という名称です。 なぜこの名称を選んだかというと、私は開…

  • 明日は司法書士試験の日ですね。

    明日は司法書士試験の日ですね。

    司法書士・土地家屋調査士の赤坂卓です。 いまこのブログを書いているのは7月3日土曜日なのですが、 明日は令和3年度の司法書士試験の本試験日です。 受験される皆様にあっては、この1年間、必死に学習されてきたことでしょう。 最後まで諦めることなく、悔いのないように戦い抜いてください。 さて、私が司法書士試験に合格したのは平成23年度でした。 かれこれ合格して10年が経過したことになります。 受験時代は京都に住んでいたのですが、アルバイトをしながら勉強をしていました。 この時期になると毎年、受かった後でも、当時の緊張感を思い出して、気が引き締まります。 振り返ってみて、私が合格できたのは自身の頑張り…

  • 最近の筆界特定制度について

    最近の筆界特定制度について

    司法書士・土地家屋調査士の赤坂卓です。 今日は筆界特定制度について記載したいと思います。 その前に、「筆界」とは簡単に言うと土地の境界の事を表します。 ※実は「境界」と言っても、所有権の範囲や物を占有している範囲などの意味で使われることがありますが、ここでいう「筆界」は不動産登記法上の、すなわち公法上の境界を意味します。 さて、平成18年に不動産登記法が改正されて筆界特定制度が新たに新設されました。 この筆界特定制度は土地の境界を決めようとした時に、例えば隣地の方との認識が異なる場合や、そもそも隣地の方が行方不明で居場所が分からず、境界の立会ができない場合等に、法務局に申請して、筆界を特定する…

  • 司法書士と土地家屋調査士の制度ついて

    司法書士と土地家屋調査士の制度ついて

    司法書士・土地家屋調査士の赤坂卓です。 今回は、司法書士と土地家屋調査士の両制度について比較検討してみたいと思います。 皆さんは、司法書士や土地家屋調査士の仕事をご存じでしょうか。 最近、ラジオCMなどが流れる事もありますので、司法書士に関しては少しは知名度があがって来ているのかなと感じることもありますが(それでもまだまだ知名度は低いですが)、反面、土地家屋調査士に関しては、とても知名度が低いと感じます。 さて、実は、この2つの資格は共に法務省管轄の国家資格なのですが、それ故、制度的な観点から見ると、共通する点が多く存在します。 まず、この2つの資格は共に「登記の専門家である」という事が言えま…

  • 境界確認とは一体何を確認しているのか

    境界確認とは一体何を確認しているのか

    司法書士・土地家屋調査士の赤坂卓です。 皆さんはご自身の自宅の境界や隣接地との土地の境界確認をされたことはあるでしょうか。 我々土地家屋調査士は日常的にこの境界確認の業務(確定測量という名称で呼ばれることが多いです)を行っております。 さて、この境界確認をする際、通常、隣接地の所有者さんに声をかけて、現地まで来てもらい、一緒に境界の確認しますが、この時、一体、何を確認しているのでしょうか。 目に見える杭の位置を確認しているのでしょうか。 お互いが使用することのできる範囲を確認しているのでしょうか。 それとも、測量して実際に測った数値を確認しているのでしょうか。 もちろん、境界の確認であることに…

  • 根抵当権の債務者の会社分割

    根抵当権の債務者の会社分割

    司法書士&調査士の赤坂卓です。 先日、新しく表題登記した物件に、根抵当権の追加設定をしたいという依頼がありました。 普段なら、建物の保存登記と共同根抵当権の追加設定登記の2件の登記を申請すればすむところ、今回は、土地に設定された既存根抵当権の債務者(A法人)が設定後2度に渡り、吸収分割会社として、それぞれ、B法人、C法人に会社分割をしていました。 ところで、根抵当権は通常の抵当権とは異なり、根抵当権特有の規定がいくつか存在しますが、債務者の会社分割もその一つです。 (根抵当権者又は債務者の会社分割) 第三百九十八条の十 2 元本の確定前にその債務者を分割をする会社とする分割があったときは、根抵…

  • 今年もよろしくお願いします。

    今年もよろしくお願いします。

    司法書士&調査士の赤坂卓です。 新年、あけましておめでとうございます。 本年も、どうぞよろしくお願いします。 皆さんは、今年の目標は立てられたでしょうか。 私も何か目標を立てようと考えてみたところ、やはり昨年独立したばかりという事もあり、事務所経営が真っ先に思い浮かびました。 具体的な数値を決めて目標を立てたほうが、実現可能性が高いと思います。 高すぎる目標も実現可能性が低く、今の自分に手の届く数値である必要があるでしょう。 開業したばかりだと、やはり「売上」でしょうか。 月売上の平均がトータルで100万。 できるできないはさておき、一度、意識的に数字にフォーカスしてみようと思います。 個別の…

  • 境界標の復元

    境界標の復元

    司法書士&調査士の赤坂卓です。 皆さんはご自身の自宅の境界標を見たことはあるでしょうか。 私は調査士になるまでは境界標(一般的にコンクリート杭や金属プレートが使用されます)を意識したことがありませんでした。 今回は、その境界標の復元について不動産業者さんから質問を受けました。 ところで、境界標の「復元」と聞いて、皆さんはどんな作業を想像するでしょうか。 「復元」というくらいだから、「存在したものを元に戻す」とイメージされるかもしれません。もちろん、これはこれで正しいです。 しかし、業者さんの用いる「復元」という言葉と、 我々調査士の想定する「復元」という言葉の間にはズレがある場合があります。 …

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