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Zooey's Diary https://blog.goo.ne.jp/franny0330

映画は年に100本ほど鑑賞、話題の新作を自分の好みで勝手に批評しています。二十代でNYで一ヶ月過ごしたのを皮切りに、海外は30か国以上を廻りました。おバカなダックス犬を溺愛、読書やグルメやお出かけも大好きです。

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2020/10/16

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  • お茶日本一、神楽坂の「千」

    去年のお茶の生産量でトップをとったのは、鹿児島県だったのだそうです。鹿児島県2万7000トン、静岡県が2位で2万5800トン。統計開始以来、鹿児島県は48年間にわたり2位で、このたび初の日本一になったのですって。ペットボトルのお茶を中心に使われる「二番茶」以降で巻き返したことで、1位が入れ替わったということです。ごく僅差とはいえ、「日本一」というのはやはりインパクトがあるのか。確かにお茶と言えば静岡というイメージで、新幹線に乗って静岡を通過する度にあのお茶畑を車窓から眺めていました。鹿児島の生産量がそんなに高いとはツユ知らず。担当者は悲願の日本一に涙をみせたということで、その動画を見たら私も釣られそうになりました。神楽坂の「千」で以前食べた焼き胡麻豆腐が恋しくて、久しぶりに行って来ました。カウンターの中の...お茶日本一、神楽坂の「千」

  • 「ファイアーブランド」

    英国史上有名な暴君、ヘンリー8世。離婚を正当化するために英国教会を作り、5人の妻を処刑、追放、出産による死亡などで切り捨てた残虐王。その6番目の妻となった女性の目線から描く、生き残りをかけた宮廷サバイバル劇。横暴な君主ヘンリー8世(ジュード・ロウ)と望まぬ結婚をした、理知的なキャサリン(アリシア・ビカンダー)。国王と対立する立場であるプロテスタントに肩入れしていることを告発されてしまった彼女は、前妻たちのように首をはねられるのか、それとも病に蝕まれた王が先に死ぬのか?豪華な調度品に囲まれた薄暗い宮廷の中に、息詰まるような緊張感が漂います。カンヌ映画祭でこちらが上映された際、8分間のスタンディング・オベーションが巻き起こったと言いますが、しかしこれ、ヘンリー8世いいとこなしじゃないの?これでもかと体重を増や...「ファイアーブランド」

  • 「スピノザの診察室」「大使とその妻」

    「スピノザの診察室」和菓子と哲学をこよなく愛する町医者が、終末期の患者と向き合う日々を通して生と死を問う、静かな感動作。大学病院での熾烈なエリート競争から訳あって抜け出し、姥捨て山のような地域病院に自転車で通い、老人たちを看取る雄町医師(マチ先生)。周囲からは惜しまれていたが、本人は充足した日々を過ごしていた。「たとえ病が治らなくても、仮に残された時間が短くても、人は幸せに過ごすことができる。できるはずだ、というのが私なりの哲学でね。そのために自分ができることは何かと、私はずっと考え続けているんだ」京都の街並み、そして矢来餅、阿舎利餅、長五郎餅、赤福、梅が枝餅といった、マチ先生が好きな和菓子が色々出てくるのが楽しい。映画化が決定したようです。「大使とその妻」世界がパンデミックに覆われた2020年、軽井沢に...「スピノザの診察室」「大使とその妻」

  • 大倉山公園ー初春の光や風

    次男夫婦が住んでいる大倉山には、梅林が綺麗な大倉山公園があります。梅が見頃だというので、タロウを連れて夫と、そして次男夫婦と行って来ました。この週末は梅祭りが催され、山ほどの屋台、野点や踊りのステージもあって、物凄い人混みです。梅は8部咲きくらい。人が多すぎて、タロウが乗ったバギーを押すのに苦労する程でした。写真は、極力人がいないところを撮りました。2年前、2023年3月5日に、やはりタロウを連れて来たのでした。その時にもタロウはもう大分弱っていて、上り坂などは抱っこして運びましたが、今思えば元気だったなあ。何しろまだバギーが要らなかったし、こちらを見て笑っている、こんな写真が撮れたのですから。(2023年3月)今はもうこんな感じ。公園の中の空いている所で少し歩かせて、後は殆どバギー、或いは車の中で寝てい...大倉山公園ー初春の光や風

  • 抜けるような青空の下

    東博の前に結構な人だかりがあって驚きましたが、ハローキティ展目当てでした。ざっと見た限りでは、若いお嬢さんが多かったよう。展覧会オープン当初は、ミュージアムショップの限定グッズを買い占めるC国人バイヤーが殺到したということですが、もう落ち着いたのかしら?上野の国立博物館というと堅苦しいメージを私は持っていたのですが、「挂甲の武人」を美男子揃いと喧伝した昨秋の「はにわ展」といい、「ハローキティ展」といい、今回の百花繚乱大パノラマ展といい、工夫を凝らして頑張っているのねえ。冬の上野公園では、アイスチューリップを見るのを楽しみにしています。球根を一定期間冷蔵することで開花時期を早めたという、新種のチューリップ。それが、今年はこんなにショボショボ。(奥は東博)2022年11月にはこんなに咲いていたし、通常、見頃は...抜けるような青空の下

  • 「大覚寺展」障壁画100面、百花繚乱!

    東博の特別展「旧嵯峨御所大覚寺-百花繚乱御所ゆかりの絵画-」。平安時代初期、嵯峨天皇(786~842)が離宮嵯峨院を造営。唐の文化を愛し、唐から帰国したばかりの空海の良き理解者だった嵯峨天皇は、空海の勧めで持仏堂に五大明王像を安置したのだそうです。その後876年に寺に改められ、大覚寺が開創されたのだと。その五大明王像、東京に五体揃って登場したのは初めてなのですって。迫力ありましたが撮影禁止、これはネットから頂いた写真。襖絵、障壁画は撮影可。正寝殿狭屋におさまる腰障子には、渡辺始興作の19匹の野兎が。飛んだり跳ねたり寝転んだり、メチャ可愛い。通常非公開の重要文化財、正寝殿の歴代門跡の執務室であった御冠間が再現されていました。そして圧巻の障壁画と襖絵のフロアは、横に広がる襖絵と上から垂れ下がる襖絵との重層構造...「大覚寺展」障壁画100面、百花繚乱!

  • 「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」

    スペインの名匠ペドロ・アルモドバルによる初の長編英語劇で、2024年ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞したヒューマンドラマ。元戦争ジャーナリストで今は末期癌の患者となったマーサ(ティルダ・スウィントン)と、その古い友人で小説家のイングリッド(ジュリアン・ムーア)が共に過ごす数週間が描かれる。苦しむことなく自分らしく死にたいと望むマーサは、自分の意思で最期を迎えることを決意し、イングリッドに隣の部屋で最期まで寄り添ってほしいと依頼する。ここまでは、予告編などから知っていたこと。このデリケートな問題を、アルモドバル監督がどう料理して見せてくれるのかと期待していました。が、非常に淡白な、押さえた演出。画面に広がる家具や小物、2人の衣装などは色彩豊かでとても鮮やかなのですが。結局「死を恐れるのではなく、自ら受け入...「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」

  • 黄色とオレンジと緑

    レモンのような黄色い蜜柑を見つけたので、買ってみました。「カナリア」という名前の静岡産の蜜柑、大きさは温州蜜柑くらい。切ってみたら中は普通にオレンジ色で、みずみずしく甘いです。気持ちグレープフルーツのようなさっぱりした味わいもあるような気がしますが、この色からの思い込みかしらん?オレンジ色のは「愛愛柑」(あいあいかん)という愛媛産の新種、ポンカンとオレンジの交雑種だそうです。確かに両方の味がします。ちょっと固くて皮が剝きにくいのと種が多いのが難点ですが、珍しいものを味わせて貰ったという感じ。色々と新種が出ているのねえ。Duolingoも相変わらず続けています。ついに連続300日に到達しました。ずっと無料でやっていましたが、今年になってから有料版に変えました。年間12000円程で内容は変わらず、ただ広告が一...黄色とオレンジと緑

  • 得手不得手

    南米チリのパタゴニア沖で、巨大なクジラがカヤックに乗っていた男性を丸のみにしたのですって。が、数秒後吐き出され、男性は無事に助かったのだそうです。その動画というのは、呑み込まれた男性の父親が至近距離で撮ったというもので、中々の迫力があります。本当にこんなことが起きるとは!?子供の頃読んだピノキオに、そんなシーンがあったことを思い出しました。ピノキオは巨大なクジラに呑み込まれ、おなかの中でお父さん(ゼペット爺さん)と再会を果たすのです。ピノキオは勇気と知恵を振り絞ってクジラのおなかの中で火を焚き、煙たくなったクジラが大きなクシャミをし、その勢いでおなかから吐き出されたような。例によって児童名作全集の中に入っていたものを読んだのですが、その後ディズニー映画のアニメにも、同じようなシーンがありました。ところが夫...得手不得手

  • 「一切れのパン」と南仏タロウ

    SNSに書いた映画「リアル・ペイン」の記事について、以前アウシュビッツに行ったことがあるという友人が、その思い出を話してくれました。そちらのコメントの中に、ゲットーから脱走する際に、布にくるんだ一切れのパンを持たされた少年の話が。その記述を読んだ途端に、胸がキュンとしました。その話、知ってる。確かに昔、読んだことがある。ネットで検索してみたら、出て来ました。フランチスク・ムンティアヌの「一切れのパン」、中学の光村図書の教科書の中に入っていたのですね。少年が脱走する際、老いたラビがハンカチに包んだ一切れのパンをくれた、最後の最後までこれは開けないようにと。飢えに苦しみながら長い距離を逃亡し、ようやく安全な所に辿り着いてそれを開けたら、只の木片だったというお話。「ありがとう、ラビ」と少年はつぶやくのです。確か...「一切れのパン」と南仏タロウ

  • 「リアル・ペイン〜心の旅〜」

    ニューヨークに住むユダヤ人のデヴィッドと、兄弟のように育った従兄弟ベンジー。現在は疎遠になっている2人は、亡くなった最愛の祖母の遺言によって数年ぶりに再会し、ポーランドのツアー旅行に参加することに。正反対な性格のデヴィッドとベンジーは時に騒動を起こしながらも、同じツアーに参加した個性的な人たちとの交流や、家族のルーツであるポーランドの地を巡るなかで、40代を迎えた自身の生きづらさに向きあう力を見いだしていく。(映画comより)自由奔放で言いたい放題、気ままに動くベンジー(キーラン・カルキン)と、始終周りに気を遣い、良識的な行動を取るデヴィッド(ジェシー・アイゼンバーグ)。しかし奔放なベンジーには、実は数ヶ月前にオーバードーズで死にかけたという過去があり、今は定職もない。かたやデヴィッドは、立派な仕事も愛す...「リアル・ペイン〜心の旅〜」

  • ブタと牛とゲイシャコーヒー

    日比谷ミッドタウンに巨大なブタと牛が出現していました。何の説明もなかったので、ミッドタウンのレセプショニストに訊いてみたら、松本勇馬氏の巨大藁アートだということでした。テーマは「母乳」だそうです。ブタの周りには小さな子ブタが沢山いて、可愛いったらありゃしない!シネマズシャンテで映画を観た後、シャンテの「ラデュレ」に行ってみました。パリの有名なパティスリーのサロン・ド・テ、かつては銀座三越の二階の角、四丁目交差点を見下ろす一等地にあったのに、いつの間にか失くなってしまったのです。それが日比谷シャンテに移ったと聞いてお茶をしようとしたのでしたが、満席。どの位待てば入れるかと聞いたら、すみません、予約で今日は満席でございますと。お茶の予約は普通できないのにと思ったら、アフタヌーンティの予約で満席なのですって。ち...ブタと牛とゲイシャコーヒー

  • 世界一素晴らしい島

    ギリシャの観光地サントリーニ島で700回以上の地震観測というニュースを目にしたのは、5日前のことでした。おやおやと思っていたら、昨日8日にはもう1400回以上となり、ギリシヤ政府は非常事態宣言を出したのだとか。地震の規模は最大でマグニチュード5程度で大きな被害は確認されていないが、土砂崩れなどが起きる可能性があるとして、住民や観光客ら1万人以上が船や飛行機で避難していると。エーゲ海に浮かぶ小さな島、サントリー二島。白壁の家と青いドームの教会が美しいこの島に、2015年に行きました。エーゲ海に浮かぶミコノス島、クレタ島など沢山の島の中でも、ここは一番人気なのですって。人口2万人足らずの小さな島の、一番大きなフィラという町のホテルに2泊したのでした。確かに絵のように美しい町なのですが、実はここ、断崖絶壁の上に...世界一素晴らしい島

  • 憧れの水色の世界

    東京ステーションホテルのバンケットルームに、初めて入りました。「Tiffanyjewelryevent」、ティファニーの新作ジュエリー発表会、というか顧客向けの特別販売会。綺麗な水色がテーマカラーのティファニー。私は80年代に流行った、銀のオープンハートのネックレス(あの頃プレゼントの定番だった)しか持っていなくて(しかも何処かに行ってしまった)、宝石店としての存在にまるで無知だったのですが、カルティエ、ブルガリ、ヴァンクリーフ&アーペル、ハリー・ウィンストンと並び、世界五大ジュエラーに数えられるのだそうです。かつてティファニーでアクセサリーを買った友人が招待され、私はその友人に誘われてノコノコついて行ったのでした。生花が山と盛られ、高価なジュエリーが輝く、実にゴージャスな世界。1人のゲストにつき2人のテ...憧れの水色の世界

  • 可愛ければなんでも

    今日の読売新聞の「Leaders経営者に聞く」という特集記事で、ベビースターラーメンの横山正志社長を取り上げています。1948年創業の乾麺を扱っていた会社「松田食品」で、乾麺の製造過程でできたかけらをもったいないと味付けしてフライにし、社員にオヤツとして配ったのだそうです。それが評判となり、1959年に「ベビーラーメン」として10円で商品化。1973年に、子供向けスナック菓子で一番(スター)になりたいという想いを込め「ベビースターラーメン」と、名称を変更。94年には「おやつカンパニー」にと社名を変更、横山社長は初の生え抜きトップとして、2023年に社長就任したのですと。ベビースターラーメン、子供の頃、大好きでした。あの小さな袋が、小腹が空いた時に丁度良かった。その後長年食べていないので、今はどういうことに...可愛ければなんでも

  • 「たぶん私たち一生最強」、女たちの共同生活

    ”全員揃えばいつだってバイブス最高!花乃子、百合子、澪、亜希の四人は高校時代からの女友達。バカ話も重ためな恋愛話もマジレス無用の寸劇も、全てが楽しい20代。そろそろ人生の選択を迫られる年齢を迎え、花乃子が思い描くのは「四人で一生一緒にいる」暮らし。でも、男はいらないってわけじゃないし、結婚だって出産だって興味はある。じゃあ、私たちの幸せっていったい何…?”(amazonより)仲良し女性4人組がルームシェアを始め、試験管ベビーで二人の子供を産み育てる。R-18文学賞出身の新鋭が圧倒的センスで紡ぐ、自由と決断の物語。セックスに関するあけすけな会話に少々辟易しながらも、これからの時代こういうのもありかと、テンポの良い文章を面白く読みました。「東京在住26歳大卒の4人には選択肢がありすぎて、心もとないほど自由だっ...「たぶん私たち一生最強」、女たちの共同生活

  • 「アーサーズ・ウィスキー」、ダイアンのこと

    不思議なウイスキーを飲んだことで突然20代に若返った70代の女性たちが、ラスベガス旅行を通して本当の自分を見いだしていく姿を描いたイギリス映画。気軽なコメディと思いきや、後半、思いがけない過去や重篤な病気が出て来て、意外な展開に。ちょっと中途半端な感が無きにしもあらずですが、「無理をせず、今の自分のままで」というのがテーマなのかな。にしても、ダイアン・キートン79歳、綺麗に歳を取りましたね。ここ10年位をとっても、「また、あなたとブッククラブで」「チア・アップ!」「ロンドン、人生はじめます」「ニューヨーク眺めのいい部屋売ります」等々、彼女の活躍ぶりは素晴らしい。どの映画でも、媚びずに自分のスタイルを貫く女性を演じています。昔の「アニー・ホール」「Mr.グッドバーを探して」が懐かしいですが、あの頃からジャケ...「アーサーズ・ウィスキー」、ダイアンのこと

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