読売新聞の昨日の特集記事「あれから」。日本のマクドナルド1号店店長の山迫毅氏を取り上げています。1971年7月、銀座三越の一階にオープン。わずか45平米の店舗には座席もなく、立って食べるか持ち帰るしかない。立ち食いは今よりも行儀が悪いとされていたその頃、毎日閑古鳥が鳴いていたところに、思いがけない救世主が現れたのだそうです。オープンして数週間後の8月のある日曜日、数十人の外国人が突然現れて注文し、賑やかに銀座通りを歩きながら食べ始めた。ボーイスカウトの世界大会の参加者たちが、制服姿のままで。それを見てカッコいいと、若者や女性が堂々と立ち食いを始めたのですって。そこから人気はうなぎ上り、72年10月8日の売り上げは222万円を超え、全世界の店舗の新記録を樹立したのですと。その1号店の開店から84年の閉店まで...45平米の世界一