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2020/10/12

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  • 佐伯祐三展 再び

    中之島美術館の佐伯祐三展が、まもなく終了。これだけの佐伯祐三作品が見れる展示会って、この先数十年ないんじゃないかと、もしかしたら、もう観れないかもって思うと、足が自然と美術館に向かってました。二回目だけど、全く飽きなかったです。一通りじっくりと観終わり会場出口前で入り口まで引き返し、また観てしまうくらい。堪能して、そして後ろ髪引かれまくりでした。 30年の人生の間に遺してくれた、この作品達。 ほんと好きです。作品買いたいなって思うほど。 買えないけど。 大阪市には常設の展示室を作って欲しいと切に願います。 自分の写真に、とても影響受けてること、改めて実感中。

  • ピアノマン

    ピアノマンと聞くと、ビリージョエルの名曲を思い出します。ピアノ弾きとして稼いでいた若かりしビリーが見た光景を歌にしてますが、これは漫画ブルージャイアントのアナザーストーリーの小説。 ブルージャイアント主人公のサックス奏者、宮本大の相棒でJASSのメンバーであるピアノ奏者の沢辺雪祈(さわべゆきのり)の目線で書かれたものです。 映画ブルージャイアント、そのもののストーリが綴られてます。 小説単品としても一級品ですが、映画ブルージャイアントをセットで鑑賞すると、面白さは何十倍にも広がる気がします。読みながら映画の光景が、頭の中をグルングルン浮かんで楽しかったです。 冒頭の雪折の幼少時代のエピソード。音が色で見えるという部分。音の高い低いや、ドレミという音階の基礎知識を知る前に感じた純粋で天才的な感覚。ちょいと身につまされました。大人は固定観念満載で接してしまい知識を得ることで失くすものもあることを。その音が色で見える感覚は、小説の最後に、パワーワードとしてドンと読者の心に響かせてくれます。 何よりストーリー展開に、泣かせられます。 青春を感じられます。 こんな生き方、ありだなとか。 この小説に出てくる人に、悪い人は見当たらない。人の弱さや嫌な部分もきちんと描写し、そして芯の部分で人としての誠実さが滲み出る人達が、いっぱい登場するところも、この小説に引き込まれる理由なのかなと。 ほんと名作です。 超おすすめです

  • 鉄塔の街

    いつからだろうか、鉄塔が多いなって思い出して調べてみた。「鉄塔の街」として検索すると、いろんな地名の中に大阪は門真市が出てきた。やはりこの街の鉄塔の数は日本の中でも異常なんだろうと。最近、そんな門真の街を撮り溜めている。門真はレンコンの産地としても有名で、レンコン畑があちこちにある。そんなレンコン畑からも鉄塔は目につく存在。この街をどう切り取ろうか、歩きながら考えて、撮りながら考えてる。しばらくは、答えが見つかるまで、撮り続けようかなと思ってます。

  • 女帝 小池百合子

    この本を手にした時に、何を期待していたのか? メディアが映し出す小池さんのイメージは、どちらかというと、ポジティブで行動的な印象。カイロ大学卒業疑惑も政権に留まっている事実から本当なんだろうと。政治家でなくても裏の顔なんてみんなあると思うので、ちょっと覗きみるくらいの軽い気分で読み始めましたが、小池さんのイメージが真逆になりました。 発売当初、異例の売れ行きでベストセラーになっていたので興味はあったんだけれど、これほどの内容だったとは、びっくりでした。 この本の通りだとすると、小池さんは、大嘘つきです。それは育った環境、特に父親の影響が大きいのかもしれない。生きるベクトルは、自分を権力者として高みに押し上げること。そのために時の権力者を利用し、価値がないと見ると、別の権力者に移ると。嘘も方便ということなんでしょうか。人間的な温もりは、権力者として目立つ存在になることに使えないとすれば、どうでもいいことなのかもしれません。 この書籍では、カイロ大学の卒業は、全くの出鱈目。小池さんをよく知る身近な人が、その学力レベルから、あり得ないと証言する人の言葉を掲載。一応、卒業したということにはなっているが、おそらく、それは何かの圧力で書き換えられたモノなんだろうということを連想させる言い回し。いや連想ではなく断言してます。 何かの拍子で、嘘をつくはずではなかったのに、言い出せず嘘が継続してしまうことって、多分、誰しもあると思う。ただ、この嘘の内容はそんなレベルではない。 東京の豊島園跡地にハリーポッターのテーマパークが出来たとか、そう伝えるニュースの映像に、最近はメディアで見かけることが少なくなった現役東京都知事の小池さんが映りました。この書籍に書かれたことが、嘘であるなら、とっとと小池さんは訴えを起こすはず。未だそうしていないのは、多分、本当のことなんでしょう。 とっても面白い読み物だったけれど、この書籍出版後に追及を継続していない日本のメディアの価値ってなんなんだろと考えさせられました。 いやはや怖い世界です。 映画化の話はないんだろうか? 凄く見てみたい。 人としてとても賞賛できるものではないけれど、権力者になるための意欲と行動力は、すごいものがあるなって感想です。

  • パエリアが美味い

    フランス生まれのストウブという鍋で、パパッと作ってみたパエリア。 超簡単に美味しい料理が出来ると、とても嬉しい。 カメラと一緒で道具って大事。

  • おっきな商業施設が出来てしまった

    ちょっと頑張った徒歩圏内に、ららぽーととアウトレットモールが出来てしまった。開業を待ち望んでる人も周りには多いけれど、新しいのに既視感のある風景を見ると、ちょっと寂しい気分になる。気になってた近隣の渋滞はなく。今の所、うまく整理出来ていて、スムーズに流れているのでほっとしてます。 3階建ての建物の中に、ブランド系のお店がびっしり。どこもお店のサイズが、大き目でゆったり感はあるけれど、人が多すぎる。 欲しいモノがある人にとっては、ワンダーランドなのかもしれないし、アウトドアショップと、本屋さんと、楽器屋さんが、近くに出来たのはちょっと嬉しいんだけど。 でもね100年後の未来に残したい建物に、ヨドバシとか、ららぽーとって、僕の中にはないんだよね・・。

  • 細見雄大展《かたちづくる》

    ギャラリー白 友人の細見さん初の個展でした。食べ物、建物、普段見慣れた、幾重にも重なり、揃うことで形になるものを撮り溜めた作品。 細見さんのコメントはこうです。 ≪かたちづくる≫この作品は、並べられていたり、積み重ねられていたりする事柄や、それらに誘導する事物を写真にしています。これらを無意識レベルで受け入れ、また、実行できている事に興味が向いたからです。生産性や効率化。 画一性や規格・標準化。秩序、常識、しつけ・・・私達は何をかたちづくろうとしているのでしょうか。ゆっくりと考えてみたいのかもしれません。 僕は、ずっと写真ってなんだろう?って考え続けてます。 写真を撮りづづけていて、ひとつ自分なりに腑に落ちたことは、「ずっと思考し答えが出そうで出ない状態に、自分を置く」 それが、作品作りのベースじゃないかと。おそらく細見さんも、考えて考えて、作品化をされたと思ってます。その思考に寄り添えれば作品を深読み出来て面白いんじゃないかと思いながら、作品を観させてもらいました。 細見さんのコメントにある「画一性や規格・標準化。秩序、常識、しつけ・・・」僕は、このコメントを読み、違和感を感じてしまった。画一的なことや標準化された価値観に対して、それは違うぞって視点で撮られたと勝手に解釈してました。僕は、そういう安定し没個性化した思考や行いには、同意することが少ないので、そう思ってしまったんだと思います。 でも、細見さんは、もしかしたら、画一的なことを肯定的に、この作品で啓示しているのかもしれないと。作品は全て同じサイズに揃えられ、機械的に高さをあわせ並べられた展示構成も、そんな意図があったのかなとギャラリーを後にしながら、ふと浮かんできました。そうだとすると、この展示構成は、正解かもしれないと。 作品を観ている時に、僕なら、どう表現するだろうかと考えて見る癖があります。この細見さんのテーマ。僕は画一的なモノや考えを否定的に見る傾向があるので、風刺的に作品は大きさもランダムにして、物干し竿(ひも)に、印画紙を吊るすイメージにしちゃうかなと。 僕の独断的な勘違いは置いといて、細見さんがどんな思考で、この作品を作り、どんな方向に向かっていくのか、長い時間かけて、追いかけてみたいなと。 そんな気分になった個展でした。

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