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2020/10/12

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  • アドルフに告ぐ

    手塚治虫さんの作品 漫画は不慣れなんですが、次の展開を知りたくてドンドン読み進められた感じです。 この漫画に出てくる3人のアドルフ。一人は、あのナチスの総統。そして日本で育ち幼少から仲のよかった国籍の違う二人のアドルフ。戦争を背景に、人種や国籍の違いから生まれた思想をベースに展開します。面白いというか残酷です。 フィクションだし、時代はナチス全盛のあの戦争当時でも、全く古臭さを感じないのは登場人物のキャラクターや思想が、程度の違いはあれど、今も変わらず存在している事を、薄々感じてるからなんだろうと思いました。 まさにウクライナとロシアで起こっていることもそう。日本でも、暴力には至らないにしても、出身地や出身校で、何かを判断してたり。そんな事を考えてしまいました。 恥ずかしながら初めて手塚治虫さんの漫画を読んで、びっくりというか凄みが解った気がします。

  • 継続するコツ

    2022年小中高の自殺者が過去最悪の512名だとか。内訳は、小学生17名、中学生143名、高校生352名だそう。学業、進路、入試が、主な理由らしい。 悩みの重さは人それぞれ。時が変われば、なんであんなことに悩んでたんだろうと、思うことも多い。でも、当事者にとっては、なかなかそう思えないのは、みんな知ってること。 512名、この数字を知って、どう感じるのか。 この数字のひとつひとつは、重い重い命の数。 「継続するコツ」という本を読んだ。いろんな理由で継続できないということをどう対応するのか? 例えば、絵を描きたいと描き始める。書くことが楽しい。けれど描いた絵を他人と比べて才能がないと辞めてしまう。でも描くことが楽しいということと、才能がないということは別の話。描くことが楽しいということは変わらないでしょと。そんな話から始まります。 なるほどねと。確かにと思うことも多いし、ちょっと不思議な気持ちになる内容でした。 自殺とは、全く関係ない内容かと思いきや、著者の坂口恭平さんは、「いのっちの電話」というサービスを展開されており、死にたいという方からの電話を24時間受け付けているとのこと。 終盤に書かれた提案。この国は、お金がなければないで、ちゃんと支援する制度があると。それをきちんと学校教育の中で教えるべきだという提案。仕事が無くなれば、生きていけないという不安を少しでも和らげる解決策の一つかもしれない。 そして、やりたいこと、好きなことを続けるには、お金がないこととは基本関係ない。いや関係ないことはないけれど、そんなことはどうにでもなりますよという論旨。 なるほどね、です。 「学校も会社も進学も人それぞれで、悩むことも多い。でもどう転んでも、この世の中どうにでもなるよ」と、そんな風に言ってもらえて、そうだよなと思えると、救われた人もいたかもしれないかなと思いました。 視点が変わるナイスな本でした。

  • さよなら、野口健

    ネガティブな暴露本かなと思ってました。 野口健さんの講演を聞いたことがあります。1時間の予定がなぜか1時間半。とにかく、ずっと話してて、台本なんてなく、ただただ話したいことを話しているんだけれど、引き込まれます。 言葉は悪いけれど、悪意があれはペテン師になれる話術だなと。ただ話していることの本気さが伝わってくるというか、言葉に熱がある。それに話していることは、遠くない未来に実現しちゃうんだろうなと、思わせる雰囲気もある。 ある種の宗教かもしれないですね。 この書籍、野口さんの元で働かれていた方が、書かれてます。 野口さんの人となり弱さ、そしてご自身の葛藤をあから様に表現されていて、なんだなんだと一気に読み終えてしまいました。 野口さん、敵も多いんだろうなとは想像もつく。でも、応援してる人も多いと思う。サラリーマンやってたら、まず、お目に掛かれない人だと思います。 本人も知られたくないことも書かれたこの書籍、なんと野口さんも一緒になって宣伝してます。 すごい人ですほんと。 読後感が、とっても心地よかったのは、作者と野口さんの絆を根底に感じるからなんでしょうね。

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