人生、人生相談、生きがい、生きることなどを、キリスト教信仰、聖書の立場から考えます。解決は神様、イエス様との個人的関係がカギだと信じています。コロナ禍でストレスに満ちた世の中にあって、自死や自殺を切に防止したいと願っています。
「自分を愛する、大切にすること」を邪魔するもの。毒麦の考え(マタイ13章)
人間は、自己防衛の本能がありますから、普通は「自分を大切」にします。 ところが、いくつかの理由によって、自分を卑しめたり、裁いたり、見下したりすることがあります。 「自分をいじめてしまう」のです。 しかしそれは「本来の姿」ではないので、当然心が(たましいが※)苦しくなります。 ※たましいの定義は、昨日のブログをご覧ください。 「自分を大切にしたい」と思いながら、できないという、 今回、その心のメカニズムを考えていきます。 心の中には、「良い麦のタネ」のような考え方もあれば、「毒麦」もあります。 その「毒麦」を明らかにしたいと願っています。 最後に、その「毒麦を抜く」対処法を考えていきます。 ①…
「真実に自分を愛する」とは? たましいの救いについて(詩篇139より)
先回、不健康な自己愛について考えました。 今回は、健康的に「自分を大切にする」ことを考えていきます。 結論としては、 「創造主に知られていることを意識し、体験する」時に、 それが成されることを論述したいと考えています。 まず、たましいの救いの「たましい」の定義です。聖書から導き出すことが本来ですが、 God Questionsの中で書かれている、 クリスチャン作家CSルイスの言葉「あなたはたましいを持っているのではなく、あなたは身体を持っているたましいなのです。」という「人格の中心」という説明がわかりやすいです。 さて、本題に入ります。 「自分を大切にする、愛する」ためには、自分のことを知らな…
「自分を愛する人は、他の人を愛することができる」という理屈をよく聞きます。 今回は、その考えの問題点を取り上げます。 (参考資料は、日本聖書学院ブログ「自己愛という非聖書的な教え」2015年3月13日) 実は私も若い頃、キリスト教カウンセリングの学びの中で、この考えに触れました。 そして正しい考えだと思っていました。 しかし、聖書を丁寧に読んでいくと、危険な考えであることに気がつかされたのです。 今回、3つの点に絞ってまとめてみます。 ①自分だけを愛する人は、視野が狭くなる。 ②自分だけを愛する人は、人を無視できる。 ③健全な「自分を愛する」とは? マタイ(新約聖書)22:37〜40 そこで、…
自分を変えたいのですが、同じところをグルグル回っていて、ほとんど変わりません。どうしたら自分を変えることができるでしょうか。 ご質問をありがとうございました。 人が変わるにはいくつかのプロセスが必要です。今回はその点に触れたいと思います。 多くの場合、苦しみが用いられます。 なぜなら、苦しみという「外的要因」によって、「変わらなければ、乗り越えられない」という環境に追い込まれなければ、人は「自分を変えようとしない」からです。 (人間は、相当に頑固です。) 詩編(旧約聖書) 119:71 「苦しみにあったことは私にとって幸せでした。それにより私はあなたのおきてを学びました。」 今回、①基準と目標…
「元気で明るいふり」をしていますが、実は相当なネガティブで、悩んでいます。
友だちと喋る時や仕事の人間関係では、明るく振る舞っています。明るく良く気がつく子だと見られていると思います。しかし、素の自分はとてもネガティブで、心の中ではしょっちゅう毒ついています。こんな自分は嫌だと思い、変わりたいのですが、いつも同じことの繰り返しで、落ち込みます。アドバイスをお願いします。20歳学生 ご質問をありがとうございました。 友だちの間や仕事では、明るく振る舞っているということですから、質問者さんは、とても相手を思いやる方なのだと思います。 しかし、明るい演技に疲れ、なんとかしたいと思っておられるのでしょうか。 人は多かれ少なかれ、二面性を持っています。 そして、相手を思いやる時…
先回の続きです。今回は「出来ているつもり」の問題点と危険性を取り上げます。 岡目八目(おかめはちもく)と言う言葉があります。 碁で、傍で見ている人は、当事者よりも八目のハンディをつけるほど優位である、という意味です。 それはつまり、自分自身のことは「見えていないことが多い」と言う意味です。 イギリスで行われた、G7サミットの発信が、さまざまなメディアによってなされています。 その成果や影響は、ここでは触れません。(アジアの安全保障上、極めて重要な会議でした。) 韓国の、文在寅大統領の報道が、今回のブログを書く上で、目に留まりました。 韓国はG7のメンバーではありません。今回ゲストとして呼ばれま…
私たちは、「見える世界」に生きています。そして毎日を忙しくしています。 時間がないために、どうしても物事を「表面的」に見てしまいます。 「一部」だけを把握して、処理をしなければ、こなし切れません。 じっくりと立ち止まって、「深い部分」まで考える「心の余裕」が、なかなか持てないのです。 そのため、表面的に「知ってるつもり(分かったつもり)」で、終わらせていることが多くあるのです。 それは、「自分自身」にも当てはまることです。 表面的な現象だけを見て、「自分の本音」を無視して、慌しく生きていると、 どこかで「心が枯れて」しまいます。(枯れていることに気がつかない場合は、相当重症です。) 私たちの多…
「できていないこと」を、「できている」と平気で嘘をつく人がいます。どう対応すれば良いでしょうか?
私の職場に、「平気で嘘をつく人」がいます。 自分の頭の中で、「都合の良いストーリー」ができているようで、指摘をしてもいつもごまかします。 人の目をとても気にしているようですが、嘘ばかりつくので、周りは呆れています。本人は、おどおどしながらも、ごまかし切れると思っているようです。また時々逆ギレしています。(完全に「オオカミ少年」になっています。) 同じ職場ですから、無視する訳にもいかず、対応を苦慮しています。アドバイスを頂けますでしょうか。 ご質問をありがとうございます。 「平気で嘘をつく」方への対応ですね。 「自分の頭の中で都合の良いストーリー」をつくっているということです。 闇が深い、と思い…
証拠が明らかでも「逃げ続ける人」がいます。どうしたら良いですか。
私の職場に、「明らかな証拠」が上がっても、「逃げ続けよう」とする人がいます。以前は、役職がなかったため、そんなに影響がなかったのですが、現在は、責任を持つ立場で「逃げ続けよう」とするので、カバーしきれなくなってきています。何回か話をしようとしたのですが、すでに意固地となっており、正論が伝わらない状況です。どう対応したら良いでしょうか? ご質問をありがとうございました。 「種蒔きと刈り取りの法則」があります。 人は、蒔いた種の「刈り取り」をするという、現実的な法則です。 その方はすでに「意固地」になっているということですから、行くところまで行かないと、分からない(行動を変えられない)のかもしれま…
【地頭を鍛える】ドラゴン桜(漫画、13巻)・・・見たくないものを見る
ドラゴン桜(漫画、全21巻)を読みながらしみじみ思います。受験とは「人生の大事なことを学ぶ」チャンスなのだ、と。 受験では、追い詰められながら、目標に向かって必死に進みます。合格するために「新しいことを学ぶこと」に貪欲になります。 それは即ち「自分を変える」ことができる、チャンスなのです。 人間は「頑固」です。 通常は、「自分が大事」で「自分が一番」です。 ですから「自分を変える」ことはしたくありませんし、しようとしません。(当然です。) しかし、進むべき「目標」があると、「頑固な自分」を捨てることができます。 なぜなら、自分の考えにこだわって「捨てられない」と、「目標」に行くことができないか…
今回は、「鏡」の話です。普通の鏡ではなく「心を写しだす鏡」の話です。 (漢字の「写す」の意味は、「もとの姿・形をそのとおりに、または似せて絵や文字や画像などで表すこと」。「映す」の意味は、「ものの姿を光の反射で鏡や水面に投影すること」。ここでは内面を取り扱いますので、写すという漢字を使っています。) 「自分の心の状態」を自分で確認することは、案外難しいものです。 「大丈夫」と言っている人が、まったく「大丈夫でない」ことも多くあります。 また、「理想の自分」を「本当の自分」と思い込んで、 「演技をしながら」生きている人もいます。 そういう人は、いつも演技をしているので「疲れ易く」「問題を起こすこ…
今回、二回に分けて「本当の自分」を知る、発見するヒントを考えていきたいと思います。 「自分探しの旅」で、海外で放浪する人がいます。 しかし、お金と時間を使って、わざわざ海外に行かなくても、自分を見つけることはできます。 なぜ「海外」に行くのでしょうか。 それは「非日常」だからです。(国内であっても同じです。) 「非日常」とは、日常ではないことです。 テンションが上がり、ワクワクして、いつもなら「しないこと」ができるのです。 つまり、「演技」ができるのです。 そうすると、新しい環境で、「新しい自分」を発見したような気持ちになります。 「演技の自分」も自分の一部ですが、しかし「演技の自分」ばかりを…
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