伝統工法の基礎(石場建て)と在来工法の基礎の違いを写真で詳しく説明。
伝統構法のデメリットを現場の一級建築士が率直に説明。
伝統構法の特徴のひとつである「石場建て」のデメリットについて一級建築士が解説
長期優良住宅(木造) 伝統構法住宅(木造) 伝統構法住宅の耐震分析 「伝統工法」の耐震・免震に影響する構造上の大きな特徴は、 「仕口」「継ぎ手」といった技法を使い、接合部分に金物を使わず固定している 「石場建て」という技法で柱を地面に固定せず、土台となる石の上に乗せているだけ の二つがあげられます。 直線的に切った材木を金具でつなぐだけの「在来工法」は地震の際金具が外れてしまったり、金具が破損してしまったりすると、危険な場合もあります。ですが、複雑に切り込んだ材木どうしを穴に通したり、パズルのように組み合わせたりする「伝統工法」は、材木を複雑に「組んで」あるので、地震の際も非常にしなやかに揺れ…
日本の伝統的建築物に見られる伝統構法の「石場建て」の長所・メリットを詳しく解説。
伝統構法のデメリットを現場の一級建築士が率直に説明。
束石と礎石の読み方 礎石と束石の読み方は以下の通りです。 束石(つかいし) 礎石(そせき) 束石と礎石の違い この写真の中に礎石と束石の両方が映っています。さて、どれが礎石で、どれが束石でしょうか。 分かりやすいように近くに寄った写真です。この写真の仲にも礎石と束石が映っています。 これが正解です。 この図だけを見ると、太い柱を支えているのが礎石で、細い柱を支えているのが束石に見えるかもしれませんが、そうではありません。 建物の構造自体を支える柱の下に敷かれているのが礎石と呼ばれ、横に寝かせた構造材を支える短い柱を支えるのが束石と呼ばれます。横に寝かせた構造材とは、梁、棟木、床材などのことを指…
アニメーションで紹介する伝統構法・現在も使われている仕口・継ぎ手
伝統構法で建てた家にはこのような継手・仕口の工法が使われています。
E-TECH(イーテック)一級建築士事務所の概要 一級建築士・中野剛のプロフィール 一級建築士・中野剛の設計実績 E-TECH一級建築士事務所の方向性 E-TECH一級建築士事務所の活動 E-TECH一級建築士事務所の経営方針 E-TECH(イーテック)一級建築士事務所の概要 事務所名 E-TECH(イーテック)一級建築士事務所 設立年(創業) 2004年 免許登録番号 一級建築士 登録番号:272998 代表者氏名 中野 剛(なかの たけし) 所在地 さいたま市浦和区木崎5-7-16 電話番号 048-887-2262 E-mail 問い合わせページ参照 所属団体 日本建築学会 NPO伝統木…
木組みとは何か?の動画(2分08秒) ◆木を組んでいく工程の動画(6分26秒) ◆木組みのドキュメンタリードラマ(33分46秒)
伝統構法の特徴のひとつである「石場建て」の概要について説明
伝統構法の柱や梁は、以下のように複雑な形に彫った木を組み合わせて、金具を使わずに立体パズルのように組み合わせることで「組んで」あります。 このように木を組んだ「木組み」で一体化した建築物を、「石場建て」の礎石の上に乗せることで、その高い免震性を発揮するのです。 継手(つぎて) ひっかけて継ぐ 四枚鎌継ぎ 竿車知継ぎ 半いすか竿車知継ぎ 天秤の逆組み継ぎ 仕口(しくち) 通し違い枘差し枘鼻栓仕口 渡り顎二重枘仕口
伝統構法記事のリスト
丈夫な「伝統構法」は、なぜ丈夫なのか?伝統構法の特徴「石場建て」「木組み」「土壁」を動画で紹介。
サスティナブル(持続可能)な建築世界を目指す一級建築士の建築コンセプト。
伝統工法の基礎(石場建て)と在来工法の基礎の違いを写真で詳しく説明。
何かを生み出す宅地「生産宅地」の概念。
長期優良住宅(木造) 伝統構法住宅(木造) 伝統構法住宅の耐震分析 「伝統工法」の大きな特徴は、 「仕口」「継ぎ手」といった技法を使い、接合部分に金物を使わず固定している 「石場建て」という技法で柱を地面に固定せず、土台となる石の上に乗せているだけ の二つがあげられます。 直線的に切った材木を金具でつなぐだけの「在来工法」は地震の際金具が外れてしまったり、金具が破損してしまったりすると、危険な場合もあります。ですが、複雑に切り込んだ材木どうしを穴に通したり、パズルのように組み合わせたりする「伝統工法」は、材木を複雑に「組んで」あるので、地震の際も非常にしなやかに揺れ、倒壊することがありません。…
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