麻雀に関するブログです。 1癖2癖ある4人の兄妹師弟が言いたいことを言いたいだけワイワイ喋ります! 雀魂牌譜検討、Mリーグ戦記をメインに、ワタクシ夏ミカンの麻雀上達の記録も残せたらと…
喫茶『1chance』にて カズキ「マスターさん、そろそろスイーツの新作とか出ません?」 マスター「最近他のことで手が回ってなくてなー」 カズキ「そっすかー…」 サツキ「カズキはホントにここのスイーツいつも楽しみにしてますからねぇ」 マスター「悪いな。ただユウキとかアヤカとかにも新商品の開発を協力してもらったりしてるんだよ」 サツキ「そういえばそんな話も…」 カズキ「あの2人料理できるんすね」 マスター「ユウキはマユナと一緒にいろいろ試してみたりしてるそうだな」 カズキ「アヤカさんも?」 マスター「アイツの作ったラザニア食ってみるか?一回食ってみる価値はある。ただ2度目はない。下手したら1度目…
前 natsumikan-toaru.hatenablog.com 「お兄、連れてきたよー」 4人家族が住む家にしては、大きい家だった。ねーちゃんが「リアルでやってみたい」と言い出すもんで、マユナが「じゃあウチに来ますか?」というあっさり流れで九条家に来ていた。 「おー」 リビングに通され、待っていると、その男は現れた。 好青年とはギリギリ言えないくらいの若干不機嫌そうなツラ。細身ながらも高校までそれなりに鍛えていたことが分かる程度のガタイ。そこそこの高身長。そして、その瞳を見た俺は思った。 (マユナと全然違うのに、めちゃくちゃ似てる……) 見た目明るいマユナと比べれば全然暗い印象を受けるが、…
雀魂牌譜検討 微妙な選択をとらされ続けてる時って大抵負けてる
カイト「ユウキさん、マユナさん。どうも」 ユウキ「カイトか」 マユナ「はいどうもどうも」 ユウキ「カイトって同級生のマユナにさん付けだよな。カズキは呼び捨てなのに」 カイト「まあ、そういえばですね」 マユナ「なんで?カワイイから?」 カイト「いや?」 マユナ「おい」 カイト「単に女性だからという理由だって。というか、俺にとって特別なのはマユナさんじゃなくてカズキの方です」 ユウキ「つ、つまり…」 マユナ「ホ…」 カイト「おい待て何を言うつもりだ」 チートイとドラ受け リーのみへの道は興味ナシ チャンタから純チャンへの手替わり ダンラスでも足掻くことすらできず チートイとドラ受け ユウキ「ふつー…
前 natsumikan-toaru.hatenablog.com 「あ、ジンジャーエール切れてた。カズキ買ってきてよ」 「自分で行けよ」 「アタシのいない間にアンタマユちゃんに何かするつもりでしょ!汚らわしい!アタシのマユおっとよだれがアタシのマユちゃんに何かしたらただじゃおかないから!」 「私はサツキさんのものになった覚えはないんですけど」 「マユナ本人から苦情が来てるんだよ。ねーちゃんと二人きりの時の目の色がやばいって」 あれ以来、ちょくちょくマユナは俺んちに来るようになった。 主にねーちゃんが連れてこい連れてこいうるさいから俺が頼んでる形なんだが。 「サツキさん一応受験生でしょ?まだ夏…
喫茶『1chance』にて エリア「アヤカー。これなんて読むの?」 アヤカ「これは〜、『とばり(帷)』だね〜」 エリア「これはー?」 アヤカ「これで『ふとん(布団)』って読むんだよ〜」 ユウキ(こいつら、よくここで話してるからな…。まるで姉妹だな) エリア「うーん…、これはー?」 アヤカ『ほてる(火照る)』。意味わかる〜?」 エリア「うん!意味は!」 ユウキ「………」 エリア「これは…、よる…、よ?」 アヤカ「『よばい(夜這い)』だね」 ユウキ「エリアちゃんん!!??何読んでるのかなあ!?」 エリア「マスターの部屋にあった…」 ユウキ「あのクソオヤジがあ!!」 アヤカ「う〜む。これはさっさと検…
ユウキ「ちょっとだけ打ったから報告を」 サツキ「ちょっとだけですか…」 カズキ「前回から結構経ったけどなぁ…」 ●『玉の間』(全74戦 42143433222413414111312431432123133434222342222111223314132331 131232442241) トップ:19回 26% (26%) 2着 :21回 28% (27%) 3着 :19回 26% (27%) 4着 :15回 20% (19%) 平均順位 2.41 (2.40) ( )内は62戦時点 マユナ「前回、最近はラス引かないとか言ってたのに短期スパンで3回引いちゃった」 ユウキ「夏ミカンいわく、『引く…
『人間、世界中どれだけの不平等があったとしても、命の価値だけは人は皆平等』。 医者の父さんがいつも俺たち姉弟に言ってたことだ。 それを曲解したのか、はたまた本当の意味で理解したのかは知らないが、俺たち姉弟の仲では『お姉ちゃんなんだから』とか『男の子なんだから』みたいな差別はそんなに無かったように思う。 それは学校生活でもそうで、俺は女友達がそれなりにいたし、ねーちゃんも男友達がそれなりにいた。 おかげで楽しい生活を送れた。楽しい生き方ができた。 ああゆうガサツな姉だったからこそだろう。 ああゆう単純でまっすぐな姉の背中を見てきたからこそだろう。 『平等』が当然で、何の疑いも無く高校入る直前まで…
前 「お前が九条さん泣かしてる間に全員分のバッグ運んだ俺にねぎらいの一言を」 「計算通り」 「おい!!!!!!!!!!!!」 練習試合が終わって自分たちの学校に戻り、解散の後、私たち3人は部室に残っていた。 あの後、ちょっと遅れた私たちを気にしてた人は何人かいたけど、大西君が言葉巧みにごまかしてくれた。 林君は帰りのバスで廃人と化していたけど、私に対して何か言ってくることはなかった。 「いつからそう思ってたの?」 私は聞いた。私が、与える側になるのを怖がっていたこと。 「5年前…。あの時俺はその場にいなかったけど、ねーちゃんはお前がベッドで寝てる間ずっとついてたらしくてな。その時お前、ねーちゃ…
カイト「俺、久々に牌譜見るわ」 カズキ「最初に言っとく。期待すんな」 カイト「してない」 サツキ「明快な返答だねぇ」 カイト「いつも通り消化しましょう」 カズキ「作業感満載だな」 打点病という不治の病 ピンフを追い求めて ネットでも『雰囲気』は読める 打点病という不治の病 サツキ「親番。そこそこの手でを引いてきた」 カズキ「牌理上は大した仕事しなさそうな牌だけど…」 サツキ「一通を見て残す」 カイト「これはまた極端な選択ですね」 カズキ「うーん。は確かにの受けが被ってて価値は下がるとはいえ、引いた時の形はエグいほど優秀になるぞ」 カイト「一通も確定してるってわけじゃないしなぁ。まあ仮に一通にな…
「お前だけの体か?医者でもねーのに何が大丈夫なんだ。またベッドに担ぎ込まれたいのか?」 「…………」 雨が強まる中、同じ傘の中に入っている神崎君の言葉を浴び、私はこう思った。 めんどくさい。 人より少し物覚えが良かった私は、『神崎』の名を見た時ピンときていた。そしてこの子の親がクリニックをやってるってのを会話の中で知っていた。 やっぱりだった。しかも私が担ぎ込まれたことを覚えてたらしい。5年以上も前のことなのに。 横で大西君が「ベッド?え?」とか狼狽えてたけどそれはどうでも良かった。 基本的に、与えられるだけで生きてきた私は他人から指図をされることを嫌っていた。 今回だって私のミスを私が解決す…
エリア「スゥ…スゥ…」 マユナ「寝てるし」 カズキ「5月病か?」 マユナ「今日はなんか知らないけどいつもより検討事項が多いって言ってたし、パパッと終わらせたいんだけどなー」 カズキ「エリアー。起きろー」 エリア「うーん。もうクルンテープ・マハーナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロック・ポップ・ノッパラット・ラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィサヌカムプラシットに着いたー…?」 カズキ「いつの夢見てんだよ。ここは日本だぞー!」 マユナ「なぜ夢見心地にバンコクの正式名称を暗…
「大丈夫だからっ。もうちょっと頑張ってね!」 甘やかされて生きてきた自覚はあった。 父さんは大企業の幹部、母さんは銀行勤めでお金に不自由はなかった。 家族はみんな優しくて、ほしいものもたいていは買ってもらえた。 学校生活も、容姿には恵まれていて周りの人からちやほやされたし、勉強もそこそこ頭の良いお兄がいつも見てくれてたから。 「ほら見えたよ!アタシのパパのクリニック!」 だから小学校時代のその日、病み上がりなのに遅くまで公園で友達と遊んで、持ってきていた折りたたみ傘もほっぽり投げてなくしてしまって、雨の中びしょ濡れで歩いてたら急に気分が悪くなって意識を失いそうになって倒れこんだ時に、名前も知ら…
アヤカ「ゴールデンウィークも終わってしまった…」 サツキ「コロナ禍でずーっと旅行とかも行ってないんだって、夏ミカン」 アヤカ「世知辛いね〜」 サツキ「まあ、元々出不精だからそんなに変わんなかったかも知んないけど」 アヤカ「だと思った〜」 価値のない手は逆にブクブク 役なしドラドラをダマ テンパイ料は本当に必要なのか 価値のない手は逆にブクブク サツキ「さて、何切る?」 アヤカ「そう聞いてくるってことは…」 サツキ「切りこそが夏ミカンポリシー」 アヤカ「すごいなこれは〜…」 サツキ「思考としては、ここで切った形があまりにも価値がなさすぎるから、だね」 アヤカ「を残すことでタンヤオの道を残した…。…
チリンチリン 「ありがとうございましたー」 小気味良い鈴の音がなる。 喫茶店『1chance』を後にしたお客を見送ったユウキは、テーブルの食器を片しにホールへ出る。 (最近、コーヒーだけ飲みにくるお客さん増えてきたな。現在進行形で進化し続けてるもんなぁ、ウチのブレンドは) ここにいない店主に心の中で称賛を贈りながら手早く仕事を片付ける。 客が座っていたテーブルの食器をトレーに移して片手で持ちながら、空いた手でテーブルを拭き、カウンター内に戻ってシンクに食器を置き、洗剤で洗う。全ての食器を磨いたら水で流す。節水のため、水道から水を出すのは最後だけだ。 ここで働き始めて何度行ったか分からない。 世…
ユウキ「一旦成績上げとこうか」 マユナ「休止中は打ってたの?」 ユウキ「いや、ほとんど打ってない。打つ気力もなかったみたいだ」 サツキ「もう若くないもんなぁ…。夏ミカン」 カズキ「若さは関係あるんだろうか…」 ユウキ「最近はマジで1日寝れば疲れが次の日に持ち越さなかったあの日に思いを馳せる機会が多いみたいだ」 マユナ「マジでキてんね、それは」 サツキ「その調子じゃ『雀聖』行くまでに力尽きそうだなぁ」 カズキ「元々メンタル弱いし」 ユウキ「ぐう…。バッドな話題しか出てこんからさっさとやるぞ!」 ●『玉の間』(全62戦 421434332224134141113124314321231334342…
長らく休止しており、申し訳ありませんでした。 本日より再開いたします! ユウキ「え〜。長らくブログ休止しておりましたが、本日よりまた再開いたします」 マユナ「なんでこんなに休んじゃったの?」 ユウキ「詳しくは言えん…。夏ミカンの私生活でウンザリするような事が立て続けに起こったとだけ言っておく」 マスター「何があったんだよ…」 ユウキ「なるべくその当時のことは引きずりたくないんで、今日も今まで通りの牌譜検討ということで」 マユナ「……良いけど」 低打点好形で押すか、高打点愚形で押すか ホンイツは倍満まで見て 低打点好形で押すか、高打点愚形で押すか ユウキ「役牌を鳴いている状況。アンパイとして抱え…
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