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2020/08/07

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  • 115回目「マッチ工場の少女」(アキ・カウリスマキ監督)

    最近では『枯れ葉』で監督に復帰したフィンランドの巨匠、アキ・カウリスマキが1990年に撮った映画。 アキ・カウリスマキの映画は初期の作品を除いて殆ど観ている。『マッチ工場の少女』も10代の頃に一度観た。70分弱と短く、あまり印象に残っていなかったのだが、この度、アマプラで無料で配信されていたので15年ぶりくらいに再見した。 マッチ工場で働く少女、というには成熟しすぎている女性が主人公。アキ・カウリスマキの殆どの映画の登場人物がそうであるように、この女性も地味で貧しい不器用な労働者である。恐らく、恋愛とは無縁の境遇で日々を慎ましく暮らしていた、というのが推測される。そんな彼女が、ダンスホール(?…

  • 114回目「パルタイ」(倉橋由美子:新潮文庫)

    映画『関心領域』の感想を書こうと思ったが、やめる。すでに多くの人が、ブログや動画でこの映画の感想を述べ解説している。幾つか拝見したが、そのどれもが非常に得心のいくもので、今更自分如きが、このブログで言及しても意味がないと思ったからだ。 ただ、沢山の人に観て欲しい映画である。そして、観た人と語り合いたい映画である。自分は、映画館で2回観た。同じ映画を映画館で日を開けずに二度観るのは久しぶりの経験だった。「面白いから2回観た」という訳ではない。一回目の鑑賞で、不明な点が幾つかあり、普段ならスルーするのだが、この映画に関しては、不明なままにしておく事がどうにも心の居心地が悪く、数日後に2回目の鑑賞し…

  • 113回目「ヴィーガンズ・ハム」( ファブリス・エブエ監督)

    以下の粗筋は、ウィキペディアからの抜粋。 「ソフィアとヴァンサン夫妻は肉屋を営んでいるが、経営が思わしくない。2人の結婚生活もうまくいっておらず、友人で商売敵でもあるステファニーとマルク夫妻の嫌味な言動にも苦しめられている。 そんなある日、過激派のヴィーガンらによって店を荒らされる。後日、実行犯のうちの1人を誤って轢き殺してしまい、死体を処理するため遺体を解体し”イラン豚”として店で売ったところ町で評判となる」 ウィキペディアに紹介されている粗筋はここまでなので、もう少し続きを説明すると、 人肉販売で、店が繁盛した事に味をしめた夫婦は、街に繰りだして次々とヴィーガンを殺害し、人肉を売り続ける。…

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