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  • いつでも僕を思い出すための音と言葉

      「(略)いつでも僕を思い出すための音と言葉、そして狭くて心安らぐベッド。あぁ僕にとってもかけがえのない景色を、同じように心に持てることのなんて幸せなことでしょう!」 彼の言葉が好きだ。彼の、彼の目を通して、体を通して、彼の声帯から、指先から生まれた言葉が好きだ。それはとても美しく、そこにあるものとして彼の内面を描き出している。抽象的なものでもそこには風が吹き、色があり、私が横たわっている。彼は柔らかかったり固かったり、何かと戦っていたりするように見えるように見えるときもある。  文字は記号だ。どんなに彼の素敵な言葉も、日本語という記号が読めなければ彼の風を感じて色を見て、そこに自分を投影することはできない。それは残酷なことかもしれないが、彼と同じ国に生まれて、彼と同じ言語を話して、彼に触れたことがある自分は...いつでも僕を思い出すための音と言葉

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