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介護ラボ・kanaglog@日日是好日 https://kanalog-kaigo.com/

はじめまして 介護ラボ・kanalogのカナです。 社会人経験を10年以上経て、現在介護の専門学校に通う2年生です。 介護にかかわるあれこれを書いていこうと思っています。 よろしくお願いします♪

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2020/07/25

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  • 【⑨高齢者及び障害児・者の喀痰吸引概論】子どもの吸引の留意点とは? vol.535

    1.子どもの吸引について1⃣吸引を必要とする子どもとは. 子どもの吸引器官は成人に比べて組織が十分に発達していません。呼吸運動をする筋肉が未熟で呼吸の力が弱く疲労しやすいといえます。また、肺胞が少なかったり気管が細く肺の膨らみも小さいため、1回の呼吸で吸い込む空気の量が少なく成人に比べて呼吸回数が多くなります。

  • 【⑧高齢者及び障害児・者の喀痰吸引概論】日常的な連携と緊急時の対応方法 vol.534

    1.人工呼吸器装着者の生活支援上の留意点。前回までの①~⑧で書いた通り、人工呼吸器は複雑な仕組みを持っています。したがって人工呼吸器を装着している人に対する生活支援の場面ではトラブルを防ぐための注意が必要です。例えば、人工呼吸器本体は室内の空気を吸い込み、フィルターを通りて送り込みます。したがって、人工呼吸器本

  • 【⑦高齢者及び障害児・者の喀痰吸引概論】気管カニューレ内部の吸引の留意点 vol.533

    1.人工呼吸療法(侵襲的)の場合の気管カニューレ内部の吸引1⃣気管カニューレと気管切開部。気管切開とは?空気を送り込むために気管に穴をあけて、そこから呼吸を補助する人工呼吸療法があり、気管に穴をあけることを「気管切開」いいます。通常、気管切開をすると声を発することが困難になります

  • 【⑥高齢者及び障害児・者の喀痰吸引概論】人工呼吸療法(非侵襲的)での口腔内・鼻腔内吸引 vol.532

    1.人工呼吸療法(非侵襲的)での口腔内・鼻腔内吸引(1)口鼻マスクおよび鼻マスク。呼吸の補助を必要とする人に対して、人工呼吸器から空気を送り込むために、口や鼻を覆ったマスク(口鼻マスク)や、鼻のみを覆うマスク(鼻マスク)を顔に装着して呼吸を補助する「非侵襲的な人工呼吸療法」を行います。マスクは、利用者の状態によって

  • 【⑤高齢者及び障害児・者の喀痰吸引概論】人工呼吸器が必要な状態とは? vol.531

    1.人工呼吸器と吸引1⃣人工呼吸器が必要な状態。呼吸器官の働きは、体内への空気の取り込みと吐き出しをする「換気」と、肺と血管との間で酸素や二酸化炭素の受け渡しをする「ガス交換」があります。何らかの理由で換気が十分にできなくなった状態の人に対して、人工的に換気を補助するために「人工呼吸器」を装着します。人工呼吸器による

  • 【④高齢者及び障害児・者の喀痰吸引概論】喀痰吸引が必要な3つの状態 vol.530

    1.喀痰吸引が必要な状態。「喀痰吸引」が必要な状態とは、以下のような3つの状態です。よく観察することが重要です。❶痰が増加している状態❷咳をするための喉の反射や咳の力が弱くなり、痰を排出しにくい状態❸痰がかたくなり排出しにくい状態。次項から、それぞれの状態について説明します!

  • 【③高齢者及び障害児・者の喀痰吸引概論】いつもと違う「3つの観察項目と痰の性状の変化」vol.529

    1.喀痰吸引とは?1⃣痰を生じて排出する仕組み。呼吸器官の内部の表面は、分泌物によって常に湿った状態になっています。この分泌物は呼吸器官を湿らせ、吸い込んだ空気中に含まれる塵や微生物・異物を捉えて、気管や肺の奥に入らないようにしています。一方、気管の内部の表面では、この分泌物が気管の奥に入らないように、喉の方に

  • 【②高齢者及び障害児・者の喀痰吸引概論】いつもと違う呼吸状態とは? vol.528

    1.いつもと違う呼吸状態とは。いつもと違う呼吸状態かどうかを見る時は、以下を観察します。呼吸の回数が増えたり減ったりしていないか、呼吸の音の異常を感じるか、呼吸の仕方はおかしくないか、苦しさを感じていないか。次項から、正常な呼吸状態と、いつもと違う呼吸について具体的に説明していきます。1⃣呼吸の回数。呼吸が正常の場合

  • 【①高齢者及び障害児・者の喀痰吸引概論】呼吸器官の働き(換気とガス交換)vol.527

    1.呼吸の仕組みと働き1⃣生命維持における呼吸の重要性。呼吸とは?呼吸とは、口や鼻から肺に空気を吸い込み、肺から口や鼻に空気を送り吐き出すことをいいます。人間の細胞が活動するには、常に新しい酸素を必要としています。呼吸により、生命の維持に必要な酸素を体の中に取り込み、肺に吸い込まれた酸素が血液中に混ざり身体中に運

  • 【❺社会保障制度の歴史】社会保障制度改革推進法に基づく改革の流れ vol.526

    1.社会保障改革。社会保障制度には給付の側面のほかに負担の側面もあります。高齢化の進行などによって膨らむ社会保障費を支えているのは、税金や社会保険料です。つまり社会保障制度の給付を増やそうとすれば負担を増やす必要があり、負担を減らそうとすれば給付を減らす必要があるという表裏一体の関係にあります。給付と負担の双方から

  • 【❹社会保障制度の歴史】措置制度から利用契約制度への変更 vol.525

    1.介護保険と福祉の考え方の変化。1980年代後半になると少子高齢化の問題が社会的な問題として認識されるようになりました。1989年(平成元年)の合計特殊出生率が1.57であったことが公表され、1994年(平成6年)には高齢化率が14.1%となり「高齢社会」と呼ばれる社会になりました。

  • 【❸社会保障制度の歴史】国民皆保険・皆年金の確立 vol.524

    1.国民皆保険・皆年金の確立。1950年代半ばから、日本の経済成長率は年平均10%を超え、高度経済成長期と呼ばれる時代に入りました。1956年(昭和31年)の「経済白書」では「もはや戦後ではない」とする宣言が行われ、同年に初めて刊行された「厚生白書」では、「果たして「戦後」は終わったか」をテーマとしています。

  • 【❷社会保障制度の歴史】日本国憲法(13条生存権・25条幸福追求権)と社会保障 vol.523

    1.日本国憲法と社会保障。第2次世界大戦終戦後の1946年(昭和21年)11月3日に日本国憲法(以下、憲法)が公布され、1947年(昭和22年)5月3日から施工されました。憲法は、国家や統治のあり方を定めるとともに国民の基本的人権を定めた国の最高法規です。社会保障制度も憲法を法的基礎として制定されていますが、なかでも

  • 【❶社会保障制度の歴史】明治時代~現在までの社会保障の動向 vol.522

    1.社会保障制度の歴史を学ぶ意義。私たちを当然のように支えている社会保障制度はどこかの時点でいきなり誕生したのではありません。数十年以上の歴史を経て現在の形に落ち着いたのです。社会保障制度がどのような歴史を重ねて発達したのかを知ることは、現在の社会保障制度を理解する助けにもなりますし、今後の社会保障制度を展望

  • 【⑥社会保障の基本】ライフサイクルからみた4つの社会保障 vol.521

    1.ライフサイクルからみた社会保障。社会保障が対象とする範囲は幅広く、多様な生活上のリスクに対応しています。私たちの人生全体を通して、社会保障制度がどのように関係しているのか考えていきます。1⃣保健・医療。まずは、保険・医療から考えていきます。生まれる前から母子保健制度による母子検診などがあり、生まれてからも

  • 【⑤社会保障の基本】社会保障の4つの機能 vol.520

    1.社会保障の4つの機能。社会保障の機能として、生活安定・向上機能、所得再分配機能、家族機能の支援・代替、経済的安定機能の4つがあげられます。これらについてまとめていきます。社会保障の機能とは、❶~❹以外に、格差をなくして社会の統合を進め、社会の安定をはかる機能もあります。

  • 【④社会保障の基本】社会保障の2つの目的とは? vol.519

    1.社会保障の2つの目的。社会保障制度はいくつもの制度から構成されており、医療保険、年期保険、生活保護など、それぞれの制度に固有の目的があります。ただし、それぞれの制度に固有の目的はありますが、社会保障制度全体に共通する普遍的な目的もあります。それは、生活の安定・生活の保障、個人の尊厳の保持と自立支援 です。

  • 【③社会保障の基本】第1・第2・第3のセーフティネットとは? vol.518

    1.社会保障。今回は、社会保障がなぜ存在するのかを考えていきたいと思います。1⃣社会保障の意義と役割。現代社会では、自らの能力を活用しながら、自らの生活を維持・発展させていくことが基本とされています。つまり、自己責任によって生活を営むことが求められるのです。しかし、人生を送るうえで、

  • 【②社会保障の基本】内容別分類と制度別分類の違い vol.517

    1.社会保障の範囲。社会保障制度とは具体的にどのような範囲を示しているのでしょうか?これについて、非常にわかりやすい分類があります。それが、次項「最近の捉え方と伝統的捉え方」の、A内容別分類(最近の捉え方)になります。これは、社会保障制度をその目的や内容によって3つに分類にしたもので、その3つについても次項で詳しく

  • 【①社会保障の基本】介護問題から社会保障のイメージを掴む vol.516

    1.社会保障のイメージを掴む。社会保障というと、何だか難しく考えてしまうことが多いと思います。しかし、働いていたり、親が高齢になったり、結婚し子どもを持ったりすると、社会保障についてきちんとした知りたいと思うようになるのでないでしょうか? 今回は5回に分けて出来るだけわかりやすいように書いていきます。1⃣

  • 【少子高齢化と健康寿命】合計特殊出生率と完結出生児数とは? vol.515

    1.少子高齢化と健康寿命1⃣少子高齢化。日本では高齢化率が2015年(平成27)には26.6%になり、今後の予測では2065年には38.4%になるとされています。(この2026年には日本の総人口が9,000万人をわりこみ、高齢化率は38%台の水準になると推計されている。)一方で、1年間に生まれる子供の数が

  • 【ワークライフバランス】生活と働き方の変化・働き方改革の基本的な考え方とは? vol.514

    1.生活と働き方の変化。時代の変化とともに、社会の在り方も変化し、そしてその社会の中での我々の生活も変化します。生活の変化の中で最も影響を与えるのが「働き方の変化」です。1⃣産業化。歴史的にさかのぼれば、多くの人が農業や漁業などのように自然を相手にして生活をしていた時代がありました。その後、

  • 【比較】厚生白書と国民生活白書の家庭機能(特徴)の違いとは? vol.513

    1.家庭機能の特徴。1993年(平成5年)以降、国立社会保障人口問題研究所(旧・厚生省人口問題研究所時代を含む)では、5年おきに「全国家庭動向調査」を実施しています。その予備的研究として、厚生省人口問題研究所が1992年(平成4年)に行った、「平成4年度家庭期のとその変化に関する研究」の報告書をもとに、家庭機能の

  • 【比較(生活の基本機能)】家族と家庭の違いとは? vol.512

    1.生活の多様性を捉える視点1⃣ライフサイクル:ライフステージとは、人生の各段階について心理学の発達理論を用いて捉えたもので、乳児期、幼児期(前期・後期)児童期、学齢期、青年期、成人期、壮年期、老年期などに分類されています。例えば、心理学者のエリクソンは、それぞれの発達段階に対応する発達課題について指摘しています。

  • 【社会生活のメカニズム】社会生活上の7つの基本的欲求とは? vol.511

    1.社会生活のメカニズム。今回は、「ソーシャルな視点」から、生活を捉える枠組み(社会生活)について考えていきます。1⃣社会生活:今回は、社会福祉学における著名な理論家である「岡村重夫(戦後の日本の社会福祉理論を打ち立てただ表的な研究者の1人)」による『社会生活』の概念についてみていきます。 岡村重夫氏によれば、

  • 【❷認知症の人へのBPSDのケア】異食・物盗られ妄想とは?? vol.510

    1⃣異食:認知症の人が、食べ物ではないものを口に入れることを「異食」といいます。これは、視覚認知障害(失認)から、食べられないものを食べられると誤認して起こる場合があります。また、口唇傾向という認知障害で、手に取るものすべてを口に運ぶために生じます。判断力の低下から、調理が必要な物をそのまま食べてしまうといった

  • 【❶認知症の人へのBPSDのケア】徘徊・認知症の人が歩く要因とは vol.509

    1.BPSDのケア。介護現場で見かける主なBPSD(認知症の行動・心理症状)が及ぼす生活への影響とそのケアについて考えていきます。注意したいのは、症状や課題にだけ目を向けてしまうことです。その人の健康状態やその人を取り巻く人間関係、環境、そして、心理状態にその行動の原因がしばしばあります。BPSDは認知症の人が、

  • 【認知症の人への活動・生きがいのケア】役割の再構築の4つのポイントとは? vol.508

    1.活動・生きがいのケア。人間は誰もが楽しみや喜びを求めて暮らしています。認知症になると、とかく介護の対象者としてのみ捉えられ、人間として当たり前の生活とかけ離れた生活になりやすくなります。例えば、自宅や施設に「閉じこもり」がちの生活です。「出かける場所」「友人など会いたい人」「日常を忘れ、楽しめる時間」

  • 【認知症の人への休息と睡眠のケア】せん妄が起こる3つの原因とは? vol.507

    1.休息と睡眠のケア。人間のとって、休息と睡眠は大切な時間です。認知症の人は、この時間が崩れ、生活全般に大きな影響があらわれることがあります。また、一緒に暮らしている家族などにも影響を及ぼします。適切な休息と規則正しい睡眠がとれることが理想ですが、認知症が休息と睡眠に及ぼす影響とそのケアについて考えていきます。

  • 【認知症の人への清潔保持】整容ケアの7つのポイント vol.506

    1.清潔保持・整容のケア。認知症の人の中には、自ら清潔を保つことが出来ない人もいます。だからといって、全ての行為を介助するのではなく、どうすればその人が「実際に更衣を行うことが出来るのか」を考えていくことが大切です。今回は認知症が清潔の保持(更衣ケア)に及ぼす影響とケアについて考えていきます。

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