はじめまして 介護ラボ・kanalogのカナです。 社会人経験を10年以上経て、現在介護の専門学校に通う2年生です。 介護にかかわるあれこれを書いていこうと思っています。 よろしくお願いします♪
【❷組織の構造】介護職の職種・職位・組織図について vol.382
1.組織の階層構造(3つの部門)。様々な法人・事業所が、介護保険制度の中で事業を運営・管理し、介護サービスを提供しています。まず、法人は大きく分けると、経営・管理部門、中間管理部門、現場部門という、3つの部門に階層的に分かれています。経営・管理部門とは?法人が関係する全ての事業の経営と管理について責任を持つ部門が
【❶組織の構造】質の高い介護サービスとは?? vol.381
1.組織とは何か。組織とは何でしょうか?集団と組織ではどこが違うのでしょうか。色々な表現がありますが・・・共通の目的があること、共通目的達成のために協力する意思があること、共通目的のためにコミュニケーションを取ろうとすること が単なる集団との違いだといわれています。介護サービスの提供を前提として言えば「福祉や介護に
【介護福祉職のキャリア開発・支援とは?】自己研鑽に取り組む前に現状維持と目標設定!! vol.380
1.キャリア開発・支援に対する姿勢。これまで、介護ラボではOJTやOff-JT、スーパービジョンやSDSを通じた実践力の向上、自己研鑽についてまとめてきましたが・・・これらに「なんとなく」や「言われたから」という姿勢や意識で取り組んでは、その効果は薄くなってしまいます。『自己研鑽は受け身ではなく、積極的に取り組む姿勢
1.自己研鑽に必要な3つの姿勢。介護福祉職には、専門職・プロとしてよいケアを行うために、継続的な自己研鑽が求められます。自己研鑽とは、自己啓発とよく似た言葉ですが、自らの立場や役割を自覚することに力点を置いていることが特徴です。『研鑽』という言葉を辞書で調べてみると、「学問と究める」「学問などを磨き深める」など
【❸介護福祉職のキャリア支援】Off-JTの役割とスーパービジョンの3つの機能 vol.378
1.Off-JT(職務を離れた職業訓練)。Off-JTとは?実際の業務と通して現場で行うOJTに対して、現場を離れて行う教育訓練のことを「Off-JT」といいます。Off-JTのうち、職務命令で行われるものは、体系的・継続的な人材育成と組織開発を目的に、事業所の研修ニーズに応じた年間研修計画に基づいて計画的に
【❷介護福祉職のキャリア支援】OJTを通じた5つの「独り立ち」レベル vol.377
1.介護福祉職のキャリア支援。介護福祉職のキャリア支援・開発、言い換えると人材育成は主に「OJT」(職務を通じた教育訓練)や、「Off-JT」(職務を離れた教育訓練)を通して行われます。 それぞれの特徴があるため、相互のメリットを生かし、デメリットを補完して効果的に教育訓練を受けることが重要となります。また、介護の
【❶介護福祉職のキャリア支援】介護職員処遇改善加算とは?? vol.376
1.介護福祉職としてのキャリアデザイン(介護職員処遇改善加算)。キャリアパスとキャリアデザイン:キャリアに応じて求められる実践力を把握し、その実践力を高めること、つまりキャリアの支援・開発は、介護福祉職それぞれの自己研鑽の姿勢だけに任されるものではなく、介護事業所や介護施設といった組織に与えられた責務とも言えます。
【③人材育成・自己研鑽】介護福祉職のベテラン期に求められる6つの実践力vol.375
1.介護福祉職のベテラン期に求められる実践力。経験を重ねるにつれて、ケアを実践するための知識・技術は磨かれ、状況に応じて柔軟にケアを変化させて実践出来るようになっていきます。そういった、ベテランと呼ばれるようになる時期には、介護者・利用者という1対1のケア実践だけでなく、多職種チームでのケア実践や、施設
【②人材育成・自己研鑽】介護福祉職の中堅期に求められる4つの実践力 vol.374
1.介護福祉職の中堅期に求められる4つの実践力。ある介護福祉職の実態調査では、「自分よりも経験の浅い新任職員が入った」時期が、自分が初任期を脱した時期だという結果が明記されていました。初任者等への指導を担うことで、いつまでも初任者ではいられないという自覚も高まり、自分を中堅と認識するようです。
【①人材育成・自己研鑽】介護福祉職の初任期に求められる4つの実践力 vol.373
1.介護福祉職のキャリアと求めらえる実践力。良いケアを継続して行うためには、チームでケアを行うという認識が欠かせません。介護福祉職は、ケアを実践する場や内容に応じて変わる編成の中で、自らの役割と他のチームメンバーそれぞれの役割を理解し活動にあたることが必要です。また、チームメンバーの役割がいくら明確化されていても
【❹ケアの展開】リーダーシップとフォロワーシップの機能とは? vol.372
1.チームの力を最大化するためのマネジメント。課題解決に向けたケアの展開では、業務をになるメンバー個々の実践力やチームワークが必要不可欠です。どのようなチームであっても、メンバーそれぞれが持つ力を最大限に発揮し、それぞれの役割を担いながら協働することが求められます。メンバーがそれぞれの力を最大限に発揮するには・
【❸ケアの展開】多職種チームによる視点の共有 vol.371
1.情報を統合し方針を明確にする。チームでの情報共有は必要不可欠ですが、協働するためにはチームで課題や目的を設定し、課題の解決や目的の達成に向けた実践へと展開していく事が必要です。単に情報をチーム全体で共有することで終わらせず、ケアを展開するために、情報を統合し、利用者の全体像を理解し、課題解決に繋がるケアの方針を
【❷ケアの展開】介護施設におけるチームの取り組み(11分類)とは? vol.370
1.チームでケアを展開するためのマネジメント。利用者へのケアは、チームによる様々な取り組みによって具体化されていきます。利用者の生活課題の解決への取り組みの中で、チームマネジメントとして何が求められるかをまとめていきます。情報を共有する:日常的なケアは、利用者と介護福祉職等との1対1の関係の中で行われていくものです。
【❶ケアの展開】介護実践のためにかかわる3つのチーム vol.369
1.ケアを展開するために必要なチームとその取り組み。ケアを展開するためにはどのようなチームが必要なのか、チームにどんなメンバーがいるのかを整理していきます。介護福祉士が介護実践のためにかかわる「3つのチーム」について、下記でまとめます。❶【同職種チーム:介護福祉職】◉主なメンバー例:介護福祉職◉実際の取り組みの例
【⑦介護実践におけるチームマネジメント】組織の目標達成のための取り組み vol.368
1.組織の目標達成のためのチームマネジメント。組織の目標とチーム:介護サービスを運営する法人や施設は、「理念」であるあるべき状態についての基本的な考えを持ちます。この理念を付帯化して、実現するために「目標」が設定されます。つまり、組織の理念を具体化するための取り組みとして、法人全体の目標、施設・事業所の目標、チーム
【⑥介護実践におけるチームマネジメント】介護現場におけるOJT、Off-JTの長所と短所 vol.367
1.人材育成・自己研鑽のためのチームマネジメント。ケアの展開プロセスをチームで1つひとつ確実に積み重ねることで、介護福祉職は多くの気付きを得ることが出来ます。「このケアは利用者の希望に沿ったものか」「利用者の体調に変化はないか」「利用者は苦痛や不安を感じていないか」など、ケアの提供によって生じる利用者の反応や変化
【⑤介護実践におけるチームマネジメント】介護福祉士に期待される役割 vol.366
1.介護福祉士に期待される役割。効果的、効率的な介護を提供し、介護サービスの質を高めるために、介護福祉士には「介護福祉職チームのリーダー」としての役割が期待されています。社会保障審議会福祉部会福祉人材確保専門委員会(厚生労働省)では、2016年(平成28)10月より、介護人材の機能やキャリアパス等について議論を
【④介護実践におけるチームマネジメント】生活を継続的に支える介護サービスの特性 vol.365
1.介護現場で求められるチームマネジメント。マネジメントとチームマネジメト。マネジメントとは・・・「管理・調整」「経営」などの意味を持つ言葉で、経営やビジネスの分野で広く使われている言葉です。介護実践の分野でも、「リスクマネジメント」「ケアマネジメント」という言葉は広く知られ、日常的に用いられています。
【③介護実践におけるチームマネジメント】全体を捉え連携や協働を進める vol.364
1.全体を捉え連携や協働を進める。人としての全体を捉える視点。ヒューマンサービスの大きな特徴として、傷害や疾病、特定のニーズや専門分野だけを見るのでなく、人としての『全体を捉える視点を持つ』ということがあります。この視点には「その人の生活に継続的に関わる」という意味も含まれています。
【❷介護実践におけるチームマネジメント】介護における具体的な8つの取り組み例 vol.363
1.サービスの特性と介護における具体的な8つの取り組み例◉「無形性」「不可分性」「品質の変動性」「消滅性」。(無形性)「形」がない:サービスの内容の分かりやすい事前説明資料を作成し活用する。(無形性)「形」がない:介護計画を作成し、事前に十分な説明を行ったうえで介護を行う。(不可分性)分けることが出来ない:介護の
【❶介護実践におけるチームマネジメント】サービスの4つの特性と介護サービス vol.362
1.ヒューマンサービスとしての介護サービス。介護サービスの特性と求められるマネジメントについて理解するために、今回は「介護サービスと他分野の仕事」を比較しながら、介護サービスの特性を考えていきます。サービスの4つの特性と介護サービス:「モノ(製品等)を扱う仕事」では、製造や販売した製品である電化製品や自動車等が、
【❺組織におけるコミュニケーション】ティーチングとコーチングの違いとは? vol.361
1.組織における対立を調整する。意見の多相違による対立は、1対1の人間関係においても起こるものですが、組織においては「集団の規模の大きさや役割」や「地位」などの要因が加わるため、対立がより起こりやすい傾向があります。対立が生じた場合、人間関係のトラブルや、メンバーのこころの問題に発展させないように適切に調整していく
【❹組織におけるコミュニケーション】ブレーンストーミングの4原則 vol.360
1.組織において求められるコミュニケーション。報連相とは??組織において、情報の流れを円滑にするために欠かせないのが「報連相(ほうれんそう)」と呼ばれている、報告・連絡・相談です。組織やチーム内で、メンバーが互いの業務の進捗や経過について「連絡」し合い、判断に迷ったときは「相談」し、業務が完了したら「報告」することで
【❸組織におけるコミュニケーション】ボトムアップ,トップダウン,メンバーシップとは?? vol.359
1.組織における情報の流れ。トップダウンのコミュニケーション。組織において、上層部の意向を下層部へと伝えて医師曽於痛を図ることを上意下達・トップダウンといいます。上層部での決定事項が指揮命令系統によって組織全体に伝わることで、迅速な通達や実効が可能になります。上意下達のトップダウンで伝えられるメッセージには命令の指示
【❷組織におけるコミュニケーション】組織内の上下関係を規定する4つの力 vol.358
1.組織におけるコミュニケーション3つの特徴。組織として成立するためには「目的」「役割」「地位」「関係」などの条件を満たす必要があります。これらの条件が関与することで、組織におけるコミュニケーションは、仲間などの小集団におけるコミュニケーションとは異なる特徴がみられます。
【❶組織におけるコミュニケーション】組織の4つの条件とは? vol.357
1.組織の条件とコミュニケーションの特徴。私たちは、「家族」「仲間」「職場」などの様々な集団に属し、集団内でメンバーとコミュニケーションをとりながら生活したり、活動したりしています。家族や仲間などは、数人から十数人で構成される小規模の集団・小集団です。小集団では、その集団に属するメンバーのことを互いによく知っていて
【13の適応機制とは?】学習性無力感や依存の理解 vol.356
1.学習性無力感や依存の理解。不快やストレスが高い事態を自分ではコントロールできない状態が継続すると、やがて「やっても無駄」という考え方が支配的になってしまいます。この状態を『学習性無力感』といいます。学習性無力感に陥ると、生活全般において動機づけが低下しがちになります。
【老化と動機付け】マズローの欲求階層理論と達成動機について vol.355
1.老化と動機づけ・適応。動機づけとは、行動を起こしたり、継続させたりする背景にある原動力のことであり、日常の用語では「やる気」や「意欲」に相当するものです。日常生活の中で、いつもとは違うことをするとき、新しいことに取り組むとき、目標を持って行動するときなど、動機づけが高まらないと行動を起こして継続していく事が
【老化に伴うパーソナリティ(性格)の変化と理論】ビックファイブによる研究とは? vol.354
1.パーソナリティ(性格)の変化。パーソナリティは、一般的な言葉で言うと「性格」に近い心理学用語です。パーソナリティとは、環境に適応的に行動するときのその人の行動の一貫したパターンや傾向といえます。個人差がありますが、いくつかのパターンに分類できると考えられています。高齢になると、一般的には「頑固になる」
【老化に伴う知的機能の変化】結晶性知能と流動性知能について vol.353
1.知的機能の変化と心理的影響。様々な認知機能が集まり、人間の知的活動を支えています。知的機能のいわばパーツである認知機能については、老化によって低下が大きいもの、それほど低下しないものがあることが分りました。次項でその総合的な機能である知的機能についてまとめていきます。
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