皆様、ペリパーソナルスペースという言葉を聞いたことがありますか? 我々、理学療法士にとって、ペリパーソナルスペースが大変重要になってきます。 ご存じない方は、お付き合い下さい。 下のスライドをご覧下さい。 ペリパーソナルスペース peripersonal space ペリパーソナルスペース (上図の青のスペース)は、 身体を取り巻く、腕が届く範囲のこの目に見えない空間体積であります。 また、バットや車、帽子などを身に着けた時は、 それが身体の一部となるため、その先までがペリパーソナルスペースとなります。 日常で歩いている時、無意識に足の下の石をまたいだり、よけたりしています。 脳は常に空間をモ…
私は普段の臨床で、 ロコモ・フレイルだったり、 疼痛性の運動器疾患、 若年の頚椎症、腰椎関節症…などなど 様々な疾患をみさせていただいています。 動きがおかしくなった 痛みが出た なんか変 しびれが出た 重だるい… 様々な症状がありますが、 診ていくと、ほとんどの方に筋スパズムがみられます 筋スパズム 筋スパズムとは、 筋の持続的な攣縮により筋内圧が上昇して 同時に血管のスパズムも生じて 虚血が生じていることです。 つまり、なんらかのことがきっかけで、 筋緊張が高く、いわゆる力が抜けきれなくなった状態が続き、 筋内の血管を圧迫して、 虚血状態(血が通わない)となってしまうというわけです メカニ…
今回は姿勢保持筋を鍛えるには?というお話をしていきたいと思います。 こちらも理学療法士でなくてもわかるようにしていきます。 立つために姿勢を保持するためには、 簡単にいうと背部側の筋を働かせ、直立に保つ必要があります。 その際、腹部側の筋肉は伸びています(張力を保っている) これらの姿勢保持筋の筋の収縮の仕方(筋の長さは変わらない)を 等尺性収縮といいます。 では、この姿勢保持筋を鍛えるには、どうすればいいのでしょうか? 最近では色々な方法が報告されていたり、紹介されていますが、 なかなか気軽にどこでもできる運動が紹介されていない現状です。 みなさん、難しく考えないで下さい。 ただ、毎日一度は…
最近、臨床において振り返ることがある。 さて、筋の収縮とは…? そう聞かれてなんと答えるか。 みなさんも、答えてみてほしい。(1分以内に端的に) 今回はそんな筋収縮について書いてみることにした。 理学療法士でない方でもわかるようにしていく。 単収縮(攣縮) 筋は神経に電気信号が流れることにより、収縮する。 神経による1回の刺激で1回収縮することを単収縮(攣縮)という。 この単収縮は、日常において腱反射や、しゃっくり、心筋の動きに使われている。 だから、運動には使われていない収縮である。 強縮 単収縮が終わらないうちに、2つ目の収縮…3つ目…4つ目が起こる。 これを強縮と言い、運動時の筋収縮は強…
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