シングルマザーというハンデ?を抱えながら、年中の3月から小学校受験の準備を始め、今年念願の志望校に進学しました!お受験で経験したことや試験対策など、私たち親子の体験をご紹介します。
当然ですが、ひとり親であろうとなかろうと、息子がやらなければならない受験勉強は、他の受験するお子さんと何ら変わりありませんでした。いろいろな分類の仕方がありますが、小学校受験のペーパーで出る内容は以下のようなものです。言語(しりとり等)図形(点図形・模写、積み木、鏡図形、立体・展開図、重ね図形等)数量(計数、数の足し算・引き算、置き換え、重さ・量比べ等)推理(四方観察、シーソー、ブラックボックス、ジャンケン迷路等)記憶(見る記憶、お話の記憶等)常識(季節・行事、基本的な理科問題、左右識別等)それぞれの分野をどのように攻略するかについては、私よりもずっと詳しい他ママさん達のブログもありますし、攻
ひとり親家庭で学校側がもっとも気にすることは、「他の両親が揃っている家庭と同じレベルで、子供の学校生活をサポートできるか。」ということではないかというお話を、お教室探しをしている時に、複数の先生から伺いました。例えば、「PTAや学校行事の手伝いなど、学校のためにどれだけ時間と労力を使えそうな親か。」といった点は、受験者の親を評価する際には、重視される点の一つでしょう。ひとり親の場合どうしても、「仕事も育児も一人だけでやっているから、学校を手伝う余裕などないのでは?」と学校側が不安に感じてしまう可能性があります。私個人としては、両親が揃っていても、ワンオペ育児のご家庭もあれば、共働きで夫婦ともに
前回の記事でリストアップした小学校の説明会やオープンスクール、運動会などの学校行事には、私は出来る限り参加するようにしました。目的は主に二つです。一つ目は、HPやパンフレットだけでは分からない、自分の眼や耳で見たり聞いたりした情報を多く仕入れておくことで、願書に書く内容や面接での受け答えの内容に説得力を持たせるためです。また、学校によっては、説明会やオープンスクールに参加していることを前提に、面接で質問される学校もけっこうありますので、直前になって受験したいと思っても、「参加していなかったために受けられない・・・」という事態になることもあります。(実際に私も1校だけですが、そうした学校がありま
お教室に入って早々、室長さんから「どこかご希望されている学校はありますか?」と聞かれました。そしてさらに、「そんなに急がなくてよいですが、早いところではもう説明会が始まるので、あまり最初から候補を絞らなくていいですから、気になった学校にはどんどん参加して下さいね。」と言われました。その当時は、私はまだ具体的な志望校名が出る状況ではなかったのですが、「説明会が始まる。」と聞いて、とりあえず、希望に合いそうな学校をリストアップすることにしました。まずは、息子にどんな学校に行きたいか聞いてみると、次のような回答が返ってきました。給食が美味しいグランドが広く、遊具が沢山ある動物を飼育しているかっこいい
小学校受験を始めるにあたり、取り急ぎ買い揃えたものがいくつかあります。【お受験開始時に買ったものリスト】息子のお受験服(紺のカーディガン+白の半そでポロシャツ+紺の半ズボン)私のお受験服(紺の半袖ワンピ+長袖ジャケットのスーツ)息子のお受験カバン(紺のお稽古バック)+外履き(黒の運動靴)+内履き(白の上履き)私のお受験カバン(紺のトートバック)+室内履き(黒のスリッパ)子供用の勉強机と椅子(リビングにおける小さなセット)プリンター(PCからの印刷及びコピーができるもの)文房具一式(鉛筆、ハサミ、のりなど)息子のお受験服や靴は、受験が始まる11月までにサイズが変わる可能性が高いので、本番は買い替
3月にお教室に通い始めてから6月までは、私と息子は基本的に以下のスケジュールでお受験生活を送っていました。それまでの生活でさえ、仕事、家事、育児を一人でどうにかやっと回している状況でしたから、その生活に新たにお受験準備が加って、私も息子も、それはそれは大変な日々でした。😓(黄色のアンダーラインの部分が自宅学習の時間です。)平日(月~金)6時起床6時半~7時半 お受験勉強(ペーパー40分、絵画10分、巧緻性10分)8時 保育園登園’(巧緻性(折り紙))18時半 保育園お迎え(日によっては遅いことも・・・)20時就寝土10:00~13:00 お教室(総合クラス)14:00~1
お教室には、3月から通い始めましたが、最初に悩んだのは、「どの授業を取るか?」ということです。ペーパーをはじめとした、基本的な小学校受験の項目を網羅した総合クラスは必須でしたが、悩ましいのは、任意で選ぶ専科のクラスです。室長さんが、とりあえず総合クラスをすぐに開始して、専科は各クラスを見学して後から決めてもよいと言って下さったので、「絵画」、「体操」、「行動観察」、「学校別」の計4コースの授業を見学させて頂きました。のちの夏季講習以降は、他のコースも取りましたが、最終的に3月のこの時点で総合クラスのほかに取ったのは、「行動観察」だけです。「絵画」は、月1で授業を受けたとしても、はっきり言って息
「そもそも、日本国内で私立小学校の通うのは何パーセントくらいなの?」という私の疑問に答えてくれる調査結果がありました。「小学校の国立・公立・私立の割合比率(2017年度)」https://fromportal.com/kakei/household/life-events/percentage-of-students-by-establishment.htmlこの調査によると、私立小学校に通う割合は1.25%、国立小学校の0.6%を含めても、全国で「お受験」をして小学校に進学している率は、約2%弱でしょうか。さらに、東京都に限った私立小学校への進学率を見てみると、東京都では4.2%、国立小の0
息子を私立小学校に進学させようという理想を掲げてはみたものの、当然ながら、理想を実現するにはお金が必要です。😓特にうちは私一人の収入ですし、親が資産家なわけでもないので、小学校受験することを決断する前に、「うちの財力で私立小学校に行くことは可能なの?」ということを確認しておく必要がありました。とりあえず必要になるのは、「小学校6年間の学費」+「小学校受験にかかる費用」です。私立小学校6年間の学費については、どこの学校もHPにわりと詳しく記載しているので、比較的容易に把握することができました。私が調べた範囲では、都内周辺の私立小学校は、年間学費が100万超となる学校と、60万~8
お教室めぐりシリーズ、最後の記事になります。最終的に私たち親子は、こちら大手Tのお世話になりました。こちらも大手Sの訪問時と同じような流れで、息子が体験授業を受ける間、責任者の方から説明を受ける際に、ひとり親家庭であること、これまで何も準備をしていないので、受験を迷っていること、を私から伝えました。すると、責任者の方は笑顔で、「うちからも、二年前、ひとり親家庭で受験して、希望校に合格された方がいます。」というではありませんか!😮そして、こう続けました。「ご両親揃って受験するご家庭が多い中、お母さまお一人で不安に思うのは無理ありません。ただ、子供の実力をきちんと評価して、そちらを
今回は、息子を連れて個人教室Aの体験授業を受けたときのお話です。このお教室には、他のお教室とは大きく違う点が一つありました。他のお教室は、子供を先生に預けるスタイルでしたが、こちらのお教室では、子供の授業に親が付き添うことになっていたのです。お教室につくやいなや、受付係と思しき女性が出てきて、そのまままっすぐ息子が体験授業を受けるクラスに、親子ともども案内されました。「まずは授業でお子様の様子を拝見させて頂いてから、お話させてください。」と言われ、25人ほどいる生徒さんの中に息子も加わり、1時間ほどペーパーの授業を受けました。以前訪問した個人経営の教室Mに比べると、先生の数も生徒数も多く、規模
初めて息子を連れて話を聞きに行ったのが、大手Sでした。息子は初めてのところにお出かけするのが大好きなので(笑)、道中、大好きな動物園にでも行くようにウキウキしてとても嬉しそうでした。一方の私は心の中で、「いきなりやったことないことをやるけど、大丈夫かしら?」と不安に思っていました。。Sにつくと、挨拶もそこそこに、息子は女性の先生に手を引かれて、お教室の部屋に消えて行きました。そのあと、私はお教室の責任者の方に事務室に案内され、責任者の方から一通りクラスの説明を受けた後、私から、「ひとり親であること。」「今まで受験準備はしておらず、本格的に取り組むか迷っていること。」そして、受験しようと考えた理
息子抜きで訪問したもう一つのお教室、個人経営Mのお話です。こちらのお教室は、「年少からお預かりしたお子さんを時間をかけて育て、受験させる。」というスタイルが基本の、経営者一人で運営している、非常に小規模のお教室でした。私がひとり親家庭であることを伝えると、Mの経営者の方は、こうおっしゃいました。「最近は、お母さまだけで受験するケースも、以前ほど珍しくありません。志望校によっては難しいかもしれませんが、さほど心配しなくてよいと思います。それよりも、この時期から受験に取り組むというのは、息子さんにとって相当、負荷がかかりますから、それに息子さんがどれだけ頑張れるか、そこが一番心配なところです。」そ
まずは、息子抜きで訪問した、大手Jを訪問したときのお話です。訪問したJ教室の責任者に、ひとり親家庭であることを伝えると、明らかに困惑した表情をされました。その瞬間に、「あぁ~、うちのような家庭は招かざる客なのね。」ということを悟りました。(笑)以前の記事でも少し触れていますが、「家庭環境(両親が揃っていること)を重視する学校もある。」と思われますから、同じ条件を前提とするお教室もあって当然です。Jは一番最初に訪問したお教室だったのですが、「やはり、ひとり親家庭での受験は、そう甘くないかな。。」と、その日は少し落胆して帰宅した記憶があります。ただ、Jもすべてのお教室がそうというわけではなく、私が
調べていくと、お教室には、大きく分けて2種類あることがわかりました。お教室が各所にあり、複数校に受験対策ができる「大手」と、お教室は1つで、そのお教室周辺にある学校をターゲット(得意)とする「個人経営」のお教室です。数ある中から、5つ(大手3つ、個人経営2つ)のお教室に電話をして、話を聞きに行くことにしました。大手3つは自宅から通いやすい範囲にあった3校を選び、個人経営の2校は自宅からは少し離れていましたが、大手との違いを知りたい気持ちがあり、話を聞きに行きました。電話をした段階で、大手T、大手S、個人経営Aの3つは、「お子さんの体験授業の間にお話することもできますよ。」というご提案を頂いたの
小学校受験を検討し始めたものの、年長になるほんの数か月前まで、人生計画には全くなかったことなので、「小学校受験って一体、何するの??」ということを情報収集するところからスタートしました。昨年1月の1か月間は、小学校受験の検索魔と化していた記憶があります。(笑)その時点では、受験することへの迷いや不安があったため、周囲の誰にも話さず、ひたすら一人で情報を集めていました。情報収集の結果、「お教室に通わないと、自力での受験は厳しそう。」という結論に至ったため、まずはお教室を探して、話を聞いてみようと考えました。にほんブログ村
息子が在籍する保育園から進学する公立小学校は3つの学区に分かれていたので、ある時、私はそのお母さま(以降、「A子さん」とします。)に学区を尋ねてみました。すると意外な答えが返ってきたのです。「うちはご縁を頂いて、私立に進学するんです。」と。。母子家庭であることを知った後だったので、私はものすごく驚いたのを覚えています。「母子家庭からも私立小学校に進学するんだ~。」と。。。そして、A子さんは続けて、こうおっしゃいました。「勉強だけなら公立小学校でいいのですけど、私はフルタイムで仕事をしているので、色々なところに連れて行ったり、様々な体験をさせてあげる時間があまりないんです。その点、私立小学校はイ
もともと、息子には中学受験をさせようと、生まれる前から夫と話していました。夫は中学受験の経験者で、自然とそのような方向になったと思います。夫を亡くしてからも、私は息子には中学受験をさせて、中高一貫校に通わせようと考えていました。なので、年長になる直前まで、息子には小学校受験の準備を全くさせていませんでした。 当初の私は、「私立小学校は、特別なご家庭のご子息が行く学校」という印象を持っていましたので、世界が違うからと、息子の進路の選択肢からは完全に除外していました。そんな私の気持ちに変化が起きたのは、息子が年中のときの保育園のクリスマス会で、一緒にお手伝い係をしたお母さまとお話しするようになって
今回は、過去の体験を綴るブログは一回お休みして、リアルタイムの私の気持ちを綴ります。「もし、今のこの状況で、息子がお受験を目指していたとしたら・・・。」コロナでお教室も何か月もお休みが続くような状況で、受験はあきらめていたかもしれません。お受験準備のスタートが遅かった息子は、去年の今頃は、まだまだ、お教室で初めて習うことでいっぱいでした。シングル家庭かどうかに関わらず、今年の受験生は、みなさん、コロナの影響で先が見えず、本当に大変かと思います。ただ、今だからこそ、コロナに対する各小学校の対応を見ることで、有事にどのように対応する学校なのかを見極められるチャンスでもあるかもしれません。といっても
私が経験した範囲では、小学校受験を志すご家庭の99%はご両親が揃っていた印象なので、「シングル家庭は小学校受験に不利なのか?」という問いに答えるとしたら、少なくても、ほぼ他のみなさんが普通に揃えている条件が欠けている時点で、シングル家庭での受験は、残念ながら、マイナスからのスタートであることは間違いないといえるでしょう。ただし、「シングル家庭であることが、最終的な合否の判断基準にならない学校はわりとある。」というのも私の実感です。というのは、実際に息子がご縁を頂けた学校が複数あるからです。(もちろん、その逆で、両親揃った家庭であることが重要な合否の判断基準になっている学校もあると思います。この
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