映画「スランバーランド」の感想です。父を亡くしたニモが、父の面影を求めて夢の中を冒険するお話……なんですが! 本作における注目点は、なんといってもジェイソン・モモア。ジェイソン・モモアが演じるフリップ(曰くアウトロー)がカッコ可愛くてキュンキュンします。もちろん、ニモを演じたマーロー・バークレーもめちゃくちゃ可愛い。あまり難しいことを考えず、気軽に観られる作品でした。
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映画「スランバーランド」あらすじ・感想|ジェイソン・モモアがカッコ可愛いトキメキのファンタジー
映画「スランバーランド」の感想です。父を亡くしたニモが、父の面影を求めて夢の中を冒険するお話……なんですが! 本作における注目点は、なんといってもジェイソン・モモア。ジェイソン・モモアが演じるフリップ(曰くアウトロー)がカッコ可愛くてキュンキュンします。もちろん、ニモを演じたマーロー・バークレーもめちゃくちゃ可愛い。あまり難しいことを考えず、気軽に観られる作品でした。
映画「13日の金曜日」あらすじ・感想|サクッと観られる!オリジナル「13日の金曜日」のリメイク版
映画「13日の金曜日」の感想です。オリジナル「13日の金曜日」(1980)ではなく、リメイク版の「13日の金曜日」(2009)。主演はジャレッド・パダレッキ。オリジナル版の一作目からはじまり、複数の作品がギュッと詰まったような内容でした。ちなみに、一作目のあのママンは冒頭に登場し、そのまま退場していきます。テンポが良い。グロはライトタッチな描写(いや、それでもグロが苦手な人にはおすすめできない)。
映画「SING/シング:Thriller」あらすじ・感想|短いストーリーながらも起承転結にギュッと詰め込まれている!
映画「SING/シング:Thriller」の感想です。たった10分間でこの満足感! マイケル・ジャクソンの楽曲「スリラー(Thriller)」に合わせてショートムービー。10分という短い時間であるにもかかわらず、起承転結がしっかりしていて非常に良かったです。ハロウィンらしくホラー味もあって、ビビッドでおどろおどろしい色使いもセンスの塊! 全体的に好きでした。
映画「ザ・ハント」あらすじ・感想|ブラムハウス好きにはたまらない!混乱に次ぐ混乱で面白すぎる展開
映画「ザ・ハント」の感想です。序盤から、混乱に次ぐ混乱! 主人公、いったい誰なのー!? から始まるスリラー映画です。登場人物たちの混乱がひしひしと伝わってくる演出で、没入感たっぷり。エマ・ロバーツを起用しておきながら、贅沢な使い方をしているのもとても良かったです。あとは……そう、向こう側に人がいると意識しづらいツールだからこそ、SNSの使い方には気をつけなきゃな、と改めて思ったりしました。
映画「ルー・ガルー:人狼を探せ!」あらすじ・感想|ブラックコメディーにクスッとしてしまうファンタジー
映画「ルー・ガルー:人狼を探せ!」の感想です。映画「レオン」(1994)で知られるジャン・レノ出演の作品。あのジャン・レノが認知症のおじいちゃんを演じています。「レオン」の時のような圧倒されるような強さはありませんが、こう、(中世では)頼りになる格好良さがあって、相変わらずキュンキュンします。内容的には、人狼ゲームを題材にしてはいるものの、フランス版ジュマンジ、という感じでしょうか。
映画「サスペリア」あらすじ・感想|ほんのちょっとのグロさと!芸術的な演出が光るイタリア映画の名作
映画「サスペリア」の感想です。「決してひとりでは見ないでください」――。そんな恐ろしすぎるキャッチコピーが有名な本作。ドキドキしつつ、部屋を暗くしてひとりで観てみましたが(ポップコーンはしっかり用意した)、個人的にはキャッチコピーほど怖くはなかった、という感想に落ち着きました。ただ、色使いが途轍もなく美しい。怖いというより、オシャレホラーという感じでした。あとは、主人公を演じたジェシカ・ハーパーがとても美しい。
映画「プラットフォーム」あらすじ・感想│資本主義や格差社会を表したスリラー?面白い?つまらない?
映画「プラットフォーム」の感想です。話題の作品だったので、観る前に今一度口コミを調べてみたところ、評判がかなり良かったために「まあ、こんなもんか……?」な感想に落ち着いてしまいました(トホホ……)。でも、面白いは面白かった。格差(階級)社会と資本主義と、それに付随する残酷さがきっちりしっかり描かれていました。謎が謎を呼ぶ構造でありながらも、登場人物たちの心の動きは、なんとも納得感があるものでしたね。
映画「涙するまで、生きる」あらすじ・感想|ヴィゴ・モーテンセン主演!渋くてとっても魅力的な主人公を演じる
映画「涙するまで、生きる」の感想です。ヴィゴ・モーテンセン主演の作品……はあー! ヴィゴが格好良すぎる……! と思いながら、鑑賞しました。年齢を重ね、さらに渋く、格好良くなっていく。元軍人という役柄もぴったりでした。舞台は1950年代のアルジェリア。フランスからの独立間近で、非常にピリピリしている時代ですね。ヴィゴ演じるダリュが、罪人モハメドを裁判にかけるために移送するというお話。ロードムービーです。
映画「ゾンビーバー」あらすじ・感想|見ごたえ抜群!?意外としっかり作り込まれたお馬鹿なB級ホラー
映画「ゾンビーバー」の感想です。かなり有名なB級ホラー(ゾンビ)映画。まあ、ゾンビといっても、人じゃないんですけどね! 今回のゾンビはビーバー。といっても、噛まれたらもちろん人にも感染するっぽい。でも、タイトルの通り、メインは対ゾンビーバー。複雑な人間関係……というか、浮気やなんやらでぎこちない雰囲気の男女がゾンビーバーに遭遇し、襲われ、混沌とした状況になっていくという面白ホラーです。
映画「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」あらすじ・感想|アル・パチーノの渋い魅力に惹きつけられる!
映画「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」の感想です。「ゴッドファーザー」(1972)で知られるアル・パチーノ主演の作品です。名優アル・パチーノが本作で演じるのは、なんと盲目の退役軍人フランク・スレード中佐! 改めて、アル・パチーノの演技幅の広さを思い知らされました。といっても、アル・パチーノ作品にはあまり詳しくないんですが。内容も素晴らしく、特にタンゴとスピーチのシーンは、さすが「名シーン」と言われるだけのことはありますね。
映画「ジャックは一体何をした?」あらすじ・感想|まあ、リンチ作品だもんな……と納得(?)させられる短編映画
映画「ジャックは一体何をした?」の感想です。「イレイザーヘッド」(1976)や「マルホランド・ドライブ」(1997)などで知られるデヴィッド・リンチ監督の作品です。フィルム・ノワールのような短編作品。20分弱ほどなので、ちょっと空いた時間などにサクッと鑑賞できる……が、難解というより「よくわからんなあ……(褒め言葉)」な内容なので、観る人を選ぶ映画かもしれません。リンチ監督色がしっかりはっきり出ていました。
映画「キラー・ナマケモノ」あらすじ・感想|パペットなナマケモノが超可愛い!キュンとするB級ホラー
映画「キラー・ナマケモノ」の感想です。「JAWS/ジョーズ」や「コカイン・ベア」など、アニマル・パニック作品は多々あれど……今回はまさかのナマケモノ! あのスローなことで有名なナマケモノが暴れるの!? マ!? と思いつつ、観てみました。……全然ナマケていなかった。めっちゃキラー・ナマケモノだった……! 個人的には、この時代にCGでなく、あえてパペットにしたところも評価が高かったです。とっても可愛い。
映画「人狼ゲーム 夜になったら、最後」あらすじ・感想|期待そこそこに観ると普通に楽しめるB級ホラー
映画「人狼ゲーム 夜になったら、最後」。これまで、邦画なら「人狼ゲーム」を題材にした作品を多々観てきたんですが、洋画としては初めて。VRゲーム「Werewolves Within」を映画化した作品らしいです、が……まあ、まったくの別物として考えたほうが、純粋に楽しめるでしょうね。B級ホラーやB級スリラーが好きなら、結構気に入りそうな内容。コメディーな部分では、緊張と緩和がうまく使い分けられていて良かったです。
映画「チャーリーとチョコレート工場」あらすじ・感想|ティム・バートン×ジョニー・デップの鉄板タッグ!
映画「チャーリーとチョコレート工場」の感想です。ティム・バートン監督×ジョニー・デップ。マジ最強タッグやん? と改めて思わせてくれる最高の作品でした。なにより、ジョニー・デップのビジュアルが最高に良い。美しい。ミステリアス。ティム・バートン監督ならではの、ファンタジーながらもダークな世界観はやはりいつ観てもハマりますね。それでいて、観ている側をしっかりハッピーな気持ちにしてくれるのもとても好き。
映画「グスコーブドリの伝記」あらすじ・感想|宮沢賢治×ますむらひろしの豪華タッグで可愛いネコちゃん登場
映画「グスコーブドリの伝記」の感想です。もうね、いろいろと豪華&豪華な作品でした。まず、原作が童話作家の宮沢賢治でしょ、それからキャラクター原案がますむらひろしさん。それに加えて、主人公ブドリの声を演じるのは、なんと小栗旬さん! というわけで、このあたりは非常に満足度が高い。欲を言えば、俳優さんたちだけじゃなく、職業声優さんたちをもうちょっと入れてほしかったかなというところ。なににせよ、原作が読みたくなりました。
映画「ダーク・タイド」あらすじ・感想|サメ映画というより遭難映画?キャストはめちゃくちゃ豪華
映画「ダーク・タイド」の感想です。あのハル・ベリー主演のサメ映画。B級。ハル・ベリー×サメと聞いて、うきうきわくわくしちゃった人は私だけじゃない……はず? このコラボで、面白くならないわけがないっ! なんて……思っていた……時期もありました……(地上派で鑑賞)。が。サメ映画だと思って見始めると、肩透かしを食った気分というか「違う、そうじゃない」と感じてしまうかもしれない、サメ映画っぽくないサメ映画でした。
映画「JAWS/ジョーズ」あらすじ・感想|迫力満点のサメが格好良い!さすがすぎるサメ映画の金字塔
映画「JAWS/ジョーズ」の感想です。サメ映画といえば? もちろん「JAWS/ジョーズ」! この作品、もしくは「ディープ・ブルー」なんかが真っ先に思い浮かびますよね。さして映画に興味がないという人でも、子どもの頃に地上派で観たことがある! なんていう人も多いんじゃないでしょうか? それくらい、有名なサメ映画。これ、本当に70年代の作品? なんて思えるほどに、しっかり怖いサメと演出です◎!
映画「イヌとイタリア人、お断り!」あらすじ・感想|ストップモーションで可愛く進むちょっぴり重いお話
映画「イヌとイタリア人、お断り!」の感想です。アラン・ウゲット監督の作品。「ストップモーションアニメ、可愛い!」と思って見始めたら、思いの外重たいお話でびっくり(ただし、重たくないと駄目な類の話でもある)。戦時中の過酷な生活、労働環境、大事な人との別離、人種差別……ウゲット監督の祖父母の実体験がもとになっているというだけあって、生々しいところもある内容でした。
映画「シャーク・クルーズ」あらすじ・感想|ヒーローらしいヒーローが不在のまま進行するZ級サメ映画
映画「シャーク・クルーズ」の感想です。B級サメ映画……ではなく、Z級サメ映画。クルーズ船で釣りに行ったら、人喰いザメの群れに囲まれてどうしようもなくなっちゃう人たちのお話。設定的には、王道なような、いろいろ調理しがいがありそうな余白を持っているような……。ですが、個人的には、ちょっと楽しみ方がいまいちわからなかった内容でしたね。とりあえず、恋愛要素が入ってこないのは良かった!
映画「黒いチューリップ」あらすじ・感想|一人二役を演じるアラン・ドロンが美男子すぎてドキドキする
映画「黒いチューリップ」の感想です。追悼アラン・ドロン、ということで鑑賞。昔から、「アラン・ドロンってイケメンだなあ」とは思っていたものの、改めて見てみると本当に美しい。芸術的な美しさという感じで、うっとり見蕩れてしまいそうです。――というのはともかく、話としては、フランス革命前夜といった感じの、ちょっと不穏な空気が漂っている時代。貴族であるにもかかわらず、義賊として活動する伯爵のお話。
映画「ハッピー・デス・デイ」シリーズまとめ|別々に観ても大丈夫?それぞれのあらすじも一緒に紹介
映画「ハッピー・デス・デイ」シリーズまとめです。「ザ・スイッチ」(2020)などで知られるクリストファー・ランドン監督による作品です。一作目は完全にコメディーホラー、二作目はホラーよりSF色が強くなっています。なので、個人的には一作目のほうが好み(とはいえ、二作目は二作目で良いところも多い)。なんといっても、メンタル強めのツリーちゃんの行動力と、多種多様なループパターンを見ているだけでめちゃくちゃ楽しくなりますよ!
映画「セーヌ川の水面の下に」あらすじ・感想|皮肉たっぷりで◎!トライアスロン大会間近のセーヌ川に巨大ザメ
映画「セーヌ川の水面の下に」の感想です。「セーヌ川の(以下略)」となっていますが、英語のタイトルは「Under Paris」(原題は「Sous la Seine」だけど!)。つまり「パリの下で」。日本語としての語感は「セーヌ川の(以下略)」のほうがしっくり来るような気がするものの、内容に合っているのは「Under Paris(パリの下で)」ですね。内容といい、公開タイミングといい、フランスらしい皮肉さが詰まっていました。
映画「デイ・アフター・トゥモロー」あらすじ・感想|ちょっと現実味を帯びてきたディザスター・ムービー
映画「デイ・アフター・トゥモロー」の感想です。デニス・クエイドと、若かりし頃のジェイク・ギレンホールが主演のディザスター・ムービーです。私が本作を初鑑賞した(高校生)当初は完全にまるっとフィクションとして観ていたんですが、近年の異常気象&暑さから考えると、実は徐々に現実に近付いているんじゃないかと思いますね(怖い)。デニス・クエイドとジェイク・ギレンホールのコンビも最高で、内容含め、余すところなく楽しめます。
映画「ぶあいそうな手紙」あらすじ・感想│今だからこそわかる!手書きの手紙だからこそ伝わる心からの言葉
映画「ぶあいそうな手紙」の感想です。ブラジル発のヒューマンドラマ。70代後半の独居老人と、20代前半の女性が織りなすハートウォーミングな物語……なんですが、個人的にはちょっと物足りないというか、モヤモヤした部分が残る内容でした。なんというか、雰囲気はとっても好きなんだけど、あまり共感はできなかったというか。――とはいえ、デジタル化の進んだ今だからこそわかる、手紙ならではの良さみたいなものは感じられました。
映画「ザ・ロストシティ」あらすじ・感想|LOVE!ちょっとお間抜けなチャニング・テイタムに胸キュン!
映画「ザ・ロストシティ」の感想です。「ステップ・アップ」や「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」で知られるチャニング・テイタムの出演作。ヒロインはあの大女優サンドラ・ブロック……なんですが! これがまた、めちゃくちゃ美しい! 結構ガッツリ恋愛要素が入っていたので、お幾つなんだろうと調べてみたら、現在のサンドラ・ブロックは59歳。つまり、本作の撮影時点でも56、7歳ぐらいだったということ。魅力的すぎて驚きました。憧れる!
映画「パニック・マーケット」あらすじ・感想|意外としっかりしたストーリーのザ・B級サメパニック!
映画「パニック・マーケット」の感想です。
映画「ゴースト・シャーク」あらすじ・感想|少しの水、それさえあればいい――笑えるトンデモサメパニック
映画「ゴースト・シャーク」の感想です。B級サメ映画ファンたちの間では、もはやネタと化しているサメパニックです。それもそのはず。「ゴースト・シャーク」というタイトルの通り、サメが幽霊になって襲ってくるあたりまでは「まあ、そういうこともある(?)か……」で済むものの、このサメが、水さえあればどこにでも現れるというチート能力持ち。さらに、魔術要素まで出てくるという、驚きの展開を迎えます。
映画「チアーズ!」あらすじ・感想|恋にチアに大忙し!一生懸命なキルスティン・ダンストがとってもキュート
映画「チアーズ!」の感想です。子役出身のキルスティン・ダンスト主演の作品。かなり個人的なことなんですが、私がダンスムービーにハマったきっかけの作品でもあります。ザ・アメリカの高校生という感じがするのは言わずもがな、このキラキラしている雰囲気がとても好きでした。あと、キルスティン・ダンストはどの角度から見ても可愛く美しい。エンターテインメント性の高いライトな内容に仕上がっています。
映画「友だちのうちはどこ?」あらすじ・感想|アッバス・キアロスタミ監督の名作!友達の家を探す大冒険
映画「友だちのうちはどこ?」の感想です。イラン産のヒューマンドラマ映画。隣の席の男の子のノートを間違えて持って帰って来てしまった少年の話です。イラン情勢にはあまり詳しくないんですけれども、この時代は(おそらく)検閲も相当厳しかっただろうに、子どもの視点に置き換えることでメタファー的に国のあり方を皮肉っている感じがします。内容としても、大人たちがとにかく理不尽で胃の奥がキリキリ痛むようでした。
映画「きみに読む物語」あらすじ・感想|大人気の王道ロマンス!出会うべくして出会ったふたりの恋物語
映画「きみに読む物語」の感想です。巷で大人気のロマンス映画「きみに読む物語」。本作でライアン・ゴズリングにハマったという人は多いのではないでしょうか? まあ、格好良かったですよね(でも、個人的には「ラ・ラ・ランド」のライアン・ゴズリング推し)! 出会うべくして出会ったふたりという感じで、住む世界が違うふたりの大恋愛。確かに良かった。胸が苦しくて、でも幸せな気持ちになる。でも、正直、とても好きというわけではなかった作品でした。
映画「丘の上の本屋さん」あらすじ・感想|老人と移民の少年の交流――優しい気持ちになれるイタリア映画
映画「丘の上の本屋さん」の感想です。古本屋を営む老人と移民の少年が交流するハートウォーミングなストーリー。老人の言葉は、少年よりもずっと長く生き、いろんな経験を積んでいるだけに一部説教くさくもあるんだけど、それがまた良い味を出しています。出てくる本のタイトルも、「星の王子さま」や「白鯨」「ドン・キホーテ」など、誰でも耳にしたことがあるようなものばかり。本っていいなと改めて思わされます。
映画「ALONE アローン」あらすじ・感想|一歩でも動けば即エンド……砂漠で孤独と戦う兵士の物語
映画「ALONE アローン」の感想です。自身に課されたミッションに失敗し、仲間と共になんとか敵の攻撃から逃れるも、砂漠のど真ん中で地雷を踏んでしまうというお話。例えば「FALL/フォール」のように、限られた場所でどうにかしなければいけないというのが特徴と言えるシチュエーションスリラーですが、その最たる状況と言っていいかもしれない本作。――その場から一歩も動けないという無理ゲーでした。
映画「ベン・ハー」あらすじ・感想|わかりやすいシンプルなストーリー!ちょっとライトタッチなベン・ハー
映画「ベン・ハー」の感想です。2016年版のほう。名作とされている4時間の「ベン・ハー」に対して、こちらは2時間ほどしかないので、人間関係含めさまざまな描写が、比較的ライトタッチに描かれていると思います。なので、悪く言えば物足りない、良く言えば気軽に観やすいといった感じ。個人的には、これはこれで結構好きでした。一部わかりづらいところがありつつも、シンプルなストーリーで良かったです◎
映画「スタンド・バイ・ミー」あらすじ・感想|生きるとは何か?単なるひと夏の冒険ではない少年たちの経験
映画「スタンド・バイ・ミー」の感想です。言わずと知れた名作。「少年たちの一夏の冒険」として語られることも多い本作ですが、個人的には、それは後から付いてきたもので、実際には「生と死」(=生きるということ)を考えさせる作品だったんじゃないかと思っています。少年たちの当初の目的「死体探し」がそのまんまテーマになっているような。こう、少年たちの関係が結構リアルで、自分の子どもの頃を思い返したりしながら改めて観てみました。
映画「ディープ・ブルー2」あらすじ・感想|期待大のサメパニック!前作の評価は超えられなかったか……
映画「ディープ・ブルー2」の感想です。「ジョーズ」と並び、サメ映画の代表作とされる「ディープ・ブルー」の続編ということもあり、かなり期待値が高かった作品ですが、正直、続編だからこそ「平凡」という印象になってしまったサメ映画でした。数ある他のサメ映画たちに埋もれてしまいそうというか。なかなか面白いんだけれども、前作に比べると……と。期待しすぎずに観れば、B級映画的な感じで楽しめるかもしれない作品。
映画「名探偵コナン ベイカー街の亡霊」あらすじ・感想|色褪せない魅力!他の劇場版作品とは毛色が違う作品
映画「名探偵コナン ベイカー街の亡霊」の感想です。堂々と胸を張って言える。「数ある素晴らしい名探偵コナンの劇場版の中でも、過去一に素晴らしい作品です!(ドヤァ)」。……と、いうわけで、私の中では一番好きな名探偵コナン(劇場版)です。他の作品と比べても、ちょっと毛色が違う感じですねコナンは人間やめてないし(?)派手な爆発などもないけど、地味ながらも泥くさくコナンたちが頑張る様子が好きです。
映画「ダブルヘッド・ジョーズ」あらすじ・感想|ザ・B級映画!雑な展開がありつつも意外とリアルなサメ肌
映画「ダブルヘッド・ジョーズ」の感想です。タイトルに「ジョーズ」というワードが含まれていることから、なんとなく想像できるかもしれませんが、サメ映画です。内容は、ザ・B級という感じ。ちなみに、原題は「2-Headed Shark Attack」で、「ジョーズ」には掠りもしていません。そして、はい。原題にも(邦題にも!)ある通り、双頭のサメが暴れまくる内容になっています。怖いネ!
映画「大地と白い雲」あらすじ・感想|内モンゴルの美しい風景――都会に憧れる夫とこのままでいたい妻のすれ違い
映画「大地と白い雲」の感想です。中国発のヒューマンドラマ。都会に憧れ、妻には言わずたびたび街に行ってしまう夫と、このままここで暮らしたいと願う妻のすれ違い――。一見「まあ、仕方ないよな。価値観の違いだし」と思えるすれ違いではあるんですが、個人的には、すれ違いよりもはるかに夫の身勝手さが目についてしまいました。とはいえ、モンゴルの風景がめちゃくちゃ綺麗で、ぜひとも劇場で観たかったと思いましたね。
映画「マディのおしごと 恋の手ほどき始めます」あらすじ・感想|ジェニファー・ローレンスの体当たりな演技
映画「マディのおしごと」の感想です。「ハンガー・ゲーム」で知られるジェニファー・ローレンス主演の作品。「ハンガー・ゲーム」に負けず劣らず、かなり体当たりな演技でした。この年齢差はどうなの? というのはもちろんあるし、両親イカれてんなァ! というのもあるんだけど、マディの生き方に共感してしまうところもあって、意外と楽しく観られました。ジェニファー・ローレンス演じるマディがハチャメチャすぎて良い。
映画「シンデレラ・ストーリー」あらすじ・感想|ヒラリー・ダフが最高にキュートな学園ラブストーリー
映画「シンデレラ・ストーリー」の感想です。ヒラリー・ダフ主演のキュートな恋愛映画です。ちなみに、私がヒラリー・ダフにハマったきっかけの作品でもある。父親が経営していたダイナーで、ローラースケートで滑りながら働く様子がめちゃくちゃに格好良く見えて、小さい頃に買ってもらった自分のローラースケートを出してきて眺めたものです。まさに「シンデレラ・ストーリー」というタイトルがぴったりな内容になっていました。
映画「ハロウィン・キラー!」あらすじ・感想|タイムトラベルで母を救え!80年代を痛烈に描いたホラー
映画「ハロウィン・キラー!」の感想です。Amazon Prime Videoにて鑑賞。軽い気持ちで見始めたらば(?)、意外と好きな作品でラッキーでした。「スクリーム」や「ハッピー・デス・デイ」といったホラーコメディーが好きな人には刺さりそうな内容と雰囲気。タイムトラベル系ですが、そう遠い昔に飛ぶわけではないので、主人公の女の子がジェネレーションギャップに戸惑うシーンが個人的には結構好み。
映画「ニモーナ」あらすじ・感想|教育とは?差別とは?うるっときてしまうニモーナの過去と感情
映画「ニモーナ」の感想です。クロエ・グレース・モレッツが主人公ニモーナの声を務めた本作。クロエちゃん目当てで見始めたはずの作品でしたが、気付けば「ニモーナ」の世界にどっぷり浸かっていました。差別とは、LGBTとはなど、さまざまな社会問題が根底にはあるのでしょうけれども、それを感じさせないぐらい自然な描写で感心してしまいましたね。勝気なニモーナの隠された過去と弱さみたいなものに、グッときてしまいました。
映画「MEG ザ・モンスターズ2」あらすじ・感想|頼れる男、ジェイソン・ステイサムはやっぱり最強だった
映画「MEG ザ・モンスターズ2」の感想です。「MEG ザ・モンスター」に引き続き、ジェイソン・ステイサム主演の作品。前回同様、ジェイソン・ステイサムが出ているだけでやたらと安心感がありますよね。「コイツだけは最後まで無事なはずや……」と、サメパニックとしては不思議な安心感を覚えながら鑑賞しました。ただ、個人的な感想としては、前作のほうが好きかなと。決して今作が駄目だったというわけじゃないんですが、なにしろサメ以外にもいろいろ出てくるので。
映画「YUMMY ヤミー」あらすじ・感想|ゴア表現が意外としっかりしているベルギー発のゾンビパニック!
映画「YUMMY ヤミー」の感想です。ベルギー発のゾンビパニック。私個人としては、そもそもベルギー映画に詳しいほうではないんですが、特にベルギー産のゾンビ映画なんて初めて観ましたね。思いのほか、ゴア表現がしっかりしていて驚きました。ちゃんとグロい(なので、グロが苦手な人は一部要注意)。ストーリーも一見お馬鹿っぽいんですけれども、それなりに胸糞で「ゾンビ映画最高ー!」となります。
映画「呪術召喚/カンディシャ」あらすじ・感想|圧倒的物理!元カレに復讐したくて呪術を使ってみたら
映画「呪術召喚/カンディシャ」の感想です。モロッコに伝わる都市伝説を基にした物語。ストーリー自体は「元カレにひどいことされて許せないので、都市伝説とか呪術とか別に信じちゃいなかったけど、とにかく復讐したい気持ちで実行してみた」という感じで、非常にシンプル。この、元恋人とのトラブルで、というのが、Jホラーにはありそうでないかもなと思える設定で斬新でした。肝心のカンディシャはめちゃくちゃスタイルの良い美女。
映画「インスタント・ファミリー~本当の家族見つけました~」あらすじ・感想|本物の家族愛とはなんなのか
映画「インスタント・ファミリー~本当の家族見つけました~」の感想です。子どものいない夫婦が養子を取ることを決意し、子育て経験がないのにもかかわらず、3人の子どもたちをいっぺんに受け入れなければならなくなったお話。血か、それ以外か――家族たらしめるものはいったいなんなのか。そういった根本的なことを考えさせられる物語でもあるし、単純に最後は感動します。子どもたちも生意気だけど、とっても健気。
映画「スカイハンガー」あらすじ・感想|酔った勢いで気球に乗ってみた?キプロス発のシチュエーションスリラー
映画「スカイハンガー」の感想です。キプロス発の映画自体初めて鑑賞したんですが、自分の好みには合わない作品でした(トホホ)。というのも、シチュエーションがなかなか間抜けなばかりか、登場人物たちは基本お馬鹿さん(失礼)。残念ですが、あまり感情移入ができなかったうえに、シチュエーションスリラーで必要不可欠といえる綱渡りのような緊張感もほとんどありませんでした。他のキプロス映画にはちょっと興味があります。
映画「キラーズ・セッション」あらすじ・感想|あの最高の悪役ゲイリー・オールドマンが主演……主演?
映画「キラーズ・セッション」の感想です。ゲイリー・オールドマン作品が観たくて選んでみた作品。ジャケットからもわかる通り、一応主演ということにはなっているけれど、正直、彼のポジションはよくわからなかったかなあという印象でした。設定は面白いし、ラストはまあまあ好きだった。あと、メインキャラではないし、むしろちょい役ではあるものの、ジェシカ・アルバがめちゃくちゃ可愛いかったです。
映画「MEG ザ・モンスター」あらすじ・感想|凶暴な巨大なサメと戦うジェイソン・ステイサムの安定感
映画「MEG ザ・モンスター」の感想です。ジェイソン・ステイサム主演のサメパニック映画。サメといっても、例えば「ジョーズ」のようにホホジロザメ(ホオジロザメ)がとか「ディープ・ブルー」のようにアオザメがとか、今現在も確認されている種類のサメとは異なり、太古の昔に生息していて、かつすでに絶滅してしまったと言われているメガロドンをモチーフに描いています。ジェイソン・ステイサムが出ているだけで、安心感は抜群。
映画「ザ・ビーチ」あらすじ・感想|若かりし頃のレオ様が美しすぎる!迫真の演技に惚れ惚れする
映画「ザ・ビーチ」の感想です。若かりし頃のレオ様が、超絶美男子。なんでも、あの名作「タイタニック」のあと、選びに選び抜いて出演を決めた作品だそうです。結構個性的な作品なので、好き嫌いに分かれるとは思いますが、没入感があって私は好き。レオ様の置かれた(というか、自ら飛び込んでいったという表現のほうが近いかも)環境に、「自由」あるいは「楽園」とは何かを考えさせられます。
映画「ディープ・ブルー」あらすじ・感想|サメ映画の代表作!最後の最後まで気が抜けないパニック映画
映画「ディープ・ブルー」の感想です。「有名なサメ映画は?」と聞かれたら、迷わず「ジョーズ」と答える人もいるでしょうが、もうひとつ忘れてはいけないのがこの「ディープ・ブルー」という作品です。90年代の作品らしく、一部CGが粗めなところはあるものの、気になるほどではなく、純粋にサメサメパニック(!)を楽しむことができます。設定は王道ながらも、最後の最後まで展開が読めない内容となっていました。
映画「劇場版 黒子のバスケ LAST GAME」あらすじ・感想|最強のキセキの世代+αが仲間として大集合!
映画「劇場版 黒子のバスケ LAST GAME」の感想です。漫画に始まり、アニメも大人気だった「黒子のバスケ」。主人公である黒子のバスケ愛とひたむきさは、つい熱を入れて応援したくなりますよね! そんな「黒子のバスケ」の「EXTRA GAME」を原作に、劇場版化した作品になります。黒子を含めたキセキの世代が今度は仲間として大集結。いやあ、味方になると本当に心強いメンバーばかりです。
映画「イースターナイトメア 死のイースターバニー」あらすじ・感想|日本発のイースターホラーは果たして……
映画「イースターナイトメア 死のイースターバニー」の感想です。日本発のイースターホラー。まず先に口コミを読んでみて、だいぶ酷評されていたので「いかがなもんか……」と思いながら観てみました。が、ホラーと相性の良い宗教という素材。これを、イースターがテーマだからでしょうか。多くの日本人に馴染みのない敬虔なキリスト教徒という設定にしてしまったがために、あまり感情移入できなかったという印象でした。
映画「ジュマンジ/ネクスト・レベル」あらすじ・感想|ゲームの中に違和感?ロック様再登場でキメ顔再び
映画「ジュマンジ/ネクスト・レベル」の感想です。前作「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」の続編で、スペンサーたちが再びゲームの中に戻ります。しかも、今回はおじいちゃん+おじいちゃんのお友達も参戦! 「まあ、ゲームに馴染みのないおじいちゃんが参加したら、まずはそうなるよね」などと微笑ましく思いながら鑑賞しました。なお、ロック様のキメ顔は健在。ただし、やっぱり前作はさすがに超えられなかったかなとうい印象でした。
映画「クワイエット・プレイス」あらすじ・感想|音を立てたら即アウトな極限状態で戦う家族の物語
映画「クワイエット・プレイス」の感想です。音を立てたら即アウト(=退場)の世界。極限状態にありながらも、なんとか生き延びようとする家族。正直、「この状況で妊娠!?」というようなツッコミどころはあるんですけれども、シチュエーションは悪くないうえに、クリーチャーの造形はかなり好きでした。そして、ラストあたりのエミリー・ブラントがとても格好良い。同性ながらもドキドキしてしまいました。
【洋画】キュンキュンしちゃう!高校生らしいピュアな気持ちを応援したくなる恋愛映画10選
数あるラブストーリーの中でも、高校生が主役になっている恋愛映画をいくつか挙げていきます。あの頃(高校生の頃)にしか感じられなかった胸キュンってありますよね。高校生たちの、純粋で、一途で、けれどもちょっぴりほろ苦い全力の恋愛。大人として観てみると、不安定すぎて「大丈夫か?」と心配になることもありますが、この真っ直ぐさが眩しい……!と、なんだか幸せな気持ちになるものです。
映画「天使にラブソングを…」あらすじ・感想|邦題の付け方が天才的!どの楽曲も素晴らしくテンションが上がる
映画「天使にラブソングを…」の感想です。……まず、何が言いたいかって。「日本語タイトル(邦題)の付け方のセンスよ……!(めちゃくちゃ褒めている)」ということですよね。「Sister Act」もわかりやすいタイトルだけれど、それを内容に絡めて「天使にラブソングを…」という言葉が出てくるセンスがすごい。「あ、なんだただの天才か」って感じですね。作品としても、ハッピーになれるような明るい物語なので、非常に観やすいです◎
映画「THE FIRST SLAM DUNK」あらすじ・感想|宮城リョータの過去と桜木花道の真っ直ぐな主人公らしさ
映画「THE FIRST SLAM DUNK」の感想です。原作を知っている人もそうでない人も、一様に楽しめる内容になっていた本作。個人的には日本のCGアニメがあまり好きではない(2Dに慣れ親しみすぎて、違和感を覚えてしまう)ので、正直どうかなあと思っていたのですけれども、観終わったあとには「申し訳ございませんでした!!!」と土下座したくなるほどの素晴らしさでした。
映画「清須会議」あらすじ・感想|派手な合戦シーンは一切なし!織田信長の跡継ぎは誰?後見は?
映画「清須会議」の感想です。豊臣秀吉、といえば特に歴史が好きではない人でも知っている武将の名前だと思いますが、豊臣秀吉がかつて羽柴秀吉であった頃。本能寺の変が起き、織田信長の跡目を誰にするか……というなんともピンポイントな歴史上の出来事を中心に描いています。三谷幸喜監督らしく、大泉洋さんをはじめ、役所広司さんや鈴木京香さん、妻夫木聡さんなど、豪華キャストがそろっているのが◎!
映画「ザ・デッド インディア」あらすじ・感想|どこを見てもゾンビ!人口の多いインドで大パニック
映画「ザ・デッド インディア」の感想です。アフリカでゾンビが発生した「ゾンビ大陸 アフリカン」の続編で、今度はインドでゾンビが大量発生しちゃったみたい! わー、どうしよう!? というお話。ポイントは、ロードムービー要素が強いところ(好き嫌いに分かれそう)と、主人公の男性がめちゃくちゃ普通の人であるというところ。私は結構好きでした。
映画「ハッピー・デス・デイ 2U」あらすじ・感想|またこれ!?再び悪夢のループが始まったからさあ大変!
映画「ハッピー・デス・デイ 2U」の感想です。主人公はカーターのルームメイト、ライアン……と思いきや、前作に引き続きツリーでした。登場人物はほぼほぼ同じで、マルチバースな世界観。前作に比べるとコメディー要素が強く、さらにSF要素が入っているので、前作の雰囲気を期待している人は、ちょっぴり肩透かしを食ったような気分になるかもしれません。でも、ジェシカ・ローテは相変わらず美人さんだし、流石の演技でした。
映画「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」あらすじ・感想|ロック様のキメ顔!クスッと笑えるコメディー
映画「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」の感想です。ロック様(ドウェイン・ジョンソン)主演の作品。ロビン・ウィリアムズが主演を務めた初代「ジュマンジ」に比べると、ややコメディー要素の強い内容となっています。不意打ちで「ふふっ」と笑ってしまったのが、ロック様の強味でもある「キメ顔」を披露するシーン。そして、かなり個人的な好みが反映された感想となりますが、キャストとしてニック・ジョナスが入っているのがただただ最高でした。
映画「シング・フォー・ミー、ライル」あらすじ・感想│ハッピーなミュージカル!ワニくんの甘い歌声にうっとり
映画「シング・フォー・ミー、ライル」の感想です。歌がうまいワニくんとその周辺(?)のお話……ですが、このワニくんの声を務めるのは、なんとショーン・メンデス! 歌声が甘く、そして爽やかすぎるので、最初こそワニの声として違和感を覚えましたが、一度慣れたらもうドキドキです。ちなみに、吹き替え版のワニくんの声は大泉洋さんが務めています。ほかにも、石丸幹二さんや水樹奈々さんなど、そうそうたる顔ぶれが集結!
映画「カウントダウン」あらすじ・感想│自分の余命はどのくらい?アプリでわかる寿命に抗う術はあるのか
映画「カウントダウン」の感想です。エリザベス・レイル主演。お恥ずかしながら、エリザベス・レイルという女優さんを初めて知ったんですけれども、めちゃくちゃ綺麗な人でした。あとは、「寿命がわかるアプリをダウンロードしたら呪われた」という、Jホラーあるあるの理不尽さがとても良かった。なのに、途中から悪魔的な要素が入ってきて「やっぱり海外ホラーだった!」となる。これに神父さんを巻き込んで対抗しようとするのが堪りませんね。
映画「FALL/フォール」あらすじ・感想│地上600メートルのリアルに胃の奥がヒュッとする絶望
映画「Fall/フォール」の感想です。高所恐怖症絶対要注意! な作品。私は高所恐怖症なんですけれども、眼下が映し出されるたび、内臓がヒュッとする感覚を覚えながら観ていました。もしかしたら、今までで一番「怖い!」と思ったシチュエーションスリラーかも……? とはいえ、登場人物たちにはあまり共感できず、そのへんがちょっぴり残念に感じたところ。まあ、「設定勝ち」な作品なのでアイデアはすごいし、それを丁寧に実現させる技術も本当にすごい!
映画「ハッピー・デス・デイ」あらすじ・感想│何度も何度も同じ日を繰り返す!史上最悪なタイムループ
映画「ハッピー・デス・デイ」の感想です。自己中心的でイケイケな女子大生のツリーがデス・ループに巻き込まれ、何度も同じ日を繰り返すという物語。ツリーのメンタルがとにかく強い(いろんな意味で)。自分なら2、3回目のループでメンタル崩壊しているだろうなあ……などと思いながら観ていました。とはいえ、終始ハッピーな雰囲気なので、観ているこちら側もストレスフリー! クスッと笑えるライトなホラーが観たいというときにおすすめ。
映画「鳥」あらすじ・感想│逃げても逃げても無数の鳥が襲いくる不条理ホラー
映画「鳥」の感想です。「サイコ」や「めまい」を作ったとして有名なアルフレッド・ヒッチコック監督の作品です。もちろん、こちらも名作中の名作。理由なく無数の鳥に襲われるという不条理ホラーですが、小学生だった初見時は、鑑賞以降しばらく鳥に近付けなくなるほどの恐怖でした。この時代にこの作品を作るなんて「なんだ、ただの天才か……(事実)」というお気持ち。
映画「コカイン・ベア」あらすじ・感想│ハイになったクマさんが森の中で暴れに暴れまくる!
映画「コカイン・ベア」の感想です。「ゴッリゴリのB級映画!」(※悪口ではありません)を想像していたら、予想していたよりはるかにしっかり作り込まれていて、コメディーあり、グロありの見事な作品に仕上がっていました。びっくり! ご都合主義というか、主人公補正がかかっている部分はあるものの、これはパニック映画のあるある。ちなみに、一部(序盤のほうは)実話ベースになっているらしいです。
映画「恋のミニスカ ウエポン」あらすじ・感想│主要キャラ全員可愛すぎ!気軽に観られるコメディー
映画「恋のミニスカ ウエポン」の感想です。この映画自体は知っていたんですが、タイトルを見て食わず嫌いをしていた作品でした。……が! 実際に観てみるとめちゃくちゃ面白い。なかなか他にはないロマコメでした。「女子高生版『チャーリーズ・エンジェル』」との触れ込みを何度か見ましたが、それにプラスして(ほんのちょっとですが)「スパイキッズ」のような雰囲気も感じました。ジョーダナ・ブリュースターとデヴォン青木がとても可愛い。
映画「恐竜が教えてくれたこと」あらすじ・感想│バカンス中に出会った少女と少年のひと夏の思い出
映画「恐竜が教えてくれたこと」の感想です。ツッコミどころが皆無なわけじゃないけれど、基本的にハートウォーミングなストーリー。中でも子役さんたちの演技が素晴らしくて、表情はもちろん、視線の管理までお見事でした。途中途中、身勝手なテスに苛立ちを感じることもあったけれど、テスも子どもなのだと思って見ると「仕方ないな」と思える。そんなテスに振り回されるサムがとにかく善良で、相手の立場に立って物事を考えられる想像力のある子なのがまた良かったです。
映画「担え銃」あらすじ・感想│現代に通じるチャップリンのお笑い感性
バスター・キートンとハロルド・ロイドに並ぶ三大喜劇王のひとり、チャールズ・チャップリン。 チャップリンの作品といえば「独裁者」や「モダン・タイムス」「キッド」「ライムライト」などが有名ですが、個人的には、この「担え銃」という40分ちょっとの
映画「午前2時の勇気」あらすじ・感想|一部ご都合主義だけどライトに楽しめるサスペンス
午前2時の勇気 フィルム・ノワールの初期作品です。 記憶喪失かもしれない男が、実はある事件の犯人(か関係者)かもしれない……というお話。上映時間も1時間ほどとそう長くないので、ライトに楽しめる映画だったと思います。 本記事は2024年05月
映画「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」あらすじ・感想|メインキャラが集結して大暴れ
映画「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」の感想です。今回は、怪盗キッド×平次×コナンという豪華メンバーによるストーリー。みんなそれぞれに活躍します。んでもって、内容的にも「まじっく快斗」×「YAIBA」×「名探偵コナン」(どれも青山先生の作品)という贅沢。とはいえ、正直キャラが多すぎて覚えきれなかったというのと、謎解きもやや難しく、大人の自分ですら一部理解しきれなかったところがありました。
映画「ある閉ざされた雪の山荘で」あらすじ・感想|とにかく豪華な顔ぶれが最高すぎる作品
映画「ある閉ざされた雪の山荘で」の感想です。東野圭吾の同名小説を原作とした作品。重岡大毅さんや中条あやみさん、間宮祥太朗さんなど、役者さんたちの顔ぶれがとにかく豪華です。個人的には、岡山天音さんが最&高!(完全に個人の好み)そして、森川葵さんの存在感が圧倒的。とはいえ、正直な気持ちとしては、おそらく映像より活字向けの内容だったような気もします。東野圭吾原作ということもあり、期待値を上げすぎてしまったのも原因の一つかもしれませんが。
映画「エコール」あらすじ・感想|謎が多くミステリアスな感じがまた良い雰囲気を作る良作
映画「エコール」の感想です。ある日、少女たちが共同生活を送る寄宿学校に、一人の少女がやって来た。……棺桶に入った状態で。賛否両論、そして好き嫌いに分かれそうな内容ではありますが、個人的には好きな雰囲気(世界観)でした。動く絵画を見ているかのような美しい世界。考察をしようと思えばいろいろできそうですが、とにかく見て感じて楽しむ……が正解な作品だと思います。
映画「オデッセイ」あらすじ・感想|ひとりぼっち!火星でジャガイモを食べまくって生き延びる
映画「オデッセイ」の感想です。まず、全体的に流石マット・デイモン。シナリオ上、ほとんどが一人芝居だというのにずっと安定した演技。安心感があってとても観やすいです。改めてすごい役者さんだな……と。状況的に、マット・デイモンが演じるマーク・ワトニー氏が植物学者で良かったと思わざるを得ない。というか、当然といえば当然なんですが、宇宙に行く方々はいろんなところで非常に優秀なんだなと実感しました。
映画「ネイキッド・フィアー」あらすじ・感想|なんだこれは!一周回って好きになるかもしれないサスペンス
映画「ネイキッド・フィアー」の感想です。口コミ・感想を見ると、かなりの酷評が目立つ作品。ここまで来ると逆に気になりますが、個人的には「一周回って好きかも?」という内容でした。ただ、めちゃくちゃ嫌いな人はいると思う。なにしろ、下ネタどころか、生々しい描写の連続ですからね。設定上、仕方のないことではあるんですけれども。役者さんたちの演技は安定しているので、そこは良かった。あと、設定も結構好きでした。
映画「ドント・ウォーリー・ダーリン」あらすじ・感想|フローレンス・ピューが超クールに全力疾走!
映画「ドント・ウォーリー・ダーリン」の感想です。「ミッドサマー」で一躍有名になったフローレンス・ピュー主演の作品。フローレンス・ピュー演じるアリスの夫ジャック役にはハリー・スタイルズ。二人のコンビネーションは抜群でした。それに、不穏な雰囲気の中に放り込むと、やっぱりフローレンス・ピューの存在感は圧倒的なんだなと。若く美しく献身的で、でもどこか自立心のある女性にはうってつけの役者さんでした。
映画「すずめの戸締まり」あらすじ・感想|世界は美しい!椅子になったイケメン(!)と旅する話
映画「すずめの戸締まり」の感想です。「君の名は。」や「天気の子」で知られる新海誠監督の作品。流石というべきか、映像美は他の作品に負けず劣らず。とにかく迫力があって、綺麗です。個人的には草太(椅子になったイケメン)の友人、芹澤くんが一番の推し。ダイジンは別格。こうして考えてみると、キャラクターに魅力がある作品なんだなと改めて。人や物事との「一期一会」を強く意識させられるような内容でした。
映画「ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語」あらすじ・感想|絵本×舞台を見ているかのようなお洒落な作品
映画「ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語」の感想です。ウェス・アンダーソン監督作品、ベネディクト・カンバーバッチ主演。原作はロアルド・ダールの「奇才ヘンリー・シュガーの物語」。まず、ウェス・アンダーソン監督らしいアイコニックで綺麗な色彩が特徴的です。さらに、絵本×舞台のようなある種動きの少ない独特な世界観にハマりました。とにかくお洒落……そして、早口!
映画「陰陽師0」あらすじ・感想|あの有名な安倍晴明の学生時代!完璧なキャスティングに惚れ惚れする
映画「陰陽師0」の感想です。山崎賢人さん主演作品。安倍晴明を演じた山崎賢人さんと、源博雅を演じた染谷将太さんのコンビが最高でした。ほかキャスティングも名優ぞろい。個人的には、安倍晴明といえば野村萬斎さんのイメージがあったので「どうかなあ……」という気持ちで観に行ったんですけれども、意外や意外、とても良かったです。VFXがとても素晴らしく、映像に迫力がありました。
映画「search/サーチ」あらすじ・感想|SNSを駆使して行方不明になった娘を探す父親の物語
映画「search/サーチ」の感想です。高校に通っていた娘が、ある日突然、行方不明に――。そんな行方不明になった娘の父親が、SNSを駆使して手掛かりを見つけていくお話です。SNSが盛んになってから久しく、意外とあるようでなかった物語だと思います。従来のサスペンスによくあった「足を使ってヒントを得る」のとは異なり、SNSや連絡アプリなどをうまく使っていなくなった娘を捜す。現代ならではのテーマもあり、とても観やすい作品でした。
映画「そして誰もいなくなった」あらすじ・感想|原作とはちょっぴり違う?でもやっぱり正統派サスペンス
映画「そして誰もいなくなった」の感想です。エルキュール・ポアロの生みの親、アガサ・クリスティの同名小説を映像化した作品。ラストが原作とは違うので、原作小説を読んだことがあるという人でも楽しめる内容になっています。ただ、この一部改変は好き嫌いに分かれそう。個人的には「まあまあだった」という印象でした。とはいえ、海外や日本で映像化された他の「そして誰もいなくなった」に比べると良作であると思います。
映画「エノーラ・ホームズの事件簿」あらすじ・感想|シャーロック・ホームズの妹が大活躍する物語
映画「エノーラ・ホームズの事件簿」の感想です。かの有名なシャーロック・ホームズの妹(架空)が主人公になった物語。流石シャーロックの妹(架空)なだけあって、聡明で度胸があり、逆境を跳ね飛ばす力があります。まだまだ女性への風当たりが強い時代である中、母仕込みの護身術などを駆使し、自分のやりたいようにやるエノーラ。本作はヤングアダルト向けの小説を映像化したものですが、大本の原作が原作なので、キャラに対しては解釈一致な部分とそうでない部分がありました。
映画「女神の継承」あらすじ・感想|じっとりした不気味さのジャンプスケアのバランスが良いPOVホラー
映画「女神の継承」の感想です。「哭声/コクソン」でメガホンを取ったナ・ホンジン監督が原案・プロデュースを担当した作品。当初は「哭声/コクソン」の続編として構想していたそうで、祈祷シーンに注目したいところ。タイの東北部にある小さな村には、ニムという祈祷師がいた。ニムの家系は代々女神「バヤン」の依代となっている……ということで、ニムの取材にきた撮影班。そんなとき、ニムの姪ミンが体調不良に見舞われた――。じっとりした怖さがあって、非常に面白かったです。
映画「サイコ2」あらすじ・感想|あの名作の続編!アンソニー・パーキンスがノーマン・ベイツすぎる件
映画「サイコ2」の感想です。アルフレッド・ヒッチコック監督が生み出した名作「サイコ」の続編にあたる本作。前作の事件から20年余、精神病院の閉鎖病棟に収容されていたが、精神的な問題はないとして、退院することになったノーマン・ベイツ。社会復帰の一環として、家の近くにある食堂で働きだすが……というお話。年を重ねたアンソニー・パーキンスが続投で出演し、そこにいるだけでやっぱりノーマン・ベイツすぎるのがリアルでゾクッとします。
映画「オテサーネク 妄想の子供」あらすじ・感想|とにかく気持ち悪い!でもちょっぴりコミカルな演出が◎
映画「オテサーネク 妄想の子供」の感想です。チェコの民話「オテサーネク(食人木)」を題材にしたチェコの作品。ヤン・シュヴァンクマイエル監督らしく、気持ちの悪い食事シーンとストップモーション・アニメーションを多用していました。ある日、子宝に恵まれなかったことを気に病む妻のため、夫が切り株の形を整えて「赤ん坊だよ」と持ち帰る。妻はまるで本当の我が子のように「オチーク」と名付けた切り株を可愛がり始めて……。
映画「ニューオーダー」あらすじ・感想|これは現実だ……誰も救われないリアルな怖さ
映画「ニューオーダー」の感想です。結婚パーティーの日。人生でもっとも幸せな日を迎えるはずだったマリアンに、不幸が襲いかかる。貧困層の人々が起こした暴動に巻き込まれてしまったのだ。マリアンの未来は……というお話。正直に言います。めちゃくちゃ鬱映画です。胸糞です(褒め言葉)。ただ、単なる映画にしか過ぎないと流してはいけないほどの現実を伴って、鬱々とした感覚が襲い掛かってきます。メンタルが元気なときに観るのがおすすめ。
映画「不思議惑星キン・ザ・ザ」あらすじ・感想|独特で不思議な世界観に迷い込む「クー!」
映画「不思議惑星キン・ザ・ザ」の感想です。妻にお使いを頼まれて街に出ていたマシコフは、「変なことを言っている人がいる」と学生のゲデバンに助けを求められる。その先にいたのは「自分は異星人だ。自分の星へ帰りたい」と言う男だった。それを信じられず、男が持っていた機械(装置)のボタンを押したマシコフは、ゲデバンと共にプリュク星にワープしてしまうのだった……。シュールな世界観で、社会に対する当てこすりをするような風刺作品です。
映画「ペンギン・ハイウェイ」あらすじ・感想|「お姉さん」「少年」なぜか既視感?切なくなる夏の思い出
映画「ペンギン・ハイウェイ」の感想です。毎日、世界について学んだこと、疑問に思ったことをノートに残しているアオヤマ君。頭が良く、勤勉な自分のことを「将来偉くなるだろう」と評価しているアオヤマ君の今の興味は、通っている歯科医院のお姉さんにあった。そんなある日、突如として住宅街にペンギンが現れて……という、割と突拍子もないお話。でも、誰もが「あの夏」を思い出すような、当時の純粋な気持ちが懐かしくなるような爽やかストーリーでした。
映画「ピーターラビット」あらすじ・感想|はちゃめちゃなウサギたちが可愛すぎる!心温まる優しい物語
映画「ピーターラビット」の感想です。舞台はイギリスの湖水地方。普段の不摂生がたたって倒れたマクレガーさんに代わり、マクレガーさんの甥トーマスが引っ越してくる。神経質で動物嫌いのトーマスは、自然と動物をこよなく愛する心優しい女性に出会うが、そこにはウサギ(ピーター)たちもいて……。動物が大っ嫌い!な青年とはちゃめちゃなウサギたちの攻防劇が楽しい作品です。スラップスティックコメディーっぽいドタバタ劇が見られます。
映画「メメント」あらすじ・感想|10分間しか記憶が続かない男が妻を手にかけた犯人を追いかける
映画「メメント」の感想です。「オッペンハイマー」や「テネット」「インターステラー」を手掛けたとして有名なクリストファー・ノーラン監督による、ガイ・ピアース主演の作品。記憶障害により、10分ほどしか記憶が維持できない男が、妻を手にかけた犯人に復讐するため、過去の自分が残したメモやタトゥーを頼りに捜し続ける――。流石、ノーラン監督は時間の演出が圧倒的にうまいと再確認できる名作です。
映画「Melanie Martinez: K-12」あらすじ・感想|メラニー・マルティネスのダークでキュートな長尺MV
映画「Melanie Martinez: K-12」の感想です。アメリカ出身のシンガーソングライター、メラニー・マルティネスのCD(アルバム)「K-12」の世界観を映像化した作品。監督、脚本共にメラニー・マルティネスが担当。もちろん主演もメラニー自身が務めています。映画というより長めのMVという感じで、ダークでキュートな世界観はメラニーのMVそのもの。思春期ならではの繊細さやボディシェイミングについてなど、メッセージ性もあります。
映画「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」あらすじ・感想|バリー・コーガンの見事な怪演に恐怖
映画「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」の感想です。コリン・ファレル主演のトンデモナイ話(復讐譚)。地位のある心臓外科医、スティーブンは美しい妻と健康な二人の子どもに恵まれて、郊外の大きな邸で暮らしていた。そんなある日、スティーブンは知り合いだという少年マーティンを家族に紹介する。家族の崩壊はそこから始まるのだった……。日常が徐々に浸食され、気がついたらあっという間に相手の手の中にある気味の悪さが感じられます。正直、後味はかなり悪いです。
映画「ティル・デス」あらすじ・感想|こんなのいらない!夫から妻へのドキドキサプライズ
映画「ティル・デス」の感想です。仮面夫婦だったエマとマーク。ある年の結婚記念日、サプライズと称してエマをレイクタウンのバカンスへと招待したマークは、エマに「結婚生活をやり直したい」と告げる。しかし、その翌朝、マークは……というシチュエーションスリラー。シンプルなストーリーで理解しやすく、ところどころ謎なカ所は残っているものの、基本的には頭を使わないで観られる作品(褒め言葉)です。
映画「キャスト・アウェイ」あらすじ・感想|トム・ハンクスの名演技!たったひとり無人島で過ごす4年間
映画「キャスト・アウェイ」の感想です。トム・ハンクス主演の漂流記もの(ざっくり)。アメリカの配達会社に勤めていたチャック・ノーランドは、日々時間に追われる生活を送っていた。そんなある日、仕事のために乗った飛行機が事故を起こし、墜落してしまう。生き延びたチャックが流れ着いたのは人のいない孤島で……。トム・ハンクスの名演技に、改めてすごい人だと実感させられました。
映画「キャスト・アウェイ」あらすじ・感想|トム・ハンクスの名演技!たったひとり無人島で過ごす4年間
映画「キャスト・アウェイ」の感想です。トム・ハンクス主演の漂流記もの(ざっくり)。アメリカの配達会社に勤めていたチャック・ノーランドは、日々時間に追われる生活を送っていた。そんなある日、仕事のために乗った飛行機が事故を起こし、墜落してしまう。生き延びたチャックが流れ着いたのは人のいない孤島で……。トム・ハンクスの名演技に、改めてすごい人だと実感させられました。
映画「レナードの朝」あらすじ・感想|正解は誰にもわからない……実話に基づいた現実のお話
映画「レナードの朝」の感想です。知らない人はいないというほどの有名な俳優、ロバート・デ・ニーロとロビン・ウィリアムズが(初)共演することで話題になった作品です。神経病専門の病院に赴任してきたマルコム・セイヤー医師。そこにいたのは半昏睡状態の患者たち。日々患者たちと向き合っていたセイヤー医師は、当時未認可だった薬を投与することに決めたが……というお話。つらくも、どこか愛しい気持ちになる物語でした。
映画「羊たちの沈黙」あらすじ・感想|うっとりと見惚れてしまうレクター博士の光るカリスマ性
映画「羊たちの沈黙」の感想です。FBI訓練生として、シリアルキラー「バッファロー・ビル」の捜査に参加することになったクラリス・スターリング。そこで、猟奇的な殺人に手を染めて収容されていたハンニバル・レクターと対面することになる。レクター博士と話す中で、クラリスは自身のトラウマとも向き合うことになって……というお話。紳士的な態度と残虐性とを意図的に切り替えるレクター博士の知的な振る舞いにゾッとします。
映画「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」あらすじ・感想|感動に次ぐ感動!音の使い方が素晴らしくうまい作品
映画「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」の感想です。原作漫画未読、あるいはアニメ未鑑賞でも一応楽しめる内容となっていますが、復習(予習)しておいたほうがより「ハイキュー!!」の世界に没入できます。カメラワークと音の使い方がとても上手で、まるで自分もコートに立って一緒に戦っているかのような臨場感が味わえます。私はこれを劇場で観たんですが、普段映画であまり泣かない私が、不覚にも薄っすら涙をこぼしそうになった感動作でした。
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映画「スランバーランド」の感想です。父を亡くしたニモが、父の面影を求めて夢の中を冒険するお話……なんですが! 本作における注目点は、なんといってもジェイソン・モモア。ジェイソン・モモアが演じるフリップ(曰くアウトロー)がカッコ可愛くてキュンキュンします。もちろん、ニモを演じたマーロー・バークレーもめちゃくちゃ可愛い。あまり難しいことを考えず、気軽に観られる作品でした。
映画「13日の金曜日」の感想です。オリジナル「13日の金曜日」(1980)ではなく、リメイク版の「13日の金曜日」(2009)。主演はジャレッド・パダレッキ。オリジナル版の一作目からはじまり、複数の作品がギュッと詰まったような内容でした。ちなみに、一作目のあのママンは冒頭に登場し、そのまま退場していきます。テンポが良い。グロはライトタッチな描写(いや、それでもグロが苦手な人にはおすすめできない)。
映画「SING/シング:Thriller」の感想です。たった10分間でこの満足感! マイケル・ジャクソンの楽曲「スリラー(Thriller)」に合わせてショートムービー。10分という短い時間であるにもかかわらず、起承転結がしっかりしていて非常に良かったです。ハロウィンらしくホラー味もあって、ビビッドでおどろおどろしい色使いもセンスの塊! 全体的に好きでした。
映画「ザ・ハント」の感想です。序盤から、混乱に次ぐ混乱! 主人公、いったい誰なのー!? から始まるスリラー映画です。登場人物たちの混乱がひしひしと伝わってくる演出で、没入感たっぷり。エマ・ロバーツを起用しておきながら、贅沢な使い方をしているのもとても良かったです。あとは……そう、向こう側に人がいると意識しづらいツールだからこそ、SNSの使い方には気をつけなきゃな、と改めて思ったりしました。
映画「ルー・ガルー:人狼を探せ!」の感想です。映画「レオン」(1994)で知られるジャン・レノ出演の作品。あのジャン・レノが認知症のおじいちゃんを演じています。「レオン」の時のような圧倒されるような強さはありませんが、こう、(中世では)頼りになる格好良さがあって、相変わらずキュンキュンします。内容的には、人狼ゲームを題材にしてはいるものの、フランス版ジュマンジ、という感じでしょうか。
映画「サスペリア」の感想です。「決してひとりでは見ないでください」――。そんな恐ろしすぎるキャッチコピーが有名な本作。ドキドキしつつ、部屋を暗くしてひとりで観てみましたが(ポップコーンはしっかり用意した)、個人的にはキャッチコピーほど怖くはなかった、という感想に落ち着きました。ただ、色使いが途轍もなく美しい。怖いというより、オシャレホラーという感じでした。あとは、主人公を演じたジェシカ・ハーパーがとても美しい。
映画「プラットフォーム」の感想です。話題の作品だったので、観る前に今一度口コミを調べてみたところ、評判がかなり良かったために「まあ、こんなもんか……?」な感想に落ち着いてしまいました(トホホ……)。でも、面白いは面白かった。格差(階級)社会と資本主義と、それに付随する残酷さがきっちりしっかり描かれていました。謎が謎を呼ぶ構造でありながらも、登場人物たちの心の動きは、なんとも納得感があるものでしたね。
映画「涙するまで、生きる」の感想です。ヴィゴ・モーテンセン主演の作品……はあー! ヴィゴが格好良すぎる……! と思いながら、鑑賞しました。年齢を重ね、さらに渋く、格好良くなっていく。元軍人という役柄もぴったりでした。舞台は1950年代のアルジェリア。フランスからの独立間近で、非常にピリピリしている時代ですね。ヴィゴ演じるダリュが、罪人モハメドを裁判にかけるために移送するというお話。ロードムービーです。
映画「ゾンビーバー」の感想です。かなり有名なB級ホラー(ゾンビ)映画。まあ、ゾンビといっても、人じゃないんですけどね! 今回のゾンビはビーバー。といっても、噛まれたらもちろん人にも感染するっぽい。でも、タイトルの通り、メインは対ゾンビーバー。複雑な人間関係……というか、浮気やなんやらでぎこちない雰囲気の男女がゾンビーバーに遭遇し、襲われ、混沌とした状況になっていくという面白ホラーです。
映画「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」の感想です。「ゴッドファーザー」(1972)で知られるアル・パチーノ主演の作品です。名優アル・パチーノが本作で演じるのは、なんと盲目の退役軍人フランク・スレード中佐! 改めて、アル・パチーノの演技幅の広さを思い知らされました。といっても、アル・パチーノ作品にはあまり詳しくないんですが。内容も素晴らしく、特にタンゴとスピーチのシーンは、さすが「名シーン」と言われるだけのことはありますね。
映画「ジャックは一体何をした?」の感想です。「イレイザーヘッド」(1976)や「マルホランド・ドライブ」(1997)などで知られるデヴィッド・リンチ監督の作品です。フィルム・ノワールのような短編作品。20分弱ほどなので、ちょっと空いた時間などにサクッと鑑賞できる……が、難解というより「よくわからんなあ……(褒め言葉)」な内容なので、観る人を選ぶ映画かもしれません。リンチ監督色がしっかりはっきり出ていました。
映画「キラー・ナマケモノ」の感想です。「JAWS/ジョーズ」や「コカイン・ベア」など、アニマル・パニック作品は多々あれど……今回はまさかのナマケモノ! あのスローなことで有名なナマケモノが暴れるの!? マ!? と思いつつ、観てみました。……全然ナマケていなかった。めっちゃキラー・ナマケモノだった……! 個人的には、この時代にCGでなく、あえてパペットにしたところも評価が高かったです。とっても可愛い。
映画「人狼ゲーム 夜になったら、最後」。これまで、邦画なら「人狼ゲーム」を題材にした作品を多々観てきたんですが、洋画としては初めて。VRゲーム「Werewolves Within」を映画化した作品らしいです、が……まあ、まったくの別物として考えたほうが、純粋に楽しめるでしょうね。B級ホラーやB級スリラーが好きなら、結構気に入りそうな内容。コメディーな部分では、緊張と緩和がうまく使い分けられていて良かったです。
映画「チャーリーとチョコレート工場」の感想です。ティム・バートン監督×ジョニー・デップ。マジ最強タッグやん? と改めて思わせてくれる最高の作品でした。なにより、ジョニー・デップのビジュアルが最高に良い。美しい。ミステリアス。ティム・バートン監督ならではの、ファンタジーながらもダークな世界観はやはりいつ観てもハマりますね。それでいて、観ている側をしっかりハッピーな気持ちにしてくれるのもとても好き。
映画「グスコーブドリの伝記」の感想です。もうね、いろいろと豪華&豪華な作品でした。まず、原作が童話作家の宮沢賢治でしょ、それからキャラクター原案がますむらひろしさん。それに加えて、主人公ブドリの声を演じるのは、なんと小栗旬さん! というわけで、このあたりは非常に満足度が高い。欲を言えば、俳優さんたちだけじゃなく、職業声優さんたちをもうちょっと入れてほしかったかなというところ。なににせよ、原作が読みたくなりました。
映画「ダーク・タイド」の感想です。あのハル・ベリー主演のサメ映画。B級。ハル・ベリー×サメと聞いて、うきうきわくわくしちゃった人は私だけじゃない……はず? このコラボで、面白くならないわけがないっ! なんて……思っていた……時期もありました……(地上派で鑑賞)。が。サメ映画だと思って見始めると、肩透かしを食った気分というか「違う、そうじゃない」と感じてしまうかもしれない、サメ映画っぽくないサメ映画でした。
映画「JAWS/ジョーズ」の感想です。サメ映画といえば? もちろん「JAWS/ジョーズ」! この作品、もしくは「ディープ・ブルー」なんかが真っ先に思い浮かびますよね。さして映画に興味がないという人でも、子どもの頃に地上派で観たことがある! なんていう人も多いんじゃないでしょうか? それくらい、有名なサメ映画。これ、本当に70年代の作品? なんて思えるほどに、しっかり怖いサメと演出です◎!
映画「イヌとイタリア人、お断り!」の感想です。アラン・ウゲット監督の作品。「ストップモーションアニメ、可愛い!」と思って見始めたら、思いの外重たいお話でびっくり(ただし、重たくないと駄目な類の話でもある)。戦時中の過酷な生活、労働環境、大事な人との別離、人種差別……ウゲット監督の祖父母の実体験がもとになっているというだけあって、生々しいところもある内容でした。
映画「シャーク・クルーズ」の感想です。B級サメ映画……ではなく、Z級サメ映画。クルーズ船で釣りに行ったら、人喰いザメの群れに囲まれてどうしようもなくなっちゃう人たちのお話。設定的には、王道なような、いろいろ調理しがいがありそうな余白を持っているような……。ですが、個人的には、ちょっと楽しみ方がいまいちわからなかった内容でしたね。とりあえず、恋愛要素が入ってこないのは良かった!
映画「黒いチューリップ」の感想です。追悼アラン・ドロン、ということで鑑賞。昔から、「アラン・ドロンってイケメンだなあ」とは思っていたものの、改めて見てみると本当に美しい。芸術的な美しさという感じで、うっとり見蕩れてしまいそうです。――というのはともかく、話としては、フランス革命前夜といった感じの、ちょっと不穏な空気が漂っている時代。貴族であるにもかかわらず、義賊として活動する伯爵のお話。
映画「LAMB/ラム」の感想です。アイスランドの山間部で羊飼いとして暮らしているイングヴァルとマリアの夫婦。ある日、羊の出産に立ち会うが、産まれたそれは羊ではない「何か」で……というお話ですが、基本的には考察をしまくるか、雰囲気を満喫するかで楽しむ作品です。賛否両論ありますが、映画「ミッドサマー」が好きならきっと好き。山場はないものの、終始ドキドキする雰囲気になっています。
映画「エスター ファースト・キル」の感想です。ホルモン異常により、見た目が10歳のまま成長が止まってしまった少女・リーナは、精神科の療養所に収容されていた。ある日、職員を騙し、そこから脱走したリーナは……というお話ですが、前作を鑑賞したことがある人にとってはほとんどネタバレ状態から始まります。にもかかわらず、十分楽しめる内容になっているのが◎。とても面白かったです。
映画「スクリーム2」の感想です。前作に引き続き、主人公はネーヴ・キャンベルが演じるシドニー・プレスコット。相変わらず、とばっちりで酷い目に遭います。精神的、あるいは物理的な強さを身に付けていくシドニーが見どころ。前作同様のメタ構成が素晴らしい。ホラー映画ファンだからこそ楽しめる内容になっています。
映画「スクリーム」の感想です。いまやホラーのクラシック作品となった「スクリーム」。ホラー映画のセオリーを適度に(良い意味で)茶化しつつ、ある種の理不尽さを詰め込んだ良作です。「ホラー映画を観てみたいけど、どれから手を付ければいいかわからない……」という人におすすめ。冒頭に登場するちょい役のケイシーの存在感も大きいです。
映画「ウインド・リバー」の感想です。典型的なサスペンスものでありながら、一味違うサスペンスものでもある不思議な作品でした。口コミなどを見ると「胸糞」と言われている本作。確かに「胸糞」でした。でも「良い胸糞」。アメリカが抱える社会問題に鋭く切り込んだ、皮肉的な内容がとても良かったです。賛否両論あると思いますが、主人公が過去を乗り越えるために必要な戦いでもあったんだろうなと感じました。
映画「エスケープ・ルーム2:決勝戦」の感想です。「エスケープ・ルーム」から生き延びたゾーイとベンが、「ミノス社」の企てを暴くためにマンハッタンへ向かうところから話は始まります。結構運だよりの巻き込まれ方ではありますが、それすらも「『ミノス社』の陰謀?」と思わせるような演出が面白い。前作同様、参加者たちが犠牲になっていくのはそうなんですが、痛々しくグロい描写はほとんどありません。
映画「キャリー」の感想です。スティーブン・キングの同名小説をもとにつくられた作品「キャリー」。設定や流れはデ・パルマ版とほとんど一緒なので、あっちはどうだった、こっちはどうだとどうしても比べてしまいたくなりますが、これは厳禁。雰囲気がまったく違います。デ・パルマ版と比べずに、これ単体で観るととても面白いですよ!
第一波に始まり、第二波、第三波、第四波……謎の生命体「アザーズ」による侵略は、ついに第五波に差し掛かろうとしていた、という話。主役のキャシーを演じるのは、子役時代から活躍しているクロエ・グレース・モレッツ。昔、他作品に出ていたときの彼女を知っていると、「大きくなったなあ……!」とつい親(姉兄)目線になってしまいます。
大泉洋さん主演の映画「新解釈・三國志」。賛否両論飛び交っていますが、歴史ファンでもそうでなくても楽しめる構成になっています。コメディー主体でありながらも、ある程度は史実に忠実。「論は論、何を信じるのも、どう想像するのも自分次第」というのを突き詰めています。豪華な俳優陣が見どころ。
泣けると噂の映画「STAND BY ME ドラえもん」。日本の長寿アニメ「ドラえもん」が3Dになったということで注目を集めた作品ですが、映画ファンとして思うことを書いていきます。基本的には、ドラえもんの中でいわゆる名シーンを寄せ集めた総集編のようなストーリーです。映画ファンやドラえもんファンの中では賛否両論ありそうな内容でした。
映画「メイズ・ランナー」の続編。三部作のうち第二作目です。続きもの映画の宿命といえばそうなんですが、前作に比べると中だるみ感があります。ただ、ゾンビアクションものとしてはなかなか面白い。「バイオハザード」や「ウォーキング・デッド」「アイ・アム・レジェンド」などが好きなら、きっと気に入ると思います。
特別休暇を得た水兵のふたりの話。アニメーションを融合したあたりは若干「メリー・ポピンズ」っぽく、なんとも懐かしい気分にさせられます(時代としては「メリー・ポピンズ」のほうが後だけれども)。ダイナミックなダンスと、華麗な足捌きはさすが完璧主義者のジーン・ケリーです。「私を野球につれてって」同様、フランク・シナトラとのコンビネーションは最高! シンプルなストーリーで、非常に安定感があります。
クリスマス映画として有名な映画「グレムリン」。クリスマスプレゼントとして、モグワイという不思議な生物をもらったビリー。モグワイに「ギズモ」と名前を付けて可愛がるが……というお話ですが、ホラーと(ブラック)コメディーが良い具合に融合していて、面白かったです。クリスマスの煌びやかな雰囲気が苦手な人にも観やすい作品。
タイ発祥の映画らしいワニをモチーフにしたパニック映画。B級映画が好きな人は間違いなく好きです(ただし、要注意シーンあり)。ただ、ワニがメインというわけでなく、脱出口を探すのが主になっています。そこにワニがいるという感じ。主人公とその恋人の不運&うっかりさんカップルは、人によってはイライラするかも。でも、そこも含めて楽しい映画です。
20年以上もの長きにわたり放送され続けている「科捜研の女」の劇場版。ドラマを映画化すると、大失敗するか大成功するかのどちらかだと思うんですが、個人的には「大成功!」だったのではないかなと思います。マリコさんの鈍感さと美しさ、猪突猛進さも健在。ドラマファンにはぶっ刺さります。
ディザスター・ムービーのテンプレートをギュッと詰め込んだ「サイレント・ワールド2011」。CGが途轍もなく雑だったり、謎理論が登場したりと、人によっては「これはひどい」と思ってしまうような内容がありつつも、きっとB級映画好きにはウケるはず。かなり主人公補正が効いています。逆に言えば、安心して見られるのが◎! ディザスター・ムービーは好きだけど、もうちょっとドキドキハラハラを抑えたいなんていう人におすすめです。
ジーン・ケリー主演の「私を野球につれてって」。映画そのものを知らなくても、「Take Me Out To The Ball Game」の曲は聴いたことがあるという人は多いのではないでしょうか。あの優雅なリズムとメロディーが記憶に残りますよね。「雨に唄えば」で人気のジーン・ケリーのステップは健在! 野球のルールを知らなくても楽しめる作品となっています。
子どもたちの夢や希望がたっぷり詰まったファンタジー映画。非現実的だとわかっていても、だからこそ「もしこんな世界に行けたなら」と想像したことがある人は多いのではないでしょうか? 魔法を使ったり、動物が喋ったり、現実とは違う世界に行ったり。大人
箱(リフト)の中で目を覚ましたトーマスは、名前以外すべての記憶を失っていた。そこは「グレード」と呼ばれる場所。グレードで生活する仲間たちを巻き込み、トーマスは外の世界へと脱出するため、迷宮(メイズ)を走る。頭を空っぽにして見るのに丁度良い、爽快感抜群の作品です。
SEKAI NO OWARIのFukaseさんが演技に初挑戦するということで、世間から注目を浴びた映画「キャラクター」。連続殺人鬼役を務めるFukaseさんの「どこか様子の可笑しな人」の演技がうますぎて、ゾッとする場面は数知れず。考え方はまともではないのにカリスマ性があるというのは、サイコパスの特徴のひとつかもしれませんね。