映画「リトル・ジョー」の感想です。不穏さをなんとか自分なりに考えてみたら、なんだかとても長文になってしまった。植物研究者がある新種の植物を開発したところ、その植物周辺で妙な変化が起き始めるというサイコスリラー。ほんの少しSF要素も含まれていました。美しいものには棘があるじゃないけれど、美しいものは見方を変えれば不気味でもあり。現実と妄想の境目が曖昧になっていく感じに、メンタルを削られていきました。
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NEW!映画「リトル・ジョー」あらすじ・感想|雅な気分に?観るだけで精神が削られていくスリラー映画
映画「リトル・ジョー」の感想です。不穏さをなんとか自分なりに考えてみたら、なんだかとても長文になってしまった。植物研究者がある新種の植物を開発したところ、その植物周辺で妙な変化が起き始めるというサイコスリラー。ほんの少しSF要素も含まれていました。美しいものには棘があるじゃないけれど、美しいものは見方を変えれば不気味でもあり。現実と妄想の境目が曖昧になっていく感じに、メンタルを削られていきました。
NEW!映画「ピッチ・パーフェクト」あらすじ・感想|見飽きた感はあるけどそれでも楽しめる作品だった!
映画「ピッチ・パーフェクト」の感想です。アナ・ケンドリック主演の作品。「ピッチ・パーフェクト」といえば、カップでリズムを取りながら歌う「Cups(カップス)」(Byアナ・ケンドリック)がめちゃくちゃバズっていましたね。私もあの曲、好きです。ただ、物語としては、割とありがちな展開がほとんどというか、「ステップ・アップ」や「チアーズ!」「キャンプ・ロック」みたいな青春コメディーといった感じでした。
NEW!映画「パペット大騒査線 追憶の紫影」あらすじ・感想|お馬鹿で下品!だけどパペットで緩和されている
映画「パペット大騒査線 追憶の紫影」の感想です。本作において、ラジー賞の最低女優賞を獲得したメリッサ・マッカーシー主演のコメディ作品。めっちゃお下品なので要注意。親子で観たら気まずくなること間違いなし!なシーンの連続です。元パペット警察官であり、現在は私立探偵として活動しているフィルのもとに、ひとつの依頼が舞い込んできて……というお話。下品さはあるものの、パペットの愛嬌により割と緩和されていました。
NEW!映画「君だってかわいくないよ」あらすじ・感想|可愛くなくて可愛い!好みに刺さりまくった映画
映画「君だってかわいくないよ」の感想です。アイルランド映画。エイダン・ギレン主演の作品です。刑務所に入っていたウィルだが、母親を亡くした姪ステイシーの世話をすることを条件に、刑務所から釈放されて――というお話。ウィルもステイシーも、可愛くなくて……やっぱり可愛い!憎まれ口を叩かずには会話することもできず、すれ違ったりいがみ合ったりしながらも、共同生活を送っていく。とても可愛らしいお話でした。
NEW!映画「ONE PIECE ワンピース エピソード オブ アラバスタ 砂漠の王女と海賊たち」あらすじ・感想|映画版!
映画「ONE PIECE ワンピース エピソード オブ アラバスタ 砂漠の王女と海賊たち」の感想です。個人的に、ONE PIECEのアニメ版で特に好きなところがここ「アラバスタ編」。本作は全編新作らしいので、期待半分不安半分で観てみたんですが、なんとも言えない……というのが正直なところでした。アニメとまったく同じものを期待していると、映画の尺的に物足りなく感じるかなと。ダイジェスト版としては十分でした。
NEW!映画「ボルケーノ」あらすじ・感想|VS溶岩!トミー・リー・ジョーンズ主演のディザスター映画
映画「ボルケーノ」の感想です。缶コーヒーのCMでお馴染みトミー・リー・ジョーンズ主演のディザスター・ムービー。地震や隕石の落下、気象異常などのディザスター映画はよく見かけますが、VS溶岩はなかなかお目にかかれないと思います。溶岩相手だとこうなるんだ……と面白かったです。といっても、ツッコミどころもまあまあ多く、そのたびに「そうはならんやろ!?」なんて思いながら観ていました。迫力があって良かったかな。
NEW!映画「ビーキーパー」あらすじ・感想|見ていてスカッとする!最強ステイサムが無双します
映画「ビーキーパー」の感想です。映画「MEG ザ・モンスター」や「MEG ザ・モンスターズ2」などで知られるジェイソン・ステイサム主演の作品。恩人がフィッシング詐欺に遭い、自ら命を絶ってしまった。復讐するために、アダム・クレイ(※養蜂家)が殴り込みに行く――というお話です。武器は現地調達。派手に爆破でもOKなステイサム。相変わらずステイサムが無双していて、なんだか安心します(笑)。力こそパワー!
NEW!映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」あらすじ・感想|何度観ても面白い!ゼメキス監督の最高傑作
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の感想です。映画「キャスト・アウェイ」や「フォレスト・ガンプ/一期一会」などで知られるロバート・ゼメキス監督の作品。30年前にタイムスリップしてしまったマーティが、(若かりし頃の)実の母親に惚れられてあらま大変!このままじゃ(両親に誕生するはずだった)自分が消えてしまう!どうしよー!というお話。ちなみに、悪役のビフ・タネンがとても良い味を出しています。
NEW!映画「ダイバージェント」あらすじ・感想|スッキリしない終わり方……二作目に期待したい物語
映画「ダイバージェント」の感想です。近未来。ある一定の年齢になると、人間たちは性格診断に伴い、「勇敢」「無欲」「博学」「高潔」「平和」の5つの派閥に振り分けられ、そこで生きていくことになっていた。「無欲」で育てられたベアトリスだったが、性格診断では「異端者(ダイバージェント)」と見なされる……というお話。正直、ヤングアダルト向けの映画にはありがちな展開をギュッと詰め込んだような作品……という印象でした。
NEW!映画「ライオン・キング:ムファサ」あらすじ・感想|シンバの父の物語!ムファサ、お前もか……
映画「ライオン・キング:ムファサ」の感想です。映画「ライオン・キング」(2019)の続編であり、前日譚的なお話。幼き日のムファサ(シンバパパ)が、同じく幼き日のスカー(当時はタカ)に出会い、兄弟の絆を育んでいく……。「ライオン・キング」で見られるように、結末がわかっているので、終始切なさが付きまとう物語でした。ちなみに、私は普段字幕派なのですが、本作は吹替え版もとても良かったです。素晴らしかった。
映画「スカイスクレーパー」あらすじ・感想|ロック様大活躍!高所恐怖症にはヒュッとする
映画「スカイスクレーパー」の感想です。映画「カリフォルニア・ダウン」(2015)や「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」(2017)で知られるロック様ことドウェイン・ジョンソン主演の作品。相変わらず格好良いし、安心感があります。しかも、今回は片脚が義足というハンデを背負いながらも、いつも通りの――あるいはいつも以上の大立ち回りを見せてくれました。なんならハンデを武器にしていた。すごい!
映画「ハンガー・ゲーム0」あらすじ・感想|少し長い!あのスノー大統領が出来上がった理由
映画「ハンガー・ゲーム0」の感想です。原題「Hunger Games: The Ballad of Songbirds and Snakes」に対して、邦題「ハンガー・ゲーム0」。個人的には後者のほうがしっくりくる。「今のハンガー・ゲームはこのようにして始まったよ……」的な。「ハンガー・ゲーム」シリーズのスノー大統領の過去編、つまり前日譚的な物語です。なぜ、あのスノー大統領が生まれたのか。
映画「コマンドー」あらすじ・感想│シュワちゃんの笑顔にキュン!大暴れっぷりにスカッとする
映画「コマンドー」の感想です。映画「ターミネーター」シリーズで知られる、シュワちゃんことアーノルド・シュワルツェネッガー主演の作品。格好良い! というイメージが強かったんですけれども、序盤の笑顔を見て「なにこれ、かわゆっ!」となりました。シュワちゃんの笑顔の破壊力、すごい。ちなみに、謎の武装集団にさらわれた娘を取り戻しに行くお話。シュワちゃんの筋肉美に、思わずうっとりしてしまいます。
映画「ノック 終末の訪問者」あらすじ・感想│大枠はわかるけどちょっぴり意味不明で消化不良
映画「ノック 終末の訪問者」の感想です。監督は、映画「シックス・センス」で知られるM・ナイト・シャマランの作品。ちなみに、私が本作を観ることにしたのは、「ハリー・ポッター」シリーズでロン役を務めたルパート・グリントが出演しているから。M・ナイト・シャマラン×ルパート・グリントなんて期待以外のなにものでもないじゃん!? と思って鑑賞したところ……宗教観が関わっているようで、ちょっとわかりにくかったです。
映画「ジオストーム」あらすじ・感想│やや強引ながらも……いや、演技力に強引に泣かされた
映画「ジオストーム」の感想です。映画「ロスト・フライト」や「グリーンランドー地球最後の2日間―」など、パニック映画によく登場するジェラルド・バトラー主演の作品。こちらもやっぱりパニックもの。SFディザスター・ムービーです。気象コントロールシステムが故障して、全世界各地に異常気象が発生。地球が滅亡するかも――というところで、呼び出されたのは開発者兼元総責任者のジェイクだったというお話。
映画「ロスト・フライト」あらすじ・感想|シンプル・イズ・ザ・ベスト!の脱出パニックだった
映画「ロスト・フライト」の感想です。映画「グリーンランド―地球最後の2日間―」(2020)に出演していた、ジェラルド・バトラーの主演作品。落雷の影響で緊急着陸した島が、実は反政府ゲリラに支配された島だったというお話です。ジェラルド・バトラーらしいサバイバル作品で、今回も拳&拳で戦います。今回はバディもので、ジェリーの相方が元軍人の囚人というのが、結構面白いポイントかなと思います。
映画「ソルト」あらすじ・感想|アクションに次ぐアクション!アンジーがとても美しゅうございました
映画「ソルト」の感想です。映画「Mr.&Mrs.スミス」(2005)などで知られるアンジェリーナ・ジョリー主演。アンジーの美しさが際立っている作品でした。アンジー演じる主人公(CIA勤め)が、二重スパイダと疑われるお話なんですが、まあ、スカッとするシーンは多々あれど、スッキリするラストではなかったかなという感じはします。でも、普通に面白かった。淡々と展開していく感じが結構好みでした!
映画「エイリアン」あらすじ・感想|シガニー・ウィーバーの代表作!デザインが格好良すぎる!
映画「エイリアン」の感想です。シガニー・ウィーバーの代表作のひとつですね! シガニー・ウィーバーといえばこれ! みたいな。同時に、強い女性ヒーローの先駆け的シリーズ(だと思っている)。宇宙の、逃げられない空間の中で獰猛な未知の生物に挑みます。このね、「In Space, No One Can Hear You Scream.」っていうキャッチコピーが本当に好きです。ジャケットを見る旅に興奮します。
映画「65/シックスティ・ファイブ」あらすじ・感想|SF×スリラー!恐竜も出てきてパニック!
映画「65/シックスティ・ファイブ」の感想です。アダム・ドライバー主演。映画「バービー」(2023)に出ていたアリアナ・グリーンブラットも出演しています◎。宇宙船で不時着したら、そこはなんと6,500万年前の地球(恐竜付き)だった――というお話です。といっても、タイムスリップしたわけではありません。主人公のミルズは、ソマリスという惑星の住人なので。ミルズとコアの交流も、見ていて楽しかったです。
映画「オブリビオン」あらすじ・感想│面白い?つまらない?評価が分かれそうな作品だった!
映画「オブリビオン」の感想です。映画「ミッション:インポッシブル」シリーズなどで知られるトム・クルーズ主演。地球がエイリアンに攻撃され、なんとか守り通したものの、住める場所ではなくなったため、人類は他の惑星へ移住した――そんな時代のSFストーリー。ちなみに、トム・クルーズ演じるジャックは、そんな地球で監視を続ける任務に就いている人。相変わらず超クールなアクションが見られるので、そこは良かった◎!
映画「JUNK HEAD」あらすじ・感想|すごいものを見てしまった……最高のストップモーション
映画「JUNK HEAD」の感想です。ストップモーション作品。30分の短編に始まり、長編へと……なんと、合計7年ほどもかけて「ほとんどひとりで」作り上げたというのだから驚きです。人類滅亡の危機に、ある男が地下調査の仕事に応募し、実際に地下に行くというお話なんですが……なんてシュールでダークな世界観なのでしょう。映画「不思議惑星キン・ザ・ザ」とかが好きな人は、きっと好き。そんな作品でした。
映画「ロジャー・ラビット」あらすじ・感想|もっと早く出合いたかった!トゥーンたちが大騒ぎ
映画「ロジャー・ラビット」の感想です。ディズニーキャラをはじめ、さまざまなキャラクターたち(通称:トゥーン)が共演していて、めちゃくちゃ贅沢。本作での個人的な推しは、トゥイーティーとミッキーマウスですが……主人公のロジャー・ラビットも最高な役どころでした。実写×アニメーションで、80年代にこのクオリティーだと思うと、本当にすごい。相当な労力をかけて作ったと思われるだけあり、素晴らしかったです。
映画「ミラクル・ニール!」あらすじ・感想|爆笑!ではないけどクスッと笑えるコメディー作品
映画「ミラクル・ニール!」の感想です。コメディー作品によく出演している(イメージの)サイモン・ペッグ主演。そして、監督はなんとモンティ・パイソンのテリー・ジョーンズ。地球滅亡を企てるエイリアンたちと、そのエイリアンたちによって、全知全能の力を与えられたやる気のない教師ニールのお話。エイリアンたちに声を吹き込んだのは、モンティ・パイソンのメンバーです。めちゃくちゃ豪華。そして、ストーリーも面白い。
映画「ディープ・インパクト」あらすじ・感想|最高!愛がギュッと詰まっていて泣ける物語
映画「ディープ・インパクト」の感想です。基本的には、彗星が地球に衝突するお話。だけれど、彗星が地球に衝突する(と予測される)一年ほど前から話が始まっているのが面白い。のと、一般的なSF作品よりも、ややヒューマンドラマ色が濃い。「人生最後の日に(自分が)一緒にいたいのは誰か」なんていうことを考えてしまう、素敵な作品でした。ただし、津波のシーンはダイナミックで迫力があり、ちょっとドキドキ(怖)。
映画「天使にラブ・ソングを2」あらすじ・感想│このパワフルさがたまらない!大好きな映画
映画「天使にラブ・ソングを2」の感想です。前作「天使にラブ・ソングを…」(1992)の続編。主人公デロリス再び! です。今回の舞台は修道院でなく、まさかの高校。かつての同僚(シスター)たちに頼まれて、シスターに扮し、教師として音楽を教えることになるデロリス。相変わらずパワフルで、見ているだけで元気づけられます。ちなみに、マギー・スミス演じる修道院長は、今回は最初から味方でとっても心強いです。
映画「グリンチ」あらすじ・感想│ジム・キャリー主演!恐ろしいけどクスッと笑える実写版映画
映画「グリンチ」の感想です。ドクター・スースの絵本「いじわるグリンチのクリスマス」が原作になっている映画。クリスマス映画といえば、アニメ版「グリンチ」(2018)が有名ですが、実はこちらの実写版が公開されたほうが早い。主演はジム・キャリー。さすがというべきか、映画「マスク」でそうだったように、ちょっぴり奇妙で不気味、けれどもどこかコミカルな動きをするキャラクター(グリンチ)を演じています。
映画「プラットフォーム2」あらすじ・感想│パンナコッタは出てきません!ルールのもとで生きられるか
映画「プラットフォーム2」の感想です。前作「プラットフォーム」の前日譚的お話。「明らかだ」おじさんことトリマガシも登場します。本作では、ほぼ無法地帯といってもよかった前作と異なり、厳密なルールが敷かれています。この設定だけで、前作でなぜ「ああも無法地帯と化してしまったのか?」を説明できるので、その点は本当にすごいなと。ただ、終盤はほとんど「???」だったので、好き嫌いには分かれると思いますね。
映画「セントラル・インテリジェンス C.I.A.」あらすじ・感想|ロック様があまりにヒロインすぎて面白い
映画「セントラル・インテリジェンス C.I.A.」の感想です。映画「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」や「ジュマンジ/ネクスト・レベル」とまったく同じタッグ! ロック様ことドウェイン・ジョンソンとケヴィン・ハート主演のアクションコメディーです。この2人って、本当に相性が良いんだなぁと改めて。というか、そもそもロック様とアクションコメディーの相性が良すぎる。クスクス笑いながら観られます。
映画「君たちはどう生きるか」あらすじ・感想|普通に面白い!感じたもやもやも含めて大事にしたい
映画「君たちはどう生きるか」の感想です。「よくわからなかった」「難解すぎて……」という前情報以外、何も知らずに観てみました。まあ、普通に面白かった。よくわからないのは確かにそうなんだけど、映像は綺麗だし、セルフオマージュっぽいシーンが要所要所に散りばめられている。宮崎駿監督(作品)の集大成と言われるのも頷けるなと。唯一、眞人の父親が、個人的には受け入れがたかったかなあというところでした。
映画「永遠の僕たち」あらすじ・感想|考えさせられる……囚われたふたりとひとりの日本人(幽霊)
映画「永遠の僕たち」の感想です。両親を事故で失い、自身も臨死体験をしたことがあるイーノックと、余命を宣告されたアナベル――そこに加わる、日本人特攻隊員(幽霊)ヒロシ! ベースは王道な「お涙頂戴」でありながらも、ヒロシの存在があることで、実にシュールな物語となっていました。そして、このヒロシを演じたのは日本人俳優の加瀬亮さん! 英語がお上手! でも、それ以上に、存在感がものすごかったです。
映画「グリンチ」あらすじ・感想|クリスマス映画の金字塔!嫌味だけど憎めない愛嬌のあるキャラ
映画「グリンチ」の感想です。「ホーム・アローン」や「グレムリン」に並び、クリスマス映画の代表作として挙げられることも多い作品。ドクター・スースの絵本を原作にしています。洞窟に住む捻くれ者のグリンチが、山村の村で暮らす村人たちから「クリスマス」を盗むことにしたお話。グリンチ氏は53歳と、意外とまあまあなお年。でも、やり直すには年齢など関係ない!と思わせてくれる、優しいストーリーでした。
映画「シビル・ウォー アメリカ最後の日」あらすじ・感想|最高の没入感と共に……臨場感にビビる
映画「シビル・ウォー アメリカ最後の日」の感想です。以前、かなり話題になっていた作品……ですが。いやいや、配信に来るの早くなーい!? とびっくりさせられましたです、はい。でも、気になりつつも映画館までは行けなかったので、やっと観ることができました。簡単なあらすじ+「赤サングラス怖い」ぐらいの情報しか知らなかったので、まあまあ思っていた内容と違うなと感じながらも、楽しみながら鑑賞しました。
映画「ジーパーズ・クリーパーズ」あらすじ・感想|クリーチャーのビジュアルが好みだった!B級ホラー
映画「ジーパーズ・クリーパーズ」の感想です。春休みを利用して、実家に帰省する最中の姉トリッシュと弟ダリーが、クリーチャーに狙われる話。話としては至ってシンプルで、わかりやすいのが◎! トリッシュとダリーが両者とも結構感情的で、一部共感しづらい部分があるんだけれども、でも、ふたりの混乱をよく表せていてこれはこれで良かったです。なにより、クリーチャーのビジュアルが最高に好みでした。
映画「バイオレント・ナイト」あらすじ・感想|めっちゃ面白いの見つけた!超物理のサンタクロース登場
映画「バイオレント・ナイト」の感想です。サンタクロースといえば、温厚で優しく豪快なおじいちゃん! なイメージだったんですが、良くも悪くもそのイメージをがらりと塗り替えられてしまう本作の戦うサンタ氏。サンタさんの侵入経路(!)が煙突だったり、子どもとの絆を育んだりと、しっかりクリスマス映画らしい設定はありつつ、偶然鉢合わせてしまった武装集団とガチめのバトルを繰り広げるのがたまらなく愉快で、面白いです。
映画「金の国 水の国」あらすじ・感想|きっと身近にいると優しい気持ちになれるサーラという存在
映画「金の国 水の国」の感想です。金の国アルハミトと水の国バイカリ。敵国同士の2人が偽物の夫婦を演じることにするお話。優しい。とにかく優しい。真の悪役というものが登場しないので(途中まで嫌な奴はいる)、安心して観られます。また、声優陣がとても良い。声が良すぎて、久しぶりにトキメキを感じたと思ったら、声優が神谷浩史さんでした。惚れてまうやろー! の連続でした。
映画「スランバーランド」あらすじ・感想|ジェイソン・モモアがカッコ可愛いトキメキのファンタジー
映画「スランバーランド」の感想です。父を亡くしたニモが、父の面影を求めて夢の中を冒険するお話……なんですが! 本作における注目点は、なんといってもジェイソン・モモア。ジェイソン・モモアが演じるフリップ(曰くアウトロー)がカッコ可愛くてキュンキュンします。もちろん、ニモを演じたマーロー・バークレーもめちゃくちゃ可愛い。あまり難しいことを考えず、気軽に観られる作品でした。
映画「13日の金曜日」あらすじ・感想|サクッと観られる!オリジナル「13日の金曜日」のリメイク版
映画「13日の金曜日」の感想です。オリジナル「13日の金曜日」(1980)ではなく、リメイク版の「13日の金曜日」(2009)。主演はジャレッド・パダレッキ。オリジナル版の一作目からはじまり、複数の作品がギュッと詰まったような内容でした。ちなみに、一作目のあのママンは冒頭に登場し、そのまま退場していきます。テンポが良い。グロはライトタッチな描写(いや、それでもグロが苦手な人にはおすすめできない)。
映画「SING/シング:Thriller」あらすじ・感想|短いストーリーながらも起承転結にギュッと詰め込まれている!
映画「SING/シング:Thriller」の感想です。たった10分間でこの満足感! マイケル・ジャクソンの楽曲「スリラー(Thriller)」に合わせてショートムービー。10分という短い時間であるにもかかわらず、起承転結がしっかりしていて非常に良かったです。ハロウィンらしくホラー味もあって、ビビッドでおどろおどろしい色使いもセンスの塊! 全体的に好きでした。
映画「ザ・ハント」あらすじ・感想|ブラムハウス好きにはたまらない!混乱に次ぐ混乱で面白すぎる展開
映画「ザ・ハント」の感想です。序盤から、混乱に次ぐ混乱! 主人公、いったい誰なのー!? から始まるスリラー映画です。登場人物たちの混乱がひしひしと伝わってくる演出で、没入感たっぷり。エマ・ロバーツを起用しておきながら、贅沢な使い方をしているのもとても良かったです。あとは……そう、向こう側に人がいると意識しづらいツールだからこそ、SNSの使い方には気をつけなきゃな、と改めて思ったりしました。
映画「ルー・ガルー:人狼を探せ!」あらすじ・感想|ブラックコメディーにクスッとしてしまうファンタジー
映画「ルー・ガルー:人狼を探せ!」の感想です。映画「レオン」(1994)で知られるジャン・レノ出演の作品。あのジャン・レノが認知症のおじいちゃんを演じています。「レオン」の時のような圧倒されるような強さはありませんが、こう、(中世では)頼りになる格好良さがあって、相変わらずキュンキュンします。内容的には、人狼ゲームを題材にしてはいるものの、フランス版ジュマンジ、という感じでしょうか。
映画「サスペリア」あらすじ・感想|ほんのちょっとのグロさと!芸術的な演出が光るイタリア映画の名作
映画「サスペリア」の感想です。「決してひとりでは見ないでください」――。そんな恐ろしすぎるキャッチコピーが有名な本作。ドキドキしつつ、部屋を暗くしてひとりで観てみましたが(ポップコーンはしっかり用意した)、個人的にはキャッチコピーほど怖くはなかった、という感想に落ち着きました。ただ、色使いが途轍もなく美しい。怖いというより、オシャレホラーという感じでした。あとは、主人公を演じたジェシカ・ハーパーがとても美しい。
映画「プラットフォーム」あらすじ・感想│資本主義や格差社会を表したスリラー?面白い?つまらない?
映画「プラットフォーム」の感想です。話題の作品だったので、観る前に今一度口コミを調べてみたところ、評判がかなり良かったために「まあ、こんなもんか……?」な感想に落ち着いてしまいました(トホホ……)。でも、面白いは面白かった。格差(階級)社会と資本主義と、それに付随する残酷さがきっちりしっかり描かれていました。謎が謎を呼ぶ構造でありながらも、登場人物たちの心の動きは、なんとも納得感があるものでしたね。
映画「涙するまで、生きる」あらすじ・感想|ヴィゴ・モーテンセン主演!渋くてとっても魅力的な主人公を演じる
映画「涙するまで、生きる」の感想です。ヴィゴ・モーテンセン主演の作品……はあー! ヴィゴが格好良すぎる……! と思いながら、鑑賞しました。年齢を重ね、さらに渋く、格好良くなっていく。元軍人という役柄もぴったりでした。舞台は1950年代のアルジェリア。フランスからの独立間近で、非常にピリピリしている時代ですね。ヴィゴ演じるダリュが、罪人モハメドを裁判にかけるために移送するというお話。ロードムービーです。
映画「ゾンビーバー」あらすじ・感想|見ごたえ抜群!?意外としっかり作り込まれたお馬鹿なB級ホラー
映画「ゾンビーバー」の感想です。かなり有名なB級ホラー(ゾンビ)映画。まあ、ゾンビといっても、人じゃないんですけどね! 今回のゾンビはビーバー。といっても、噛まれたらもちろん人にも感染するっぽい。でも、タイトルの通り、メインは対ゾンビーバー。複雑な人間関係……というか、浮気やなんやらでぎこちない雰囲気の男女がゾンビーバーに遭遇し、襲われ、混沌とした状況になっていくという面白ホラーです。
映画「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」あらすじ・感想|アル・パチーノの渋い魅力に惹きつけられる!
映画「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」の感想です。「ゴッドファーザー」(1972)で知られるアル・パチーノ主演の作品です。名優アル・パチーノが本作で演じるのは、なんと盲目の退役軍人フランク・スレード中佐! 改めて、アル・パチーノの演技幅の広さを思い知らされました。といっても、アル・パチーノ作品にはあまり詳しくないんですが。内容も素晴らしく、特にタンゴとスピーチのシーンは、さすが「名シーン」と言われるだけのことはありますね。
映画「ジャックは一体何をした?」あらすじ・感想|まあ、リンチ作品だもんな……と納得(?)させられる短編映画
映画「ジャックは一体何をした?」の感想です。「イレイザーヘッド」(1976)や「マルホランド・ドライブ」(1997)などで知られるデヴィッド・リンチ監督の作品です。フィルム・ノワールのような短編作品。20分弱ほどなので、ちょっと空いた時間などにサクッと鑑賞できる……が、難解というより「よくわからんなあ……(褒め言葉)」な内容なので、観る人を選ぶ映画かもしれません。リンチ監督色がしっかりはっきり出ていました。
映画「キラー・ナマケモノ」あらすじ・感想|パペットなナマケモノが超可愛い!キュンとするB級ホラー
映画「キラー・ナマケモノ」の感想です。「JAWS/ジョーズ」や「コカイン・ベア」など、アニマル・パニック作品は多々あれど……今回はまさかのナマケモノ! あのスローなことで有名なナマケモノが暴れるの!? マ!? と思いつつ、観てみました。……全然ナマケていなかった。めっちゃキラー・ナマケモノだった……! 個人的には、この時代にCGでなく、あえてパペットにしたところも評価が高かったです。とっても可愛い。
映画「人狼ゲーム 夜になったら、最後」あらすじ・感想|期待そこそこに観ると普通に楽しめるB級ホラー
映画「人狼ゲーム 夜になったら、最後」。これまで、邦画なら「人狼ゲーム」を題材にした作品を多々観てきたんですが、洋画としては初めて。VRゲーム「Werewolves Within」を映画化した作品らしいです、が……まあ、まったくの別物として考えたほうが、純粋に楽しめるでしょうね。B級ホラーやB級スリラーが好きなら、結構気に入りそうな内容。コメディーな部分では、緊張と緩和がうまく使い分けられていて良かったです。
映画「チャーリーとチョコレート工場」あらすじ・感想|ティム・バートン×ジョニー・デップの鉄板タッグ!
映画「チャーリーとチョコレート工場」の感想です。ティム・バートン監督×ジョニー・デップ。マジ最強タッグやん? と改めて思わせてくれる最高の作品でした。なにより、ジョニー・デップのビジュアルが最高に良い。美しい。ミステリアス。ティム・バートン監督ならではの、ファンタジーながらもダークな世界観はやはりいつ観てもハマりますね。それでいて、観ている側をしっかりハッピーな気持ちにしてくれるのもとても好き。
映画「グスコーブドリの伝記」あらすじ・感想|宮沢賢治×ますむらひろしの豪華タッグで可愛いネコちゃん登場
映画「グスコーブドリの伝記」の感想です。もうね、いろいろと豪華&豪華な作品でした。まず、原作が童話作家の宮沢賢治でしょ、それからキャラクター原案がますむらひろしさん。それに加えて、主人公ブドリの声を演じるのは、なんと小栗旬さん! というわけで、このあたりは非常に満足度が高い。欲を言えば、俳優さんたちだけじゃなく、職業声優さんたちをもうちょっと入れてほしかったかなというところ。なににせよ、原作が読みたくなりました。
映画「ダーク・タイド」あらすじ・感想|サメ映画というより遭難映画?キャストはめちゃくちゃ豪華
映画「ダーク・タイド」の感想です。あのハル・ベリー主演のサメ映画。B級。ハル・ベリー×サメと聞いて、うきうきわくわくしちゃった人は私だけじゃない……はず? このコラボで、面白くならないわけがないっ! なんて……思っていた……時期もありました……(地上派で鑑賞)。が。サメ映画だと思って見始めると、肩透かしを食った気分というか「違う、そうじゃない」と感じてしまうかもしれない、サメ映画っぽくないサメ映画でした。
映画「JAWS/ジョーズ」あらすじ・感想|迫力満点のサメが格好良い!さすがすぎるサメ映画の金字塔
映画「JAWS/ジョーズ」の感想です。サメ映画といえば? もちろん「JAWS/ジョーズ」! この作品、もしくは「ディープ・ブルー」なんかが真っ先に思い浮かびますよね。さして映画に興味がないという人でも、子どもの頃に地上派で観たことがある! なんていう人も多いんじゃないでしょうか? それくらい、有名なサメ映画。これ、本当に70年代の作品? なんて思えるほどに、しっかり怖いサメと演出です◎!
映画「イヌとイタリア人、お断り!」あらすじ・感想|ストップモーションで可愛く進むちょっぴり重いお話
映画「イヌとイタリア人、お断り!」の感想です。アラン・ウゲット監督の作品。「ストップモーションアニメ、可愛い!」と思って見始めたら、思いの外重たいお話でびっくり(ただし、重たくないと駄目な類の話でもある)。戦時中の過酷な生活、労働環境、大事な人との別離、人種差別……ウゲット監督の祖父母の実体験がもとになっているというだけあって、生々しいところもある内容でした。
映画「シャーク・クルーズ」あらすじ・感想|ヒーローらしいヒーローが不在のまま進行するZ級サメ映画
映画「シャーク・クルーズ」の感想です。B級サメ映画……ではなく、Z級サメ映画。クルーズ船で釣りに行ったら、人喰いザメの群れに囲まれてどうしようもなくなっちゃう人たちのお話。設定的には、王道なような、いろいろ調理しがいがありそうな余白を持っているような……。ですが、個人的には、ちょっと楽しみ方がいまいちわからなかった内容でしたね。とりあえず、恋愛要素が入ってこないのは良かった!
映画「黒いチューリップ」あらすじ・感想|一人二役を演じるアラン・ドロンが美男子すぎてドキドキする
映画「黒いチューリップ」の感想です。追悼アラン・ドロン、ということで鑑賞。昔から、「アラン・ドロンってイケメンだなあ」とは思っていたものの、改めて見てみると本当に美しい。芸術的な美しさという感じで、うっとり見蕩れてしまいそうです。――というのはともかく、話としては、フランス革命前夜といった感じの、ちょっと不穏な空気が漂っている時代。貴族であるにもかかわらず、義賊として活動する伯爵のお話。
映画「ハッピー・デス・デイ」シリーズまとめ|別々に観ても大丈夫?それぞれのあらすじも一緒に紹介
映画「ハッピー・デス・デイ」シリーズまとめです。「ザ・スイッチ」(2020)などで知られるクリストファー・ランドン監督による作品です。一作目は完全にコメディーホラー、二作目はホラーよりSF色が強くなっています。なので、個人的には一作目のほうが好み(とはいえ、二作目は二作目で良いところも多い)。なんといっても、メンタル強めのツリーちゃんの行動力と、多種多様なループパターンを見ているだけでめちゃくちゃ楽しくなりますよ!
映画「セーヌ川の水面の下に」あらすじ・感想|皮肉たっぷりで◎!トライアスロン大会間近のセーヌ川に巨大ザメ
映画「セーヌ川の水面の下に」の感想です。「セーヌ川の(以下略)」となっていますが、英語のタイトルは「Under Paris」(原題は「Sous la Seine」だけど!)。つまり「パリの下で」。日本語としての語感は「セーヌ川の(以下略)」のほうがしっくり来るような気がするものの、内容に合っているのは「Under Paris(パリの下で)」ですね。内容といい、公開タイミングといい、フランスらしい皮肉さが詰まっていました。
映画「デイ・アフター・トゥモロー」あらすじ・感想|ちょっと現実味を帯びてきたディザスター・ムービー
映画「デイ・アフター・トゥモロー」の感想です。デニス・クエイドと、若かりし頃のジェイク・ギレンホールが主演のディザスター・ムービーです。私が本作を初鑑賞した(高校生)当初は完全にまるっとフィクションとして観ていたんですが、近年の異常気象&暑さから考えると、実は徐々に現実に近付いているんじゃないかと思いますね(怖い)。デニス・クエイドとジェイク・ギレンホールのコンビも最高で、内容含め、余すところなく楽しめます。
映画「ぶあいそうな手紙」あらすじ・感想│今だからこそわかる!手書きの手紙だからこそ伝わる心からの言葉
映画「ぶあいそうな手紙」の感想です。ブラジル発のヒューマンドラマ。70代後半の独居老人と、20代前半の女性が織りなすハートウォーミングな物語……なんですが、個人的にはちょっと物足りないというか、モヤモヤした部分が残る内容でした。なんというか、雰囲気はとっても好きなんだけど、あまり共感はできなかったというか。――とはいえ、デジタル化の進んだ今だからこそわかる、手紙ならではの良さみたいなものは感じられました。
映画「ザ・ロストシティ」あらすじ・感想|LOVE!ちょっとお間抜けなチャニング・テイタムに胸キュン!
映画「ザ・ロストシティ」の感想です。「ステップ・アップ」や「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」で知られるチャニング・テイタムの出演作。ヒロインはあの大女優サンドラ・ブロック……なんですが! これがまた、めちゃくちゃ美しい! 結構ガッツリ恋愛要素が入っていたので、お幾つなんだろうと調べてみたら、現在のサンドラ・ブロックは59歳。つまり、本作の撮影時点でも56、7歳ぐらいだったということ。魅力的すぎて驚きました。憧れる!
映画「パニック・マーケット」あらすじ・感想|意外としっかりしたストーリーのザ・B級サメパニック!
映画「パニック・マーケット」の感想です。
映画「ゴースト・シャーク」あらすじ・感想|少しの水、それさえあればいい――笑えるトンデモサメパニック
映画「ゴースト・シャーク」の感想です。B級サメ映画ファンたちの間では、もはやネタと化しているサメパニックです。それもそのはず。「ゴースト・シャーク」というタイトルの通り、サメが幽霊になって襲ってくるあたりまでは「まあ、そういうこともある(?)か……」で済むものの、このサメが、水さえあればどこにでも現れるというチート能力持ち。さらに、魔術要素まで出てくるという、驚きの展開を迎えます。
映画「チアーズ!」あらすじ・感想|恋にチアに大忙し!一生懸命なキルスティン・ダンストがとってもキュート
映画「チアーズ!」の感想です。子役出身のキルスティン・ダンスト主演の作品。かなり個人的なことなんですが、私がダンスムービーにハマったきっかけの作品でもあります。ザ・アメリカの高校生という感じがするのは言わずもがな、このキラキラしている雰囲気がとても好きでした。あと、キルスティン・ダンストはどの角度から見ても可愛く美しい。エンターテインメント性の高いライトな内容に仕上がっています。
映画「友だちのうちはどこ?」あらすじ・感想|アッバス・キアロスタミ監督の名作!友達の家を探す大冒険
映画「友だちのうちはどこ?」の感想です。イラン産のヒューマンドラマ映画。隣の席の男の子のノートを間違えて持って帰って来てしまった少年の話です。イラン情勢にはあまり詳しくないんですけれども、この時代は(おそらく)検閲も相当厳しかっただろうに、子どもの視点に置き換えることでメタファー的に国のあり方を皮肉っている感じがします。内容としても、大人たちがとにかく理不尽で胃の奥がキリキリ痛むようでした。
映画「きみに読む物語」あらすじ・感想|大人気の王道ロマンス!出会うべくして出会ったふたりの恋物語
映画「きみに読む物語」の感想です。巷で大人気のロマンス映画「きみに読む物語」。本作でライアン・ゴズリングにハマったという人は多いのではないでしょうか? まあ、格好良かったですよね(でも、個人的には「ラ・ラ・ランド」のライアン・ゴズリング推し)! 出会うべくして出会ったふたりという感じで、住む世界が違うふたりの大恋愛。確かに良かった。胸が苦しくて、でも幸せな気持ちになる。でも、正直、とても好きというわけではなかった作品でした。
映画「丘の上の本屋さん」あらすじ・感想|老人と移民の少年の交流――優しい気持ちになれるイタリア映画
映画「丘の上の本屋さん」の感想です。古本屋を営む老人と移民の少年が交流するハートウォーミングなストーリー。老人の言葉は、少年よりもずっと長く生き、いろんな経験を積んでいるだけに一部説教くさくもあるんだけど、それがまた良い味を出しています。出てくる本のタイトルも、「星の王子さま」や「白鯨」「ドン・キホーテ」など、誰でも耳にしたことがあるようなものばかり。本っていいなと改めて思わされます。
映画「ALONE アローン」あらすじ・感想|一歩でも動けば即エンド……砂漠で孤独と戦う兵士の物語
映画「ALONE アローン」の感想です。自身に課されたミッションに失敗し、仲間と共になんとか敵の攻撃から逃れるも、砂漠のど真ん中で地雷を踏んでしまうというお話。例えば「FALL/フォール」のように、限られた場所でどうにかしなければいけないというのが特徴と言えるシチュエーションスリラーですが、その最たる状況と言っていいかもしれない本作。――その場から一歩も動けないという無理ゲーでした。
映画「ベン・ハー」あらすじ・感想|わかりやすいシンプルなストーリー!ちょっとライトタッチなベン・ハー
映画「ベン・ハー」の感想です。2016年版のほう。名作とされている4時間の「ベン・ハー」に対して、こちらは2時間ほどしかないので、人間関係含めさまざまな描写が、比較的ライトタッチに描かれていると思います。なので、悪く言えば物足りない、良く言えば気軽に観やすいといった感じ。個人的には、これはこれで結構好きでした。一部わかりづらいところがありつつも、シンプルなストーリーで良かったです◎
映画「スタンド・バイ・ミー」あらすじ・感想|生きるとは何か?単なるひと夏の冒険ではない少年たちの経験
映画「スタンド・バイ・ミー」の感想です。言わずと知れた名作。「少年たちの一夏の冒険」として語られることも多い本作ですが、個人的には、それは後から付いてきたもので、実際には「生と死」(=生きるということ)を考えさせる作品だったんじゃないかと思っています。少年たちの当初の目的「死体探し」がそのまんまテーマになっているような。こう、少年たちの関係が結構リアルで、自分の子どもの頃を思い返したりしながら改めて観てみました。
映画「ディープ・ブルー2」あらすじ・感想|期待大のサメパニック!前作の評価は超えられなかったか……
映画「ディープ・ブルー2」の感想です。「ジョーズ」と並び、サメ映画の代表作とされる「ディープ・ブルー」の続編ということもあり、かなり期待値が高かった作品ですが、正直、続編だからこそ「平凡」という印象になってしまったサメ映画でした。数ある他のサメ映画たちに埋もれてしまいそうというか。なかなか面白いんだけれども、前作に比べると……と。期待しすぎずに観れば、B級映画的な感じで楽しめるかもしれない作品。
映画「名探偵コナン ベイカー街の亡霊」あらすじ・感想|色褪せない魅力!他の劇場版作品とは毛色が違う作品
映画「名探偵コナン ベイカー街の亡霊」の感想です。堂々と胸を張って言える。「数ある素晴らしい名探偵コナンの劇場版の中でも、過去一に素晴らしい作品です!(ドヤァ)」。……と、いうわけで、私の中では一番好きな名探偵コナン(劇場版)です。他の作品と比べても、ちょっと毛色が違う感じですねコナンは人間やめてないし(?)派手な爆発などもないけど、地味ながらも泥くさくコナンたちが頑張る様子が好きです。
映画「ダブルヘッド・ジョーズ」あらすじ・感想|ザ・B級映画!雑な展開がありつつも意外とリアルなサメ肌
映画「ダブルヘッド・ジョーズ」の感想です。タイトルに「ジョーズ」というワードが含まれていることから、なんとなく想像できるかもしれませんが、サメ映画です。内容は、ザ・B級という感じ。ちなみに、原題は「2-Headed Shark Attack」で、「ジョーズ」には掠りもしていません。そして、はい。原題にも(邦題にも!)ある通り、双頭のサメが暴れまくる内容になっています。怖いネ!
映画「大地と白い雲」あらすじ・感想|内モンゴルの美しい風景――都会に憧れる夫とこのままでいたい妻のすれ違い
映画「大地と白い雲」の感想です。中国発のヒューマンドラマ。都会に憧れ、妻には言わずたびたび街に行ってしまう夫と、このままここで暮らしたいと願う妻のすれ違い――。一見「まあ、仕方ないよな。価値観の違いだし」と思えるすれ違いではあるんですが、個人的には、すれ違いよりもはるかに夫の身勝手さが目についてしまいました。とはいえ、モンゴルの風景がめちゃくちゃ綺麗で、ぜひとも劇場で観たかったと思いましたね。
映画「マディのおしごと 恋の手ほどき始めます」あらすじ・感想|ジェニファー・ローレンスの体当たりな演技
映画「マディのおしごと」の感想です。「ハンガー・ゲーム」で知られるジェニファー・ローレンス主演の作品。「ハンガー・ゲーム」に負けず劣らず、かなり体当たりな演技でした。この年齢差はどうなの? というのはもちろんあるし、両親イカれてんなァ! というのもあるんだけど、マディの生き方に共感してしまうところもあって、意外と楽しく観られました。ジェニファー・ローレンス演じるマディがハチャメチャすぎて良い。
映画「シンデレラ・ストーリー」あらすじ・感想|ヒラリー・ダフが最高にキュートな学園ラブストーリー
映画「シンデレラ・ストーリー」の感想です。ヒラリー・ダフ主演のキュートな恋愛映画です。ちなみに、私がヒラリー・ダフにハマったきっかけの作品でもある。父親が経営していたダイナーで、ローラースケートで滑りながら働く様子がめちゃくちゃに格好良く見えて、小さい頃に買ってもらった自分のローラースケートを出してきて眺めたものです。まさに「シンデレラ・ストーリー」というタイトルがぴったりな内容になっていました。
映画「ハロウィン・キラー!」あらすじ・感想|タイムトラベルで母を救え!80年代を痛烈に描いたホラー
映画「ハロウィン・キラー!」の感想です。Amazon Prime Videoにて鑑賞。軽い気持ちで見始めたらば(?)、意外と好きな作品でラッキーでした。「スクリーム」や「ハッピー・デス・デイ」といったホラーコメディーが好きな人には刺さりそうな内容と雰囲気。タイムトラベル系ですが、そう遠い昔に飛ぶわけではないので、主人公の女の子がジェネレーションギャップに戸惑うシーンが個人的には結構好み。
映画「ニモーナ」あらすじ・感想|教育とは?差別とは?うるっときてしまうニモーナの過去と感情
映画「ニモーナ」の感想です。クロエ・グレース・モレッツが主人公ニモーナの声を務めた本作。クロエちゃん目当てで見始めたはずの作品でしたが、気付けば「ニモーナ」の世界にどっぷり浸かっていました。差別とは、LGBTとはなど、さまざまな社会問題が根底にはあるのでしょうけれども、それを感じさせないぐらい自然な描写で感心してしまいましたね。勝気なニモーナの隠された過去と弱さみたいなものに、グッときてしまいました。
映画「MEG ザ・モンスターズ2」あらすじ・感想|頼れる男、ジェイソン・ステイサムはやっぱり最強だった
映画「MEG ザ・モンスターズ2」の感想です。「MEG ザ・モンスター」に引き続き、ジェイソン・ステイサム主演の作品。前回同様、ジェイソン・ステイサムが出ているだけでやたらと安心感がありますよね。「コイツだけは最後まで無事なはずや……」と、サメパニックとしては不思議な安心感を覚えながら鑑賞しました。ただ、個人的な感想としては、前作のほうが好きかなと。決して今作が駄目だったというわけじゃないんですが、なにしろサメ以外にもいろいろ出てくるので。
映画「YUMMY ヤミー」あらすじ・感想|ゴア表現が意外としっかりしているベルギー発のゾンビパニック!
映画「YUMMY ヤミー」の感想です。ベルギー発のゾンビパニック。私個人としては、そもそもベルギー映画に詳しいほうではないんですが、特にベルギー産のゾンビ映画なんて初めて観ましたね。思いのほか、ゴア表現がしっかりしていて驚きました。ちゃんとグロい(なので、グロが苦手な人は一部要注意)。ストーリーも一見お馬鹿っぽいんですけれども、それなりに胸糞で「ゾンビ映画最高ー!」となります。
映画「呪術召喚/カンディシャ」あらすじ・感想|圧倒的物理!元カレに復讐したくて呪術を使ってみたら
映画「呪術召喚/カンディシャ」の感想です。モロッコに伝わる都市伝説を基にした物語。ストーリー自体は「元カレにひどいことされて許せないので、都市伝説とか呪術とか別に信じちゃいなかったけど、とにかく復讐したい気持ちで実行してみた」という感じで、非常にシンプル。この、元恋人とのトラブルで、というのが、Jホラーにはありそうでないかもなと思える設定で斬新でした。肝心のカンディシャはめちゃくちゃスタイルの良い美女。
映画「インスタント・ファミリー~本当の家族見つけました~」あらすじ・感想|本物の家族愛とはなんなのか
映画「インスタント・ファミリー~本当の家族見つけました~」の感想です。子どものいない夫婦が養子を取ることを決意し、子育て経験がないのにもかかわらず、3人の子どもたちをいっぺんに受け入れなければならなくなったお話。血か、それ以外か――家族たらしめるものはいったいなんなのか。そういった根本的なことを考えさせられる物語でもあるし、単純に最後は感動します。子どもたちも生意気だけど、とっても健気。
映画「スカイハンガー」あらすじ・感想|酔った勢いで気球に乗ってみた?キプロス発のシチュエーションスリラー
映画「スカイハンガー」の感想です。キプロス発の映画自体初めて鑑賞したんですが、自分の好みには合わない作品でした(トホホ)。というのも、シチュエーションがなかなか間抜けなばかりか、登場人物たちは基本お馬鹿さん(失礼)。残念ですが、あまり感情移入ができなかったうえに、シチュエーションスリラーで必要不可欠といえる綱渡りのような緊張感もほとんどありませんでした。他のキプロス映画にはちょっと興味があります。
映画「キラーズ・セッション」あらすじ・感想|あの最高の悪役ゲイリー・オールドマンが主演……主演?
映画「キラーズ・セッション」の感想です。ゲイリー・オールドマン作品が観たくて選んでみた作品。ジャケットからもわかる通り、一応主演ということにはなっているけれど、正直、彼のポジションはよくわからなかったかなあという印象でした。設定は面白いし、ラストはまあまあ好きだった。あと、メインキャラではないし、むしろちょい役ではあるものの、ジェシカ・アルバがめちゃくちゃ可愛いかったです。
映画「MEG ザ・モンスター」あらすじ・感想|凶暴な巨大なサメと戦うジェイソン・ステイサムの安定感
映画「MEG ザ・モンスター」の感想です。ジェイソン・ステイサム主演のサメパニック映画。サメといっても、例えば「ジョーズ」のようにホホジロザメ(ホオジロザメ)がとか「ディープ・ブルー」のようにアオザメがとか、今現在も確認されている種類のサメとは異なり、太古の昔に生息していて、かつすでに絶滅してしまったと言われているメガロドンをモチーフに描いています。ジェイソン・ステイサムが出ているだけで、安心感は抜群。
映画「ザ・ビーチ」あらすじ・感想|若かりし頃のレオ様が美しすぎる!迫真の演技に惚れ惚れする
映画「ザ・ビーチ」の感想です。若かりし頃のレオ様が、超絶美男子。なんでも、あの名作「タイタニック」のあと、選びに選び抜いて出演を決めた作品だそうです。結構個性的な作品なので、好き嫌いに分かれるとは思いますが、没入感があって私は好き。レオ様の置かれた(というか、自ら飛び込んでいったという表現のほうが近いかも)環境に、「自由」あるいは「楽園」とは何かを考えさせられます。
映画「ディープ・ブルー」あらすじ・感想|サメ映画の代表作!最後の最後まで気が抜けないパニック映画
映画「ディープ・ブルー」の感想です。「有名なサメ映画は?」と聞かれたら、迷わず「ジョーズ」と答える人もいるでしょうが、もうひとつ忘れてはいけないのがこの「ディープ・ブルー」という作品です。90年代の作品らしく、一部CGが粗めなところはあるものの、気になるほどではなく、純粋にサメサメパニック(!)を楽しむことができます。設定は王道ながらも、最後の最後まで展開が読めない内容となっていました。
映画「劇場版 黒子のバスケ LAST GAME」あらすじ・感想|最強のキセキの世代+αが仲間として大集合!
映画「劇場版 黒子のバスケ LAST GAME」の感想です。漫画に始まり、アニメも大人気だった「黒子のバスケ」。主人公である黒子のバスケ愛とひたむきさは、つい熱を入れて応援したくなりますよね! そんな「黒子のバスケ」の「EXTRA GAME」を原作に、劇場版化した作品になります。黒子を含めたキセキの世代が今度は仲間として大集結。いやあ、味方になると本当に心強いメンバーばかりです。
映画「イースターナイトメア 死のイースターバニー」あらすじ・感想|日本発のイースターホラーは果たして……
映画「イースターナイトメア 死のイースターバニー」の感想です。日本発のイースターホラー。まず先に口コミを読んでみて、だいぶ酷評されていたので「いかがなもんか……」と思いながら観てみました。が、ホラーと相性の良い宗教という素材。これを、イースターがテーマだからでしょうか。多くの日本人に馴染みのない敬虔なキリスト教徒という設定にしてしまったがために、あまり感情移入できなかったという印象でした。
映画「ジュマンジ/ネクスト・レベル」あらすじ・感想|ゲームの中に違和感?ロック様再登場でキメ顔再び
映画「ジュマンジ/ネクスト・レベル」の感想です。前作「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」の続編で、スペンサーたちが再びゲームの中に戻ります。しかも、今回はおじいちゃん+おじいちゃんのお友達も参戦! 「まあ、ゲームに馴染みのないおじいちゃんが参加したら、まずはそうなるよね」などと微笑ましく思いながら鑑賞しました。なお、ロック様のキメ顔は健在。ただし、やっぱり前作はさすがに超えられなかったかなとうい印象でした。
映画「クワイエット・プレイス」あらすじ・感想|音を立てたら即アウトな極限状態で戦う家族の物語
映画「クワイエット・プレイス」の感想です。音を立てたら即アウト(=退場)の世界。極限状態にありながらも、なんとか生き延びようとする家族。正直、「この状況で妊娠!?」というようなツッコミどころはあるんですけれども、シチュエーションは悪くないうえに、クリーチャーの造形はかなり好きでした。そして、ラストあたりのエミリー・ブラントがとても格好良い。同性ながらもドキドキしてしまいました。
【洋画】キュンキュンしちゃう!高校生らしいピュアな気持ちを応援したくなる恋愛映画10選
数あるラブストーリーの中でも、高校生が主役になっている恋愛映画をいくつか挙げていきます。あの頃(高校生の頃)にしか感じられなかった胸キュンってありますよね。高校生たちの、純粋で、一途で、けれどもちょっぴりほろ苦い全力の恋愛。大人として観てみると、不安定すぎて「大丈夫か?」と心配になることもありますが、この真っ直ぐさが眩しい……!と、なんだか幸せな気持ちになるものです。
映画「天使にラブソングを…」あらすじ・感想|邦題の付け方が天才的!どの楽曲も素晴らしくテンションが上がる
映画「天使にラブソングを…」の感想です。……まず、何が言いたいかって。「日本語タイトル(邦題)の付け方のセンスよ……!(めちゃくちゃ褒めている)」ということですよね。「Sister Act」もわかりやすいタイトルだけれど、それを内容に絡めて「天使にラブソングを…」という言葉が出てくるセンスがすごい。「あ、なんだただの天才か」って感じですね。作品としても、ハッピーになれるような明るい物語なので、非常に観やすいです◎
映画「THE FIRST SLAM DUNK」あらすじ・感想|宮城リョータの過去と桜木花道の真っ直ぐな主人公らしさ
映画「THE FIRST SLAM DUNK」の感想です。原作を知っている人もそうでない人も、一様に楽しめる内容になっていた本作。個人的には日本のCGアニメがあまり好きではない(2Dに慣れ親しみすぎて、違和感を覚えてしまう)ので、正直どうかなあと思っていたのですけれども、観終わったあとには「申し訳ございませんでした!!!」と土下座したくなるほどの素晴らしさでした。
映画「清須会議」あらすじ・感想|派手な合戦シーンは一切なし!織田信長の跡継ぎは誰?後見は?
映画「清須会議」の感想です。豊臣秀吉、といえば特に歴史が好きではない人でも知っている武将の名前だと思いますが、豊臣秀吉がかつて羽柴秀吉であった頃。本能寺の変が起き、織田信長の跡目を誰にするか……というなんともピンポイントな歴史上の出来事を中心に描いています。三谷幸喜監督らしく、大泉洋さんをはじめ、役所広司さんや鈴木京香さん、妻夫木聡さんなど、豪華キャストがそろっているのが◎!
映画「ザ・デッド インディア」あらすじ・感想|どこを見てもゾンビ!人口の多いインドで大パニック
映画「ザ・デッド インディア」の感想です。アフリカでゾンビが発生した「ゾンビ大陸 アフリカン」の続編で、今度はインドでゾンビが大量発生しちゃったみたい! わー、どうしよう!? というお話。ポイントは、ロードムービー要素が強いところ(好き嫌いに分かれそう)と、主人公の男性がめちゃくちゃ普通の人であるというところ。私は結構好きでした。
映画「ハッピー・デス・デイ 2U」あらすじ・感想|またこれ!?再び悪夢のループが始まったからさあ大変!
映画「ハッピー・デス・デイ 2U」の感想です。主人公はカーターのルームメイト、ライアン……と思いきや、前作に引き続きツリーでした。登場人物はほぼほぼ同じで、マルチバースな世界観。前作に比べるとコメディー要素が強く、さらにSF要素が入っているので、前作の雰囲気を期待している人は、ちょっぴり肩透かしを食ったような気分になるかもしれません。でも、ジェシカ・ローテは相変わらず美人さんだし、流石の演技でした。
映画「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」あらすじ・感想|ロック様のキメ顔!クスッと笑えるコメディー
映画「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」の感想です。ロック様(ドウェイン・ジョンソン)主演の作品。ロビン・ウィリアムズが主演を務めた初代「ジュマンジ」に比べると、ややコメディー要素の強い内容となっています。不意打ちで「ふふっ」と笑ってしまったのが、ロック様の強味でもある「キメ顔」を披露するシーン。そして、かなり個人的な好みが反映された感想となりますが、キャストとしてニック・ジョナスが入っているのがただただ最高でした。
映画「シング・フォー・ミー、ライル」あらすじ・感想│ハッピーなミュージカル!ワニくんの甘い歌声にうっとり
映画「シング・フォー・ミー、ライル」の感想です。歌がうまいワニくんとその周辺(?)のお話……ですが、このワニくんの声を務めるのは、なんとショーン・メンデス! 歌声が甘く、そして爽やかすぎるので、最初こそワニの声として違和感を覚えましたが、一度慣れたらもうドキドキです。ちなみに、吹き替え版のワニくんの声は大泉洋さんが務めています。ほかにも、石丸幹二さんや水樹奈々さんなど、そうそうたる顔ぶれが集結!
映画「カウントダウン」あらすじ・感想│自分の余命はどのくらい?アプリでわかる寿命に抗う術はあるのか
映画「カウントダウン」の感想です。エリザベス・レイル主演。お恥ずかしながら、エリザベス・レイルという女優さんを初めて知ったんですけれども、めちゃくちゃ綺麗な人でした。あとは、「寿命がわかるアプリをダウンロードしたら呪われた」という、Jホラーあるあるの理不尽さがとても良かった。なのに、途中から悪魔的な要素が入ってきて「やっぱり海外ホラーだった!」となる。これに神父さんを巻き込んで対抗しようとするのが堪りませんね。
映画「FALL/フォール」あらすじ・感想│地上600メートルのリアルに胃の奥がヒュッとする絶望
映画「Fall/フォール」の感想です。高所恐怖症絶対要注意! な作品。私は高所恐怖症なんですけれども、眼下が映し出されるたび、内臓がヒュッとする感覚を覚えながら観ていました。もしかしたら、今までで一番「怖い!」と思ったシチュエーションスリラーかも……? とはいえ、登場人物たちにはあまり共感できず、そのへんがちょっぴり残念に感じたところ。まあ、「設定勝ち」な作品なのでアイデアはすごいし、それを丁寧に実現させる技術も本当にすごい!
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映画「リトル・ジョー」の感想です。不穏さをなんとか自分なりに考えてみたら、なんだかとても長文になってしまった。植物研究者がある新種の植物を開発したところ、その植物周辺で妙な変化が起き始めるというサイコスリラー。ほんの少しSF要素も含まれていました。美しいものには棘があるじゃないけれど、美しいものは見方を変えれば不気味でもあり。現実と妄想の境目が曖昧になっていく感じに、メンタルを削られていきました。
映画「ピッチ・パーフェクト」の感想です。アナ・ケンドリック主演の作品。「ピッチ・パーフェクト」といえば、カップでリズムを取りながら歌う「Cups(カップス)」(Byアナ・ケンドリック)がめちゃくちゃバズっていましたね。私もあの曲、好きです。ただ、物語としては、割とありがちな展開がほとんどというか、「ステップ・アップ」や「チアーズ!」「キャンプ・ロック」みたいな青春コメディーといった感じでした。
映画「パペット大騒査線 追憶の紫影」の感想です。本作において、ラジー賞の最低女優賞を獲得したメリッサ・マッカーシー主演のコメディ作品。めっちゃお下品なので要注意。親子で観たら気まずくなること間違いなし!なシーンの連続です。元パペット警察官であり、現在は私立探偵として活動しているフィルのもとに、ひとつの依頼が舞い込んできて……というお話。下品さはあるものの、パペットの愛嬌により割と緩和されていました。
映画「君だってかわいくないよ」の感想です。アイルランド映画。エイダン・ギレン主演の作品です。刑務所に入っていたウィルだが、母親を亡くした姪ステイシーの世話をすることを条件に、刑務所から釈放されて――というお話。ウィルもステイシーも、可愛くなくて……やっぱり可愛い!憎まれ口を叩かずには会話することもできず、すれ違ったりいがみ合ったりしながらも、共同生活を送っていく。とても可愛らしいお話でした。
映画「ONE PIECE ワンピース エピソード オブ アラバスタ 砂漠の王女と海賊たち」の感想です。個人的に、ONE PIECEのアニメ版で特に好きなところがここ「アラバスタ編」。本作は全編新作らしいので、期待半分不安半分で観てみたんですが、なんとも言えない……というのが正直なところでした。アニメとまったく同じものを期待していると、映画の尺的に物足りなく感じるかなと。ダイジェスト版としては十分でした。
映画「ボルケーノ」の感想です。缶コーヒーのCMでお馴染みトミー・リー・ジョーンズ主演のディザスター・ムービー。地震や隕石の落下、気象異常などのディザスター映画はよく見かけますが、VS溶岩はなかなかお目にかかれないと思います。溶岩相手だとこうなるんだ……と面白かったです。といっても、ツッコミどころもまあまあ多く、そのたびに「そうはならんやろ!?」なんて思いながら観ていました。迫力があって良かったかな。
映画「ビーキーパー」の感想です。映画「MEG ザ・モンスター」や「MEG ザ・モンスターズ2」などで知られるジェイソン・ステイサム主演の作品。恩人がフィッシング詐欺に遭い、自ら命を絶ってしまった。復讐するために、アダム・クレイ(※養蜂家)が殴り込みに行く――というお話です。武器は現地調達。派手に爆破でもOKなステイサム。相変わらずステイサムが無双していて、なんだか安心します(笑)。力こそパワー!
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の感想です。映画「キャスト・アウェイ」や「フォレスト・ガンプ/一期一会」などで知られるロバート・ゼメキス監督の作品。30年前にタイムスリップしてしまったマーティが、(若かりし頃の)実の母親に惚れられてあらま大変!このままじゃ(両親に誕生するはずだった)自分が消えてしまう!どうしよー!というお話。ちなみに、悪役のビフ・タネンがとても良い味を出しています。
映画「ダイバージェント」の感想です。近未来。ある一定の年齢になると、人間たちは性格診断に伴い、「勇敢」「無欲」「博学」「高潔」「平和」の5つの派閥に振り分けられ、そこで生きていくことになっていた。「無欲」で育てられたベアトリスだったが、性格診断では「異端者(ダイバージェント)」と見なされる……というお話。正直、ヤングアダルト向けの映画にはありがちな展開をギュッと詰め込んだような作品……という印象でした。
映画「ライオン・キング:ムファサ」の感想です。映画「ライオン・キング」(2019)の続編であり、前日譚的なお話。幼き日のムファサ(シンバパパ)が、同じく幼き日のスカー(当時はタカ)に出会い、兄弟の絆を育んでいく……。「ライオン・キング」で見られるように、結末がわかっているので、終始切なさが付きまとう物語でした。ちなみに、私は普段字幕派なのですが、本作は吹替え版もとても良かったです。素晴らしかった。
映画「スカイスクレーパー」の感想です。映画「カリフォルニア・ダウン」(2015)や「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」(2017)で知られるロック様ことドウェイン・ジョンソン主演の作品。相変わらず格好良いし、安心感があります。しかも、今回は片脚が義足というハンデを背負いながらも、いつも通りの――あるいはいつも以上の大立ち回りを見せてくれました。なんならハンデを武器にしていた。すごい!
映画「ハンガー・ゲーム0」の感想です。原題「Hunger Games: The Ballad of Songbirds and Snakes」に対して、邦題「ハンガー・ゲーム0」。個人的には後者のほうがしっくりくる。「今のハンガー・ゲームはこのようにして始まったよ……」的な。「ハンガー・ゲーム」シリーズのスノー大統領の過去編、つまり前日譚的な物語です。なぜ、あのスノー大統領が生まれたのか。
映画「コマンドー」の感想です。映画「ターミネーター」シリーズで知られる、シュワちゃんことアーノルド・シュワルツェネッガー主演の作品。格好良い! というイメージが強かったんですけれども、序盤の笑顔を見て「なにこれ、かわゆっ!」となりました。シュワちゃんの笑顔の破壊力、すごい。ちなみに、謎の武装集団にさらわれた娘を取り戻しに行くお話。シュワちゃんの筋肉美に、思わずうっとりしてしまいます。
映画「ノック 終末の訪問者」の感想です。監督は、映画「シックス・センス」で知られるM・ナイト・シャマランの作品。ちなみに、私が本作を観ることにしたのは、「ハリー・ポッター」シリーズでロン役を務めたルパート・グリントが出演しているから。M・ナイト・シャマラン×ルパート・グリントなんて期待以外のなにものでもないじゃん!? と思って鑑賞したところ……宗教観が関わっているようで、ちょっとわかりにくかったです。
映画「ジオストーム」の感想です。映画「ロスト・フライト」や「グリーンランドー地球最後の2日間―」など、パニック映画によく登場するジェラルド・バトラー主演の作品。こちらもやっぱりパニックもの。SFディザスター・ムービーです。気象コントロールシステムが故障して、全世界各地に異常気象が発生。地球が滅亡するかも――というところで、呼び出されたのは開発者兼元総責任者のジェイクだったというお話。
映画「ロスト・フライト」の感想です。映画「グリーンランド―地球最後の2日間―」(2020)に出演していた、ジェラルド・バトラーの主演作品。落雷の影響で緊急着陸した島が、実は反政府ゲリラに支配された島だったというお話です。ジェラルド・バトラーらしいサバイバル作品で、今回も拳&拳で戦います。今回はバディもので、ジェリーの相方が元軍人の囚人というのが、結構面白いポイントかなと思います。
映画「ソルト」の感想です。映画「Mr.&Mrs.スミス」(2005)などで知られるアンジェリーナ・ジョリー主演。アンジーの美しさが際立っている作品でした。アンジー演じる主人公(CIA勤め)が、二重スパイダと疑われるお話なんですが、まあ、スカッとするシーンは多々あれど、スッキリするラストではなかったかなという感じはします。でも、普通に面白かった。淡々と展開していく感じが結構好みでした!
映画「エイリアン」の感想です。シガニー・ウィーバーの代表作のひとつですね! シガニー・ウィーバーといえばこれ! みたいな。同時に、強い女性ヒーローの先駆け的シリーズ(だと思っている)。宇宙の、逃げられない空間の中で獰猛な未知の生物に挑みます。このね、「In Space, No One Can Hear You Scream.」っていうキャッチコピーが本当に好きです。ジャケットを見る旅に興奮します。
映画「65/シックスティ・ファイブ」の感想です。アダム・ドライバー主演。映画「バービー」(2023)に出ていたアリアナ・グリーンブラットも出演しています◎。宇宙船で不時着したら、そこはなんと6,500万年前の地球(恐竜付き)だった――というお話です。といっても、タイムスリップしたわけではありません。主人公のミルズは、ソマリスという惑星の住人なので。ミルズとコアの交流も、見ていて楽しかったです。
映画「オブリビオン」の感想です。映画「ミッション:インポッシブル」シリーズなどで知られるトム・クルーズ主演。地球がエイリアンに攻撃され、なんとか守り通したものの、住める場所ではなくなったため、人類は他の惑星へ移住した――そんな時代のSFストーリー。ちなみに、トム・クルーズ演じるジャックは、そんな地球で監視を続ける任務に就いている人。相変わらず超クールなアクションが見られるので、そこは良かった◎!
映画「ブラック・フォン」の感想です。サスペンス×ホラー×監禁という、ありがちに思えるけれど意外となかった斬新な設定。ホラーといっても、ジャンプスケアはほとんどなく(回数が少ない)、ホラーが苦手な人にでも観やすい内容だったと思います。その中に、友情物語や少年の成長物語、兄妹の絆みたいなものも感じられます◎。原作小説を執筆したジョー・ヒルは、かの有名なスティーヴン・キングの息子です。
映画「NOPE/ノープ」の感想です。「ゲット・アウト」や「アス」などの映画で有名なジョーダン・ピール監督の作品です。先述した2作品よりややエンタメ性が強くなっているため、比較的観やすい内容であったかと思います。その中で描かれる人種差別問題。そして、搾取され、見世物になる動物たち。エンタメの中に社会問題を鋭く切り込んでいくのは、流石ジョーダン・ピール監督と言うべき素晴らしい手腕でした。
映画「アミューズメント・パーク」の感想です。モダンゾンビ映画の生みの親とも言えるジョージ・A・ロメロ監督による作品です。あらすじにも書いてある通り、本作は老人が遊園地で酷い目に遭うお話。基本的には終始鬱々した気持ちになる映画です。「子ども叱るな!いつか来た道。年寄り笑うな!いつか行く道」という言葉を思い出します。内容があまりにストレートすぎて、当時お蔵入りになっただけあり、リアルな怖さがありました。
映画「暴走機関車」の感想です。ジョン・ヴォイトとエリック・ロバーツ主演。アラスカの刑務所に収容されていた二人が脱獄し、逃亡のため乗り込んだ機関車が暴走し始めてしまうというお話。機関士が運悪く亡くなってしまうという不運。思い通りに事が運ばないことへの苛立ち。なぜか居眠りしていた女性作業員。脱獄囚二人よりよっぽど頭がおかしい刑務所の所長。暴走機関車の中で繰り広げられるヒューマンドラマも見どころです。
映画「弱虫ペダル」の感想です。漫画原作の実写版映画。原作を実写にするとなると、成功するか失敗するか二極化することが多いですよね。その点で言うと、この作品は大成功だったのではないでしょうか。キャスティングもばっちり。漫画でのメインがインターハイ本選だったところを、実写版ではインターハイ県予選にするなどの改変は見られましたが、その分自由に変えられる余裕を持たせられたように感じます。
映画「ハンティング・パーク」の感想です。不運なことに、銀行強盗に誘拐され連れ去られてしまったヴィヴィアン。目を覚ますと山奥にいたヴィヴィアンだが、そこはスナイパーがターゲットを甚振ることを楽しむ「狩り場」だった。主人公のヴィヴィアンがとにかく絶叫&絶叫&絶叫。ストーリー自体は単調なものの、犯人から逃げ惑うという緊迫感はそれなりにあります。生々しさも感じられるので、そこらへんを楽しむ作品でした。
映画「チャイルド・プレイ」の感想です。一作目にはじまり、シリーズ化した「チャイルド・プレイ」。本作は初代「チャイルド・プレイ」のリブート版です。基本的なプロット(シナリオ)は同じですが、設定が異なるのでそれなりに改変もあり。なにより、チャッキーのビジュアルがまったく違うので、ここで賛否両論ある作品に仕上がりました。殺人鬼の魂が乗り移ったわけでなく、AI人形の暴走というところも大きな違いです。
映画「ファンタスティック・プラネット」の感想です。地球ではないどこかの惑星。オム族(人類)青い肌と赤い目が特徴のドラーグ族に虐げられていた。ある日、ドラーグ人の知事の娘ティバは、ドラーグ人の子どもたちに虐められているオム族の赤ん坊を拾い、家で飼うことにした。テールと名付けられたその子は急速に成長し、やがてドラーグ族とオム族の間で争いが勃発する……というお話。かなりシュールな世界観で、好き嫌いに分かれそうではありますが、ハマる人にはハマる作品です。
映画「シックス・センス」の感想です。かつての患者に撃たれ倒れた小児精神科医のマルコム・クロウ。リハビリを経て復帰し、今度は複雑な事情を抱える少年コールの治療にあたることに。そんなコールは、どうやら「死者」が見えるようで……というお話。テンポの良い展開。コールを演じるハーレー・ジョエル・オスメントの演技力の高さ。暴れないブルース・ウィリス。美しい伏線回収。全部が全部が最高です。
映画「一分間タイムマシン」の感想です。およそ6分間の短編映画ということもあって、ちょっとした隙間時間に気軽に観ることができます。数分ほどの長さだというのに、起承転結の展開も完璧。最後にはしっかりしたオチまでついていて、見ごたえ抜群です。シンプルなストーリーも魅力のひとつと言えるでしょう。
映画「黄龍の村」の感想です。バイオレンス映画「ハングマンズ・ノット」の監督としても知られる阪元裕吾氏による作品。「ハングマンズ・ノット」に比べるとバイオレントな描写が割とライトで、アクション要素が強いので、かなり観やすい内容になっていると思います。前半と後半の雰囲気ががらりと変わるのも、さすがというところですね。まずは前情報なしで観たい作品です。
映画「ステップ・アップ」の感想です。クラシックバレエとストリートダンスが融合した新しい形のダンスが見られる作品です。ストリート系のチャニング・テイタムが超クール。ダイナミックな動きの中に感じられる洗練された雰囲気に魅了されること間違いなしです。不良高校生が熱心なバレエダンサーと出会うことで変わっていくドラマにも要注目。
映画「ドクター・スリープ」の感想です。スタンリー・キューブリック監督によるホラー「シャイニング」の続編です。前作同様、スティーヴン・キング原作のお話。舞台は、前作の「あの」事件から約40年後。キャストは異なりますが、主人公がダニーのままなので、前作を観たことがあるという人はこの世界観をすんなり受け入れられるのではないでしょうか。ただ、前作の内容を引き継ぎつつも、雰囲気はまったくの別物なので、前作のような流れを期待しているとやや肩透かしを食った気分になります。
映画「ジョジョ・ラビット」の感想です。舞台は第二次世界大戦下のドイツ。『立派な兵士』になるべく、ジョジョは日々奮闘していた。しかし、そんなある日、怪我をしたことにより訓練生から外されてしまう……シリアスとコメディーをうまい具合に取り入れた作品です。ジョジョの母親役はあのスカーレット・ヨハンソンさま。美しく可憐でちょっとお茶目、時に妖艶に、けれども一生懸命な母親でした。
映画「“それ”がいる森」の感想です。相葉雅紀さん初の主演ホラーということで、公開当初、話題になっていた本作。鑑賞した感想としては、JホラーというよりSF/特撮寄りの内容でした。「リング」や「仄暗い底から」でメガホンを取った中田秀夫監督による作品なので、どうしてもあのような雰囲気を期待してしまいがちですが、いったん忘れてゼロベースで鑑賞したほうが楽しいかもしれません。
映画「鹿の王 ユナと約束の旅」の感想です。「千と千尋の神隠し」や「思い出のマーニー」など、さまざまな有名作品に携わってきた安藤雅司氏の初監督作品。映像がめちゃくちゃ綺麗です。ただし、国家間の争いや宗教観など、かなり壮大な設定となっているだけに、映画の2時間程度だとなかなかわかりづらい内容になっています。原作も併せて読みたい作品。ヴァンの父としての物語でもあります。
映画「セブン」の感想です。モーガン・フリーマンとブラッド・ピット主演の作品。かなり胸糞ですが、最高の胸糞(褒め言葉)です。丁寧な人間描写や人格描写が魅力。開始早々スッとこの世界観に惹き込まれます。新人刑事とベテラン刑事のバディというのも胸熱。圧巻の演技力で、物語を限りなくリアルに近付けています。七つの大罪がテーマになっているのも、なかなか興味深い。(本人にとっての)正義×正義の戦いでした。
映画「ソウル・ステーション パンデミック」の感想です。映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」の前日譚としての物語になっています。ただ、「新感染 ファイナル・エクスプレス」とのつながりはあまり感じられないので、人によって好き嫌いに分かれると思います。もともとは社会派アニメーションを手掛けていたヨン・サンホ監督(「新感染 ファイナル・エクスプレス」の監督でもある)による作品ということもあり、社会風刺的な内容となっています。
映画「愛してるって言っておくね」の感想です。約12分のショートフィルム。たった10分ちょっととは思えないほどの濃縮された内容で、アメリカの銃社会に対する強いメッセージ性を持った作品です。なによりも、原題「If Anything Happens I Love You」を邦題で「愛してるって言っておくね」にしたのが秀逸。何気ない毎日をより一層大切に過ごそうと思えるような内容になっています。
映画「新感染半島 ファイナル・ステージ」の感想です。前作「新感染 ファイナル・エクスプレス」の続編です。ただし、続編といっても主人公が異なるうえに、前作とは雰囲気もまったく異なるので要注意。前作の雰囲気を期待して観ると、やや肩透かしを食った感じになります。今作は、ハリウッド映画顔負けのカーチェイスとアクションがメイン。失意の中、亡命先の香港で暮らしていた主人公が、とある事情により韓国に戻ることに……。